自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 688話、689話 原作 ネタバレ 先読み あらすじ ラティルはカレイからハムスターへ昇格?

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688話、689話の要約。 ラティルはダガ公爵の魂と話をしに行きました。

 

ラティルは、

ゲスターの心の声を

聞いたような気がしたので、

ゲスターが、

そこにいると思いました。

しかし、周りを見回しても、

彼の姿を

見つけることができませんでした。

 

とりあえず、棺桶の所へ行き

遺体を見ようとすると、

話し声が聞こえて来ました。

そこに、ゲスターがいました。

 

ラティルは、

いつ来たのかと尋ねると、

ゲスターは、先に来たと答えました。

ラティルは、その理由を尋ねると、

ダガ公爵に会いに行くと

言われたからだと答えました。

 

ゲスターは、

 

陛下はいつもこうだ。

 

と静かに呟くと、

蓋が半分閉じられた棺桶に座りました。

ラティルは申し訳ないと思い

何か言おうとしましたが、


わかりました、ロード。

お好きなように。

私は見るだけでいいのでしょうか?

 

と言われたので、

驚いてゲスターを見ました。

ランスター伯爵にそっくりな声でした。

ゲスターは足を組んで座り、

笑っていました。


ゲスターって誰だ?

 

と尋ねるランスター伯爵。


お前とは話したくない。

 

と答えるラティル。


ラティルは、

ランスター伯爵が自分をからかって

そうしているのか、それとも、

ゲスターとランスター伯爵の間で

合意しているのか、

不思議に思いました。


とにかく、2人とも、

ラティルが彼らの仕事を

中途半端なところで、

見ようとしているのが

嫌なようでした。

ラティルはとっさに、

後ろから、ギシギシ音がしたからと

言い訳をしました。

 

ランスター伯爵は、

自分でやってみるように。

ロードなら、

木っ端微塵にしてしまうと

軽蔑したように言いました。

そして、自分は本当は

手伝うつもりはないのだと言って

長い脚を組んで悠然と頷きました。


ラティルはその姿を見て、

おかしいと思いました。

そして、遅ればせながら、

ランスター伯爵が、

そう言いながらも

ここにいることを指摘し、

彼がいるなら、

遺体を引き裂く必要は

ないのではないか。

この状態で彼の魂を

呼び出すことはできないのかと

尋ねました。

ランスター伯爵は、

可能だと簡潔に答えました。

 

ラティルは、可能なら、

なぜ死体を持ち去ったのかと

尋ねました。

ランスター伯爵は、

ラティルが、

引き裂かなかったからだと

答えました。

ラティルは、ランスター伯爵が

引き裂くために後ろを向けと

言ったと主張すると、彼は

ラティルが後ろを向くと

思っていたと答えて、

ニヤリと笑いました。

 

それを見たラティルはカッとなって、

ゲスターに、

もう一度出てくるように言えと

要求しました。

しかし、ランスター伯爵は

これがゲスターだと返事をしました。

 

ラティルは、

ランスター伯爵はゲスターではないと

抗議しましたが、彼は、

完全に二重人格というには

少し曖昧だと言いました。


ラティルは、

ランスター伯爵とは話したくないので

とにかく、ゲスターに出てくるように

言ってくれと要求しました。


ランスター伯爵は口笛を吹いて、

立ち上がりました。

長身の男が立ち上がると、

ラティルの前に一瞬にして

大木が生えたようでした。


彼は、

そんなに怒っている場合ではない。

自分は、頼みごとをされても

怒らないのにと、

ラティルに確認しました。

しかし、彼女は、

ゲスターと話がしたいと訴えました。

 

ランスター伯爵は、

その死体から魂を抜き取るので、

付いて来るように言いましたが、

ラティルは拒否しました。

すると、彼は、


その死体から魂を取り出して。

お願い。

ごめんね、今は怒らないで。

愛してる。

 

と言って爆笑しました。

 

ラティルは、

言葉が長くなったので、もっと嫌だと

拒否反応を示しましたが、

ランスター伯爵はポケットに手を入れ

怒りで震えているラティルに、

 

ごめんね。

それ、元々は私のセリフだ。

 

