自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 771話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ 10月に一緒にいた人

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771話の要約 ゲスターは、クラインと宰相が話をしているのを見かけました。

 

ゲスターは、クラインの反応を

興味深く見ていました。

宰相の言うことは正しく、

クラインがそれを受け入れた瞬間、

彼は裏切り者になると

ゲスターは思いました。

しかし、クラインは

「知らない、聞いてない!」と叫び

耳を塞いで逃げ出しました。

驚いた宰相は、

その後を追いかけました。

ゲスターは時計を見て、

ゆっくりと応接間に向かって

歩き出しました。

 

応接間で5分ほど待っていると、

ヒュアツィンテが現れました。

ゲスターは、和やかに微笑みました。

 

彼は残りの文章を

確認することになっていましたが

ヒュアツィンテは、

これは約束した報酬だと言って

お金の入った袋を渡しながら

「もう来なくていい」と

別れの言葉を告げました。

一体どうしたのか。ゲスターにとって

予想外のことでした。

 

ヒュアツィンテは頷くと、

毅然とした態度で去っていきました。

ゲスターは彼の後を追いかけ、

その理由を尋ねると、

ヒュアツィンテはゲスターに、

彼が自分に

何かを隠しているようだからと

答えました。

 

古代語の専門家である

ランスターを解雇した後、

ヒュアツィンテが執務室に入ると

秘書は、

スキルのある人を解雇していいのかと

尋ねました。

 

ヒュアツィンテは、

いくらスキルが良くても、

既得権益があるようだと答えました。

 

ヒュアツィンテは、

ノートの翻訳を任せた時の

ランスターの反応を思い出しました。

彼は、読んだ内容について、

明らかに嘘をついていたし、

もし、嘘をついていなかったとしても

他の部分を読んだ時に、

嘘をつくか、つかないかは

分かりませんでした。

しかし、

ランスターが最初の部分を読んだ時

彼の感情が

揺さぶられたのは確かでした。

 

ヒュアツィンテは秘書に、

古語を解釈できる

身元のはっきりした人を

探すよう指示しました。

 

しかし、ゲスターは

こんなことで諦めるはずもなく、

夜、皆が寝静まった頃に

ヒュアツィンテの部屋に入り、

ノートを探しました。

引き出し、机の上、ベッドの下、

戸棚の中とくまなく探したが、

何も見つかりませんでした。

 

あのノートをどこに置いてきたのか。

ノートを見る人に対して

あれほど気を配る人が、

誰にも渡すはずがありませんでした。

 

ゲスターは、

もう一度探しましたが

何も見つからなかったので、

ヒュアツィンテの魂を取り出し、

聞いてみることにしました。

魂は説得する必要がないからでした。

 

しかし、ゲスターが

魂を取り出そうとした時、

手に激痛が走り、

止めざるを得ませんでした。

ゲスターは、しまったと思いました。

皇帝の魂は、お守りと白魔術で

守られていたからでした。

 

あの男は、とても警戒心が強くて

イライラする。

 

ゲスターは、

ラティルの言葉を思い出し、

ヒュアツィンテは、

そういう人なのだと納得しました。

ヒュアツィンテに

ノートの内容を書いてもらい、

送ってもらうのはどうだろうか。

 

ラティルは、

ランスター伯爵と話した後、

もし自分が彼の立場だったら、

自分もそうするだろうと思いました。

 

アクシアンは

ヒュアツィンテに会った時に、

アイニのことを

話したかもしれない。

アイニとクラインと自分が

アドマルに行ったと聞けば、

ヒュアツィンテは、

何か異常なことが起こったと

気づくだろうし、

すべてを調べ尽くすまでは

手帳を見せてくれないだろうと

ラティルは考え、ため息をつくと

そう決断しました。

 

ラティルは3時間働いた後、

目をこすりながら

ギルゴールの所へ行きました。

温室の扉を開けた途端、

花の強い香りがしました。

 

ラティルが近づくと、

ギルゴールが植物を植えるための

穴を掘っていました。

彼はいつもより

落ち着いているように見えました。

 

ラティルは愛情を込めて、

何を植えるのかと尋ねました。

彼は同じように愛情を込めて

「木」と答えました。

ラティルは沈黙し、微笑みながら、

これは冗談か、皮肉か、

自分はどう反応すればいいのかと

考えた後、それは

何の種類の木なのかと尋ねました。

ギルゴールは穴を掘るのを中断して

ラティルを見ました。

 

なぜ、ギルゴールは、

そんな風に自分を見ているのかと

思いながら、ラティルは彼に近づき、

彼が本当に木が好きなことを

指摘しました。

 

ギルゴールは、

ラティルの方が好きだと言うと、

彼女の心は和らぎました。

ラティルは、

本当にそうなのかと尋ねると、

しゃがみこんで、

彼を軽く叩きました。

 

ギルゴールはラティルに

今、何て言ったのかと尋ね、

彼女の頭を優しく撫でました。

二人の視線が合うと、ラティルは

本当に木より

自分が好きなのかと尋ねました。

その時、ザイオールが現れ、

コーヒーを運んで来ました。

 

ラティルは、一番好きなのは

花と自分のどちらかと尋ね、

花の近くに顔を寄せました。

 

