自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 先読み 52話 美紗が幸せになるのを許せない麗奈

52話 怪しい女性が、美紗と亘の姿を携帯で撮影しました。

隣の家に住んでいるのに、

ここで寝ることになってしまう。

そろそろ起きて欲しい。

自分は出勤しなければならないと

言って、寝ている亘を

美紗が起こしていると、

亘は美紗を引き寄せ、

もう少しだけ

抱き締めたいと言いました。

美紗は、

亘とは違い自分は会社員なので、

遅刻すると大変なことになると

言いましたが、彼は、

彼女が遅刻をしないように

車で送ると言いました。

美紗は渋滞すると思うと言いましたが

亘は、10分くらいなら

時間があると言いました。

そこへ電話がかかってきたので

美紗は、

電話をしている間に

10分が過ぎてしまいそうだと

言いました。

亘はため息をつきました。

 

彼が電話に出ると、

相手は亘に

記事を確認したかと尋ねた後、

今すぐ、メールを確認するよう

亘に頼みました。

 

亘はパソコンを開くと、

「U&K会長の孫が、

女性社員と結婚?」というタイトルで

2人が写っている写真と共に

相手はU&Kに勤務する一般人で

会長室に

出入りする姿が目撃されたという記事が

目に入りました。

そして、

現代版シンデレラ。

人生逆転。

この前、

U&Kの孫に乗り換えたあの悪女かと

コメントがありました。

 

亘は、

どうやら秘書室から

情報が流失したようだと言って

美紗に謝りました。

そして、美紗に

大丈夫かと尋ねると、

彼女は大丈夫だと答えました。

 

美紗は、

前回の記者会見で、

人の噂話に

振り回される必要はないことに

気づいていました。

 

彼女は、平然とした態度で、

そろそろ出勤時間なので、

支度をすると言うと、亘は、

出勤するつもりなのか。

今日は休んだ方がいいのではないかと

勧めました。

しかし、美紗は、

誰が何と言おうと仕事はする。

仕事を放り出したら、

ダメではないかと返事をし、

支度をしに行くと言って

その場を離れました。

その後ろ姿を、

亘は無言で見つめました。

会社に着くと、美紗は

亘が送ってくれたことに感謝し、

帰る時には連絡すると告げました。

亘は、今回も自分のせいで

美紗が辛い思いをしたことを謝り、

自分が平凡ではないせいで、

美紗がずっと大変な思いをすることは

望んでいないと話しました。

 

彼は、

全て知っていたのだと

美紗は思いました。

亘は、前世でも今世でも、

美紗の幸せが最優先なので、

自分と離れたくなったら、

いつでも去ってよいと告げました。

美紗は、亘が自分と

別れても構わないのかと思いました。

 

亘は、訂正記事について

相談するので、

後のことは心配しないでと

言いました。

美紗はため息をついて

車から降りましたが、

運転席のドアを開け、

亘と別れて、

一人で幸せになれということなのかと

彼に抗議し、今日は、

自分を社内まで送って行ってと

強い口調で頼みました。

亘は呆然としました。

美紗と亘が

乗っているにもかかわらず、

エレベーターの中で、

お金のことで悪口を言われながら

堂々と交際している。

上から特別昇進の話もあった。

一般女性が会長の孫と結婚するなんて

うまくやった。

財産目当てで結婚しようとする女に

騙された男だけが可哀そうだと、

ひそひそ話す社員がいました。

 

怒った亘は、

何か言おうとしましたが、

美紗は彼の手を握ると、

ニッコリ笑いながら、

すみません、

この階で降りなければならないと

言って、亘の手を引き

エレベーターから降りました。

呆然とし、焦る社員たち。

そして、美紗は彼らに、

結婚はまだだけれど、

真剣に交際しているので

誤解しないでと言いました。

社員たちは、エレベーターの中で

冷や汗をかきました。

 

美紗は亘と手を繋いだまま、

すっきりしたと言いました。

亘は、先程のあれは

何だったのかと尋ねました。

美紗は、

自分たちが絶対に

別れることはないという意味だ。

だから、

別れてもいいという言葉は

もう口にしないで欲しい。

寂しいからと言いました。

亘は、分かったと言って

美紗に感謝しました。

U&Kグループの孫として知られていた

鈴木亘氏が、

同グループ会社の

一般女性との結婚を

準備しているというニュースが

伝えられている。

U&Kの多額の資産と株、

所有する不動産を考慮すると、

現代版シンデレラではないかと

テレビでニュースキャスターが

話しているのを、

麗奈は見ていました。

 

そんな家に美紗が入るなんて

あり得ないと呟くと、

麗奈は叫び声を上げ、

床を叩きながら、

違う、こんなはずではない。

こんなことになったらダメだと

大騒ぎしました。

それを見ていた、他の囚人は、

もう1人の囚人に、

早く看守を呼べと言いました。

 

ベッドに寝かせられた麗奈は、

ずっと、ダメだと呟きなら、

美紗が財閥の家に入るのは

絶対にダメだと思いました。

どうすれば、台無しにできるのか。

麗奈は考えた末、

あいつに電話をしなければと

思いました。

 

ベッドから起き上がった麗奈に、

医師は、身体は良くなったかと

尋ねました。

彼女は、それには返事をせず、

少し電話を使えるか。

家族に電話したいと話しました。

 

看守は、

今月の電話の回数を尋ねました。

麗奈は一度もかけていない。

今回が初めてだと答えました。

刑務官は、

本当はダメだけれど、

5分ならいいと告げました。

麗奈はお礼を言いました。

 

彼女は父親に電話をし、

話があると伝えました。

電話をかけて来るなと

言ったはずだと文句を言う父親。

 

麗奈は、

父親に用事があるのではない。

あの、おばさんと

まだ一緒に住んでいるのかと

尋ねました。

なぜ、麗奈が

それを聞くのかと尋ねる父親。

麗奈はかっとなりましたが、

そのおばさんに、

一人娘が有名な財閥と結婚するという

嬉しい知らせを伝えたいと思うと

話しました。

 

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久々に麗奈が登場としたと思ったら

刑務所にいてまで、

美紗が幸せになるのを

邪魔しようとするなんて!

 

子供は親を選べません。

父親に逃げられ、

母親に虐待された麗奈を

可哀想に思います。

確かに、彼女が子供の頃、

不幸だったのは

親のせいだけれども、

成長していくにつれ、

彼女自身で幸せになる道もあることを

学べれば良かったのにと思います。

ひがんだりしないで、

美紗の父親が差し伸べた手に

すがっていたら、

麗奈の人生は

少しは変わっていたかも。

子供の頃の感情を

大人になっても引きずったまま

自分の不幸を人のせいにし続ける

麗奈が残念です。

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