自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 先読み 47話 再び与えられた命を美紗のためだけに使うと決意した亘

47話 亘は、ひび割れた美紗のスマホを握りしめ、泣きながら、時間を戻せたら、今までの失敗をやり直し、美紗を助けたいと思いました。

 

百合子が弔問に訪れました。

彼女は、亘に、

結局、告白できなかったようだと

言いました。

その言葉の意味が分からない亘。

すると、百合子は、

おばさんの勘で、

亘の気持ちは分かっていた。

美紗はとてもいい人だったと

話しました。

 

誰かが、自分の気持ちに

気づくほどだったのに、

なぜ、自分は何もできなかったのかと

亘は後悔しました。

 

三田たち3人が弔問に訪れました。

彼女たちの1人が、

ニュースで流れていた、

美紗の夫と一緒にいた友達は・・と

言いかけると、

三田は、それは麗奈だ。

だから、自分は

麗奈からの連絡を受け取らず、

SNSも全て削除したと言いました。

彼女たちは、高校生の頃のことを

美紗に謝っていました。

 

亘のように、彼女たちの顔には

罪悪感が浮かび上がり、

心から美紗の冥福を祈っていました。

 

未来も弔問にやって来ました。

彼女は、

美紗には、

感謝することがたくさんある。

契約社員の時から、

いつも、さりげなく教えてくれて、

本当にいい人だったと言いました。

そして、亘に、

美紗の最後の見送りは、

自分の分までよろしくと伝えました。

そして、来世で会ったら、

本当に仲の良い姉と妹として過ごすと

美紗の遺影に語りかけました。

 

未来と入れ替わりに、

悠斗も弔問にやって来ました。

彼は、美紗の遺影の前で

泣き崩れました。

 

亘は、美紗に

彼女のことを恋しがり、

彼女の最後が寂しくないことを願う

多くの人がいることを

空から感じ取って欲しいと思いました。

葬儀の後、

亘はタクシーの運転手に

夜の海を見に行くと告げました。

運転手は、

まだ、寒いのにと言いましたが

亘は、寒くても大丈夫だと答えました。

美紗は、もっと寒くて寂しい所で

独りぼっちでした。

 

運転手は、

亘のことを男前だ。

自分の娘と並んだら、

美男美女でお似合いだ。

娘は、とても綺麗で、

背が高くて、優しい子。

一生懸命、勉強して、

大企業に就職したと話しました。

 

それを聞いていた亘は、

美紗のことを思い浮かべました。

病気で苦しんでいても、

幸せだったら、美紗は、

どのような姿だったのだろうかと

考えました。

 

運転手は、亘に、

聞きたいことがあると

前置きをした後、

亘は生まれ変わったら、

何をしたいかと尋ねました。

彼は、愛する女性のために

全てを捧げる。

彼女が死ねと言ったら、

死ぬふりもすると答えました。

運転手は、亘のことを

実に素敵な青年だと言いました。

 

亘は、おつりはいらないと言って

運転手にお金を渡し、

タクシーから降りました。

運転手は、亘からもらった札を

手のひらに乗せたまま、

彼を見ました。

そのお札には、

ハートが描かれていました。

 

以前、未来が

こうやってハートを描けばいい。

自分の心臓のように、

大切だという意味だと言って

アイドルグループの写真に

ハートを描いて、

キスしていたのを見ていた亘が

お札にハートを描いたのでした。

 

亘は、自分にとって、

本当に大切なものだったけれど

手放すべきだ。

後悔ばかりの人生は、

続ける価値がないと思いました。

来世があったら、

幸せな美紗の姿を

見たいと思いながら

亘は冷たい海の中へ

入って行きました。

ところが、

神が亘にチャンスをくれたのか

彼が再び目覚めたのは、

2009年4月10日で、

美紗を見送った日の10年前でした。

 

確かに、海に落ちたのに

一体、どうしたのか。

夢なのか。死後の世界なのか。

しかも、亘がいる場所はU&Kでした。

 

すると、

放して、自分に話しかけないで。

こちらを見ないでと、

美紗の叫び声が聞こえました。

亘は驚いて、美紗を呼びました。

彼は、目のまえに美紗がいたので、

これは夢だと思いました。

この夢が壊れるのが怖くて、

次に会った時も、

顔をまともに見ることができず、

生きていた時の自分の言動が

そのまま出てしまいましたが、

自分の決意は明らかでした。

 

もう一度、与えられたこの人生で

美紗に降りかかる不幸を

防ぐことができれば、

あの明るい笑顔を

もう一度見られるなら、

再び与えられた命は、

美紗のためだけに捧げる。

今度は、必ず美紗を守ると。

その決意を、亘は

手紙にしたためました。

 

亘が自分を救うために、

自分を生かすために、

未来から戻って来たことを知り

美紗は涙を流しました。

そして、ぽん太があの時の猫であり、

亘が、連れて行って、

こんなに元気に可愛く

育ててくれたことを知りました。

 

美紗は、ぽん太を抱き締めながら、

亘が自分を守ってくれたように

これからは自分が亘を

守りたいと思いました。

 

美紗は病院に駆け付け、

まだ話していないことが

たくさんある。

一緒にやりたいことがたくさんある。

自分の笑顔が見たければ

起きて欲しい。

起きて自分が亘の名前を呼ぶのを

聞いて欲しい。

亘に微笑みかける自分の姿を

見て欲しいと、亘に訴えました。

タクシーに乗っている亘は、

運転手に、また会ったと

声をかけられました。

そして、愛する女性に

全てを捧げて死んだのかと尋ねると、

亘は、彼女の代わりに、

その人の運命を肩代わりしたと

答えました。

すると運転手は、

死んだふりまでしたのかと

大笑いしました。

 

運転手はタクシー乗り場で

車を止めると、

ここで亘を待っている人がいる。

料金はいらない。

おかげさまで、

安心して酒が飲めそうだと言って

亘にお礼を言うと、

うちの娘をよろしくと告げました。

 

亘は、

それは、どういう意味なのか、

待って欲しいと頼みましたが

桜の花びらが舞い散る中、

目を覚ましました。

すると、美紗が

亘の手を握っていました。

美紗は亘に抱き着き、

なぜ、今頃、目覚めるのか、

心配したと言って泣きました。

亘は、

遅くなったことを謝りましたが、

美紗は、自分も遅れた。

亘を10年間も待たせた。

本当に会いたかったと言いました。

 

 

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亘が持っていたお札は、

大学生の時に、

猫の餌代と言って、

美紗から渡されたもので、

それが、とても大事なものだったので

亘は、ずっと持っていたのですね。

 

そこまで、美紗を愛していたのに

なぜ、愛を打ち明けなかったのか

不思議ですが、

彼の性格と恋に不慣れなために、

それができなかったのだと

思います。

 

タクシーの運転手

(美紗のお父さん)が、

美紗に話していた、

彼女のことを好きでたまらないという

男性とは、亘のことで、

美紗が受け取ったお札は、

亘が運転手に

渡したものだったのですね。

時系列的には、変なのですが、

美紗のお父さんは、

過去と未来を行ったり来たり

できるという設定なのだと

思います。

 

そして、未来の亘は

死んでしまいましたが、

その死は、

友也が代わりに引き受け、

美紗の死は、

彼の母親が引き受けてくれたのだと

思いました。

 

今回も、亘の美紗への純愛に泣けました。

 

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