ザイオールが下がると、

ギルゴールは、自分が彼女の

お気に入りの側室なのかどうか

尋ねました。

ラティルは逃げようとしましたが、

ギルゴールは彼女の腰を掴み、

なぜ逃げるのか、

自分が一番だと思わないのかと

尋ねました。

ラティルは、

無理に自分と花を

比較させるべきではなかったと

後悔しました。

 

ギルゴールはラティルの頭に顎を乗せ

彼女からの返事を待ちました。

ラティルは、ギルゴールより

花や木が好きだと答えると、

ギルゴルの腕から逃れました。

しばらくして、

ラティルがコーヒーを飲むと、

ギルゴールは、

木が大きくなって、

2人目の子供が10歳になったら、

その子と木は同じ大きさになると

言いました。

 

驚いたラティルは、

それはどういう意味かと尋ねました。

ギルゴールは、

ラティルの2人目の子供のことだと

言いました。

驚いたラティルは、

まだ生まれてもいない子供のことは

考えない方がいいと言いましたが、

彼は首を横に振ったので、

コーヒーがこぼれました。

 

ラティルは時計を見て、

もう帰る時間だと告げ、

コーヒーカップを置き、

ギルゴールの頬にキスをして、

別れの挨拶をしました。

その時、ギルゴールが

2人目の子が来たと言いました。

 

ラティルは立ち止まって

彼を振り返りました。

聞き間違いだと思い、

どういう意味かと尋ねました。

 

ギルゴールは、2人目の子が

ラティルの胎内にいると答えました。

それを聞いた途端、ラティルは緊張し

「えっ?」と聞き返しました。

ラティルは、

自分は妊娠していない、

誰かと間違えているのではないかと

言った後、

それが、どれだけ馬鹿げたことなのか。

一体、ギルゴールは

誰と間違えているのかと考えました。

しかし、ギルゴールは

手を伸ばして彼女のお腹を叩き、

「きっとそうでしょう」と言いました。

ラティルは慌てて温室を飛び出し、

早く医師を連れてきて欲しいと

頼みました。

医師が到着すると、ラティルは

妊娠しているかどうか

調べてほしいと頼みました。

医師は、

何か症状があるのかと尋ねると、

彼女は「ない」と答えました。

前回は、いくら寝ても

眠い感じがしましたが、

今回は、逆に眠れませんでした。

 

医師は彼女を診察し、

妊娠していることは間違いない、

もうすぐ3カ月になると告げると、

ラティルは驚いて、

口をぽかんと開けました。

 

ラティルは、医師に、

父親が誰なのか、

分かるかと聞かれました。

ラティルはカレンダーを取り出し

記憶を辿りました。

色々と頭の痛いことが多く、

放縦な生活を

送っていなかったので

すぐに思い出すことができ、

 

11月の初めに、タッシールと

 

と答えました。

 

医師は、それならば、

タッシールが実父だと告げ

御祝いの言葉を述べましたが

続いてラティルが静かな声で

 

そして、10月の末に・・・

 

と付け加えると、

数人いるのかと思った医師は

口を閉ざしました。

 

しかし、ラティルは、

今度は、なかなか

名前を言いませんでした。

医師は何度か尋ねても、

ラティルは答えず、5分程経った頃、

自分は疲れていたし、

考え事も多く、忙しかったので

頭を使うことが多かったと答えました。

医師は、それ以上、

質問しませんでした。

彼にとって大事なのは

父親が誰かではなく、

皇帝の健康を守り、二人目が、

きちんと生まれてくるよう

彼女の世話をすることでした。

 

医師は、

タッシールか10月の人のどちらかが

父親だと告げましたが、

それよりも、彼女が

健康に気をつけることの方が重要で、

今後は、徹夜の仕事やストレスを

減らすべきだし、

怪物と直接戦うことは控えて欲しいと

告げました。

 

ラティルは、満面の笑みを浮かべ

自分はとても強いので心配ない、

前回は死にかけたけれど、

フローラは健康に生まれたと言うと

医師の表情が険しくなったので

ラティルは口を閉じました。

医師は口うるさく注意をした後、

部屋を出て行きました。

 

一人残されたラティルは、

落ち着かなくなり、

ソファーに横たわると、

クッションを抱き締めました。

 

そして、天井から吊るされた

シャンデリアを見ながら

両手で顔を覆い、

自分たちは、

10月末に愛し合ったと呟きました。

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ギルゴールの言動の一つ一つから

詩的な雰囲気が漂ってきて

とてもいいなと思います。

 

タッシールの他に

もう1人の相手が誰なのか

分かりますよね。

346話で、ギルゴールが

吸血鬼は子供を持てないけれど

騎士は可能だと言うシーンが

出て来るようですし、

サーナット卿自身も、

自分は子供が持てると言っているので

サーナット卿も

父親の可能性があります。

 

サーナット卿は

ラティルの側室ではないので、

彼と寝たことは、側室たちを

裏切ったことになると思うので

ラティルは、彼が父親候補だと

言えなかったのだと思います。

 

このお話が公開された後、

タッシールとサーナット卿の

どちらが父親なのか

読者の間で論争が起こり

タッシールが

父親であって欲しいという意見が

多かったです。

私は、どちらが父親か

知っていますが、

そのシーンが出て来るまで、

お話するのは控えようと思います。

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