自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 767話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 戦いの終わり

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767話の要約 ラティルは、再びギルゴールに邪魔されましたが・・・

 

ラティルは、

バリエーションはあるものの

今の状況が、アリタルの時代の状況を

再現していることに気づきました。

セルは神官や聖騎士に守られ、

アイニは関係ない冒険者たち

に守られていました。

 

今回もそうかもしれないと

ラティルは思いながら、

剣の残骸の場所を確認しました。

狐の仮面は、防御には

役立つかもしれませんが、

攻撃には役に立たないので、

折れた剣を拾う必要がありました。

 

ギルゴールはアイニを守り、

ラティルを脅すように

皆が彼女を囲んでいました。

 

自分の推測が外れれば、

被害は甚大で、

自分は死ぬかもしれない。

アイニの運命と同じように

自分の不老不死も

なくなるかもしれない。

しかし、自分は

挑戦しなければならないと

思ったラティルは、

狐の仮面を付けて

まっすぐ走りました。

 

ギルゴールは槍を振り回しましたが

ラティルはジャンプして横に転がり、

剣の残骸を掴んで、

アイニに向かって走り出しました。

 

ギルゴールの時代、

アリタルはギルゴールから逃げ、

最後の瞬間にも

アリタルは彼を裏切りました。

その時、起きていたことに

彼が向き合いたくないのなら、

それはそれで仕方がないことだと

ラティルは思いました。

 

ラティルがアイニにたどり着く直前、

ギルゴールが槍を振り回しながら

アイニの前に現れましたが、

ラティルは止まりませんでした。

刺されば死んでしまうのに、

それでもラティルは

止まりませんでした。

 

その様子を見ていた冒険者たちは、

白髪の男が槍を向けているのに、

ラティルが槍に向かって走っているので

困惑しました。

それは、あまりにも危険な行為でした。

 

アイニは、なぜギルゴールが

自分を助けてくれるのか理解できず、

ラティルが自分たちに向かって

走ってくるのを見ていました。

どんどん、彼女が近づいて来て

死が迫っていました。

ラティルは歯を食いしばって走り続け

自分が戦っているのは

ギルゴールではないと思ったその瞬間、

槍が彼女の心臓を貫きました。

冒険者たちは悲鳴を上げ、

アイニも、

その光景に衝撃を受けましたが、

槍に貫かれても、

ラティルは進み続けました。

 

ギルゴールは、

再び彼女を阻むことはなく、

ラティルに傷はありませんでした。

 

ラティルは、

自分が乗り越えなければならないのは

不信感だと思いました。

アイニが武器を取るのが遅かったので、

ラティルは折れた剣を先に振り、

アイニにぶつけました。

 

アイニは剣の刃を感じ、

目を固く閉じて悲鳴を上げました。

血の匂いが漂いました。

 

アイニは息を吞みましたが、

不思議なことに痛みはなく、

頭が軽くなったような気さえしました。

長年彼女を苦しめてきた痛みが消え、

体が軽くなりました。

 

アイニはこれが死なのかと思い、

ゆっくりと目を開けると、

ラティルが剣を下ろしていました。

ギルゴールの姿はなく、

冒険者たちは困惑していました。

 

アイニは両手を動かすと、

こめかみに軽い痛みを感じました。

そして、ラティルを見て、

これは一体何なのかと尋ねました。

 

ラティルは自分の剣を見て、

次にアイニを見て、

ドミスの仕掛けた靄が、

アイニの頭の中に閉じ込められていたと

答えました。

 

アイニは目を開けました。

自分に「何か」が

まとわりついていることは

知っていましたが、

ラティルが、それを

取り除いてくれたのかと思いました。

アイニはなぜラティルが

自分の命を奪わなかったのか

分かりませんでしたが、

ラティルは、

アイニをアドマルに連れてくるのを

手伝ってもらう代わりに、

彼女の命を奪わないと

ヘウンと約束をしたこと。

自分がアイニを倒したという

シンボルが必要だったので、

彼女から黒い靄を

取り出したと説明しました。

 

このことはアイニに話さないと、

ラティルは

ヘウンと約束をしていましたが、

時が来れば話してもいいと

ヘウンは許可していました。

 

ラティルは

ヘウンがアイニを愛していることは

知っていましたが、

ヘウンは、このことで

何を得られるのかは

分かりませんでした。

 

アイニは驚いてその場に座り込み、

ほとんど瞬きもしませんでした。

ラティルは剣の残骸を拾い、

冒険者たちに近づくと、

彼らのバッグを要求しました。

 

彼らは、まだ、何が起こったのか

理解していませんでしたが、

ラティルが自分たち全員を倒した

強い女性であることを知っていたので

彼女にバッグを渡しました。

 

ラティルはヘウンの首を手に取り

袋の中に入れ、

誰にも見られないように

しっかりバッグの口を閉じた後、

アイニの方を見ると、

もうそこに、

アイニの姿はありませんでした。

 

ラティルは冒険者たちに

彼女の行方を尋ねると、

彼女はもういない、

砂の中に消えてしまったと

答えました。

そして、冒険者の一人は

地図を見せながら、

この場所で砂の中に落ちると、

いくつかの柱がある場所に出ると

説明しました。

 

