自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

正しい復讐の作法 92話 ネタバレ 璃香に攻撃されても落ち着いて対応する麗奈

 

92話 麗奈はWJリテールの企画総括本部長に就任しましたが・・・

 

麗奈は、社員の前で自己紹介をし

至らない点が多いので、

彼らに助けて欲しいと言いましたが、

 

急にどうしたのか、

養子ではなかったのか、

絶対にコネだ。

追い出されたのではなかったのか?

 

と彼らがひそひそ話すのが

聞こえて来ました。

 

麗奈は険しい顔をして、

廊下を歩きながら、

前前任本部長は

横領の疑いで解雇され、

前任の本部長も、まもなく退職した。

二人とも恵美の側の人間で

碧人の母親は、

彼が、この本部長の席に上がることを

密かに望んでいる様子だったと

考えていると、

鈴木春香が声をかけました。

笑顔で返事をする麗奈。

 

春香は、また一緒に働けて

とても嬉しい。

麗奈に引き抜かれたおかげで

出世できたと感謝しました。

 

麗奈は、自分こそ、

これから春香の助けが

たくさん必要なので、

自分に付いて来てくれたことに

感謝しました。

麗奈は机に座りながら、

思っていたよりも、

自分に対する社員の反感がひどいし

璃香に従う社員も多い。

しかも会社の権力は

恵美が握っている。

自分の立場を、

確実なものとするためには

やはり、祖父の力が必要だと

考えました。

 

すると、誰かが扉を叩いたので

返事をすると、

やって来たのは春香で、

彼女は麗奈に、

まだ退勤しないのかと尋ねました。

麗奈は腕時計を見て、

もうそんな時間なのかと呟きました。

 

春香は、

自分は定時で退勤するけれど

麗奈は退勤しないのかと尋ね、

食事を抜いていた麗奈のことを

心配しました。

 

麗奈は冷や汗をかきながらも

ニッコリ笑い、

自分は仕事が少し残っているので

先に帰るよう告げました。

春香は笑顔で挨拶をして

帰りました。

笑顔で春香を見送った麗奈の

お腹が鳴りました。

 

彼女は、お腹が空いているけれど

ワイン事件の後、

外食が嫌になった。

やはり、治ったわけではないようだ。

夫が作ってくれるご飯が食べたい。

彼に会いたいと思いました。

仕事を終えた麗奈は駐車場へ行き、

車に乗り込もうとしたところで

璃香に声をかけられました。

彼女の後ろには、

他の社員が何人かいて、

璃香は腕組みをし、

ニヤニヤ笑いながら、

もう帰るのか。

自分たちは、これから食事に行くと

言いました。

 

しかし、麗奈は

意に介することなく、

自分は遠慮すると璃香に告げました。

すると、璃香が、

身体は大丈夫なのかと尋ねて来たので

麗奈はムカッとしました。

しかし、彼女は手を広げ、

ご覧の通りだと笑顔で答えました。

 

璃香は、

信じてもらえないだろうけれど

急に倒れたので心配したと言いました。

しかし、麗奈は、

璃香は、他のことを

心配しなければならないのでないかと

言いました。

 

璃香は、ムッとした顔で、

念のために言っておくけれど

あの事は、自分とは関係ないと

言い返しました。

しかし、麗奈は、

それは嘘だと指摘し、

なぜ、璃香が必死で

雅紀と関わろうとするのか

考えてみた。

肩書目当てかと思ったけれど

璃香は、自分の夫のことが

かなり好きだったようだ。

兄弟だから、璃香は、

雅紀から智彦と似ているところを

探しているのではないかと

指摘しました。

 

璃香は、わなわなと震えましたが

自分の頭が

おかしいとでも言いたいのか、

そういうことではないと

反論しました。

 

しかし、麗奈は、

智彦のことを好きな分だけ、

雅紀と結婚して復讐したいくらい

自分に対する恨みも

大きかっただろうと指摘しました。

 

璃香は、

麗奈が戯言を言っていると非難し

彼女の言葉を必死で否定しました。

しかし、麗奈は、

今、気づいたといったような顔で、

もしかして、

そんなことをしてでも、

智彦に会いたいのか。

それは少し鳥肌が立つと言いました。

 