と言って、荒々しく笑うと、

ラティルの鼻を突つきました。

ラティルはバッタのように

後ずさりしました。


ラティルは目を細めて

ランスター伯爵を見つめました。

ドミスがランスター伯爵を

とても嫌っていたのは、

彼が生意気なせいかと思いました。

ランスター伯爵は、

ダガ公爵の魂を召喚しました。

ラティルを見た公爵は動揺し、

文句を言い始めました。

 

ランスター伯爵は、ダガ公爵が、

彼を殺したアイニを

庇っていることに呆れ、

しかも、ダガ公爵は、

アイニの罪の濡れ衣を

末っ子に着せたと言っているので

2番目は動揺するに違いない。

まだ子供なのにかわいそうだと

同情した後、

ラティルは、

子供ではなかったよなと

言ったので、彼女は怒りました。

すると、ランスター伯爵は

棺桶を蹴ったので、

何か言おうとした幽霊は、

死体の中に吸い込まれてしまいました。

 

ランスター伯爵は

このロードは本当に怒りっぽいと

ぼやきました。

 

グリフィンが

ラティルに近づきました。

グリフィンには、

まだ、くちばしがありました。

 

ラティルは、

ランスター伯爵をちらりと見て、

誰が、自分の性格が悪いと

言ったのかと尋ねました。

ランスター伯爵は、

自分の妻だと答えました。

ラティルは、

結婚相手は誰なのかと尋ねました。

 

それは、

ゲスターが最初に騙された時に

聞くべきことだった。

彼は可哀そうだと同情しました。

 

ランスター伯爵が腕を撫でると、

グリフィンはウサギのように

そちらに向かって糞をしました。

ラティルはグリフィンを

背中に隠しました。


ランスター伯爵は鼻を鳴らし、

もう一度棺桶を蹴ると、

公爵の亡霊は

死体から抜け出して来ました。

「正確に話せ」というダガ公爵の声は

かすれていました。

ラティルは、アイニが

吸血鬼や黒魔術に関わっており、

末息子に害を及ぼす可能性があるから

息子と話をしてきてほしいと

ダガ公爵に頼みました。

最初、ダガ公爵は断りましたが、

ラティルは、彼が

アイニをえこひいきし、

末っ子への関心が薄いことを

非難しました。

ラティルとダガ公爵は

議論を重ねた後、公爵は

ラティルの意見に同意しました。

 

公爵が幽霊の姿を保ったまま

息子を訪ねるには、

ゲスターの協力が必要でした。


ゲスターは、

今、ダガ公爵が息子に会いに行けば

彼は、父親の幽霊を

疑わしく思うだろう。

タイミングが微妙だと呟きながら、

幽霊を送り返しました。

いつの間にか口調が

ランスター伯爵から

ゲスターに変わっていました。


ラティルは、

何も言わずに土をかき集め、

墓を埋め始めました。

ゲスターは、

自分がやると言って、

ラティルをつかみました。

彼が両手で空気をかき混ぜると

土は勝手に穴を埋め始めました。

墓が再び平らになると、

ゲスターは手を振り、

ラティルをチラッと見ました。

 

ラティルは、

グリフィンを抱きしめながら、

「ありがとう」と

そっと呟きました。

 

ラティルは、

気の利いたことは言いませんでしたが

ゲスターは、

彼女を随分助けてくれました。

彼がいなければ、

土を掘るのも大変だったし、

土を埋めるのも大変だったし、

ダガ公爵の亡霊を呼ぶのも

簡単ではありませんでした。


ゲスターは、躊躇いながら

今は怒っていないのかと

尋ねました。


ラティルは、

怒りが消えたわけではない。

ランスター伯爵が、

くだらないことを言わなくなれば

怒らないと思う。

そもそも、ゲスターは

自分に対して、

何も悪いことはしていない。

けれども、サーナット卿に対して

悪い事をしたので、

彼に謝るように言いました。

 

ゲスターは、

くだらないことを言ったのは

自分だけなのか。

そんなことは言っていないと

反論しました。

ラティルが口角を下げて

彼を見ると、

ゲスターは涙を流しました。


ラティルはため息をつきながら

グリフィンを差し出し、

鳥のくちばしを外せと

命じました。

ゲスターがくちばしを外すと、

すぐに、グリフィンだけ、

逃げ出しました。

鳥は、急いでラティルを

連れて行かなければならないことを

忘れてしまったようでした。


自分はどうなるのか。

ラティルは照れくさそうに、

離れていくグリフィンの

ライオンの尻尾を見つめました。


ラティルは、再び下を向くと

ゲスターは彼女を見て恥ずかしそうに

両手を広げ、

家まで送っていくと言いました。

 

ラティルがぎこちなく

上半身を突き出すと、

強い力がラティルの背中を

強く抱きました。

ラティルは目を固く閉じました。

その時、


私を信じてください、ロード。


と、ランスター伯爵の

からかうような声が

笑いと共に聞こえてきました。

 

ラティルは目を大きく見開きました。

食べかけのパンを置き、

サーナット卿が、虚ろな眼差しで

ラティルを見つめていました。

到着したのは、

サーナット卿の家でした。

◇689話◇

サーナット卿は、

到着したラティルとゲスターを

出迎えました。

ラティルは困りました。

ランスター伯爵が、

わざとラティルを、

ここへ連れてきたことに気づき

彼女は伯爵を突き飛ばしました。

 

サーナット卿は、

なぜ、ゲスターがそこにいるのか

尋ねました。

ラティルは墓で起きたことと、

ゲスターが

自分を助けてくれたことを

説明しました。

 

伯爵は嘲るように

ラティルの片方の頬をつねりました。

彼女はサーナット卿に謝るように

彼を促しましたが、

ランスター伯爵は人間ではないので

謝ることはないだろうと

思いました。

しかし、ついに伯爵は、

妻を誘惑するサーナット卿を見て

愛に目がくらんで

行動してしまったと謝りました。

サーナット卿は

ゲスターの声の変化に気づき、

戸惑いましたが、

彼の謝罪を受け入れ、

ゲスターが自分の過ちを

反省してくれて嬉しいとだけ

伝えました。

ラティルとゲスターは帰りました。

 

執事がやってきて、

ゲスターと和解したかと

サーナット卿に尋ねました。

サーナット卿はそうだと答え、

ギルゴールが言ったように

ゲスターはラティルにとって

有用であり、彼と敵対するのは

危険かもしれないから、

彼と良い関係を持つべきだと

考えました。

 

サーナット卿は、

スーツを持っていても

意味がないと思っているし、

一度も着ていないので

売った方がいいかと

執事に尋ねました。

執事は、使う機会がないのであれば

売った方が後悔がないと答えました。

サーナット卿は、

明確な決断ができないまま、

そのスーツを見つめました。

 

ラティルは、仮面をかぶり、

再びアイニの弟の前に現れました。

すでにダガ公爵は、

彼の前に姿を現しているはずでした。

 

ラティルはアイニの弟に、

どうすることにしたのかと

あからさまに尋ねました。

彼は、この手紙に

家印を使っていない。

この手紙は姉が書いたものだと

宣言すると言いました。

ラティルはこれで十分だと思い、

彼の言葉を承諾した後、

帰りました。

 

宮殿に着いたラティルは、

アイニをどうするか考えました。

いくつかの選択肢を考えましたが、

結局、タッシールに

意見を聞くことにしました。

 

ラティルとタッシールは

クッキーを食べながら、

この状況について語り合いましたが

ラティルはタッシールを見て、

彼もまた、自分同様、

何も考えていないように見えると

思いました。

 

ラティルは、

自分が知った事実と、

ミロで起こったことに

自分1人で対処できたことを

タッシールに自慢したかったものの

それは愚かだと思いました。

 

ラティルはタッシールの腕に

頭を預けました。

彼はラティルの髪をいじっていました。

 

ラティルは彼の指の感触を感じ

訳もなく彼を呼びましたが、

タッシールは返事をせず、

ラティルの髪を撫で続けました。

 

ラティルは、

ダガ公爵は、アイニに殺されても

彼女を守りたいようだったと話すと

タッシールの手の動きが止まったので

ラティルは、なぜ、

こんなことを言ってしまったのかと

後悔しました。

タッシールは何も言いませんでした。

 

恥ずかしくなったラティルは、

タッシールの腕から頭を離し、

頭を上げた途端、

別のクッキーが口の中に

入ってきました。

 

ラティルは、

クッキーを食べながら

タッシールの顔を見ると、

彼はにっこり笑い、

かわいい。ハムスターみたいだ。

これからはカレイの代わりに

ハムスターにしようかと

ラティルをからかいました。

彼女は、人間にしなさいと

毅然とした態度で話し

わざとらしく、にやにや笑いました。

ラティルは、

今、自分が言ったことを

タッシールが

気にしないことを願うと言いました。

 

