自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 757話 先読み ネタバレ 原作 あらすじ やはり頼れるのはタッシール

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756話の要約 ラティルはギルゴールを呼び出しましたが・・・

ラティルはゆっくりと

ギルゴールに近づき、

何か話すことがあるのではないかと

尋ねました。

ギルゴールはクスクス笑いながら

「愛している」と答えました。

 

ラティルは顔をしかめて、

「他には?」と尋ねました。

ギルゴールは、

「好きだ、ラティル」と答えました。

 

ラティルは「その他には?」と

尋ねると、ギルゴールは、

「会いたかった」と答えました。

 

どの答えも、

ラティルが期待していたものでは

ありませんでした。

ギルゴールは、

自分の近くに来て欲しいと

彼女に頼むかのように、

手を伸ばしましたが、

ラティルは彼に近寄らず、

反対側のソファーに座りました。

 

ギルゴールは、

宙に浮いた自分の手を見て、

唇を上げました。

そして、

ラティルが自分に会いたくて

呼んだのかと思ったと言いました。

ラティルは、自分がギルゴールに

会いたかったかどうかは

分からないけれど、

彼が自分を止める姿は見たくなかった。

彼の顔を見たら、

その理由を聞きたくなるからと

返事をしました。

それでも、ラティルは、

繊細なミモザのようなギルゴールに、

怒らないようにしました。

 

ギルゴールは、

不思議な話を聞いているかのように

眉を上げ、

自分がお弟子さんを止めたのかと

ラティルに尋ねました。

 

彼女は、

ギルゴールが自分の剣を掴み、

アイニを引っ張ったと答えました。

ギルゴールは、さらに眉を上げたので

額にしわが寄りました。

 

彼は「どこで?」と尋ねました。

ラティルは、

自分の目の前でと答えました。

ギルゴールは遠い目で、

ラティルを見ました。

 

ラティルには、

彼が訳が分かっていないように

見えましたが、

なぜ、知らないふりをするのかと

切羽詰まった口調で、

ギルゴールに尋ねました。

 

彼は顔をしかめ、口角を上げると、

自分は、いつそれをしたのかと

尋ねました。

ラティルは「昼間だ」と答えました。

 

ギルゴールは、

昼間、自分はタリウムにいたけれど

ラティルはいなかったと言いました。

彼女は、自分は昼間に、

アドマルにいたと言いました。

すると、ギルゴールは、

ラティルが、

とても奇妙な人物であるかのように

見ました。

彼は、一瞬、

答えるのを躊躇いましたが、

とてもシンプルな事実を

説明するかのように、

自分はタリウムにいたと、

ゆっくり話しました。

 

ラティルは、

なぜ、自分を騙そうとするのかと

激怒し、

彼もアドマルに行き、その後、

タリウムに戻って来たのだと

主張しました。

 

ギルゴールは、

「そうなのか?」と尋ねました。

ラティルは「そうだ」と答えると

ギルゴールは、

自分は、そうは思わないと言って、

ソファーの肘掛に手を置き、

ラティルを見つめました。

 

ギルゴールは、

さらに訳が分からないようでした。

ラティルは唾を飲み込みました。

表面上、彼は

全く覚えていないように見えました。

 

ラティルの背筋に鳥肌が立ちました。

一体何なのか。

あの土地のせいで、

こんなことが起こったのか。

ギルゴールが知らないうちに

アドマルに行ったのは、

あの土地のせいなのかと思いました。

 

ギルゴールは片方の眉を上げ、

なぜそんなことを言うのかと、

ラティルに尋ねました。

彼女は、気づかないうちに

息を止めていました。

 

ラティルは、

彼を見たからだと答えると、

彼は、ラティルを見ていないと

言いました。

ラティルは、

それでは、自分は何を見たのかと

尋ねると、ギルゴールは、

あり得ないものだと答えました。

 

ラティルは、

あり得ないものが

ラティルの剣をつかみ、

アイニを引っ張ったのかと

思いました。

それに、ギルゴールを見たのは

ラティルだけではなく、

クラインも見ていて、

彼は、何か言っていた。

バニルは気を失っていて、

見ていなかったと思いました。

 

ギルゴールはラティルを呼び、

自分を疑っているのかと尋ねました。

彼は目を細め、

声がかすれていました。

ラティルは囁くような声で、

アドマルに行ったことがあるかと

尋ねました。

彼は、絶対に行かないと

きっぱり言いました。

 

ラティルは、

何が何だかわからなくなりました。

頭を強く押してみても、

うまくいきませんでした。


その時、ギルゴールは

椅子から立ち上がり、

ゆっくりとラティルに

近づいてきました。

ラティルは椅子の肘掛に

つかまっていました。

ギルゴールが、

ラティルの膝の前で止まると、

彼女は彼を見上げました。

椅子の肘掛を握る力が強くなりました。

 

ギルゴールは、

ラティルの手の血管を見下ろし、

ゆっくりと身を屈め、

自分を信じるかと囁きました。


ラティルが答えないので、彼は、

自分を恐れているのかと尋ねました。

 

