自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

私の夫と結婚して ネタバレ 54話 噓が上手な美紗

54話 街灯の下に立っている男性を見て恐怖を感じた美紗の母親でしたが・・・

 

その男性が、

美紗と付き合っている鈴木亘だと

自己紹介したので、

母親は安心しました。

そして、

婿になる人と会えて嬉しい。

自分は美紗の母親だと

自己紹介し、

実物の方がかっこいい。

いつ結婚するのかと尋ねると

亘は、いくら渡せば

美紗の前から消えてくれるのかと

尋ねました。

もう気付かれたのかと

焦った母親は、

何を言っているのか。

もうすぐ義理の母親になる人に

こんなことを言ってもいいのかと

尋ねました。

そして、

こんな風に出て来るなら、

こちらのやり方があると思い、

自分の悔しさを全て

娘に話さなければと言って

携帯を取り出しました。

 

しかし、亘は、

父親が生涯築いた財産と

美紗名義の積立預金まで持って行き

不倫相手の事業資金として

全て提供したこと。

父親が亡くなった時に、

保険会社に電話をかけたこと。

たった2時間しか離れていない所に

住んでいたのに

一度も会いに来なかったくせに、

財閥との結婚記事を見るや否や

慌てて会いに来たことまで、

全て美紗に話せばいいと

言いました。

 

母親は、

自分の裏調査をしたのか。

娘から少し

お金をもらおうとしたけれど

母親の役割をするのも

疲れたと開き直り、

2億くれたら、

亘の言う通りにすると言いました。

亘は、二度と美紗の前に現れず

連絡もしないようにと

言いました。

母親は、

財閥の婿さんが

そうしろと言うなら、

お金さえくれれば、

当然そうすると返事をしました。

そして、携帯をバッグの中にしまい、

銀行の口座番号を書いたメモを

亘に渡し、

その口座に送金するよう

指示しました。

そして、笑顔で亘に挨拶をすると

鼻歌を歌いながら、

その場を去りました。

 

しかし、母親は

携帯を取り出した時、

誤って美紗に

電話をかけてしまったので

彼女は、亘と母親の会話を

全て聞いていました。

 

母親は、

自分ではなく、お金が必要なこと。

彼女が、

自分の結婚記事を見て

会いに来たことを

全て分かっていたのに、

自分はバカだった。

ただ、自分にも母親がいることが

とても嬉しかったのだと思いながら

泣きました。

 

亘は美紗から、

電話に出られなかったことへの謝罪と

今は1人でいたいので、

後で連絡をするというメールを

受け取りました。

雨の中、亘はそれを見ながら

立ちすくんでいました。

1人の女性が、空港に到着しました。

迎えに来た岡崎に、

亘は、今慌ただしいから

仕方がないけれど

未来が来ないのは寂しいと言いました。

未来は週末も勤務だと、

岡崎は伝えました。

彼女は、

賢い娘だ。

とてもしっかりしていると

未来を褒めました。

 

車の中で、女性は、

美紗の実の母親という人が

訪ねて来たのかと、

岡崎に聞きました。

彼は、「はい」と返事をすると

亘の指示で、

人を付けていると告げました。

 

女性は、

美紗の母親が望んでいるのは

あれかと確認しました。

岡崎は、

残念ながらそうだと思うと

答えました。

女性は、

彼女も母親なのに、

これではだめだと

ため息をつきました。

カフェで、美紗の母親は、

イライラしながら、

自分が亘にお金を要求したことを

彼が美紗に話しているのではないかと

心配し、

口座番号だけ教えて

引き下がらなければ良かったと

思いました。

そこへ美紗がやって来ました。

母親は、美紗だけでも、

確実に自分の味方に

しなければならないと思いました。

 

母親は美紗に、

昨日会ったら、また会いたくなった。

大雨のせいなのか、

店の中に人がいなくていいと

笑顔で言いました。

 

美紗は、

聞きたいことがあって来たと

言いました。

母親は、

何でも聞いてと返事をしました。

 

美紗は、

お金が必要なら、

ただそう言えば良かった。

亘のお金ではなく、

自分もお金があると言いました。

 

焦った母親は、

それは誤解だ。

たまたま、お金の話が出ただけたと

弁解しましたが、心の中では

亘がすぐに話してしまったと

悪態をついていました。

 

美紗は、

質問に答えてくれれば、

現金で2億渡すと言って、

自分がここにいることが

どうして分かったのかと

尋ねました。

母親は返答に困りましたが

美紗は、はっきり答えなければ

お金は渡せないと言いました。

 

母親は、仕方なく

美紗が結婚するのに、

母親がいないと

いけないのではないかと

連絡が来たと言いました。

 

美紗は、

誰からなのかと尋ねました。

母親は、

美紗の同級生の麗奈だと

答えました。

美紗は膝の上で手を震わせ、

また、麗奈なのか。

本当にしつこいと思いました。

 

美紗は、分かったと言って、

席を立ちました。

母親は、もう帰るのか。

一緒に食事をしようと

誘いましたが、美紗は断り、

もう用は済んだと言いました。

 

お金はどうするのか?

たった今、くれると言った。

母親に嘘をついたのかと

美紗を責めました。

美紗は、涙を流しながら

母親だけが、

嘘が上手だと思っていたのか。

自分も嘘が上手たと言いました。

 

カッとなった母親は

今、何て言ったのかと尋ねました。

美紗は、

あげるお金はないので、

勝手に、よく暮らすように。

自分たちに、

二度と会いに来ないでと言って

立ち去ろうとしました。

 

母親は、

生みの母親をからかったのかと

言った後、

去り行く美紗に悪態をつき、

彼女を捕まえようとしましたが、

その手を、あの女性がつかみ、

大切な娘に何をするのかと

尋ねました。

 

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お金目当てかもしれないと

疑いつつも、

家出をして、

ずっと会いに来なかった母親が

久しぶりにやって来て、

優しくしてくれれば、

まだ、自分に対して、

いくらかでも愛情が

残っているのではないかと

期待してしまうと思います。

それなのに、母親は

美紗のことを

金づるとしか思っていない。

それなのに、

母親に期待してしまった自分が

バカだったと嘆く美紗が可哀そうです。

けれども、過去から戻った美紗は

親は選べなくても、自分が変れば、

人生も変えることができることを

よく分かっていると思います。

ひどい母親のことは忘れて、

亘と共に、幸せな未来を

築いていくことができると思います。

 

まだ正体は明らかにされていませんが

新たに登場した女性は

亘の母親だと思います。

美紗とのことを反対することなく、

彼女の味方になってくれそうな

予感がします。

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