狐の仮面の正体は？
ラティルは、子供の頃、
アナッチャに湖に落とされました。
その時、ラティルを助けたのは
ゲスターでした。
その時、ゲスターは、
ランスター伯爵が
ラティルを助ける代わりに、
彼の体を手に入れるという
取引をしたそうです。
ランスター伯爵は、
以前、ドミスが働いていた城の領主で
ラティルがドミスとして過去に行き、
ランスターと一緒に1年間滞在した時、
そこで彼はラティルに恋をしました。
彼は、500年間待ち続け、
ゲスターを、
次の狐の仮面として選びました。
どうやって、ゲスターの身体に
ランスター伯爵が、
ラティルがドミスの身体に
入り込んだのか、詳細は分かりません。
ただ、ゲスターの中に
別の人格がいることを知っておくことで
「ゲスターとの初めての夜」を
理解しやすくなると思います。
ゲスターが狐の仮面であると、
原作の292話まで、
はっきり書かれていませんが
マンガが再開されるにあたり、
公開された特別編1に
ゲスターが、
狐の仮面だと書かれています。
マンガが先に、
狐の仮面の正体を
ばらしてしまってもいいのかと
少し戸惑いましたが、
見た目はゲスターでも、
狐の仮面として活動している時は
ランスター伯爵の人格が
前に出ているので、
狐の仮面の正体はゲスターではなく
ランスター伯爵ということに
なります。
早い段階から、狐の仮面は
ゲスターだと思わせておきながら、
後になって、彼ではなく
ゲスターの中に入り込んでいる
別の人格だと明らかにする。
このお話は、
謎がなかなか明らかにされないし
なかなか先に進まないので、
じれったくなります。
お話の量が多くて、
先の話を全く読めていませんが、
832話時点でも、ラティルは
覚醒していないのではないかと
思います。
作者様は、今後も、あちこちに、
色々な仕掛けを作って、
最終話近くになって、
全てを明らかにするのか。
「再婚承認を要求します」のように
謎を残したまま、終わらせるのか
気になります。
