自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 775話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ あれこれ画策するゲスター

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775話の要約 ラティルはゲスターに、クラインはカリセンに残るだろうかと尋ねました。

ゲスターは顔を赤らめて、

よくわからないと答えました。

 

ラティルはがっかりしましたが

ゲスターは、クラインが

複雑な立場だったと言うことで

彼を擁護しようとしているのだと

思いました。

ラティルは頷きました。

 

ゲスターは、

自分が聞いたことは、

間違っていたかもしれないと言って

ラティルを慰めようと

彼女に近づきました。

 

しばらくして、ラティルは

ゲスターが何を聞いたのか

聞こうとしましたが、

その時、

タッシールの声が聞こえました。

振り向くと、

タッシールが中に入ってくるのが

見えました。

 

部屋の中に入ると、タッシールは

二人は一緒にいたのかと言って、

ゲスターと視線を交わしました、

 

タッシールとゲスターのどちらも

ラティルと2人きりに

なりたがっているようなので、

彼女は、身動きが取れないと

感じました。


その時、ゲスターは、

2人目の赤ちゃんの父親は

誰なのかと尋ねました。

 

ラティルの妊娠の情報が

公開された時、父親が誰なのか、

父親の可能性があるのは誰なのかは

何も語られませんでした。

 

ラティルは、

タッシールが答えるのを恐れて

「ああ、父親か・・」と呟いたまま

口を閉ざしましたが、

タッシールは反応せず、

知らないふりをして、

黙ったままでした。


ゲスターは、

「ああ、秘密なんですね。」と

指摘しました。

ラティルは、

側室でないサーナット卿が

父親候補の1人であることを

恥ずかしくて言えないと思いました。

 

ゲスターは、

ラティルが秘密にしたいのなら

そうすればいいと言って、

少し落ち込み、

疎外感を覚えた様子で帰りました。

ラティルは、

彼が部屋を出て行くのを見送りました。

 

タッシールはラティルに

封筒を渡しました。

彼女は、これは何かと尋ねると、

レアンの結婚相手の候補のリストだと

答えました。

ラティルはとても感心して、

タシールを見つめました。

 

彼女は、この数日で

リストを作ったのかと尋ねました。

タッシールは、作ったのではなく

ただ、除いただけだと答えました。

 

リストには、

5人の名前が書かれていました。

レアン、ラティル、タッシールの

3人の条件を満たすように、

名前が絞られていました。

 

ラティルは不安を感じ、

本当にこれでいいのかと尋ねました。

タッシールは、

正直なところ、自分でなければ、

やらなかっただろうと答えました。

 

ラティルは驚き、悲しみ、

全てうまく行っていると

言って欲しいと懇願しました。

タッシールは、

自分が難しいと思ったことを、

ラティルは、

とてもうまく進めてくれたと

返事をしました。

 

ラティルは、一瞬ほっとしましたが

何もかもうまくいっていると

言ってほしいと頼んだから

そう言っているのかと尋ねました。

タッシールは笑いながら、

最初から、そう言うつもりだっだと

答えました。

タッシールは部屋を出ると、

ゲスターが腕を組んで

壁にもたれかかりながら

何か考え事をしているのが見えました。

 

ゲスターの表情を見たヘイレンは、

彼が何か

騒ぎを起こそうとしていると思い

なぜ、ゲスターは

あのようにしているのか尋ねました。

タッシールは、

ゲスターはいつも、

あのようにしていると答えました。

 

ヘイレンはゲスターを見ないようにし

帰った方がいいと、

タッシールに言いました。

 

2人は歩き始めましたが、

ふとタッシールはゲスターを振り返り

彼に近づきました。

ヘイレンは

それを見て怯えました。

 

