自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 原作 412話 ラティルのことが好きで好きで好きでたまらないサーナット卿

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

412話 ラティルはサーナット卿に、自分のことが好きかと尋ねました。

 

サーナット卿は、

なぜ、そんな質問をするのかと

尋ねました。

ラティルは、サーナット卿が

以前、レストランで、

アガシャの面倒を

見ることができないのは、

自分のことが気になっているからだと

言っていたと答えました。

 

ラティルは、

サーナット卿を見つめ続けました。

そして、自分の口調が

冗談のようでなかったと思いながら、

わざとらしく笑いました。

サーナット卿の瞳が震えました。

彼は、冗談のように

聞こえなかったらしく、

ラティルは、聞くべきではなかったと

後悔しました。

 

サーナット卿は、

もしそうだとしたら、

どうなるのかと尋ねました。

それを聞いて、ラティルは

再び後悔しました。

彼女が思っていた以上に

雰囲気が悪くなりました。

 

ラティルは、よく考えた末、

どうせ、

もう取り返しがつかないことに

なっていると思い、

サーナット卿が自分のことを好きなら

彼を受け入れると答えました。

 

ずっとサーナット卿は

黙っていました。

良い合図なのか悪い合図なのか

分かりませんでした。

長い時間を経て、サーナット卿は、

あまり愛情のこもった

言葉ではないと思うと答えました。

 

ラティルは、その言葉を否定し

自分もサーナット卿のことが好きだ。

そうでなければ、

受け入れようとは思わなかったと

反論しました。

しかし、心の中では、

冗談はどこへ行ったのかと

自分を責めていました。

 

雰囲気が深刻になっているようで

居心地が悪くなりました。

ラティルは、

冗談のように言うだけなら、

サーナット卿の答えは

「イエスかノーか」のどちらか。

あるいは冗談で済ませると

思いました。

 

しかし、どうしてこんなに

重苦しい雰囲気なのか。

サーナット卿は、

悲しそうな目でラティルを見て、

彼女と目が合うと、目を伏せて、

自分もラティルのことは好きだけれど

理性的に

ラティルを好きにはなれないと

答えました。

 

ラティルは、それを聞いた瞬間、

彼は、自分のことを

理性的に好きだと思うのにと

考えました。

けれども、ラティルは

そうなのかと尋ねました。

 

ラティルは床を見下ろしました。

何故だか分からないけれど

何も考えられませんでした。

今の状況がどうなっているのかさえも

考えられませんでした。


ラティルは何とか気を取り直して、

今、サーナット卿に、

大事なことを話していることを

思い出しました。

 

ラティルは書類を

神経質にいじくると、

やむなく苦笑いをしました。

ラティルは、サーナット卿を

男として

好きかもしれないと思いましたが

彼は、自分のことを好きではないと

思いました。


ラティルはサーナット卿を

無理やり側室にすることで

彼を傷つけたくなかったし、

そうすることで、

サーナット卿だけでなく、

他の側室たちも傷つけると思いました。


ラティルは、

ただ、ただ、聞いただけ。

ここだけの話で

そういう感情ではない。

自分にとっては

意味のない質問なので、

あまり気にしないでと言って

サーナット卿に微笑みかけました。

そしてどこに消えたのかわからない

ペンを探そうとしたが、

サーナット卿は突然胸倉を掴んで、

執務室を飛び出して行きました。

 

ラティルは驚いて、

後を追おうとしましたが、

慌てて立ち上がったため、

太腿が机の縁に当たり、

無言で叫びながら、

倒れこんでしまいました。

 

吸血鬼のようなスピードで

逃げるサーナット卿は、

ラティルが後ろで、

痛みに耐えながら

床に転がっていることを

知りませんでした。

 

彼は走りながら、

後ろを振り返りましたが、

ラティルが付いて来ないので、

さらに胸が痛くなり、

ホールを早足で走りました。

そして、

ほとんど人が通らない所まで来ると

木の下に座り込み、

木の幹に頭をもたせかけ、

心の痛みが治まるのを待ちました。

もしも、騎士が心の痛みで

目覚めることができるのなら、

彼はきっとこの瞬間に、

目覚めると思いました。


ただ、聞いただけ、聞いただけ。

ここだけの話で。

そういう感情ではない。


サーナット卿は唇を噛みました。

彼は、なぜラティルが

突然あんな質問をしたのか

不思議に思いました。

ラティルが、

ゾクゾクするような気配に

気づいたから、

わざと一線を引いたのは

明らかでした。

 

