自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 641話 ネタバレ アリタルの伝言

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641話の抜粋と、その前のお話です(たぶん)

 

ラティルは、

夢の中でも幻覚の中でも、

平行次元の中でもなく、

人の記憶を使って

偽の現実を作り出す能力を持つ

古代の怪物に捕らえられていました。

 

この怪物は、通常、獲物を

偽空間の中に入れて

食べてしまうけれど、

ロードを殺すことはできませんでした。

そして、この怪物は過去に

アリタルのために、

働いていたようでした。

 

ギルゴールはラナムンに、

直感で怪物を探しに行くよう説得し、

ラナムンは同意しました。

彼は、皇帝を救わなければならない。

いくら勇敢な彼女でも、

一人で怪物に捕まっていたら

恐ろしいに違いないと

考えたからでした。

 

怪物は、アリタルから、

適切な時期が来たら

自分の生まれ変わりに、

自分からのメッセージを

届けるように言われていました。

なぜ、

アリタルの名前が出てくるのか?

ラティルは怪物の牛のような目を

ぼんやりと見つめると、

ベッドから起き上がりました。

そして、後ろに下がり、

防御の体勢を取りました。

 

ラティルは、

アリタルは何と言ったのか。

嘘ではないかと、

怪物を問い詰めました。

怪物は、

自分はまだ何も言っていないと

答えました。

 

ラティルは、

アリタルはどうして

自分が生まれることを知っていて、

怪物にメッセージを託したのか。

どうしてアリタルが、

そんなことを予測できたのか。

彼女は予言者なのかと尋ねました。

 

怪物は、

自分は何も言っていないと

答えました。

 

ラティルは、

怪物の黒い瞳をじっと見つめた後、

ベッドに座り直して

心を落ち着かせました。

ラティルは、

自分はとても興奮し、

驚いていると前置きをして

アリタルは何と言ったのかと

尋ねました。

怪物は、

「絶対に子供を作るな」と

答えました。

ラティルは、「嘘だ!」と

反論しました。

怪物は口をつぐみました。

ラティルは彼を睨みつけ、

髪をくしゃくしゃにしました。

 

ラティルは、

アリタルの言う「適切な時期」とは、

自分が妊娠している時のことなのかと

考えました。

そして、少し髪を整え、

アリタルは、

彼女が転生した誰かが妊娠したら

それを伝えるように頼んだのか。

彼女は自分が子供を産むことを

望んでいないのかと尋ねました。

怪物は「はい」と答えました。

 

ラティルは、

再び髪をくしゃくしゃにすると

モンスターに歩み寄りました。

彼は、

ラティルに何度か踏みつけられると

慌てて逃げ出しました。

 

怪物は、近寄るなと訴えました。

ラティルは両手を上げて一歩下がり

ソファーに腰を下ろしました。

怪物は壁際に立っていました。

 

落ち着かないラティルは、

なぜアリタルは、

子供を産むなと言っているのか。

彼女は理由を言わなかったのかと

もう一度尋ねました。

怪物は、

まるで小蝿を追い払うかのように

空気を揺さぶりました。

すると、目の前に

見慣れない光景が広がったので、

ラティルは目をパチパチさせました。

そこは山奥で、日差しは、

ほとんど入って来ませんでした。

自分の目の前に会長がいて、

彼は木の下に座り、

折れた幹をなでていました。

 

私は神に選ばれたけれど、

神よりも家族を愛するようになった。

 

とラティルではない声が

口から出ました。

 

神を裏切り、堕落したこの苦しみは

決して終わることはない。

 

ラティルは、これは、

アリタルの声なのかと思いました。

会長は視線をこちらに向けました。

 

私は罪を償わなければならないが、

子供たちを巻き込みたくない。

それを言うべきでしょうか。

 

低い声が響きました。

視線を横に向けると、

無数の小さな瞳が見えました。

 

そうだ、私が子供を産んだら

同じ苦しみを味わうと言って欲しい。

私たちの子供が・・・

 

一瞬にして背景が崩れ、

ラティルは椅子からずり落ちました。

 

一体、どういうことなのか。

ラティルは椅子から立ち上がると、

怪物が窓の外を見つめながら

足をバタバタさせているのが

見えました。

彼は、対抗者が来たと叫びました。

「何だって?」とラティルは

聞き返しましたが、

興奮した怪物は彼女を無視して、

「敵対者を殺してやる!」と叫ぶと

窓の外に飛び出していきました。

焦ったラティルは、怪物に

アリタルが言ったことを話せと叫び

窓際まで追いかけましたが、

牛のような目の怪物は

すでに姿を消していました。

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この後、怪物は

ラナムンに退治されるようです。

いつの間にか、彼は、

怪物を倒せるくらい、

強くなっていたのですね。

驚きました。

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