タッシールが近くに来ると、

ゲスターは、

何か話があるのかと尋ねました。

タッシールは、ゲスターが、

皇帝と遠くにいる誰かの縁を

切ろうとしていることを

彼女が知ったら、

がっかりすると思わないかと

尋ねました。


ゲスターは、

タッシールはバカではないかと

言い返しました。

タッシールは、

クライン皇子についての話を

全て聞いていた。

ゲスターは、クライン皇子が、

すでに、ここから

出て行ったかのように

陰険に話していたと指摘しました。

 

「全部、聞いていたんだね。」と

ゲスターは返事をすると笑い出し、

これはタッシールにも

有利なことなので、

おとなしくしているようにと

忠告しました。

そして、タッシール近づくと、

自分たちの周りで善良なのは

大神官だけなのに、

なぜ、タッシールは、

善良なふりをするのかと呟きました。

 

タッシールから、

ゲスターの顔は見えませんでしたが

ヘイレンは、

ゲスターの不気味な顔を見て

腕を擦りました。

 

ゲスターが去ると、

ヘイレンは、

すぐにタッシールの元へ走り、

ゲスターは

人格が分裂している人なので、

彼に言われたことで、

気分を悪くすべきではないと

言いました。

 

タッシールは、

気分を害していなかったので、

ゲスターに何を言われても

気にしないと返事をしました。

タッシールは、

クライン皇子を擁護するためではなく

ゲスターの自尊心を傷つけるために

彼と話をしたからでした。

ラティルは、

レアンの未来の花嫁が持つべき

「条件」について話し合うため、

彼と会いました。

 

レアンは困惑し、

今、それを聞くのかと尋ねました。

なぜ彼は、

驚いたような態度を取るのか。

すでに、彼は、

結婚相手の条件について

考えているはずなのにと

ラティルは思いました。

彼の支持者は、ラティルに

レアンの結婚の話を

よく持ち出していたので、

彼も、候補者リストを持っているに

違いないと思ったからでした。


ラティルは、

レアンが話さないのなら、

評判と家門の良い人を

自分が適当に選ぶと言いました。

レアンは少し考えてから、

リストを作って自分に寄こすように。

その中から1人選ぶ。

もし、その人に断られたら、

他の誰かに

プロポーズすることになるので

最初から、

何人か選んでくれればいいと、

優しく答えました。

 

ラティルは、

レアンが彼女の考えを

先読みするのが得意だと思いました。

何があっても、

新婦自身が選ぶことはないので、

ラティルは、

彼が誰を選んでもいいように

していることを

彼は確信していました。

 

ラティルは頷きました。

レアンの意図を察しましたが、

知らないふりをし、

レアンとの合意が成立すると

すぐに用意していた紙を

差し出しました。

 

すでに用意してあったことに

レアンは驚きました。

ラティルは、自分は皇帝であり、

常に準備を怠らず、

何事にも、チャンスを逃さないことを

強調しました。

それは、嘘ではありませんでした。

 

原文を作成したのは

タッシールでしたが、

ラティルは、それを書き写す際に、

いくつかの名前を付け加えました。

ラティルは、

2人目の子供が生まれる前に、

レアンの結婚を確定させ、

全てを迅速に行わなければならないと

思いました。

 

レアンは手を伸ばして書類を受け取り、

それを見ましたが、

ある名前に行き着いた時、

額にしわを寄せました。

 

ベゴニア嬢。ラティルは、

どうしてこの人のことを知っていて、

この人を入れたのか。

 

ラティルは、彼の考えを聞き、

レアンは、この女性を選ぶのかと

思いました。

ベゴニア嬢は辺境の貴族の5女で、

タッシールが選んだ5人のうちの

1人でした。

レアンが選ぶであろう女性を

完璧に見抜いたタッシールはすごいと

ラティルは思いました。


レアンは、

長い間、考えるふりをした後、

ティメーナ伯爵の

娘を選ぶと言ったので、

ラティルは思わず、

ベゴニア嬢ではないの?と

聞きそうになりましたが、

何とか堪えました。

タッシールから渡されたリストには

ティメーナの名前はなく、

彼女の名を付け加えたのは

ラティルでした。

 

