732話の要約 ランブリーは棺桶の中にいましたが・・・
ゲスターとクリーミーと
グリフィンは、
驚いてランブリーを見つめました。
どうしたのかと尋ねると、
ランブリーは、
レアンが宮殿を出て、
ライオンの宮殿に行くのを見たので
後を追ったが、
ランブリーは外にいた。
レアンが出てきた時、
他の誰かが一緒にいるのを見て、
彼らに付いて行くかどうか
迷ったが、結局、
宮殿の中に入ることにした。
棺の蓋を動かそうとした時に、
罠が作動して、
今は自分の体でそれを止めている。
もっと蓋を開ければ、
もう止められなくなるかもしれないと
説明しました。
クリーミーはランブリーの所へ行き
彼が何かの上に座っていることを
確認すると、ゲスターを見て、
何とかならないかと尋ねました。
ゲスターは眉をひそめながら
状況を確認すると、
これは白魔術師がやったことだと
告げました。
皆は、信じられないといった様子で
ゲスターを見ました。
彼は、ミスすることなく
できるかどうかわからないと
言いました。
グリフィンはラティルを見つけ、
状況を伝えると言って、
その場を後にしました。
その時、誰かが来る音がしたので
ゲスターは別の場所にテレポートし
クリーミーは離れた場所に
隠れましたが、
やって来たのは、
ギルゴールのようでした。
ラティルは
エビやアサリを食べていると、
シピサがやって来たことを
知らされました。
ラティルは食べるのを止めて、
彼を中へ入れ、話を始めました。
ラティルはシピサに、
怪物が押し寄せてきたことに
驚いたかと尋ねました。
シピサは、
このことを伝えるべきかどうか
ずっと迷っていたけれど、
伝えた方がいいと思ったと
話しました。
ラティルは、
それは何かと尋ねました。
シピサは、
皇帝を祝いに来た人たちを見た時の
父の表情が気に食わなかったと
話しました。
ラティルは、
騒ぎすぎたせいかと尋ねましたが
シピサは、
そんなことはないと思う。
何か問題があったようで、
実際「これはまずい」と
言っていたと話しました。
ラティルは、
ギルゴールとシピサの仲が
良くなったと思っていましたが、
まだまだのようなので、
彼の言葉を聞きながら
笑いました。
そして、シピサが
それを教えてくれたことに
感謝しながら、
自分はギルゴールを信じる。
彼は信用できる人だから
大丈夫だと言いました。
シピサは驚いて目を開けました。
ラティルは、
自分のことを心配してくれる
シピサに感謝し、
気をつけるようにすると言いました。
しかし、シピサは、
自分が伝えたいのは、
ギルゴールが自分の意志で
行動していないかもしれないと
いうことだ。
父は狂っている。
狂った理由は、
ショックを受けたせいも
あったかもしれないけれど
運命がそうさせたのかもしれないと
言いました。
ラティルは驚き、
食べていたものを吐き出し、
何も言えませんでした 。
ラティルは、
会長からそう言われたのかと
尋ねました。
シピサは、そうだと答えた後、
よくわからないけれど、
父は、皇帝が祝われているのを見て
「これはまずい」と言ったことを
思い出した。
最初にうまくいかなかったのは
誤解のせいだけれど、
父がずっと、
ロードの敵だったことを
忘れてはいけないと忠告しました。
ラティルは驚き、
姿勢を正しました。
シピサが堂々と
ギルゴールを批判したことで、
話は不愉快なものになりました。
ギルゴールは、
アニャドミスとの戦いで
自分を危険にさらしたことも
ありました。
ラティルは、シピサに
そんなことは言わないでほしいと
頼みました。
「これはまずい、本当にまずい」と
棺桶を見ていたクリーミーは
思いました。
なぜギルゴールがここにいるのか?
