自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 315話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ ハーレムを統率する人

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315話 カルレインがゲスターに危害を加えたと言って、トゥーリは大騒ぎしていますが・・・

◇消えたゲスター◇

一体、これはどういうことなのかと

思いながらも、

ラティルは席を立ち、

ハーレム内にある

カルレインの部屋に行くと、

聞いていた通り、

騒ぎが起きていました。

 

トゥーリは、

うちの坊ちゃんは、

自分がいなければ、

まともに歩き回ることもできないほど

臆病なのに、

1人で、いなくなったなんて

話にならない。

扉の前には、

自分がずっと立っていたし、

坊っちゃんが窓から出るなんて

あり得ないと、

わあわあ泣きながら、

カルレインの侍従である

デーモンが、

恐ろしい吸血鬼であることも

知らずに、抗議していました。


しかしデーモンは、

トゥーリが何か言うたびに、

 

あなたは

よそ見をしていたに違いない。

急に窓から出たくなったのだろう。

お前の主人だからお前が探せ。


と、誰が見ても、

上の空で答えていました。

それだけでなく、

デーモンは、一度ならず、

そっとトゥーリの首筋を見ながら

彼が面倒になったら、

手を出すか我慢しようか

悩んでいる様子でした。

 

ラティルが近づくと、

周りの何人かの人が急いで跪き、

騒乱の当事者たちも

静かに挨拶をしました。

 

ラティルは眉をひそめながら

どうしたのかと尋ねると、

トゥーリはデーモンを見ながら、

ゲスターが、

カルレインとお茶を飲むと言って

1時間ほど前に、ここへ来たけれど

その後、ゲスターが

いなくなってしまった。

それなのに、

カルレインとデーモンは

ゲスターが1人で帰ったと、

嘘をついている。

けれども、自分は扉の前で、

ずっと立っていたので、

ゲスターが1人で出たら、

見たと思うので、絶対に違う。

デーモンはゲスターが

窓から出たと言い張っているけれど

どうして、ゲスターが

窓から出るのかと、訴えました。

 

ラティルはトゥーリの話を聞いて

疑うのも当然だと思いました。

トゥーリはデーモンを睨みつけ

彼もトゥーリを冷たい目で見ました。

 

ラティルはため息をつき、

今すぐ皇配を選ばなくても、

ハーレム内部を統率する人は

選ばなければならない。

そうすれば、

このような些細な喧嘩程度なら、

自分たちで解決するだろう。

順番にやらせてみれば、

皇配を選ぶ基準にすると思い、

皆、頑張る気になるだろうと

考えました。


ラティルは頭が痛いので

まず、トゥーリに

部屋に戻るよう指示し、

デーモンには、

扉を開けるよう命じました。

 

部屋の中に入ると、カルレインは

すでに外の騒ぎを聞いていたのか

いつもより無愛想な顔で

立っていました。

ラティルが入ると、

デーモンが再び扉をしっかりと閉め、

部屋の中は、

ラティルとカルレインの

2人だけになりました。


カルレインに勧められ、

ラティルは椅子に座ると、

カルレインは、

ポットからお茶を注ぎ、

氷を入れて渡しました。

ラティルは、

ゲスターはどこに行ったのかと

心配そうに尋ねました。

 

ゲスターの身体が

本当に弱いのかは分からないけれど

トゥーリは弱いと信じているので、

ゲスターのために、

他の人より2倍も3倍も

熱心に走り回っていました。

本音はともかくとして、

少なくとも、ラティルの知る限りでは

長い物には巻かれ、

他の人たちとも、

衝突しようとしませんでした。

けれども、カルレインの部屋の前で

泣いて訴えるくらいなので、

カルレインが、

何か関係しているように思いました。

 

カルレインは、

ラティルの質問にすぐには答えず、

しばらく微妙な表情を浮かべました。

ティーカップを両手で握ったまま、

唇の先を上げたり下げたりを

繰り返しているのを見ると、

何かを知っているけれど、

返事をためらっている様子でした。

ラティルは、

言いづらい事なのかと尋ねました。

カルレインは、

率直に話すべきか、

それともゲスターに背くべきか

悩んでいたと答えました。

 

ラティルは、

一体、ゲスターは

どこに行ったのかと尋ねました。

カルレインは、ついに決意したのか

ゲスターは

カリセンに行ったと答えました。

 

カリセンから、

帰って来たばかりなのに、

また、あそこへ行ったのかと

ラティルが驚いていると、

カルレインは、ゲスターが

公爵を解剖しに行くと言っていたと

話したので、ラティルは

飲んでいたお茶に咽て咳込みました。

カルレインは

ティーカップを置くと、

ラティルのそばに来て

背中を叩きました。

 

