自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 777話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ ラティルとの約束を必ず守るクライン

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777話の要約 レアンはゲスターについて側近に調査させていましたが・・・

 

側近はレアンに、

このまま行動すべきだと勧めました。

そして、ゲスターは内気で恐がりで、

良い意味でも悪い意味でも

世間に知られていないし、

存在感がない。

調べれば調べるほど、普通の人に

見えてくると言いましたが、

レアンは、なぜラティルが

彼を墓に連れて行ったのか

それが一番おかしいと指摘しました。

そして、しばらく沈黙した後、

皆はタッシールが

黒魔術師だと信じているようだけれど

ゲスターが黒魔術師の方が

理にかなっていると思うと告げました。

 

驚いた側近はレアンに、

タッシールは平民だから、

経歴が不確かだし、

どこかで黒魔術を

学ぶことができたかもしれないけれど

それに対し、ゲスターは

人に囲まれ、公人として成長したと

告げました。

 

続いて側近は、

宰相の大邸宅を思い出しながら、

宰相は息子を大事にして

決して1人で歩き回らせなかった。

誰もがそれを知っていた。

宰相は、

ゲスターを弱いと思っていたので、

護衛を雇って付き添わせていたと

説明しました。

 

しかし、レアンは、

側室の中に、

明らかに黒魔術師がいると指摘し

それを明らかにする方法を

見つけなければならないと

言いました。

 

しばらくして、

レアンの側近は部屋を出て行き、

戻って来ると、大賢者から

答えをもらったかと尋ねました。

レアンは、

まだもらっていないと答えると、

側近はうつむいて引き下がりました。

 

レアンは、大賢者が

手遅れにならなければいいと

呟きました。

ヒュアツィンテは、

古代語の専門家を探すのに

苦労しているようでした。

ゲスターは定期的に

ヒュアツィンテの様子を見に

行ったり来たりしていましたが、

何の知らせもありませんでした。

そんなある日、庭にいたところを

クラインに見つかりました。

 

ゲスターに近寄った彼は、

宰相と話をしたところ、

新しい秘書がいることを

否定されたと言って怒りました。

 

ゲスターは眉をひそめました。

クラインは間抜けなのか

賢いのかわからないけれど、

彼は、腹立たしさを覚えました。

 

黙り込むランスターを見て、

クラインは、

彼が侵入者であることをバラされる前に

言いたいことはないのかと尋ねました。

ランスターは、

クラインに失望したと答えました。

 

クラインは、

また自分を騙すのかと言って、

彼の襟首を掴みましたが、

ランスターはクラインに、

タリウムで、

今一番話題になっているニュースは何か

知っているかと尋ねました。

 

クラインは、

自分がランスター

相手にすると思っているのかと息巻くと

ランスターは、

皇帝が第2子を妊娠したと告げました。

 

クラインは驚きのあまり、

呼吸もままならず、

しばらく立ち尽くしていましたが

ランスターが、また嘘をついたと

罵倒しました。

伯爵は、その無礼な言葉を聞いても

笑いながら、

クラインがいなくなると、

すぐに他の男たちは

これを好機と見なすと言って

彼を憐れみました。

クラインの目がぴくりと動きました。

 

彼は、侵入者を

問い詰めようとしましたが、

彼が聞いた知らせはとても強烈でした。

そして、ランスターが、

まだ国家と愛の間で悩んでいるのなら

なぜタリウムに戻らないのかと言うと

クラインは目を伏せました。

 

クラインは、

ランスターの正体について尋ね、

なぜ、以前と言うことが変ったのかと

尋ねました。

 

ランスターは、

愛を選んだからといって、

カリセンを見捨てることにはならない。

カリセンが困っている時には

助けに戻って来ることができると

付け加えました。

 

クラインは、

見知らぬ男の言葉を信じませんでした。

最初から嘘をついていた人間を

信じられるわけがありませんでした。

しかし、妊娠の知らせは

本当かもしれないので、

クラインはランスターを離すと、

ヒュアツィンテの所へ向かいました。

執務室の扉を開けるや否や、

クラインは

ヒュアツィンテに駆け寄ったので

彼は驚いて顔をしかめました。

ヒュアツィンテは

大臣たちと一緒にいました。

 