彼女は、分からないと思いましたが

「恐れていない。」と答え、

無理矢理、笑顔を作りました。

翌日、ラティルはグリフィンに

シピサを連れて来るよう頼みました。

彼が来ると、ラティルは、

ギルゴールは代々、ロードの敵だけれど

それは、彼の意志によるものでは

ないかもしれないと、

以前、シピサが話していたことについて

言及しました。

 

ラティルの話を聞いたシピサは

ため息をつき、

何かあったのかと尋ねました。

ラティルは、

質問したことを後悔し、

「そんなことはない」と

大げさに笑いました。

二人は気まずそうに、

互いに相手を見つめました。

 

しばらくしてラティルは、

ギルゴールが、

ロードを死に至らしめる時、

彼は狂っているけれど、

ロードが死ぬ時、

彼はさらに狂うということかと

尋ねました。

 

シピサは分からないと答え、

ロードが死んだ後に、

父親と話すのは初めてなので、

ギルゴールの精神状態を知らないと

答えました。

 

続けて、シピサは、

ラティルほどではないけれど、

ロードが自分たちに

親切にしてくれたのは

初めてではないと言い、

その度に父親は・・・と言ったところで

黙り込んでしまいました。

 

シピサが去った後、

ラティルは座って、じっと考えました。

 

ギルゴールが正気なら彼を信じる。

彼が嘘をつく理由はない。

けれども、遊びで

嘘をついているかどうかは

分からない。

問題は、

ギルゴールが正気でなかった場合。

ラティルに聞かれた時、

彼は絶対にアドマルに行かないと

言っていた。

けれども、シピサの言うことは

無視できない。

 

ラティルは暗くなるまで考えました。

自分より、

ギルゴールを信じていいのだろうか?

自分の目や頭より、

ギルゴールを信じていいのだろうか?

 

ラティルは、予定より早く

宮殿に戻ることにしました。

皆、驚いていましたが、

これ以上、フルラの宮殿にいても、

仕方がないと思いました。

レアンは皇女に会いにいったようだし

ゲスターは帰って来ない。

クラインは、

一人で忙しくしているので、

ここにいる意味はありませんでした。

 

ラティルは、

タッシールが必要だと思いました。

解決しなければならないことが

たくさんあり、

それを助けてくれるのは

タッシールであることを、

彼女は知っていました。

まだ、しばらく帰って来ないと

思われていたラティルが、

宮殿に戻って来たので、

皆が驚きました。

ラティルは、

いくつかの指示を出すと、

すぐにハーレムへ向かいました。

 

タッシールに会うと、ラティルは

アドマルで起こったことについて

彼に話しました。

ヘイレンは、

ラティルがタッシールを

とても信頼していると思いながら、

お茶と食べ物を運んできました。

 

お茶を半分近く飲み終え、

タッシールに全てを

話し終えたラティルは、

身を乗り出して、

彼に感想を聞きました。

タッシールは、

ラティルが、そのようにしていたら、

彼女のことばかり考えてしまうと

言いました。

 

ラティルが背筋を伸ばすと、

タッシールは、

お茶を飲みながら考えると言いました。

ラティルは頷くと、カップを手に取り

タッシールに渡しました。

彼は、

お茶を渡されても、

思考は勝手に出て来ないと言いました。

 

ラティルが謝ると、タッシールは

キスをしてくれたら

インスピレーションが

湧くかもしれないと言いました。

ラティルは、

タッシールをじっと見つめました。

彼は咳ばらいをしてお茶を飲みました。

きちんと考えるためでした。

ラティルは、

黙って彼を見つめ続けました。

 

タッシールは、

少し威圧感を覚えると言いました。

ラティルは、

目をそらした方がいいかと尋ねましたが

タッシールは、

威圧されることが好きだと答えました。

ラティルは横を向こうとしましたが、

タッシールは、

座っている位置をずらしながら

以前、ラティルから、

初代ロードが見たメッセージについて

聞いたことがあると呟きました。

ラティルは、

確かに話したことがあるけれど

それが何なのかと尋ねました。

 

タッシールは、

最後の一文に何て書いてあったか。

「完璧な始まり・・・は?」と尋ねると

ラティルは、

「終わり」と書かれていた。

それは、自分がロードと対抗者の

運命を定めたから、

それを自分が終わらせることができると

いう意味ではないのかと答えました。

 

タッシールは、ラティルの言う通り、

アドマルに、古代の神殿があるなら、

そこで運命が、

決まったということではないかと

言いました。

ラティルは、半信半疑でしたが、

タッシールは、

ラティルが、そこで運命を

終わらせることができるという

ことだと思わないかと尋ねました。

 

ラティルは、

それならば、アドマルでは、

運命の作用がなく、

アイニと対等に

勝負できるということなのかと

尋ねました。

タッシールは、

そうなのではないかと、

返事をしました。

 

ラティルは、それならば、

なぜ、ギルゴールは、

アイニと戦っている時に現れたのか。

彼は、対抗者を

助けているように見えたと言いました。

 

