自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 20話 美紗はもっといい靴を履く資格がある

20話 部長に食事に誘われた美紗でしたが・・・

 

突然、食事に誘われ

美紗は動揺しました。

話したいこととは、

業務に関することかと尋ねると

部長は、

課長のことで話があると答えました。

 

美紗は、仕事が終わり次第、

部長の席へ行くと言って、

給湯室へ行こうとしましたが、

部長は、そちらは断水中なので

別の給湯室を使うように言いました。

美紗がお礼を言って、去った後、

部長はため息をつきました。

部長が美紗を連れて行ったのは

五つ星ホテルのレストラン。

課長の件は、

このような所で食事をしながら

話す内容なのかと

美紗は尋ねました。

 

部長は、今回の件で、

美紗が色々と頑張ってくれたからと

答えましたが、

彼女は、それだけなのかと

尋ねました。

 

部長は、思い切って、

美紗がこれからも、

友也との付き合いを

続けるつもりなのか。

彼女が気を悪くするかも

しれないけれど、

自分には重要な質問だと

口にしました。

 

美紗は、

この間から部長は

私的な質問ばかりしている。

自分には、

それに答える理由がない。

自分は友也とは順調だ。

だから、部長も口を出すなと

言いました。

 

部長は、分かったと答えて、

美紗に食事を続けるように

勧めました。

しかし、心の中では、

なぜ、よりによって友也なのか。

下手な嘘までついて、

彼と付き合い続ける理由は

一体何なのかと

美紗に問いかけていました。

 

食事を終えて、

美紗は階段を降りている時、

足を滑らせて、階段から落ち

ハイヒールの踵を

折ってしまいました。

足首を捻ってしまい、

歩くのが大変な美紗を

部長は抱き上げました。

美紗は、

心臓をドキドキさせながら

この人は何なのかと考えました。

 

部長は、美紗を椅子に座らせた後、

少し待っててほしいと言いました。

美紗は、彼を待っている間、

ずっと心臓がドキドキしていました。

 

部長は救急箱と紙袋を手にして

戻ってきました。

そして、

美紗の足の手当てをしながら、

また修理して履いて、

ケガをすると大変なので、

壊れた靴は捨てるように

助言しました。

 

美紗は、

あまりたくさん靴を

持っていないと言うと、

部長は、

修理して履き続けるより、

新しい靴が必要なこともある。

一度壊れた靴は壊れやすいと

言いました。

その言葉にドキッとする美紗。

続いて、部長は

美紗に似合いそうなのを

買って来たと言って、

新しい靴を差し出し、

美紗に履かせました。

そして、彼女は

もっといい靴を履く資格のある人だと

告げました。

美紗は心臓をドキドキさせながら、

こんなのはダメだと思いました。

その時、

友也から電話がかかってきました。

電話に出ない美紗に

友也は腹を立てていました。

彼は、

部長が美紗を食事に誘っていた時、

その話を聞いていました。

自分の仕事が早く終わっていれば

美紗を食事に行かせなかった。

部長は

人の女に手を出した糞野郎。

美紗が綺麗になったのは

いいことだけれど、

周りにハエがたかってきて困る。

カフェの店長も

美紗に気があるのは間違いない。

エレベーターに乗っただけで、

皆、美紗のことを見ている。

マーケティング一部の中で

一番美人で、

仕事もできる社員だと

噂まで立っている。

このままでは、

他の奴にとられると

友也は考えました。

 

ようやく電話に出た美紗に、

友也は、何をしていたんだと

尋ねました。

彼女は、部長と食事をして

帰ってきたところだと答えました。

 

変ったことはなかったのかと

尋ねる友也に、美紗は

課長の件で相談しただけと答え

友也を心配させたことを

謝りました。

 

友也は、美紗に

ゆっくり休むように言うと、

翌日の夜のデートのことを

念押ししました。

美紗は、分かっていると答えて

友也も、

ゆっくり休むようにと告げると

電話を切りました。

 

友也は、

ウィスキー1瓶奢ってもらうために

付き合い始めた美紗のことを

心配する日が来るとは、

思ってもいませんでした。

 

ある日、

友人と酒を飲んでいた友也は、

女の新入社員が来ると聞いて

とても期待していたのに、

トンボみたいな眼鏡をかけた

女が来たと愚痴をこぼすと、

友人は、その女を口説いて

落とせたら、

ウィスキーを奢ると言いました。

 

早速、友也は美紗に

携帯の番号を聞きました。

優し気な文面のメールを

何通か送れば、

すぐに落とせると思いましたが

返事はありませんでした。

 

美紗がお高くとまっていると

腹を立てましたが、

意地になって、

美紗に電話をかけ、

食事に誘ったところ、

彼女は承知しました。

それがきっかけで

2人は付き合うようになりました。

 

友也は、適当なところで

美紗を振ろうと思っていましたが

彼女はバカがつくほどいい子で、

友也が体調が悪いと言うと、

彼の代わりに仕事を

やってくれるほどでした。

愛の言葉をメールで送っておけば

美紗は何も気づかないので

友也は、それがとても便利だと

思っていました。

賢い女の尻に敷かれるより

ずっと良いと考えていました。

 

そんな美紗が、

どうして変わったのかは

分からないけれど、

多少、ハエが群がっても関係ない。

自分も昔よりは

いい男になっていると思いました。

そして、MWテクノロジー

株価の推移を見ながら、

明日、決着をつけると決めました。

 

美紗が他の男に乗り換えるのは

絶対に許さない。

彼女は死んでも自分の女だと

思った友也は、

花火を背景にした

東京湾クルーザーの上で

美紗にプロポーズしました。

 

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壊れた靴は友也。

もっといい靴は部長。

部長の例えが素敵だと思いました。

 

クルーザーの甲板の上に

ロウソクがぐるっと円を描き、

その中に指輪を持って

ひざまずく友也。

美紗の手には花束。

打ちあがる花火。

プロポーズするには

最高のシチュエーションだと

思います。

美紗の前の人生でも

友也が同じように

プロポーズしたかどうかは

分かりませんが、

このロマンティックな雰囲気に

感動して、結婚してしまうと、

とんでもない未来が

待っているのですね。

 

死んでも自分の女だなんて、

どうして、ここまで友也は

美紗に執着しているのでしょうか。

妻や恋人を自分の所有物だと考え、

どのように扱おうが

自分の勝手だと思う男は

最低だと思います。

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