サーナット卿は、

そんな風に見られるのは不快だし、

見せたくない。

自分の感情を、

コントロールできないなら、

そばにいる資格はないと思いました。


今のラティルが

サーナット卿の言葉を聞いていたら

いつ、そんなこと言ったと聞かれて

恥ずかしくなったかも知れませんが、

サーナット卿の心は

否定的な感情により、

追い詰められていました。


そんな彼を遠くで見つけた、

ラティルの乳母は、

舌打ちをしました。

彼女はついて来ていた下女に

先に行くように指示し、

サーナット卿に近づくと、

彼を呼びました。

サーナット卿は無表情のまま

頭を上げ、

慌てて立ち上がろうとしましたが、

一瞬よろめいたので、

乳母はさらに顔をしかめました。


乳母はしばらく考えから、

サーナット卿がそんな様子なのは

ラティルのせいかと尋ねました。

サーナット卿は否定しました。

しかし、乳母は、

恋に悩んでいるのがバレバレ。

なぜかは分からないけれど、

独特の雰囲気があると

言いました。

 

驚いたサーナット卿は

手のひらで何度か頬を触りました。

その反応を見た乳母は、

また騙された。

恋に悩んでいるのは

本当なのだろうと舌打ちしました。

 

乳母は、

そんなに苦しいのなら、

ラティルに思いを打ち明けるように。

辛い思いをしないで欲しい。

そうすることで、うまく行くことを

望んでいるのではないかと

助言しました。

 

サーナット卿は、

今まで、乳母に

そんなことを言われたことがなかったと

言いましたが、乳母は、

そこまで、

ひどいと思わなかったからだと

返事をしました。

 

そして、乳母は

ラティルを見ていると、

彼女は側室たちを

ハーレムに留めておかないで

あちこち使っているようだ。

サーナット卿も、

騎士として仕えながら、

ラティルのそばで、

うまくやっていける。

サーナット卿は

ラティルを心から愛しているから

悩んでいるのだと思う。

これだけラティルのことが好きなら

そばにいるだけでも

いいのではないかと話しました。

乳母は腕組みをして

サーナット卿を見上げました。

大男がしょんぼりしているのが

残念でした。

以前、乳母はサーナット卿に

ラティルに心を見せないでと

頼んだことがあったので、

今まで知らん顔をしていました。


しかし、サーナット卿は首を振り、

仕方なく笑うと、

それはできないと返事をしました。


乳母は、

そんなに辛いのかと尋ねると、

サーナット卿は、

ラティルのことが、

本当に本当に本当に

好きでたまらないので、

彼女の多くの部下の1人でいることに

満足できないと答えました。

ラティルは、

聞かなければ良かった。

余計に気まずくなったと思いました。

 

サーナット卿は

40分程で戻ってきました。

ラティルはサーナット卿を

ちらりと見ましたたが、

彼は冷静さを保ったままでした。

けれども、以前のように

ラティルにちょっかいを出すことは

ありませんでした。

彼女は、それまでの3時間を

丸ごと消し去りたいと思いました。

 

ラティルは、

側室たちに優しくしてあげよう。

1人では不安だったので、

変な質問をしてしまった。

サーナット卿を好きだと

気付かなければ良かったと、

ため息をつきました。

 

そして、サーナット卿が好きでも

彼を口説き落とせないことが

一番の問題でした。

ラティルはメロシーを訪れた時に

サーナット卿の父親から、

彼を9番目の側室にして欲しいと

言われたことを思い出すや否や

頭を横に振りました。

 

しかし、

すぐに心の整理をしたラティルは、

昼食をとる頃には、

かなり明るくなり、

サーナット卿に、

一緒に食事をしようと

勢いよく誘えるほど、

元気を取り戻していました。

しかし、サーナット卿は

いつもと違い、

新任の衛兵に伝えることがあると言って

ラティルの誘いを断りました。

 

ラティルは、

そのうちのいくつかについて、

自分が話すべきかと尋ねましたが

サーナット卿は、

自分が衛兵に伝えることで

モチベーションが上がると言って

断りました。

 

サーナット卿に拒絶されたラティルは

呆気にとられましたが、

彼は忙しいだけ。

変に思ってはいけないと

無理矢理、前向きに

考えることにしました。

それに、それを昨日聞いていたら

「頑張れ」と

励ましていたと思う。

今日は、そうでないのが

不思議なくらいでした。

 

