自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 745話 ネタバレ あらすじ 先読み 小説 聖騎士に連れて行かれたタッシール

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745話 ラティルは、父親の秘密の部下のリストを手に入れることができました。

 

サーナット卿は、

ラティルと共に執務室にいて、

彼女の隣に立っていました。

シィレン伯爵から渡されたリストに

驚き、興奮したラティルは、

サーナット卿に、

リストを見せるので、

近くに来るよう指示しました。

サーナット卿は頭を近づけ、

ラティルを見ながら

リストを読むふりをしましたが、

ラティルは彼に目もくれず、

ただリストを見ていました。

 

リストには、

保健所職員から警備兵、

研究者、その他の関係者まで、

多くの名前が書かれていました。

 

ラティルは、

側室たちに会いに行き、

不在のクライン、ザイシン、

ギルゴール以外の側室たちに

先皇帝の秘密の部下のリストを

見せました。

 

リストを見たタッシールは

メラディムに渡し、ラティルに

これからどうするのかと

尋ねました。

メラディムは、

リストに書かれた人を

誰も知らないので、

すぐに次の人に渡しました。

 

ラティルは、今は

このままでいいと話しました。

カルレインは、

ラティルが望むなら

自分が何とかしてもいいと

ほのめかしましたが、

ラティルは首を横に振りました。

 

ザイシンから渡されたメモには、

ラティルがロードであることを

明かしたい先皇帝の秘密の部下は

少数で、大多数は、

先皇帝と皇族の名誉のために

穏便に事を運ぼうとしていると

書かれていました。

だからこそ、

ラティルが父の言葉を伝えた後、

ラティルの

皇帝としての善行を加味し、

シィレン伯爵は、

彼女と話をしたいと思ったのだろうと

考えました。

 

ラティルは側室たちに、

レアンは自分の正体を

暴きたがっているけれど、

先皇帝の秘密の部下たちに

阻まれていることを告げ、

万が一の時は、

容疑者を絞るのに利用するけれど、

当面は、

リストを使うつもりはないと

話しました。

 

ラティルは父の部下たちに、

自分は悪人ではない。

みんな間違っている。

自分がロードであることを知り、

それをいい意味で、

受け入れている人がすでにいる、

自分は人を信じられる。

人々は、彼らの懸念に反して、

真実を受け入れる準備が

できている可能性があると

示すつもりでした。

翌日、サーナット卿は

リストのおかげで、

ラティルの機嫌が

いいだろうと思いながら、

宮殿に到着すると、

部屋から出てきた彼女は

ひどく動揺していて、

髪が乱れたまま、

応接室にスタスタ歩いていくのを

見ました。

サーナット卿は、

何が起こったのか理解できないまま、

彼女について行きました。

 

応接室に入ると、

3人の聖騎士が彼女を待っていました。

ラティルは、彼らに

何が起こったのか尋ねました。

彼女は、明らかに

怒った顔をしていましたが、

サーナット卿は、

ラティルが本当に怒っている時は、

それを隠すために、

わざと笑顔を見せると思いました。

 

聖騎士は、

彼女を陥れようとした

人物に関する情報を持ってきた。

どうやらタッシールが

関わっているようだと

告げました。

 

ラティルは聖騎士を見て、

自分を陥れるとは

どういうことかと尋ねました。

聖騎士は、

ラティルがロードを助けていると

匿名の手紙を送った人物がいると

答えました。

ラティルは真顔になりました。

彼女は、

タッシールが関係しているとは

どういうことなのかと

尋ねましたが、聖騎士は、

申し訳ないけれど、

まだ話せないとと答えました。

 

それならタッシールも渡せないと

ラティルは、きっぱり断ると、

別の聖騎士は、

ラティルとタッシールの名誉のために

事を穏便に済ませたいと

神殿長が言っていると話しました。

 

ラティルは口の端を上げ 、

もしも、タッシールを渡さないなら

彼を襲うつもりなのかと

尋ねると、聖騎士は、

自分たちを脅しているのかと

答えました。

 

聖騎士たちが出て行くと、

サーナット卿は、

この状況を考えました。

すべてがとても奇妙でした。

 

タッシールは

何かをしようと決めたら

跡形もなくやってしまう。

にもかかわらず、神殿長は、

タッシールが何らかの事件に

関わった証拠を見つけました。

タッシールも人間なので、

何かミスをしたのかもしれませんが

匿名の手紙は、

ラティルに関するものだと

判明しました。

 