タッシールは、

確かに、

彼はなぜ、そんなことをしたのかと

ため息をつくと、

アクシアンが行った地下の場所に

ラティルが行くのが理想的だったと

呟きました。

 

ラティルも同意し、

ため息をつきましたが、

頭を上げ、目を輝かせながら、

タッシールの意見は良いと思うと

告げました。

タッシールは、

ラティルの表情が明るくなるのを見て、

自分でも気づかないうちに、

口の端が上がっていました。

 

彼は、ラティルに、

そう思うのかと尋ねました。

ラティルは、試してみる価値はある。

会長の意見よりずっといいと

言いました。

 

会長は、

ラティルと姫の関係は、

アリタルと最初の敵対者と

同じになるから、

姫を亡き者にすべきだと言ったけれど

あの酷い意見より、

タッシールの意見の方が、

はるかに良いと思いました。

 

タッシールは、

アイニをアドマルに連れて行くべきだ。

そこで、ラティルに

決断してもらうことになると

言いました。

ラティルは、

そうしたいと思う。

運命が動かない限り、

自分が勝つと思うと言いましたが

彼女は、眉を顰めながら、

最悪の場合、ギルゴールと

対峙することになると言いました。

それを聞いた、タッシールは

微笑むだけでした。

 

ラティルは、

カップの残りの紅茶を飲みました。

すでに冷たくなっていて、

苦味に満ちていました。

 

ラティルの脳裏に、

「自分を信じろ」という

ギルゴールの声が

ずっと頭に残っていました。

しかし、ラティルは自分の目で

アイニを助けるギルゴールを見ました。

どうして、彼が

そんなことをしなかったと

信じられるのだろうかと思いました。

アドマルに連れて行った

3人の黒魔術師のうち、

1人が死にました。

アイニはラティルに会う度に

何かを失っていきました。

 

アイニは頭痛を覚え、

少しの間、手を止めると、

ペンを脇に置きました。

 

実は、アイニは、

黒魔術師を失うよりも、

ラティルとの戦いで

負けそうになったことの方が

心配でした。

アイニは、なぜギルゴールが

自分を助けてくれたのか

わかりませんでしたが、

彼は、再び助けてくれないだろうし

自分も、再びアドマルへ行かない方が

いいと思いました。

ロードに関する情報を探して、

排除するのは、

他の黒魔術師の仕事でした。

 

アドマルは、

危険な場所と言われていましたが、

行ってみると、

ラティルに会うまでは、

何の苦労もありませんでした。

アドマルに行く必要はないと

書かれた手紙を読んだレアンは、

すぐに紙を破って燃やしました。

側近はレアンに、アイニが、

何と言って来たのかと尋ねると、

レアンは、ラティルが、

アドマルに現れたと答えました。

それを聞いた側近は驚き、

ラティルは、

フルラの宮殿に行ったはずだと

言いました。

レアンは、どうやらラティルには

時間をかけずに、

どこへでも行くことができる方法が

あるようだと答えました。

 

側近はレアンに、

どうするつもりなのかと尋ねました。

レアンは、今のところ、

ラティルと対峙するのは困難であり、

人に話すこともできないと

答えましたが、穏やかに微笑むと、

首の包帯を手で外しながら、

まずは姫に焦点を当てるべきだ。

年末の祭りに、

姫を登場させなければならないと、

言いました。

 

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アクシアンが

アドマルの地下で見つけた柱が

古代の神殿の遺跡であり、

柱の一つに刻まれた文字が、

神の予言で、

かつて、アリタルが

ギルゴールと一緒に見たものであれば

彼女は、それを読んで、

自分の人生が変えられないことを

嘆き、ギルゴールを蹴って逃げたので、

ギルゴールが、

絶対にアドマルに行かないというのも

分かる気がします。

もしも、それが、ギルゴールが

生きているアリタルを見た

最後の時であれば、

なおさらだと思います。

 

ギルゴールは、

アリタルのことを

とても愛していたので、

彼女の命を奪った者を許せず、

それが、自分の息子であっても

彼女の敵を取りたいという

気持ちを抑えられず、

息子を殺めることになった。

そして、ギルゴールは、

「最初の選択が繰り返される。

 1人の人生で罪は贖われない」

という予言を信じて、

アリタルの生まれ変わりを、

待つことにした。

 

けれども、転生したロードが

ギルゴールを愛さなければ、

新たに転生したロードに

期待するしかないので

対抗者を訓練して、ロードを倒させ、

次のロードを待つことにした。

 

ギルゴールは、

自分を愛してくれるロードが

現われるのを長い間待ち続け、

ようやく、アリタルの転生でもある

ラティルに出会えたのではないかと

思います。

 

ギルゴールは、

アリタルとの悲しい思い出がある

アドマルには、

行かないと思うので、

もしも、アイニを助けたのが

本当にギルゴールだとしたら、

彼は無意識のうちに、

誰かに動かされたのではないかと

考えました。

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