タッシールは、

親指でラティルの唇を拭きながら

自分たちも、

動物のお面を付けないかと

尋ねました。

 

いきなり動物の仮面と言われて

ラティルは驚きましたが

タッシールは、ベッドの中で、

ラティルの熱烈な豹になることを

提案しました。

 

ラティルはぼんやりと

タッシールを見ました。

遅ればせながら、

彼女は彼の言っていることを

理解しました。

 

ラティルは、

タッシールの太ももを撫でました。

彼は嫌だとは言いませんでした。

タッシールは、

クッキーをもう1つ、

ラティルの口に入れて微笑むと、

生前、ダガ公爵は

アイニにとって良い父親ではなかった。

皇帝(ラティルの父親)は、

最後の決断の時まで良い父親だった。

どちらが良いのかと尋ねました。

 

ラティルは

「私の両親は・・・」と

何か言おうとしましたが、口を閉ざし

わからないと答えました。

 

ラティルは肩をすくめ、

再びタッシールの腕に頭を預け、

もう一つクッキーを要求しました。

彼女が目を閉じると、

クッキーが彼女の唇に

運ばれてきました。

ラティルは少し噛んだ後、

大きく目を見開きました。

彼女が噛んだのは、

タッシールの唇でした。

 

タッシールは、

自分はクッキーではないと抗議すると

うめき声を上げました。

 

ラティルは、

もたれかかった体を持ち上げて

タッシールの唇を見ました。

馬鹿馬鹿しい話だけれど、

ラティルは、

彼の唇をクッキーだと思って

強く噛んだようでした。

ラティルはタッシールの唇が

剥がれ落ちていないことを

確認しました。

 

ラティルは、

まだ痛いのかと尋ねました。

タッシールは、少し痛いと呟くと、

優しく微笑みました。

 

ラティルは彼の唇に

自分の唇をそっと押し当て、

持ち上げました。

そして、

こうしていると痛くないのかと

尋ねると、大きな手が、

彼女の髪に沿って、

首の後ろに下りてきて

彼女の耳を包み込みました。

ラティルは、

タッシールをソファに押し倒し、

靴を脱がせました。

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サーナット卿が一緒に

来ていたと思いましたが、

彼はどうなったのでしょうか?

彼は吸血鬼で、

速く移動できるので、

先に帰ってしまったのでしょうか?

グリフィンのくちばしを外すのは

何か意味があるのでしょうか?

それは、分かりません。

 

ランスター伯爵は

瞬間移動ができるのでしょうか?

ラティルを抱きかかえたまま

サーナット卿の家へ来て、

それを彼に見られたので、

思わず、ラティルは

ランスター伯爵を

突き飛ばしたのではないかと

思います。

 

サーナット卿を怪物の所へ送ったのは

ランスター伯爵だと

思いましたが、

ゲスターだったのでしょうか?

ゲスターが腹黒の時は、

ランスター伯爵が

表に出ていると思いましたが

邪悪な人が、

自分の身体の中に住み着いて

あれこれ話しかけたり、

助言したり、指示したりすれば

元は純粋で、穏やかで

大人しいゲスターでも

影響されてしまうように思います。

 

サーナット卿の言うスーツは、

彼が側室になる誓いをする時のために

用意したオーダーメイドの

スーツのことだと思います。

それを処分することを考えるくらい

ラティルへの気持ちが

失われてしまったのですね。

 

タッシールは、

商売をする上で、

ライバルに先を越されないために

徹底して、

自分の手の内を見せないように

しているし、

どんな嫌な客を相手にしても、

常に、自分の感情を表に

出さないようにしていると

思います。

黒林の活動も人知れず内密に

行っているので、

実生活でも、

自分の感情を隠す癖がついていて

ついつい冗談を言ったり、

からかったりするけれど、

真面目に話す時は、

相手の気持ちをよく考えて

いるのではないかと思います。

 

先皇帝の死因について、

どの時点で

出て来るか分からなかったので

まだ、お伝えしていませんでしたが

タッシールの言葉から、

今回のお話よりも前に

出て来たことが分かりましたので

別記事で紹介します。

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