しかし、夜になって、

ラティルは、

ワインを飲みながら、

久しぶりに一緒に食事をしないかと

サーナット卿を誘いましたが、

彼は、新しい衛兵を

パーティに連れて行くと言って、

ラティルの誘いを断りました。

 

ラティルは、少し動揺しました。

どうして断るのか。

わざと自分を避けているのか。

居心地がが悪いのだろうか。

けれども、ラティルは

サーナット卿はそうではないと

自分を納得させました。

 

ところが、夕食の席で

ラティルの護衛に付いていた騎士が

サーナット卿が歓迎会に来ることは

聞いていないと話しました。

やはり、サーナット卿は

自分を避けていると思いました。

翌日も、サーナット卿は

同じような態度だったので、

ラティルはこれはおかしいと思い

ある計画を立てました。

 

ラティルは、

もし自分たちが恋人同士でないなら、

気まずいままではいられない。

子供の頃からずっと一緒にいたのに

このままで良いのかと思いました。

サーナット卿は口が達者なので、

レアンの友達だけれど、

サーナット卿が

先にレアンと友達になっただけで

実はサーナット卿の友達は

ラティルでした。

 

ラティルは興奮しながら

木の人形を叩き、

サーナット卿が

婚約式の招待状を持っているかどうか

尋ねました。

彼は、持っていると答えると、

ラティルは、

それを持って来てほしい。

サーナット卿の婚約式の日に

アガシャにプレゼントを贈ろうと思う。

あまり、騒がないようにすると

言いました。

サーナット卿は、

自分の相棒として来るのかと

尋ねると、

ラティルは「そうだ」と答えました。

 

翌日の夜、

サーナット卿がいいと言ったので、

ラティルは、

アガシャへのプレゼントを持ち、

仮面をつけて、ザビになり、

普通の貴族のような格好をして

サーナット卿が首都に滞在している

屋敷を訪れました。

 

ラティルは、サーナット卿に

自分のことが好きかと

聞くべきではなかった。

けれども、サーナット卿と

このままの状態で、主従関係を

続けるわけにはいかないので

毅然とした態度を示し、

関係を正そうと思いました。

ラティルはサーナット卿の恋愛に

興味がないので、

謝らなくてもいいと言うつもりでした。

 

しかし、ラティルは、

サーナット卿を好きなのは自分で

振られたのも自分なのに、

なぜ、彼は自分を避けるのかと

不思議に思いました。

自分がどれだけ、

サーナット卿のことを好きか

彼が知っていて、

自分を避けているのかと思いました。

 

ラティルは、

アガシャにプレゼントを渡すために

サーナット卿を探しました。

2人は並んで立ち、

人々に祝福されていました。

サーナット卿は、

ラティルを見つけると、

表情が固まりました。

ラティルは爆弾のように

プレゼントをつかみ、

顔の筋肉をほぐしながら、

彼に近づきましたが、

その前に、

サーナット卿の友達らしき人が、

「我らの新しい花婿」と言って、

彼をどこかへ連れて行ったので、

アガシャしかいませんでした。

 

アガシャは、ラティルを見て、

「ザビさん」と呼び、

笑顔でラティルをもてなしました。

そして贈り物を受け取り、

お礼を言いましたが、

ラティルは彼女の言葉を、

まともに聞いていませんでした

 

しかし、我に返ったラティルは

アガシャに連れられて、

テラスに移動していました。

ラティルは

何事かと思いましたが、

彼女がとても

険しい顔をしていることに

気がつきました。

 

ラティルは、

どうして、そんな顔をしているのかと

尋ねると、アガシャは、

自分が踏み台にされていると

思いたくなくて、

言い出せなかったけれど、

サーナット卿とザビの顔を

見ていたら、

言わずにはいられなくて、

ここへ連れて来たと言いました。

 

訳の分からないラティルに、

アガシャは、

サーナット卿はザビのことが好きだと

告げました。

 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

途中の話を読んでいないので

推測するしかないのですが、

ザビというのは、

ラティルが仮面を付けた時の名前で、

以前、ラティルがその姿でいた時に

サーナット卿の婚約者と

会ったことがあるのかなと思いました。

 

ラティルは、

サーナット卿のことを

男性として好きなことに

気付いたようですが、

他の側室たちと同じように、

自分のことを好きでいて欲しいという

願望があるのかなと感じました。

けれども、サーナット卿は、

「本当に」を3回も言うほど、

ラティルのことが好きでたまらない。

同じ「好き」という感情でも

ラティルとサーナット卿の間には

大きな隔たりがあるように

感じました。

 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain