自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作243話 あらすじ サディだと証明する方法

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243話 アリタルとは誰なのでしょうか?

◇ある考え◇

窓を開けて、

ゆっくりお風呂に入っている間に、

香水の香りは消えていました。

真夜中に、何のために

香水をたくさん使ったのか、

侍女たちは気になっていましたが

何も聞かずに空き瓶を片付けました。

ラティルは、ベッドに腰掛けると

ギルゴールについて考えました。

 

どうすれば、ギルゴールは

自分を攻撃しないだろうか。

彼は、自分のことを

ドミスでもサディでもなく

アリタルと呼んだ。

アリタルはロードの1人。

その名前を口にした時に

泣いていたので、

悲しい思い出のある

相手なのかもしれない。

まさか、殺してしまったので、

ごめんなさいではないよね。

 

ラティルは、

何千年も生きている吸血鬼の心理を

理解しようとしました。

しかし、復活を繰り返すロードでも、

死ぬ度に記憶が消えてしまうので

うまくいきませんでした。

 

本当に親しかったのに、

殺さなければならなかったので

すまないと思っているのだろうか。

それとも、殺したくなかったのに

殺したのだろうか。

あれだけ長く生きていれば、

親しくなったロードは

自分1人だけではないだろう。

思ったよりもギルゴールは、

敵対的ではなさそうだから、

うまく利用すれば、

対抗者の味方をしないかもしれない。

 

あれこれと考えているうちに、

髪が乾いてきたので、

ラティルはベッドに横になりました。

 

なぜロードは

転生する度に記憶を失うのか。

そういえば、

最近、ドミスの夢を見ない。

もしかしたら、手すりから落ちて

死んでしまったのか。

違う、カルレインの夢の中では

ドミスが死んだのは別の場所。

 

ここまで考えて、ラティルは

ドミスが死んだ場面は、

カルレインの夢の中で見たことを

思い出しました。

夢と現実は違うことがある。

もしかしたら、カルレインの夢も

現実とは違うかもしれないと思い

ラティルは、ぱっと起き上がり、

急いでカルレインの所へ向かいました。

 

ハーレムの入口付近へ到着すると

そこから続く

回廊の手すりにもたれかかり、

タッシールが座っていました。

彼は、膝の上にノートを置いて、

空とノートを交互に見ながら、

何かを書いていました。

 

ラティルが近づくと、

タッシールは気配を感じて、

彼女の方を振り返りながら

笑いましたが、

ノートを後ろに隠したので、

ラティルは気になりました。

しかし、タッシールは

にっこり笑いながら

ラティルを見ていました。

そして、彼女が首を傾げると

彼も同じように首を傾げたので

ラティルは笑い出しました。

 

タッシールは、

ラティルが行こうとしていた

方向にある建物を眺めて、

どこへ行くのかと尋ねました。

ラティルは、

カルレインの所へ行くと

答えようとしましたが、

ふと、ある考えが思い浮かびました。

 

ラティルは、

タッシールに返事をする代わりに、

なぜ、寒い中、

彼が外へ出ているのかと尋ねました。

タッシールは、

風に当たりに来たと答えると、

新たに思いついたアイデア

一刻を争うラティルは、

タッシールの腕を何度も叩きながら

早く中に入るように急かした後、

先を急ぎました。

 

タッシールは、ぼんやりと

遠ざかる皇帝と護衛たちの

行列を眺めました。

ラティルのマントに付いている宝石が

護衛たちの持っている

明かりに照らされて輝くと、

皇帝一行が天の川を渡っているような

錯覚を起こしました。

 

タッシールは隠していたノートを

膝の上に置きました。

そこには、ラティルの顔が

描かれていました。

 

それをじっと見ていたタッシールは、

彼女は自分に

関心もなさそうだと呟いた後、

立ち上がりました。

侍従のヘイレンは、

隠れてその姿を見守っていましたが

舌打ちしながら、

タッシールに近づきました。

そして、皇帝の動線を計算して

外へ出て来たのに、会っても、

あまり皇帝の反応がなかったので

戸惑うと言って、

ため息をつきました。

そして、回廊を歩きながら、

皇帝の趣味は、

普通ではなさそうだから、

タッシールも

尻尾かヒレのようなものを

付けた方がいいのではないかと

ブツブツ言っていると、

そばにいるはずのタッシールの姿が

見えませんでした。

ヘイレンは驚いて振り返ると、

タッシールは先ほどの場所で

何か悟りを得たような顔をして

立っていました。

ヘイレンは、

タッシールが、

また、何か変な計画を

思い浮かべたのではないかと

尋ねると、彼は

「尻尾」と答えました。

 

軽く叩くだけで脱げる服を

諦めたと思ったのに。

 

ヘイレンは嘆くと、

手で顔を覆ってしゃがみこみました。

 

◇花束の贈り先◇

月楼の王子は、

彼の婚約者だった女性の

肖像画が描かれたペンダントを

眺めていました。

 

彼が支持した王子が

後継者争いに敗れると、

皇太子は、

反対派の身分の高い家柄の

未婚の子供たちを全員、

身分が低くて野心のない、

少し愚かな人と結婚させてしまい、

王子の元婚約者も、

その憂き目に遭いました。

 

王子はペンダントを両手で包み込み

額に当てると、

元婚約者の名前を呼びました。

その姿を見て、

王子が気の毒だと思った護衛は

結婚した人のことは

忘れるようにと慰めましたが、

王子は返事をせず、

目を閉じたままだったので、

護衛はイライラしながら、

ラトラシル皇帝に

敵意をむき出しにしないように。

彼女と敵対しても

一つも良いことはない。

その肖像画の女性にとっても

同じだと忠告しました。

 

王子は、兄たちが望むように、

皇帝の機嫌を取って、

ハーレムに入れるようにしろと

言うのかと、反論しました。

 

護衛は、

そのような意味で

言ったのではないと弁明した後、

なぜ、王子は、それほどまでに

ラトラシル皇帝を嫌うのかと

尋ねました。

王子は、全ての人が、

彼女を好きになる必要はないと

答えました。

 

しかし、護衛は

好きになる必要はなくても、

嫌ってはいけない。

強国の皇帝だし、月楼とも仲が良い。

感情を隠して、優しく接するのも

外交の一つだと説得しました。

けれども、王子は、

結婚を通じて王権を安定させ、

貴族の力を抑制するのが嫌だ。

ラトラシル皇帝が嫌いだし、

誰を嫌おうと自分の勝手だと

反発しました。

 

護衛はため息をつきました。

王子が、どんな感情を抱こうが、

彼の自由だけれど、

それを見せないで欲しいと

思いました。

 

その時、突然外が騒がしくなり、

王子の他の侍従が、

あたふたと中へ飛び込んで来て

片膝をついて座ると、

皇帝が大きな花束を持って、

こちらへ向かっていると、

明るい顔で叫びました。

 

王子は、なぜ、皇帝が

自分に花束を持ってくるのかと

訝しんでいると、

護衛は、

王子のことが気に入ったからだと

答えました。

そして、王子を立たせると

身なりを整えました。

王子は、まだ慌てた様子でした。

 

皇帝がどこまで来たか

確認してくると言って、

侍従が外へ飛び出すと、

戸惑っていた王子は正気を取り戻し、

ラティルのことを、

生まれつきの浮気者だと

けなしましたが、護衛は

とにかく、花を受取ったら、

お礼を言うようにと進言しました。

 

ところが、

浮かれて出て行った侍従が、

先ほどとは違い、

硬い表情で戻ってきたかと思うと

何も言い出せずに、

途方に暮れていました。

護衛が、どうしたのかと尋ねても、

侍従は王子の顔色を窺うばかりで

言葉が出て来ないので、

もどかしくなった王子は、

自ら外へ出て行きました。

侍従は青白い顔で、

王子の後を付いて行きましたが、

彼を引き留めたい様子でした。

護衛も何事かと思い、

王子の後を付いて行きました。

しかし、自分たちの所へ来る道に

皇帝の姿は見えませんでした。

その代わりに、

月楼の使節団が利用する

別の宿舎へ続く道を

皇帝の行列が歩いているのを

見つけました。

なぜ、皇帝が向こうへ行ったのかと

怪しんだ王子は、

護衛と侍従に

静かにするように合図を送ると

足音を忍ばせて、

皇帝たちがいる方へ

用心深く向かいました。

 

彼女は

王子が途中で出会って

友情を交わしたギルゴールと

向かい合って立っていました。

皇帝は大きな花束を後ろに隠し、

王子が一度も見たことない

明るい笑顔を浮かべながら、

ギルゴールに、

 

あなたと会ったことがある。

 

と告げました。

ギルゴールは、彼女の言葉に

目を大きく見開きました。

王子は眉を顰め、

あの2人は知り合いなのかと

考えていると、

皇帝はギルゴールに

花束を差し出し、彼と目が合うと

にっこり笑って、

 

これはプレゼント。

 

と言いました。

 

ラティルはタッシールと会った時に、

自分がサディであることを

ギルゴールに証明するために

初めての出会いを再現することを

思いつきました。

 

ギルゴールは、

ラティルがサディであることを

証明しろとは言ったものの、

何も期待していなかったのか

思いもよらない彼女の接近に驚き

花束を抱いたまま、

ぼんやりと立っていました。

 

その姿を見た王子の侍従は

歯ぎしりをして、

ギルゴールの悪口を言いました。

護衛も、同感でした。

けれども、彼らは、

ラティルが自分の命と平和をかけて

最も危険な野獣を

なだめているのを知りませんでした。

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ラティルがサディであることを

証明するために、

彼女とギルゴールとの

初めての出会いを

再現するというのは、

とても良いアイデアだと思いますが

護衛を連れたまま、

月楼の使節団の宿舎へ行き、

ギルゴールに花束を渡したのは

まずかったのではないかと思います。

ラティルは、

ギルゴールとのことをどうするか

ずっと悩んでいたので、

イデアが浮かんだ途端、

突っ走ってしまったのだと思いますが

こっそり隠れて、

やればよかったのにと思います。

 

ラティルが、

ギルゴールのことで

悩んでいなければ、

きっとタッシールに

関心を持ってくれたと思います。

せっかく、偶然を装って、

会う場面を作ったのに、

スルーされてしまったタッシールが

可愛そうだと思いました。

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