自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 750話 先読み ネタバレ 原作 あらすじ アドマルにいた想定外の人

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

750話の要約 久々にクラインが登場します。

 

クライン、バニル、アクシアンは 

ディジェットの街に到着しました。

美しい景色と、

広大な王国に魅了されたバニルは、

興奮気味にクラインを見ましたが、

クラインの表情が

硬くなっていることに気づきました。

バニルはクラインに、

ここまで来る途中で、

怪物に遭遇したせいかと尋ねましたが、

クラインはそれを否定し、

一刻も早くアドマルに着くことだけを

考えていると言いました。

そこにはラティルを助け、

ロードの評判を上げる情報が

あるはずで、

そうすることでクラインは、

人々を助けることができると

思いました。

 

バニルは

クラインが何を考えているのか

わかりませんでしたが、

クラインが不安そうな顔をすると、

馬車を急がせました。

タッシールは、

クラインのぬいぐるみを作った人を

何とか探し出して、注文し、

それをザイシンに渡すと、

彼はラティルに渡し、ラティルは

それを自分が決めた場所に置き、

使用人に、その場所から

動かさないように命じました。

 

その平和な日々が

終わろうとする頃、

タッシールはラティルの所へ来て、

レアン皇子も落ち着いてきたことだし

もう行ってもいいのではないかと

助言しました。

 

それを聞いたラティルは、

小さなカレンダーを取り出し、

クラインの出発日を確認すると、

もう彼は、ディジェットに

到着しているはずでした。

 

ラティルは事前に準備していた通り、

フルラの宮殿に、

1週間から2週間ほど滞在すると

告げました。

ラティルに同行したゲスターは、

自分たちの目的が分かっていても

一緒に行くのが楽しみだと

小声で言いました。

 

それを聞いたラティルは、

ザイシンの告白を思い出し、

大神官は自分に振られたことを、

まだ悲しんでいるのだろうかと

考えました。

 

フルラの宮殿に着くと、

使用人たちが荷物を降ろし、

準備を整えました。

その間、ラティルは

ゲスターと散歩に出かけ、

人のいないところに到着すると、

ラティルはゲスターを

強く抱きしめました。

二人はディジェットに到着しました。

ラティルは、

到着した街の美しさに感嘆し、

ゲスターに、

いつ、ここへ来たのかと尋ねると、

ランスター伯爵は、

一度訪れたことがあると答えました。

2人は、国境検問所に到着すると、

ラティルは偽の身分証明書で

入国しました。

そして、すでにクラインは、

ここを通り過ぎたと思いました。

 

その後、ラティルとゲスターは

ディジェットの領主の城を訪れました。

領主は訪問者をもてなすために、

短い晩餐会を開きましたが、

皇帝の側室と部下に会えたことに

驚いていました。

食事と休憩を終えたラティルは、

領主に、

クラインを見なかったかと尋ね、

念のため、彼の身体的な特徴も

説明しました。

 

領主は笑いながら、

もし覚えているなら、

そんなにハンサムで

自分の国の先祖を持つ人物を

忘れるのは難しいと答えました。

それを聞いたラティルは、

クラインは

首都に向かったのではないかと

考えましたが、領主は、

クラインは急用ができたので

スープを飲んだ後、

すぐに出て行ったと告げました。

それを聞いたラティルは驚き、

目を見開いてゲスターを見ました。

バニルとアクシアンは、

すぐにアドマルに出発するとは

思っていませんでしたが、

城に到着して食事をしたクラインは

すぐにアドマルに行きたいと

言いました。

 

驚いたバニルは、

1日だけでいいから滞在しないかと

提案しました。

彼は長旅で疲れていたし、

その場所の全てで、

彼らを歓迎する準備が

できていたからでした。

 

しかし、クラインは、

早く仕事を終えて、

タリウムに帰りたいと言うと、

バニルは、

それは、とても大変だと

文句を言いました。

 

すると、クラインは、

どうせアドマルまで、

全ての荷物は運べないし、

バニルはかなり弱っているので、

ここで休んで行けと言いました。

 

バニルは、

その言葉に感じるものがあり、

自分も行くと言い出しました。

ついに、クラインは

いくつかの荷物を置いて、

バニル、アクシアンと共に

アドマルに向かいました。

 