彼は皇帝の側室で、
与えられた指示には
ほとんど従わず、
会議への参加もまれで、
普段は、このようなことにも
参加しないのに、
なぜ、ここにいるのか。
ギルゴールは棺桶に近づき、
蓋を開けました。
ランブリーは、
身体が持ち上がるのを感じ、
一瞬、それは爆発のせいだと思い、
自分は死んでしまうと思いました。
しかし、目を開けると、
ランブリーは、
自分が生きていること、
そして大きな音がしたことに
気づきした。
「あれは何だったんだ?」と
ギルゴールが尋ねました。
ライオンの宮殿は爆発しましたが、
ギルゴールはそうなる前に
彼らを脱出させました。
ラティルの所へ行けなかった
クリーミーとグリフィン、
そして、震えているランブリーは
あそこでギルゴールが
何をしていたのか尋ねました。
ギルゴールは、
あの周辺で、
アライグマの毛を見つけたから
調べに行ったと答えました。
宮殿に駆けつける人間たちを見て、
一同は安堵のため息をつきました。
ラティルは、爆発の起こった
ライオンの宮殿に向かって走り、
誰の仕業だろうかと考えました。
その場に近づくと、
護衛は危険だからと
ラティルを止めようとしましたが、
彼女は手を差し出して遮りました。
ラティルは、
レンガを踏みしめながら進んでいくと
地下室と思われる場所を
巨大な石が覆っていました。
ラティルは、
それが雲であるかのように
動かしました。
護衛たちは驚いて、
その様子を見つめていました。
騒ぎを聞きつけたカルレインは
その場にやって来て、
ラティルに無事かどうか尋ねました。
彼女は、棺桶が無事かどうか
確認する必要があると言うと、
カルレインは、
自分がやると言いました。
しかし、地下室は完全に塞がれていて
爆発はそこから起きたようでした。
ギルゴールは
爆破専門の魔術師を
雇っていなかったっけ?
いつだったか、会長が
そんなことを言っていたのを
思い出しました。
ラティルが部屋に戻ると、
ランブリーが戻ってきていて、
クリーミーとグリフィンの隣で
テーブルを囲んでいました。
ギルゴールは椅子に座って、
エビの皮を剥いていましたが、
頭を上げて
「こんにちは、お嬢さん」と
挨拶しました。
ラティルはギルゴールの視線を避けて
テーブルに向かうと、
ランブリーを見て、
自分のところに来てくれと、
ぶっきらぼうに言いました。
クリーミーは、
ランブリーを見つけたのは
ゲスターだけれど、
その後、彼は去っていったと
話しました。
ラティルはゲスターの居場所と
なぜギルゴールがそこにいたのか
尋ねました。
ランブリー、クリーミー、
グリフィンは、
起こったこと全てを話しました。
ラティルは、
頭を抱えながら話を聞き、
食事をしましたが、
なぜ、ギルゴールが
また、あそこへ行ったのか
考え始めると、苦悩のあまり、
食事ができなくなりました。
3匹のうちの1匹が、ラティルに
「食べたくないのか」と
聞いてきたので、
ラティルは否定しようとすると、
ギルゴールが、
自分をじっと見ていることに
気がつきました。
ラティルは髪を掴んで
目をそらしましたが、
ギルゴールは、
まだ彼女を見ていました。
ラティルは、ギルゴールに
何をしているのか尋ねると、
彼は3匹に出て行くように
合図をしたので、
彼らは部屋を出て行きました。
ラティルは、
ギルゴールと部屋に
2人きりになったのが苦しくて、
どうしたのか、
何か言いたいことがあるのか。
ともう一度、尋ねました。
元の文章が要約なので、
おそらく、
省略されている箇所があり
時系列がよく分からないので、
あくまで推測なのですが、
宮殿の屋上で、ギルゴールが、
「これは良くない」と言ったのは
シピサの言葉に対してではなく、
鼻の利く彼が、
火薬の匂いを嗅ぎつけたから。
そして、ライオンの宮殿に行って
爆発物が仕掛けられているのを
発見したか、
レアンたちが仕掛けているのを見た。
彼らに続いて宮殿の外に出たら、
アライグマがその場にいたのを
発見した。
すなわち、第三者はギルゴール。
そして、もう一度、
宮殿の中に入ってみたところ
ランブリーが棺桶の中に
いることが分かった。
そこに爆発物があることも
分かっていたので、
ランブリーを助けた。
クリーミーは、隠れていたけれど
ギルゴールを見て外へ逃げた。
ということではないかと思いました。
ゲスターが
ランブリーの居場所を見つけ、
ライオンの宮殿に行くまで、
どれくらい時間がかかったのか
分かりませんが、
ゲスターは、
ライオンの宮殿に来て初めて、
そこが、どこであるか分かったので、
居場所が分かった途端、
グリフィンとクリーミーを連れて
テレポートしたのだと思います。
レアンが爆発物を仕掛けたと
どこにも書かれていませんが
彼がライオンの宮殿を出た後に
それが分かったのなら、
彼がやったのは明らかですよね。
会長は、アリタルの友人で
シピサを蘇らせるのは
黒魔術しかないと助言した人で
彼もアリタルの時代から
生きていた人物。
途中の話を読んでいないので、
ラティルと会長が
初めて会ったのはいつなのか
分かりませんが、
会長はアリタルのことが
好きだったようなので、
ラティルやシピサに、
ギルゴールの良くないところを
吹き込んでいたかもしれません。