怒り狂った璃香は、

麗奈は、

何も分かっていないようだけれど

会社も父親も

自分の物だと思っているのかと

怒鳴りました。

麗奈は、思っているのではなく

自分のものだと返事をしました。

 

璃香は、恐ろしい形相で、

ふざけるな、

会社も家も父親も、

麗奈には何も奪われないと

叫びましたが、麗奈は、

すでに璃香は、彼女自身で

偽者だと言うことを知っている。

自分は奪うのではなく、

帰してもらうだけと言いました。

顔に青筋を立てて、

拳を握りしめる璃香。

 

麗奈は、

璃香は、そんなに頭の悪い子では

なかったので、

馬鹿げた真似をしようなどと、

考えないようにと忠告し、

璃香が雅紀に利用されていることが

分からないのかと尋ねました。

 

璃香は、

自分が雅紀と結婚すれば、

麗奈と智彦の場所を奪われると思い

心配なのか。

少し焦っているようだと

言い返しましたが、

麗奈はクスッと笑い、

残念だけれど、

そんなことは起こらないだろう。

璃香は落ちる所まで落ちたと

憐れむような顔で告げました。

 

激怒した璃香は手を振り上げ、

麗奈に向かって、

死にたいのかと怒鳴りましたが

麗奈は璃香の手首をつかみました。

放せと訴える璃香に麗奈は、

気の毒に思うことはなかった。

璃香の母親にそっくりな今の璃香の姿が

本当の璃香だからと指摘し

手を放しました。

わなわなと震える璃香。

 

そこへ、智彦が現われ、麗奈に

話は終わったかと尋ねました。

驚くと共に血の気が引く璃香。

 

話は終わったと笑顔で答える麗奈。

笑顔で、彼女の返事を聞いている

智彦を、璃香は呆然と見つめました。

麗奈は、ニッコリ笑って

「あなた、帰りましょう。」

と言いました。

車の中で、麗奈は智彦に、

どうして急に

会社に来たのかと尋ねました。

智彦は、

ただ、麗奈に会いたかったと

答えました。

頬を赤らめながら驚く麗奈。

智彦は、麗奈を「あなた」と呼び

彼女に会いたかったから来たと

もう一度、言いました。

 

麗奈は、

今、自分をからかったのではないかと

尋ねました。

智彦は鼻歌を歌いながら、

その言葉を否定し、

そう思ったのか?「あなた」と

言いました。

麗奈は止めるよう言いましたが、

智彦は、

麗奈を「あなた」と呼ぶのを止めず

どうして怒っているのかと

尋ねました。

 

怒る麗奈に、智彦は、

そう呼ぶのも色っぽくていいと

言いました。

麗奈は、智彦が自分を

からかっていると思うと

指摘しました。

 

しかし、智彦は、

さらに麗奈と近づけたような気がして

嬉しいからだと言いました。

その言葉に麗奈はドキドキしました。

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

いきなり本部長に就任し、

社員から反感を買っている中、

璃香は、他の社員の前で

自分の方が優位であることを示し

麗奈に恥をかかせようと思って

彼女が帰るのを見計らい、

わざと彼らを連れて

車に乗ろうとした麗奈を

捕まえたのだと思います。

けれども、逆に璃香は

麗奈に反撃され、皆の前で

璃香が偽者であることまで

暴露されてしまいました。

その話を、他の社員は

うすうす知っていたと思うので、

麗奈に指摘されても

反論できない璃香を見て、

それは事実だと思ったに

違いありません。

しかも、璃香は皆の前で

麗奈に暴言を吐き、

暴力まで振るおうとしました。

終始、落ち着いて対応していた麗奈と

感情的になった璃香を見て、

どちらの方に好感を持てるかといえば

麗奈ではないかと思います。

しかも、麗奈と智彦の仲睦まじい姿を

見ていた璃香の様子を見れば、

社員たちは、麗奈の言った言葉を

信じると思います。

 

日本版では、

麗奈が「あなた」と呼ぶところが

省略されて、

智彦が麗奈を「ハニー」と

呼んでいますが、

こちらは、このままにしておきます。