神殿長は常にラティルを疑い、

彼女があらゆることに対して

罪を犯していると見ていました。

神殿長は手紙の内容も

疑っているはずなのに、

いきなり、タッシールを

連れて行こうとしていました。

レアンは、

最愛の側近であるヴェッテルが、

ついにシィレン伯爵の

殺人未遂で投獄されたと聞き、

目を閉じました。

目撃者が多すぎる上に、

被害者自身が彼を加害者と特定し、

さらに彼は、魔法物品を、

彼のものだと認めていました。

 

しばらく、レアンはじっとして、

別の側近から、

話を聞いていました。

レアンは部下を気遣う人でした。

 

その側近は話題を変え、

聖騎士が来て、

タッシールを連れて行ったと話すと

レアンは驚きました。

ザイシンが宮殿に戻って来ると、

ラナムン、ゲスター、カルレイン、

メラディムが温かく迎え、

出所を祝福して、

ケーキを差し入れてくれました。

ザイシンはとても喜び、

彼らに感謝しましたが、

そのほとんどが、

自分の意志で参加したのではないことは

明らかでした。

 

ザイシンは、

何人かの側室がいないと考えながら

タッシールがいないことに

気付きました。

彼は、このような場を

欠席するはずがないので、

ザイシンは、

タッシールについて尋ねました。

ゲスターは、

彼が投獄されたと答えました。

ザイシンは驚き、

彼がどこにいるのか尋ねました。

タッシールのいる場所に入る前に

神殿長は、

以前、彼女のお守りを変えられた時の

失敗について考えながら、

今回は、そうはさせないと

思いました。

 

中に入ると、

タッシールは優雅に椅子に座り

お茶を飲んでいました。

神殿長は、

誰よりも美しく凛としていた

前の主人ザリポルシ姫が、

彼らのせいで灰になってしまったのに

どうしてこんなに

平然としていられるのだろうと

思いました。

 

タッシールは神殿長に気づくと、

にこやかに挨拶したので、

彼女の怒りはさらに増しました。

彼女は椅子をつかみ、

彼の向かいに座りましたが、

タッシールにとても近いので、

一緒にいる聖騎士たちは、

彼が何かするのではないかと

心配するほどでした。

 

タッシールは微笑みながら、

なぜ、再び会うことになったのかと

尋ねると、神殿長は、

彼は察しが悪いと

皮肉っぽく答えました。

タッシールは、

死んだ姫が夢に出てきたのかと

尋ねました。

 

その言葉に神殿長は激怒し、

彼の喉を掴んで叱りつけました。

タッシールは彼女に微笑み、

彼女が正しかったかどうか

尋ねました。

神殿長はひどく怒り、

タッシールを叩いて、

椅子から落としました。

 

聖騎士が神殿長に注意すると、

彼女は頷いて息を吐きました。

タッシールが有罪であるという

具体的な証拠がまだない以上、

あのように怒ってはいけないと

思いました。

 

聖騎士はタッシールを立ち上がらせ、

もっと言葉に気をつけた方がいい、

皇帝がここにいて、

守ってくれるわけではないと

言いました。

タッシールは大丈夫だと答え、

再び微笑みました。

彼を見た神殿長は、

さらに彼の顔を殴りたくなりました。

サーナット卿は、

いつものように働き、

神殿長に対して

怒っていないように見える

ラティルを見ていました。

 

彼女は時計を見て

顔をしかめましたが、

朝の怒りは消えているようでした。

 

サーナット卿はラティルに

わざとタッシールを

連れて行かせたのかと尋ねると、

食事をしようとしていたラティルは

手を止めて不思議な笑みを浮かべ、

わざと送ったのは他の人だと

言いました。

サーナット卿は、驚いた様子で

ラティルを見ました。

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途中の話を読んでいないので、

どのような経緯で、

ラティルたちがザリポルシ姫の命を

奪ったかは分かりませんが、

吸血鬼の彼女を

ラティルたちが

片付けたということは

それなりに理由があるはずです。

その彼女のそばにいたのなら、

神殿長も、

何か異変を気づいていたはず。

それなのに、神に仕える神殿長が

怒りに任せて

タッシールに暴力を振るうのは

ひどすぎます。

レアンにしても神殿長にしても

正義を履き違えているように

思います。

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