ラティルは、何とか落ち着くと

カルレインを見上げ、

なぜ解剖するのかと尋ねました。

 

カルレインは少し口元を上げ、

解剖は趣味のようで、

黒魔術師たちは皆、少し陰気だ。

なぜ彼は黒魔術師なのか。

しかし、こんな話を

他の人にはできないので、

少し困っている。

ゲスターの侍従は何も知らないので

何も話せないと言いました。


ラティルは、

その言葉に納得しながらも、

まだ、解剖が趣味だという

言葉から抜け出せずに

ぼーっとしていました。

ラティルは、

ゲスターの澄んだ表情を思い浮かべ、

カルレインを

信じられないといった目で見ると、

それは本当なのか、

嘘ではないのかと考えました。

◇心の狭い人◇

ラティルが首を傾げながら、

カルレインの部屋を出ると、

ちょうど騒ぎを聞きつけた

大臣官がトゥーリをなだめながら

どこかへ連れて行きました。

大臣館なので、

辛くて苦しんでいる人を見ると、

自然に足が伸びるようでした。

 

デーモンは、

大臣官が背中を叩くたびに

血を吐くように苦しむ

トゥーリを見て、

部屋の中に入りました、

そして、カルレインに、

あの話を、

全部してもよかったのかと

尋ねました。

彼は吸血鬼なので、

トゥーリの執拗な泣き声を

聞きながらも、部屋の中の声を

すべて聞いたようでした。

 

カルレインは、ゲスターが

全部話してくれと言って、

自分に任せて行ってしまったと

淡々と答えました。

そんなはずはないので、

デーモンの顔色が

一気に暗くなりました。

 

デーモンは、

カルレインが皇帝に全て話したことを

ゲスターが知れば、

また、執拗に

復讐しようとするのではないかと

心配しました。

 

デーモンは、

狐の仮面は、

性格が良いように振る舞うし、

実際に良い時もあるけれど、

善良な人ではないことが

分かっていました。

その上、心が狭いのか、

あの人間は、少しでも誰かから

危害を加えられたら

それを全て記憶しておいて、

相手がそのことを忘れていても

復讐しました。

それなのに、ダガ公爵を

解剖する話をしてしまうなんて

このことを彼が知れば、

きっと歯ぎしりしながら、

あちこちから攻めてくるはずだと

思いました。

 

しかし、カルレインは

やってみるならやってみろと、

少しも心配していないかのように

平然と話しました。

 

彼は、

対抗者と戦うことになったら、

好きでも嫌いでも、

同じ仲間同士で、

力を合わせなければならない。

しかし、

そういう区分のないハーレムの中で

皇帝の寵愛だけをめぐり、

争うことになれば、

味方なんかいない。

全員が敵だと言いました。

デーモンは、

それが可能なのかと尋ねました。

カルレインは、

ゲスターがダガ公爵を手に入れて

戻って来たら、

可能になるだろうと答えました。

 

その時になれば、アイニは、

歴代の対抗者の中で、

初めて味方を作ることができない

対抗者になるだろう。

対抗者が力をつけるのも

ロードが現れて、

人々が警戒心を抱いてこそ

可能だけれど、

今回はロードが力を隠している上、

ギルゴールと神殿を

最初から手に入れているので、

そんな隙を与えないでいました。

 

対抗者と戦う必要のない世の中は

どんな世の中だろうかと、

デーモンは、

しばらくぼんやりと考えた後、

頷きました。

◇ゆっくり近づく◇

その時刻、タッシールは

ゲスターが消えたことと、

そのせいで、

トゥーリが大騒ぎしたこと、

カルレインの侍従がイライラし、

ラティルは、カルレインの所に

しばらく立ち寄ったことなどを

聞いていました。

 

ヘイレンは話を終えると、

タッシールの表情を見ました。

しかし、彼は笑っているだけで、

別に機嫌が悪いそぶりもないので、

ヘイレンは、ため息をつき、

少し、寂しくないか。

皇帝はタッシールの力が必要な時だけ

訪ねてきて、皇帝の気持ちは

絶対に与えてくれないと、

ぶつぶつ不平を漏らしました。


タッシールは、

全然訪ねて来ないよりはましだと

言いましたが、ヘイレンは、

このままだと、皇帝は

タッシールを、側室ではなく、

部下だと思うのではないか。

むしろ、本当の部下なら、

昇進するのにと言いました。


しかし、タッシールは側室なので

昇進することもできない。

昇進できるのは皇配の席だけ。

けれども、

言うことをよく聞くからといって

皇配の席に上がれるわけでも

ありませんでした。


タッシールは、

ヘイレンの愚痴にも軽く笑い、

むしろ彼をなだめました。

そして、

皇帝は、見た目は人に

優しくしているようだけれど

身近な人が

相次いで裏切ったせいか、

人々に対して、

徹底的に壁を作っている。

無理して乗り越えるより、

時間をかけて、ゆっくり

近づいたほうがいいと言いました。

 