レアンは何を考えているのか。

ライアンの思考は

再び迷路に入りこんでいました。

レアンが去ると、

ラティルは怒りながら

庭に行きました。

真冬ということもあり、

生えている花の種類は

限られていました。

ラティルはベンチに腰を下ろし、

赤い花を手に取ると、

香りを嗅いで目を閉じました。

 

あまりストレスを

ためないようにしなければならない。

自分は普通の人よりずっと強いけれど

とにかく、無理は禁物だ。

良いアイデアを考えよう。

何か、良いものはないだろうか。

レアンに拳を振るうのは、

良いアイデアなのか、

悪いアイデアなのか。

すっきりするだろうけれど、

喧嘩を煽るようなことを

してはいけない。

 

そのように考えていると、

何かが動く音が聞こえてきました。

ラティルは目を開けました。

サーナット卿が近づいて来ていました。

2人の視線が合うと、

彼は少し立ち止まりました。

軌道修正の時間だと

ラティルは思いました。

 

二人が顔を見合わせた時、

サーナット卿は何か呟きましたが

いつものように、

ラティルの後ろに立ちました。

ラティルは鼻で笑い、

わざとらしく前を向きましたが、

この状態で黙っていると、

自分の後ろに、

無表情のサーナット卿が

いるのではないかと思い悩みました。

しかし、彼を振り返れば、

プライドが傷つくので、

ラティルは手鏡を取り出すと

それを通して、

サーナット卿を観察しました。

彼は、じっとしていました。

そして、鏡越しに視線が合うと、

ラティルは唖然として、

鏡を落としてしまいました。

 

ラティルの顔が熱くなりました。

彼女は、「しまった!」と

心の中で吐き捨てると、

背中を曲げました。

しかし、それよりも先に、

サーナット卿の腕が前に出て、

瞬く間に鏡を拾い、

ラティルに手渡しました。

その態度を見た瞬間、

ラティルの心の中に溜まっていた

しこりが破裂し、

彼女は再び鏡を落としました。

バキッと音がして、

鏡の破片が木の下に散らばりました。

 

サーナット卿はラティルに呼びかけ

困惑した目で、彼女を見ました。

ラティルは

ベンチから飛び降りました。

 

ラティルは、サーナット卿が

自分を憎むあまり、

礼服を燃やすことさえしたので、

今、自分の中に、

彼の子供がいることを

怖いと思っているのか。

自分は、もしお腹の中の子供が

サーナット卿の子なら、その子に、

厳しく接してしまうのではないかと

心配していると言いました。

 

サーナット卿は、

そうではない。

自分は、ただラティルが身を屈めるのは

良くないと思っただけだと

返事をしました。

 

ラティルは、お腹の子が

サーナット卿の子かもしれないから

そうしているのかと確認すると、

彼は、絶対に違うと

きっぱり否定しました。

そして、顔を強張らせ、

いつ自分が

ラティルを憎むと言ったのか。

自分はラティルを外から守ると

言っただけだと弁明しました。

ラティルは、

そこが全く違うと非難しました。

 

ラティルは、

彼に聞こえるように

わざと大きな音を立てて鼻を鳴らし

立ち上がって去って行きました。

 

1人になると、

サーナット卿は髪をかき上げ、

顔をくしゃくしゃにしました。

ゲスターは、

遠くからその様子を見て、

彼だったのかと呟きました。

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またゲスターは

何かを企んでいるのか、

彼の行動は、読んでいて

気持ち悪くなりますが、

ゲスターはラティルの身体を

傷つけたりはしないと思います。

ランスター伯爵は

不愉快なことを言って、

ラティルの気分を害したりしますが

ゲスターにしても、

おそらくランスター伯爵も、

ラティルから嫌われることは

望んでいない。

だから、彼は側室に手を出して、

彼女から離れて行くように

画策しているのではないかと

思います。

ゲスターは卑怯で嫌な奴ですが、

ラティルを傷つけないだけ、

前作のソビエシュよりは

はるかにましだと思います。

 

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