彼はクラインに、

軽々しくドアを開けるなと

言ったはずだと注意しましたが、

クラインはいきなり、

彼女が本当に妊娠しているのかと

尋ねました。

 

大臣たちは驚き、目を見開いて

皇帝を見ました。

ヒュアツィンテは、

きっぱりと否定しました。

そして、クラインに

誰のことを言っているのかと

尋ねました。

クラインは

ヒュアツィンテに分かるように

「陛下、俺の妻」と答えました。

 

ヒュアツィンテは否定し、

クラインを叱りつけました。

しかし、ヒュアツィンテが

沈黙したのを見て、

クラインは落胆し、

それが嘘であることを願いました。

 

クラインはヒュアツィンテに

なぜ話してくれなかったのかと尋ねると

彼は大臣たちに、

クラインと話をするので

出て行くよう指示しました。

大臣たちは、

兄弟喧嘩を見て見ぬふりをしながら、

廊下に飛び出して行きました。

 

ヒュアツィンテと

2人だけになったクラインは、

さらに表情を歪めました。

彼もまた、彼なりに、

感情をコントロールしようと

していました。

 

クラインは目に涙を浮かべながら

自分にここにいて欲しくて、

わざと言わなかったのかと

ヒュアツィンテに詰め寄りました。

ヒュアツィンテは、

その子は、クラインの子でもないのに、

あそこで何をするつもりなのかと

冷たく返事をしました。

クラインは息を呑むと、

大きく息を吐きました。

 

もちろん、皇帝が身ごもった子供が

彼の子である可能性はゼロだけれども

その子が自分の子でなくても、

彼ができることはたくさんありました。

 

ヒュアツィンテは、

弟のように振舞わないよう、

落ち着いた声で、

とにかく、宰相に頼まれたので

結婚を解消して戻って来ることを

納得して欲しいと言いました。

しかし、ヒュアツィンテの

懸命な努力にもかかわらず、

クラインは、鼻で笑いました。

 

それでもヒュアツィンテは、

クラインは臨時の側室なので

向こうで苦しまずに、

こちらで快適に暮らせばいいと

話しました。

 

しかし、クラインは、

ここに来れば快適だと誰が言ったのか。

宰相が快適にしてくれるのかと、

冷たく皮肉をいいました。

 

耐え切れなくなったヒュアツィンテは

喧嘩をするために、

ここへ来た訳ではないだろうし、

もう大人になったはずだと

弟を注意しましたが、クラインは

自分はまだ、皇帝の夫で、

彼女と自分の間には

決して破られることのない約束がある。

なぜ他人が自分の結婚に口を出すのかと

非難しました。

 

ヒュアツィンテは、

クラインがそれを守らなければ、

軽い約束と変わらなくなると

言いました。

すると、クラインは、

どうやって兄は

それをやり遂げたのか。

敵との戦いに、

押されていたからなのかと

皮肉を言いました。

 

無鉄砲な弟は

口喧嘩が上手になっていました。

ヒュアツィンテは、

打撃を受けたようにクラインを見て、

苛立ちを抑えながら、

理性的に考えるように。

あそこがクラインにとって良い環境なら

このような提案はしなかったと

告げました。

 

クラインは、

理性的に考えたから、

陛下を見捨てたのかと、

ヒュアツィンテを非難しました。

彼は、クラインに

発言に気をつけろと注意しました。

 

クラインは、

自分はそうならない。

自分は陛下のもとに留まると

言いました。

 

クラインが傷口に触れ続けたので、

ヒュアツィンテは耐え切れず、

ラティルの側に立つ者は、

クライン以外にも大勢いると、

彼を傷つけるような言葉を使いました。

しかし、クラインは、

ヒュアツィンテはその中にいないと

言いました。

 

クラインは守りと攻めの

両方に徹していました。

そして、

絶句するヒュアツィンテを前にして、

クラインは胸を叩き、

自分は陛下のそばにいる男の中で

一番優秀なので、

そこにいなければならないと

言いました。

 

ヒュアツィンテは、

その自信はどこからくるのか。

ラティルは強いし、

彼女は自分と同じように

理性的なので、クラインの状況を

十分に理解してくれると言いました。

 

しかし、クラインは、

兄は陛下が泣くのを見たことがない。

兄が結婚した時、

陛下がどれほど大変だったかを

知らないと言いました。

 

