自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 768話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 運命は変ったのか

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768話の要約 ランスター伯爵にも欲望を感じたラティルでしたが・・・

 

ゲスターに寄り添いながら、

ラティルは、

自分が優柔不断だと思いました。

タッシールがかっこよく見えると

ドキドキし、

ギルゴールが自分のために

一歩踏み出すのを見るとドキドキし、

カルレインが自分を見つめると

ドキドキするなど、

ハンサムな側室たちが

魅力的な行動をとる度に、

ラティルはドキドキしました。

 

しかし、ラティルは

そんな自分を叱咤し、

自分は皇帝だからいいのだと思い、

誇らしげに笑いました。

 

ラティルはゲスターに

アドマルでの出来事を話すと、

彼はラティルを労った後、

アイニはどうなるのかと尋ねました。

ラティルは、分からないと答えました。

そして、彼女は

ヘウンがいることを思い出したので

二人は戻ることにしました。

ラティルとゲスターは

アナッチャのいる別宮の近くに

現れました。

そこにはサーナット卿がいて、

ラティルに、

どうだったかと尋ねました。

彼女は、後で話すと言って

アナッチャのいる別宮に直行しました。

そこには、二人を待ち焦がれていた

トゥーラがいました。

 

トゥーラがヘウンを

慎重にバッグから取り出すのを見て、

友人のいないラティルは、

二人は、とても親しい友人だと呟くと

トゥーラは顔をしかめました。

 

ラティルはヘウンに

お礼を言おうと思いましたが、

タイミングが悪かったので、

後ですることにして、

その場を離れました。

 

別宮から出て来ると、

彼女を待っていた

サーナット卿とゲスターが

彼女のそばに行きました。

 

ラティルはサーナット卿に

アドマルでのことを話そうと

思いましたが、後で話すと言って

彼の背中を叩きました。

 

ラティルは、ギルゴールに

会いに行かなければならないと思い

温室に向かいました。

彼女の後を付いてきたサーナット卿は

ギルゴールがメラディムと

戦ったことを話しました。

彼女は、その理由を尋ねましたが

サーナット卿は、

あの二人はいつも争っているからと

答えました。

 

湖のそばを通りかかったラティルは、

そこら中が水浸しになり、

ものすごい騒ぎになっているのを

見ました。

ハーレムの管理人は

泣きべそをかきながら、

ラティルに駆け寄り、

もし、ギルゴールとメラディムが

また喧嘩するのなら、

どうか海の真ん中へ行って欲しい。

ここで、喧嘩をしたら

掃除するのがとても大変だと

ぼやきました。

 

ラティルは、

どちらが勝ったのかと尋ねると、

管理人は気絶しそうな顔で

文句を言ったので、ラティルは、

からかうのはやめようと思い、

二人はどこにいるのかと

尋ねました。

 

管理人は、メラディムは湖へ行き、

ギルゴールは、

一人で祭殿で踊っていたと答えました。

ラティルはそこへ行きました。

ギルゴールは、

音楽もかけずに、

扉を開けて一人で踊っていました。

彼は、ダンスに没頭していたので、

ラティルが彼の所に来ても

気づきませんでした。

 

彼女は彼の手を取り、

一緒に踊り始めました。

ギルゴールは驚きましたが、

微笑みながら彼女に挨拶をし、

その場でターンさせました。

その時、ラティルは足をひねったので

ギルゴールの方へ倒れ込み、

彼は彼女をつかんで抱きしめました。

ラティルは、

こんなギルゴールを見たら、

心臓がドキドキしないわけには

いかないと思いました。

 

ラティルはため息をつき、

頭を振って立ち上がると、

彼に話をしようとしましたが、

ギルゴールが先に、

自分はメラディムと一緒だったと

告げました。

 

ラティルは驚いて、

それは、知っている。

二人は喧嘩をしたらしいと

平然と答えました。

 

ギルゴールは、

自分はずっとメラディムと一緒だった。

もし誰かが自分の姿で

ラティルの前に現れたとしても、

それは自分ではないと言いました。

 

ラティルは胸に鋭い痛みを感じ、

ギルゴールの手を握りました。

その戦いは、

手に負えない子供のために

したのだろうと思いました。

 

ラティルは、

自分がギルゴールを疑ったから

自分のために、

メラディムと戦ったのかと

尋ねました。

 

ギルゴールは、ラティルが

自分を見ている限り、

彼女が自分を信じないと思ったと

答えました。

それに対して、ラティルは、

ギルゴールの言葉を

信じることにしたと告げました。

 

彼は、今回のようなケースであれば

ラティルが

自分を信じてくれるのだろうと

指摘しました。

 

ギルゴールは、

そんなことを要求したり

しないけれど、彼は、

自分にお腹を撫でさせるために、

お腹を丸出しにしている

猛虎のようだとラティルは思いました。

そして、ギルゴールは

誰にも頼ろうとしなかったけれど、

今回はそうしたと思いました。

 

ラティルは唇を噛み、

ギルゴールのお腹を撫でました。

ギルゴールは、ラティルが

急にお腹を撫ではじめたことを

不思議に思いましたが、

ラティルはその気持ちを、

ずっと持ち続けたいと思い、

何も言わずに、

お腹を触り続けました。

そして、ゆっくりと顔を上げ、

アドマルでアイニと戦ったことを

話しました。

 

ギルゴールは、

自分はアドマルに言っていないこと。

メラディムに聞いてみれば分かる。

彼が、忘れていても、

目撃者がたくさんいると主張しました。

 

ラティルは、それは分かっているし、

彼を信頼している。

あそこに現れたのは

本当のギルゴールではなく、

アリタルの彼に対する不信感だったと

話しました。

それを聞いてギルゴールは驚きました。

 

自分はギルゴールを愛していた。

でも彼を信じていなかった。

それが彼の姿となり現れたと

ラティルは付け加えました。

 

ギルゴールは、

アリタルの話をしても

逃げませんでした。

ラティルはギルゴールを見ました。

彼は怒っているようには見えず、

むしろ戸惑っていました。

どうしてなのかと思いながら、

ラティルは、

ギルゴールのお腹から手を離しました。

彼は、ラティルが

自分を信じてくれたことが分かったと

告げると、ラティルの手を取り、

自分の胸に当てました。

 

ラティルは誇らしげに頷き、

ギルゴールは畏敬の念を込めて

彼女を見つめ、

ゆっくりと彼女の頬に手を当て、

額にキスをしました。

アリタルの名前が出ても、

ギルゴールは逃げることなく、

穏やかな表情でいました。

内心ギルゴールは

とても動揺していましたが、

ラティルには

知る由もありませんでした。

 

ラティルはギルゴールに

動揺してないのかと尋ねると、

彼は、自分を信じるようにと答え、

満足げに口を尖らせました。

 

ラティルはギルゴールに

何か変わったと思うかと

尋ねましたが

ギルゴールは、彼女の言葉の意味が

分かりませんでした。

 

そこでラティルは、

アイニの頭の中の黒い靄が消えた時、

アイニは混乱したように見えたけれど

何かが変わったかどうかは

よく分からない。

けれども、彼女を見ていると、

変化があったように感じると

付け加えました。

 

それに対してギルゴールは、

分からないと答えました。

彼の言葉から甘い雰囲気が消え、

失望が大きくなりました。

何も変化はなかったのだろうか。

ラティルはギルゴールに、

もっと瞑想したり分析したりすれば、

変化に気づくかもしれないと

主張しました。

 

ラティルは花を一輪取って

ギルゴールの口に入れ、

頭がすっきりしたと思うかと

尋ねました。

ギルゴールはそれを食べ、

相変わらずだと答えました。

 

ラティルは両手で彼の頭を掴みました。

ギルゴールは眉間にしわを寄せ、

ラティルを見て、花を食べ終わると、

なぜ、対抗者を呼んで確かめないのかと

尋ねました。

ラティルは「それがいい!」と

答えました。

ラティルはラナムンを

ハレームの武道場

呼び出しました。

もう遅い時間なので、

そこには誰もいませんでした。

ラナムンはフローラを連れて

やって来ました。

 

ラティルはアドマルで

アイニと戦ったことを話しましたが、

全貌を知らないラナムンは

ラティルの話を

理解できないようでした。

 

ラティルは木刀を差し出し、

運命が変わったかどうか

確かめるために戦えと言いました。

 

ラナムンは、

運命が変わったのかと尋ねながら、

フローラをサーナット卿に

渡そうとしましたが、

カルレインが現れると、

彼にフローラを渡し、剣を取りました。

カルレインは、

渋々フローラを受取りました。

 

ラティルは、なぜラナムンは、

カルレインに赤ん坊を渡したのか

不思議に思いました。

姫の扱いに慎重だったラナムンが

カルレインに託したことで、

ラティルは、

「運命が変わったのか!」と

思いました。

 

ところが、ラナムンは、

今まで言えなかったけれど、

フローラが他の人を

攻撃する理由がわかった気がすると

ラティルに話したので、

彼女は驚きました。

 

ラナムンは姫の頬を撫でながら、

フローラは、身の危険を感じた時や

自分を危険にさらす相手に対して

カミソリを作ると話しました。

そして、パーティの時、

フローラがカミソリを作る前に、

レアンの支持者である貴族たちと

自分が口論になり、

自分は彼らを落ち着かせようとしたが、

彼らが口論を続けた結果、

あのようになったと説明しました。

 

ラナムンはフローラを撫でるのを止め、

ラティルを見つめました。

そして、レアンの時もそうだった。

彼が自分と口論した後、

突然よろめいた。

どうやらフローラに襲われたらしいと

話しました。

 

それを聞いて驚いたラティルは

カルレインに、

遠くの場所を指差し、

そこにいるように頼みました。

 

カルレインは、

ラナムンを激しく見つめながら

指示された場所に向かいました。

ラティルは安堵の表情で上を見上げ

「戦おう」と言って剣を構えました。

 

ラナムンは、

ラティルが自分と戦った時のことを

思い出し、心配そうな顔をしました。

ラティルは頷き、

剣を目の高さまで振り上げました。

これで、運命が変わったかどうか

分かるだろうと思いました。

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ラティルの前に現れたのは

本物のギルゴールではなく、

アリタルの不信感が

ギルゴールの姿で

現われたのではないかと

ラティルは結論づけましたが

何となく、すっきりしません。

 

セルとシピサは双子で、

二人ともギルゴールにそっくり。

セルの魂は対抗者の剣の中に

入っているので、

ラティルからアイニを守ったのは

剣から抜け出した、

セルだという意見を目にしましたが

こちらの方が、まだ納得がいきます。

 

ラティルは、

これで運命が変わったかもしれないと

期待していますが、

そんなに簡単に

運命を変えられるのでしょうか。

 

セルは、誤ってシピサを死なせた後

アリタルに命を奪われそうになった。

そして、アリタルは

シピサを生き返らせるために、

闇の力を得て、

彼女自身とギルゴールとシピサは

吸血鬼になった。

けれども、セルだけ仲間外れ。

その後、アリタルは運命を変えるために

自らの命をセルに差し出し、

セルは英雄として称えられたけれど、

その直後に、父親に命を奪われた。

セルの魂が対抗者の剣の中に

入っているなら、

歴代の対抗者はセルの転生ではなく

対抗者の役割を担う者が

ロードの復活と共に

出現しているのでしょうか?

 

アリタルの騎士は

ギルゴールでしたが、

彼は、ずっと生きているので、

アリタル以降のロードの騎士も、

対抗者同様、ロードが転生した時に

出現するのだと思います。

 

もしかして、セルは

なぜ、自分がそのような人生を

送らなければならなかったのか

ずっと疑問に思っているのかも。

自分だけ家族から

愛されていないと感じているのかも。

セルの疑問が解消されない限り、

運命は変らないのかもしれないと

感じました。

それでも、ギルゴールは

ラティルの愛を得られたので、

今までと同じ運命を辿ることを

辞めるのではないかと思います。

 

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