自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 744話 ネタバレ あらすじ 先読み 小説 偏見と誤解が解ける時

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744話の要約 レアンの側近ヴェッテルは追い詰められつつありますが・・・

 

ラナムンが部屋に入った瞬間から

捜査官の視線が彼に集まりました。

ヴェッテルは、悪い予感がしました。

捜査官たちの顔に、

はっきり出ているわけでは

ありませんでしたが、

彼らがラナムンに、ある種の親近感を

示しているように思えたからでした。

 

捜査官はラナムンに

事件を目撃したのかと尋ねると、

ラナムンは頷き、

ザイシンもそうだと言いました。

 

ザイシンは何も言わなかったと

捜査官が言うと、ラナムンは

ザイシンは、

危害を加えられるのが

怖かったからだろう、

彼は馬鹿だからと答えました。

 

その時、目撃者の一人が

ラナムンとザイシンが、

現場でかくれんぼをしていたのを

見たと言いましたが、

ラナムンはその発言を無視して、

ザイシンと話している時に

奇妙な音がして煙が見えた、

その時、皇帝との謁見を求めた伯爵が

レアンの側近と

話をしているのを見たと、

捜査官に話しました。

そして、

ラティルに見たことを伝えに行き、

ザイシンは、

謁見の時間を変えるのは

滅多にないので、

伯爵を追いかけたと話しました。

他の目撃者たちも

同様のことを指摘しました。

 

それを聞いた捜査官は

ヴェッテルに向かって、

今度はあなたが話す番だと

告げました。

レアンの側近の一人が

彼に会いに来て、

ヴェッテルの状況や、

彼が大丈夫かどうかについて

話しました。

捜査をしている中で、ヴェッテル

魔法物品を持っているのを

見つかってしまったので、

側近は心配していました。

 

レアンは、

魔法物品は、それ自体、

必ずしも有害なものではないこと、

ヴェッテルが、

ラティルと伯爵の会談を

阻止してくれたことで、

自分が助かったことを説明しました。

そして、ザイシンとヴェッテル

事件に関与していることを

確認できる証拠がないため

釈放されるだろう。

とにかく、このような事態になれば

父の部下たちはラティルを疑い、

二度と声をかけようとはしないだろう。

命の危険は避けたいだろうからと

話しました。

捜査開始から3時間後、

ヴェッテルが伯爵を

毒殺しようとした証拠がないため

彼は釈放されました。

 

ヴェッテルは捜査官に、

魔法物品を落としてしまったけれど

騒ぎと人の多さで拾えなかったと話し

その後、伯爵と話をしたけれど、

その時、伯爵は大丈夫だったと

話しました。

 

捜査官は、

明らかに何かがあると

呟いたものの、

ヴェッテルを帰すことにしました。

伯爵本人が名乗り出て

犯人を指摘しない限り、

彼を毒殺したことを

証明する方法はないし、

伯爵が死んでいるため

それは不可能でした。

 

ところが、

ヴェッテルが帰ろうとした時

シウィレン伯爵が叫びながら、

扉から入って来ました。

サーナット卿は、

「かなり腕前が上がった」と

言いながら、ラティルに

イチゴジュースを差し出しました。

ラティルは、

ガーリックスナックを食べてから、

ジュースを飲みましたが、

「これは気持ち悪い」と言って、

一気にジュースを飲み干すと

サーナット卿にグラスを渡しました。

彼はラティルから離れようとした時、

ハンカチを取り出して、

ラティルの唇に付いている

わずかな血を拭いました。

ラティルは、

食事中だと言いました。

死んだと思われた伯爵が

現われたので、

警察署は大混乱となりました。

夜なら、逃げる捜査官も

いたかもしれませんが、

白昼なので、誰も逃げませんでした。

 

この状況を信じられない

捜査官の一人が、

本当にシィレン伯爵なのかと尋ねると

彼は「そうだ」と返事をし

他に誰がいるのかと尋ねました。

 

捜査官は 、

シィレン伯爵は毒を盛られたと

主張しましたが、

伯爵は毒殺されそうになったと言い、

ヴェッテルを指差し、

彼のせいだと言いました。

 

ヴェッテルは、

腰を抜かしながら、

何を言っているのかと叫び、

彼が伯爵のはずがないと

言い張りました。

しかし、伯爵は、

ヴェッテルを困った人だと言い、

彼と握手した時から具合が悪かった。

その後、幸運にも

大神官に会ったけれど、

ヴェッテルを疑いもしなかった。

もし疑っていたら、

大神官に治療を

懇願しただろうけれど、

自分が不安に思うだけで、

大神官に迷惑をかけるわけには

いかないと思ったと話しました。

ヴェッテルは、伯爵が

毒に耐えられるわけがないと

思いました。

 