ヒュアツィンテの目が

ピクリと動きました。

クラインは、

自分が兄を傷つけたことに

気づきましたが、

彼は兄の視線を避け、

陛下と自分の間には信頼関係がある。

自分は別の理由で

タリウムを離れたけれど、

期限までに戻ると約束した。

約束は必ず守る。

陛下と自分の間には、

兄と陛下の間になかった

信頼関係があると、

言いたいことをぶちまけました。

 

ヒュアツィンテが

何か言おうとしたその時、

秘書が部屋に入って来ました。

それは、何か急を要することが

あったということでした。

そうでなければ、

秘書が口を挟むことは

ありませんでした。

 

秘書は、タリウムから

結婚を求める手紙が届いたことを

示しました。

それを聞いたクラインは激怒し、

ラティルが、

また側室を求めているのかと尋ねると

ヒュアツィンテは、

先ほど、クラインとラティルとの間の

信頼関係が深まったと

聞いた気がすると言って

嘲笑しましたが、

秘書は、ラティルではなく

レアンの依頼だと告げました。

 

ラティルは、カリセンで

レアンの結婚相手を

探しているのだろうか?

ヒュアツィンテとクラインは

同時に顔を見合わせました。

ラティルは、サーナット卿が

第2子の父親だという噂が

どこから来たのか分かりませんでした。

ラナムンはランスターから聞いたけれど

彼にも情報源があるはずでした。

しかし、彼女は、それが分からず、

噂は瞬く間に広まりました、

 

ラティルは顔を変える仮面をつけて

草の上に寝転がり、

護衛兵たちの会話に耳を傾けました。

彼らは、

 

サーナット卿が

父親かもしれないというのは

本当なのか。

もしかしたら、今度こそ、

皇帝の側室になるかもしれない。

皇帝の妊娠を知った日の

サーナット卿行動がおかしい。

 

などと、話をしていました。

 

ラティルは、

サーナット卿は

側室になるつもりはないし、

赤ちゃんのことで

戸惑ってはいるけれど、

側室になることはないだろうと

思いました。

 

ラティルは、

ゲスターが泣いている姿や

冷たい態度のラナムンを思い出し

そんな噂が流れたら大変だし、

また側室たちも悲しむだろうと

思いました。

 

彼女は意を決し、国務会議で

第2子の父親は

自分の護衛だという噂があるけれど、

それは馬鹿げたことだ。

大臣たちが、

不適切なことを言わないことを祈ると

公式に発表しました。

これを大臣たちに広めることで、

その話は、

直接廷臣たちに伝わることになると

思いました。

 

そんな中、

サーナット卿に弱いラティルは、

彼が困っているところを

見たくないと思い、休憩時間に、

彼を探しに行きました。

彼のことを考えてしまう自分を

叱咤しながらも、

彼に仲直りしようとする姿を

見せたくはありませんでした。

 

ラティルが彼と会った時、

彼は怒っているのではなく、

むしろ、魂が抜け出たように

見えました。

 

その時、秘書が現れ、

結婚の申し込みについて

カリセンから返事が来たと

彼女に伝えました。

秘書の顔はいつもと違っていました。

ラティルは半分上げた腕を

ゆっくりと下ろし、

歩き出しました。

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クライン様、

よくぞそこまで言ってくれたと、

拍手を送りたいです。

ラティルのことを

クラインよりも知っていると

思っていたであろう

ヒュアツィンテの自信を

見事に打ち砕いてくれました。

 

昔も今も、ヒュアツィンテは

事情さえ話せば

ラティルは分かってくれると

思っているのでしょうけれど、

ラティルの感情は

一切無視しています。

 

アイニとの結婚式の時も、

ヒュアツィンテの前では、

ラティルは怒るだけだったので

彼女が悲しんでいたことを

想像していなかったかもしれません。

彼女を迎えに行くという約束も

自分が皇帝になるためには、

一時、破ってもいいくらいの

気持ちだったのかもしれません。

けれども、クラインは、

ヒュアツィンテから見たら

些細に思われる約束ですら

絶対に守ろうとしている。

乱暴者で口が悪くて

怒りっぽいクラインですが、

ヒュアツィンテよりも

ラティルに対して誠実だと思います。

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