クラインは緊張していました。

アドマルについては、

多くの噂があるので、

これからは、

慎重に進む必要がありました。

 

アドマルに到着すると、

アクシアンはクラインに、

壁に掛けられた布を指し示しました。

クラインは、

アドマルの古代住民の服の

一部なのではないかと

尋ねましたが、アクシアンは、

それは現在社会の布に見えると

明言しました。

布は乾燥しておらず、

埃だらけでもないので、

そこに、掛けられた時から

まだ時間が経っていないようでした。
 

ラティルは困惑しました。

クラインは、

ここに立ち寄ったけれど、

すぐに出発した。

直接、首都に向かったのだろうか。

それならば、

運搬するのが大変な荷物の大部分を

ここへ残していくことはないと

思いました。

 

ラティルは、

もっと調べようとしましたが、

誰もクラインの行き先を

知りませんでした。

ゲスターはラティルを

フルラの宮殿に連れて帰りました。

 

クラインは一体どこにいるのかと

ラティルは呟きました。

クラインは、

自分が来ることを知らなかったから

自分から逃げたわけではないと

思いました。

 

ラティルは、

クラインは、そこで

何かを得るつもりなのか、

それとも、何か得るものが

あるのだろうかと考え込みました。

 

ゲスターは彼女をじっと見て、

口を開きそうになりましたが、

ラティルと目が合うと、

すぐに黙り込んでしまいました。

ラティルはゲスターを見て、

彼が考えていることを

教えて欲しい。

彼は賢くて助けになるからと

頼みました。

ゲスターは首を横に振ると、

クラインは逃げたのかもしれないと

言いました。

 

ラティルは表情を硬くして、

何を言っているのかと

文句を言うと、ゲスターは

聞かなかったことにしてと呟き、

姿を消しました。

 

ラティルは宮殿の庭に

一人取り残されました。

なぜ、クラインは、

自分から逃げたのだろうか。

なぜ、ゲスターは、

あんなことを言ったのだろうかと

考えました。

誰が先に来たのか

分かりませんでしたが、

クラインはそれを聞くや否や

勇ましく飛び跳ね、バニルは

一緒に頑張ると告げて、

彼の後を追い、

アクシアンは布切れを

ポケットに入れてから

二人を追いかけました。

 

クラインは、

自分たちより先に来た人が

同じ目的で来ているとしたら

大問題だ。

自分たちは、先に

到着しなければならないと言うと、

バニルとアクシアンは立ち止まって

彼を見ました。

自分たちは、何か目的があって、

ここに来たのだろうかと考えました。

クラインは、

2人の困惑した表情を見ました。

クラインは、アドマルに行くとしか

言っていませんでした。

 

アクシアンは、

目的は何かと尋ねました。

実は、クラインが探していたのは

ロードに深く関わる記録で、

皇帝の秘密にも、

深く関わるものでした。

しかし、彼は、

宝物を探していると嘘をつきました。

 

アクシアンとバニルの表情が

歪みました。

彼らは、クラインが

反抗的であることを知っていたので

それ以上の目的があると思いました。

 

その瞬間、クラインは、

ある方向を見て、

目を大きく見開きました。

アクシアンとバニルも、

クラインと同じ表情でした。

遠く離れているにもかかわらず、

アイニ前皇后の姿を

はっきりと確認したからでした。

 

前皇后は、

どんな財宝を求めてここに来たのかと

バニルが言うと、

アイニが不意に振り返り、

彼らの方を向いたので、

3人はとっさに岩陰に

身を隠しました。

 

クラインは目を見開いたまま

岩にしがみつき、

荒ぶる鼓動を聞きながら、

唾を飲み込みました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

やっぱり生きていたアイニ!

 

ラティルに一途な彼は、

彼女のために

アドマルまでやって来たのに、

まさか、そこに

アイニがいるとは。

バニルが何か言った途端、

そちらを見るなんて、

アイニは吸血鬼並みの聴力を

得ることができたのでしょうか。

彼女も黒魔術を使っていたら

特殊な能力を身に着けていても

不思議ではないように思います。

ラティルに嘘をついてまで

アドマルに来たクラインの誠意が

無駄にならないことを願います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain