自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作252話 あらすじ ついに正体を明かしたゲスター

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252話 ラティルは大神官に浄化作業を提案されましたが・・・

◇美味しそうな香り◇

ラティルは、

浄化作業の方法について尋ねると

大神官は、

本格的にやったことはないけれども

お守りや聖水のようなものを

総動員してみると答えました。

以前、カルレインは、

クラインの持っていた

大神官のお守りを

盗んだことがあるし、

サーナット卿とカルレインは

大神官の治療を拒否したので、

それは、明らかに効果があると

ラティルは思いました。

 

彼女は、

やるべきか、

やらないべきか迷いました。

やると言って、

カルレインに何かあっても困るし

断るのもおかしいと思いました。

けれども、

自分がロードではなく皇帝なら、

明らかに、大神官に

やれと指示すると思いました。

けれども、浄化作業を許したら

側室の半分くらいは

いなくなりそうで心配でした。

 

ギルゴールは、

自分で何とかするだろうし、

そもそも彼は

ハーレムにいるわけではない。

血人形たちも、

湖の中に隠れると思うので

ゲスターとカルレインに

耐えられるかどうか、

聞いてみようと思いました。

けれども、その前に、

大神官に返事をするのは

避けたかったので

ラティルは、

わざと大神官の首筋に鼻を付けて

筋肉のいい香りがすると言いました。

突然の愛情的な行為に

大神官は恥ずかしくなったのか

顔を赤くして、

入浴剤を変えたと返事をしました。

 

ラティルは大神官の首筋を

舐めました。

大神官の精神を乱すために

口にした言葉でしたが

本当に美味しい香りがするようで、

特に血管が通っている所を中心に

濃い香りがしました。

ラティルは、

再び、そこを舐めると

大神官は拳を握って震えました。

その手の動きが可愛いので

ラティルは、彼に

手のひらを出すように言いました。

そして、その香りを嗅ぎましたが

今度は、花の香りがしました。

 

普通、身体の部位ごとに、

それぞれ違う香りはしないのに、

手のひらから出ているのは

花の香りで、

首筋から出ているのは、

美味しい香りでした。

入浴剤を部位別に使うはずがないので

もしかして、

喉から出ている甘い香りは血の匂いで、

それを美味しそうに感じているのかと

ラティルは考えました。

◇メラディムの感嘆◇

翌日、ラティルは

午後の業務が終わるや否や

ゲスターとカルレインを呼び、

部屋の周りに誰も来ないようにと

侍従に指示しました。 

そして、彼女は

前日のことについて尋ねると、

ゲスターは、

もう少し小さいサイズの鳥もいると

答えたので、

ラティルは、鳥の数は聞いていないと

言いました。

ゲスターは、

いつものように恥ずかしがり屋で

まともに話せない様子なので、

前日のことが

幻想のように思われましたが、

ラティルは、

彼の正体について尋ねました。

 

ゲスターな、素直に

魔術師だと答えると

カルレインは、

一文字抜いたみたいだと非難し、

血人魚も黒魔術師も

頭文字を抜かすのは

変だと思わないかと

ラティルに同意を求めました。

すると、ゲスターは、

カルレインも、以前は

自分のことを

ファイヤーと名乗っていたと

言いました。

 

ラティルは、

2人が少し言い争っているのを

見ながら

ぼんやりと頷きました。

ゲスターのことを

疑っていたけれど、

実際に彼が黒魔術師だと聞くと

変な気分でした。

 

ラティルは、

どう見ても黒魔術師に見えない

ゲスターをじっと見つめて、

彼はゾンビのようなものを

作ったりするのかと尋ねました。

ゲスターは、

ゾンビは怪物なので

黒魔術師とは関係ないと、

きっぱり否定しました。

 

ラティルは、

カリセンにいた時に

食餌鬼になった王子が、

ゾンビと一緒に現れたと話すと、

ゲスターは、

食餌鬼もゾンビも死体だから

互いに相手を攻撃しない。

でもゾンビは理性がないので

仲間になっても何もできないと

答えました。

 

ラティルは、

食餌鬼とゾンビは、

ロードの味方ではないのかと

尋ねると、ゲスターは、

ゾンビは誰の味方にもならないけれど

人間を襲うので、人から見れば、

吸血鬼もゾンビも同じだと

答えました。

そして、自分は最初から

黒魔術師になろうとしたのではなく、

本を読むことと学問が好きなので

ハマってしまったと付け加えました。

 

ゲスターの言葉に

カルレインは妙な顔をしましたが

訂正はしませんでした。

ラティルは、ゲスターが、

本当に偶然に

黒魔術師になったのかと

疑問に思いましたが、

今すぐ聞く必要はなかったので

カルレインとゲスターと

ギルゴールとメラディムが

戦った時に、

大神官が暗いオーラを感じたので

ハーレム全体を

一度浄化したいと言っているけれど

大丈夫かと尋ねました。

 

自分は暗い存在ではないから

大丈夫だと、

ゲスターは言いましたが、

カルレインは躊躇いながら

少し困ると答えました。

 

その後、ラティルは湖畔へ行き、

メラディムの名前を呼ぶと、

彼は姿を現しました。

ラティルは、

カルレインとゲスターにしたのと

同じ質問をしましたが、

彼は、一度もお守りや聖水に

触れたことがないので、

どうなるか分からないと

答えました。

 

ラティルはメラディムの許可を取って

以前、大神官にもらった御守りを

彼の腕の上に置くと、

彼の足が、

あっという間に尾びれに変わりました。

痛くはなかったけれど、

メラディムは驚き、

「すごい!」と感嘆しました。

ラティルも驚き、

お守りと彼の尾びれを

交互に見ました。

 

大神官に、

これだけの力があるのなら、

なぜ、以前は、

ロードと対抗者の戦いに

加わらなかったのか。

ロードを殺すことは

大神官の義務ではないのかと

ラティルは考えました。

 

メラディムは、

尾びれを再び人間の足の形に

変えました。

その光景が不思議なので、

ラティルは、

ぼんやりと眺めていましたが、

慌てて瞳を上に上げました。

しかし、メラディムは

人間と価値観が違うのか、

さりげなく、ズボンをはきながら

痛くはないけれど、

効果があるようなので、

浄化作業をやっている間は、

同族の者たちを連れて

水中に潜ると返事をしました。

◇クラインの怒り◇

ラティルがハーレムにやって来たと

聞いたクラインは、

彼女を探し回りましたが、

ラティルがいそうな場所に

彼女はいなかったので、

クラインは、

人通りの少ない所を中心に、

探し回りました。

 

バニルとアクシアンは、

本宮へ行った方が早い。

人がいない所へ来るということは

1人になりたいということなので

探すのは、

後にした方がいいと勧めましたが、

クラインは、

1人でいたいけれど、

1人でいたくない瞬間もあるから

その時に自分が登場すると

自信満々に言いました。

バニルとアクシアンは

互いに見つめ合いながら、

首を振りました。

彼らは、

クラインが皇帝を好きなのは

確かだけれど、

それを愛と呼べるかは曖昧だ。

けれども、

皇帝の愛と関心は

受けたがっていると思いました。

 

その時、クラインが

叫び声を上げて立ち止まりました。

バニルとアクシアンも、

彼と同じような顔をしました。

彼らの視線の先には、

皇帝が、

ズボンをはいていない

メラディムと向かい合い、

深刻に彼の話を聞いていました。

クラインは背を向けると、

その場を離れました。

そして、

醜くて、1gの礼儀もない

露出狂の魚が皇配になるなんて

あり得ないと喚きました。

 

バニルは、

まだ確定したわけではない。

側室になるかもしれないと

言いましたが、クラインは

それも嫌だと言いました。

 

クラインは、一歩一歩

歩く度に怒りが増して、

自分の部屋に到着した時は、

顔が真っ赤になっていました。

そして、ベッドに座り

歯ぎしりをすると、

自分は皇配になるつもりで

ここへやって来たのに、

あり得ないことに、皇帝は、

皇配にしてくれるどころか

次々と男を受け入れていると

不満を漏らしました。

バニルはクラインに

落ち着くようにと言いましたが、

彼は、

バニルとアクシアンの妻が

突然、2番目、3番目、

4番目の夫を連れて来ても

落ち着いていられるのかと

尋ねました。

すると、アクシアンは

自分は未婚だし、

自分の妻は皇帝でないだろうから

未来の妻と2人で豊かに暮らすと

空気の読めない発言をしたので

バニルは彼の背中を叩きました。

しかし、その言葉を最後に

クラインの怒りは爆発し

彼は、

カリセンへ帰ると叫びました。

アクシアンは、

そんなことをすれば

皇帝がクラインを

探さなくなると言いましたが、

彼は、今も探していないから

関係ないと答えると、

荷物をまとめ始めました。

 

バニルは、

アクシアンの言葉のせいで

クラインがこうなったので、

彼がこの事態を解決しろと

脅迫しました。

しかし、アクシアンは

眉を顰めるだけで、

クラインを止めませんでした。

 

なぜ、彼を止めないのかと

バニルは小声で尋ねると、

アクシアンは

以前は、

良好だったタリウムとカリセンの仲が

皇子のせいで

悪くなるかもしれないので、

我慢しろと言っていた。

でも、今は皇后のせいで

両国の関係が良くない。

クラインが望むならともかく、

そうでなければ、

あえて、

残るよう止める必要はない。

皇子より国が優先だけれど、

皇子が嫌だと言っているのに、

心を傷つけてまで、

ここに留まることは望まないと

淡々と答えました。

 

バニルは、

アクシアンが隠していた

クラインへの真心を聞くと、

そういうことは、

彼をからかう前に

考えて欲しいと忠告しました。

 

その間、クラインは

素早く荷物をまとめていましたが

急に眼を白黒させると、

アクシアンを呼びました。

彼は、クラインに

八つ当たりされると思い、

バニルは、クラインが

アクシアンの背中を

バシバシ叩くことを

期待していました。

 

しかし、意外にもクラインは、

アクシアンは頭がいいから、

自分が何を持ってカリセンへ帰れば、

皇帝がカリセンまで

自分を追いかけて来るか

考えてと指示しました。

 

アクシアンは、

クラインが完全に側室を辞めて、

カリセンへ帰るのではないかと

尋ねましたが、クラインは、

自分が他の誰を好きになるのかと

言いました。

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ついに、ゲスターは

自分が黒魔術師だと

正体を明かしましたが、

最初に「黒」を付けなかったのは

その方が、良い印象を

与えると

思ったからなのでしょうけれど

それに対する、

カルレインの突っ込みが笑えました。

ポーカーフェイスのカルレインが

どんな顔をするのか

マンガで見るのが楽しみなのですが、

少なくとも、

4年はかかりそうなので

へこみそうです。

 

いつも、

空気を読まない発言をしている

アクシアンですが、

さすが、ヒュアツィンテの

近衛隊長だと思いました。

アイニは、皇后なのに、

国のことなど全く考えず、

ラティルとギルゴールへの

個人的な怒りを晴らすために、

傭兵団が自分を拉致したと

嘘をつきました。

彼女は

皇后として失格だと思いますし、

ダガ公爵と共に政権を握ったら

カリセンは、私欲に塗れた

国になりそうです。

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