ラティルは、

もしかしたらアイニが

柱のある場所に

たどり着いたのかもしれない。

もしそうであれば、

何もできないのではないかと

考えました。

 

ラティルは冒険者たちに

これからどうするのかと尋ねると、

一人が、皇子のために

情報を探し続けると告げました。

 

ラティルは

身に着けていたブレスレットを渡し、

アイニに出会ったら、

世話をするようにと頼みました。

ラティルは、靴を手に持ち、

アドマルの郊外へ向かって

砂の上を裸足で歩きながら

ゲスターのことを考え始めました。

 

幸いなことに、

彼女は砂の中に落ちませんでした。

広大な砂の中を歩いているうちに、

遅ればせながら、悲しみが

ラティルを襲いました。

 

彼女は狐の仮面を抱き締めながら

鼻を鳴らしました。

彼がランスター伯爵になる時は、

話すのも面倒になりましたが、

それでも彼は、

いつもではないけれど、

自分を助けてくれました。

ランスター伯爵は

500年程生きているけれど

ゲスターは、まだあまり生きていない。

ランスター伯爵に流されたせいだ。

ゲスターは優しい男の子なのに

ここで無駄に死ぬのは、

彼ではないと思いました。

 

アドマルの国境線に到着したラティルは

溢れる悲しみに耐え切れず、

涙を流しながらゲスタを呼びました。

 

このバカ!

ここに来たら大変なことになると

言ってくれればよかったのに、

どうして何も言わなかったの?

ここで死ぬって言ってくれていれば

連れて来なかったのに。

ゲスター!このバカ!

 

と叫びました。ところが、

 

私が?

 

と声が聞こえたので、

号泣していたラティルは

驚いて飛び上がり、

声のする方を振り返ると、

境界線の外側で、ゲスターが、

パーティで着ていたのと同じ服を着て

岩の上に座っていました。

 

ゲスターが無事だと分かると、

ラティルは神に感謝し、

彼に駆け寄って抱きしめると、

涙が勝手に流れて来ました。

 

ラティルは、ゲスターが

雷に打たれたものと思っていたと

言いました。

彼女の涙でゲスターの肩は、

すぐに湿ってしまいましたが

ラティルは、彼女の背中を撫でる

ゲスターの大きな手を感じて、

さらに涙が激しく出て来ました。

 

ラティルは、

一体、何があったのか。

雷に打たれる直前に

逃げ出したのかと尋ねました。

彼は、「そうだ」と答えました。

 

ゲスターはラティルの手から

仮面を取り上げ、

片手で顔に着けました。

ラティルは、

ゲスターから離れました。

 

ラティルは、

ゲスターが黒魔術師だから

雷に打たれたのかと尋ねました。

彼は、「まあ、そうです。」と

答えました。

 

ラティルは、

アイニと一緒にいた黒魔術師たちは

なぜ雷に打たれなかったのかと

尋ねると、ゲスターは、

自分が弱いからだと答えました。

 

彼が嘘をついていると思ったラティルは

喜びと悲しみと不信感を同時に覚え、

額に皺を寄せましたが、

彼に反論する代わりに、

再び彼を抱き締め

彼が死んだと思って驚いたと

告げました。

すると、ランスター伯爵は

ラティルは自分のことを

心配したに違いないと言いました。

 

ラティルは、

ランスター伯爵は長生きしたけれど

ゲスターはそうではないと

言い返しました。

 

ランスター伯爵は、

ラティルに感謝すべきなのか

怒るべきなのか、

わからないと言いました。

 

ラティルは狐の仮面の広い肩に

額を擦り付け、

泣き過ぎて目が痛くなると、

額を外しました。

 

伯爵は、

ロードはどうするのか。

もう終わりかと尋ねながら、

冷水に浸しただけのような

湿ったハンカチを、

ラティルの目元に当てました

 

彼女はわからないと答えて、

再び彼を抱き締めました。

彼女が、その状態でじっとしていると

ランスター伯爵は不愉快そうに、

これで自分の怒りが

和らいだわけではないので、

安心するなと言いました。

ラティルは頷きました。

 

彼の意地悪な言葉とは違い、

彼女の頭や背中を撫でる感触は、

丁寧で温かかったので、

ラティルは彼の腰を

強く抱きしめました。


ラティルは、

「困ったちゃん」になってしまった。

このまま欲望にまみれてしまいそうだ。

死んだと思ってたけど、

生きていたんだ・・・。

彼、いい人だし。

どうしたらいいんだろう。

 

ラティルは悩みました。

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アイニの頭の中から

黒い靄が消えたことで、

問題が一つ解決したような

しないような・・・

ギルゴールは

本当にギルゴールだったのか

まだ、明らかにされませんでしたし

槍に刺されながらも

ラティルが死ななかったのも謎。

けれども、結局ラティルの選択は

間違っていなかったという

ことなのでしょうね。

最後に、まさかラティルが

ランスター伯爵相手に、

欲望にまみれそうになるとは

思いませんでしたが、

戦いの後、疲れ切って

緊張が緩んでいたところへ

死んだと思っていた人が生きていて

憎まれ口をききながらも

優しくしてくれれば、

ときめくこともあるのだと思います。

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