それでもヘイレンは、

安堵しませんでした。

タッシールが浮気者ならともかく、

恋愛では、

あまり効果を上げたことがないと

思いました。

 

結局、ヘイレンは

これ以上話すことができず、

空の茶碗だけを持って

外に出ました。

重い足取りで歩いていると、

クライン皇子が、

早足で走っているのが見えました。

耳を傾けると、

 

昨日帰って来られたので、

今日は元気になっているでしょう。

早く行かないと、

タイミングを逃してしまう。

早く!早く来て!

 

と、クライン皇子が護衛と侍従を

急かす声が聞こえてきました。

 

急いでいる3人を見て、

ヘイレンは、再び

タッシールの部屋の方を振り返ると

おのずとため息が出ました。

 

頭は頭はいいけれど、

皇帝を愛してはいないようだ。

あまりにも理性的に

計算ばかりしていて、

大丈夫だろうか。

本人の言葉のように、

ゆっくりとそばに

近づくのもいいけけれど、

そうしているうちに、

皇帝が、頭を

本当に寵愛するようになった時、

彼が皇帝を

愛していないことを

皇帝が知ったらどうするのかと

心配しました。

◇責任者◇

ラティルは、

そのまま、タッシールの所へ

行こうとしましたが、

気が変わりました。

約束通り、タッシールに

全てを話そうと思いましたが、

勇気が出ませんでした。


タッシールは一時、

先帝を亡き者にした犯人を探すために

ラティルの事を調べたこともあり、

ロードや、

ロードが何をするかを知れば、

また疑われるのではないかと

心配したからでした。

 

結局、ラティルは考えを変え、

執務室に戻り、侍従長を呼ぶと、

側室の数が多くなり、

自分が細かく1人1人を

コントロールするのが難しくなるので

今すぐ皇配を

選ぶわけではないけれど、

 2ヶ月おきに責任者を置くことを

告げました。


侍従長はラティルに、

誰を皇配に選ぶか

悩んでいるのかと尋ねました。

その言葉に、ラティルは

照れくさそうに笑いました。

彼女は、恥ずかしそうな表情を

していましたが、

実際に皇配を

選ぼうとしているわけではないので、

全く恥ずかしくありませんでした。

もちろん、

誰かが驚くほど上手に

仕事をやり遂げれば、

皇配候補として、

少し考えてみることもできると

思いました。

 

目に見えて喜んでいる侍従長

誰に責任者をさせるのかと

尋ねましたが、心の中では

当然、ラナムンだろう、

ラナムン以外に、

できる人がいないと思いました。

しかし、ラティルは、

タッシールに任せると言いました。

侍従長

「分かった」と答えましたが、

表情があまり良くありませんでした。

そして、

タッシールは平民出身なので、

最初の責任者となれば、

文句が出るのではないかと心配し、

ラナムンかクラインか

ゲスターがいいのではないかと

提案しました。

 

しかし、ラティルは、

タッシールにやらせてみると

言いました。

数日前、カリセンでタッシールに、

全ての事情を説明すると言っておいて

まだ話していないのが

気になっていたからでした。


しかし、

ラナムンが皇配になることを

誰よりも望んでいる侍従長は、

ラティルの言葉に焦りを感じました。

 

休憩時間になると、侍従長

タッシールに、

このことを知らせるために

執務室を出て

ハーレムに歩いて行きましたが、

結局我慢ができず、

先にラナムンの所へ行き、

急いで相談しなければ

ならないことがあると告げました。

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ハーレムに入ってから、デーモンは

大してゲスターと

絡んでいないと思うので、

恨みを抱いているのは

ゲスター本人よりも、

彼の中に入り込んだ

ランスター伯爵なのではないかと

思います。

500年前に、ひどい目に遭わされて

今でも恨んでいるのでしょうか。

 

そういえば、ラティルたちが

ダガ公爵邸へ行ってから、

トゥーリとヘイレンは

登場していません。

ヘイレンは商団の仕事を

していたのかもしれませんし、

トゥーリは、

疲れて倒れたとあるので、

旅館に泊まっていたのかもしれません。

けれども、

ラティルとタッシールとゲスターは

グリフィンに乗って帰って来たので

馬車に乗るよりも早く

タリウムに到着しているはず。

それなのに、

すでにトゥーリとヘイレンも

タリウムにいる。

しかも、クラインは

昨日、ラティルが帰って来たと

言っている・・・

トゥーリが倒れた時点で、

ヘイレンとトゥーリは、

先にタリウムに帰されたと

思うことにします。

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