捜査官は伯爵に、

これからいくつか質問すると

告げました。

伯爵は同意して座りましたが、

ベッテルは自暴自棄になり、

彼が伯爵であるはずがないと

主張すると、

お守りを取り出して

彼の顔に貼り付けました。

 

しかし、しばらくしても

何も起こらないのを見て、

捜査官はヴェッテルを連れて行くよう

指示しました。

気分を害した伯爵は、

お守りを剥がして壊し、

捜査官は、

彼が伯爵であるはずがないと

ヴェッテルが考える理由が

あるようなので、

さらに調査する必要があると

言いました。

食事が終わると、

ラティルは使用人全員に

退室を促し、

サーナット卿と2人きりになると

ボウルに入ったピーナッツを

食べ始めました。

食べ終わった頃、

シィレン伯爵が入って来て、

ライアンの側近を

殺人では罰せられないけれど

殺人未遂なら罰せられる。

幸いにも、

彼が持ってきたお守りが

偽物だったので、

吸血鬼とは気づかれなかったが

二度目は通用しない。

毒殺未遂から、

身体を回復させるという口実で

郊外に行きたいと言いました。

 

ラティルは、自分と一緒にいて

支えてくれないのかと

聞きました。

伯爵は、そうしたいけれど、

レアンが証拠を見つけ出し、

本物のお守りを持って来たら、

真実が明らかになる可能性があり

危険すぎると答えました。

 

ラティルは、

彼の行動により、

父親の部下たちのレアンを見る目が

変わる。

それは大きな一歩だけれど、

伯爵がラティルのそばにいて、

父親の他の部下たちを

説得してくれれば、

もっといいと思いました。

 

伯爵は、

ラティルが失望しているのを見て

笑いました。

そして、先皇帝が話していた通り

雲が厚く、

見通すのが難しい状況だったと

言って頷きました。

 

伯爵は、

皇女がロードかもしれないと

言った時、先皇帝が

悲しんでいたことを

覚えていました。

彼の言葉を聞いてからというもの、

伯爵はラティルを見るたびに、

ロードのイメージしか

思い浮かびませんでした。

しかし、今、

自分の偏見が明らかになり、

自分たちが持っていた

ロードのイメージは

馬鹿げていたことに気づきました。

 

今の彼女は、

父親にとても愛された若い皇帝で、

少し威張っているけれど、

いつも父親に従い、何にでも干渉し

剣を持って、

宮殿の中を駆け回る騎士のやり方を

真似ていると思いました。

 

ラティルは、なぜ伯爵が

そんな目で自分を見るのかと尋ねると

伯爵は笑って、

後で仲間たちがラティルを認めたら

戻ってくる。

その時は、全てが安定しているから

彼らが聖水やお守りで

ラティルを試す必要はないと言い、

さらに、もし、彼女が

危険な女になったら

戻ってくると言い添え、

彼女に箱をプレゼントして

去って行きました。

 

ラティルは自分の部屋に行き、

箱を開けると、

その中には、

父の秘密の部下のリストが

入っていました。

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今まで、敵だと信じ、

命を奪うことさえ考えていた人に

そばにいて、支えて欲しいと、

願うまでになったラティル。

シィレン伯爵同様、偏見をなくせば

分かり合える人もいることを

学んだのではないかと思います。

 

もしも、先皇帝が

秘密の部下の正体を

ラティルに教えていたら、

彼女は敵を始末するだけで

味方を増やすことは

できなかったと思います。

ラティルの性格を見抜いて、

娘と部下の双方が

不利益にならないよう、

自分の言葉を伝えるよう

ラティルに指示した先皇帝は

賢明な人だったのだと思います。

 

レアンからの情報のせいで、

先皇帝の部下たちは、

ラティルへの偏見と誤解に

満ちていたけれども、

先皇帝だけは、

レアンが何と言おうと、

ラティルの本質を

見抜いていたと思います。

けれども、

ラティルがロードだという

事実にだけは抗えず、

国民のために、仕方なく、

彼女を亡き者にする命令を

出してしまったように思います。

 

雲はレアンのことではないかと

思っていましたが、

ラティルに対する偏見と誤解のような

気もしてきました。

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