自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 先読み 329話 原作 あらすじ ラティルの一番大切な側室

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329話 アナッチャは、自分たちの狙いはラティルではないと言いました。

愛国心

ヘウンは慌てました。 

アナッチャとトゥーラは

ラトラシル皇帝に敗北したせいで、

このような憂き目に遭い、

トゥーラを食屍鬼にしたのは、

彼をロードに仕立てて

利用しようとした者たちだけれど、

ラティルがトゥーラを

死刑にしなければ、

トゥーラは食屍鬼にならなかったので

当然、ラティルを恨んで

復讐すると思っていました。

 

アナッチャは、

ヘウンがぼーっとしているのを見て

笑い出しました。

アナッチャは、

復讐は付加的に付いて来る。

復讐を人生の目的にすることほど、

虚しいことはない。

人生は人にかけるものだと

言いました。

 

ヘウンは、その言葉に驚いていると

アナッチャは、

自分たちは皇位を望んでいると

付け加えました。

 

ヘウンは、歯ぎしりしながら

それならば、タリウムで戦え、

なぜ、他国にいるのかと叫ぶと、

アナッチャは、

自分たちはタリウム人なので、

カリセンから持って行けるものは

全部持って行くと、

にっこり笑って言いました。

 

裏であらゆる悪事をするくせに、

自分の国への愛国心は強い

アナッチャに、ヘウンは呆れました。

カリセン人の立場としては、

本当に迷惑だったので、ヘウンは

アナッチャが何を企んでも

タリウム皇族の彼らは

カリセン皇族にはなれないと言うと

これ以上答えるのが面倒なのか、

アナッチャは彼の頭に

毛布をかけてしまいました。

◇顔が分からない◇

その頃、ラティルは

頭の痛い新しい側室を

なだめる方法を探していました。

彼に振り回され続けることは

できないけれど、

彼を直ちに

釈放するわけにもいかないので、

ラティルは、

首都で売っている花を全て買って、

ギルゴールの温室に入れるよう

指示しました。

 

秘書たちは驚きましたが

ラティルは、

花でギルゴールを癒すことができれば

むしろ安心だと思いました。

ラティルは、

花のない植物は買わなくてもいいと

付け加えました。


その後、宮殿から出た人々は、

何時間も首都全体を歩き回り、

すべての花を購入しました。

花束をいっぱい積んだ馬車が

宮殿に相次いで入るのを見た人々は

最近、入って来たばかりの

これといった後ろ盾もない

平民出身の側室に与えるために、

皇帝がたくさんの花を買ったことに

驚きました。

そして、側室の中で一番条件が悪いのに

皇帝が一番気を遣っている。

他の側室たちには、

こんなことをしなかったし、

人魚が来た時も、しなかったと言って、

ゴシップ誌に掲載された

既存の側室の肖像画を思い浮かべ、

彼らを追い抜いて

皇帝の心をとらえた側室は

一体どんな顔なのか想像してみましたが

彼らは、

ギルゴールとメラディムの肖像画

見たことがないことに気づきました。

この雰囲気を誰よりも早く察した

皇帝の側室特集を相次いで出している

ゴシップ誌の社員は、

発行部数を倍にするために、

何としてでも、

ギルゴールの肖像画を手に入れろと

記者たちに発破をかけました。

彼らは、所属画家たちを連れて

慌てて事務所の外に飛び出しました。

◇タッシールとの距離◇

ラティルは、

ゴシップにあまり興味がなかったので

人々がそんなに大騒ぎするとは

思っていませんでした。

 

ゴシップ誌を読んでみたら

面白かったけれど、

仕事で頭が爆発しそうなのに

自分の側室について

あれこれ言うことを気にする情熱までは

なかったからでした。

 

ラティルは、ギルゴールの心が

癒されるのを待ちながら

仕事をしていると、

タッシールがやって来ました。

彼は、胸に抱えていた厚い書類の束を

ラティルの前に置きました。

それは、彼がまとめた

ハーレム関連の事案でした。

 

彼を労ったラティルは

書類を見ながら感嘆しましたが

タッシールが、

じっと自分を見つめているのを感じ

頭を上げました。


ラティルは、タッシールが

温室に運び込まれた花束の件について

聞いて来るのではないかと

心配しましたが、彼は、

今度、新たに受け入れる

宮廷人について話し、

ハーレムにも新入たちが

入って来るのかと尋ねました。

ラティルは、

そうすべきではないかと答えると、

タッシールは納得しました。

 

ラティルはタッシールが

花束の話をしなかったので

安心して肩の力が抜けました。

それで、彼女は彼と目が合うと、

宮殿の外で、

メラディムとギルゴールの肖像画

描こうと大騒ぎになっているので

念のため、今回、人を入れる時。

十分、気をつけなければならないと

言ってしまいました。

 

ラティルはタッシールに

新しい側室の世話をするようにと

指示したような気がしてびくっとし、

タッシールがくれた報告書を

訳もなく、いじって、

そっと目を上げてみると、

彼は、いつの間にか

顎を抱えて笑っていました。

驚いて目を見開くと、

タッシールは爆笑し、

カレイにして欲しい。

なぜ、顔色をうかがうのかと

尋ねました。

 

ギルゴールが入って来たので

タッシールが寂しいのではないかと思い

ラティルは、

それを聞くかどうか躊躇いましたが

彼を宥めるのではなく、

自分の気が楽になりたいだけのような

気がしたので、その話をする代わりに

パヒュームローズ商団の頭のことで

少しは落ち着いたかと尋ねました。

タッシールは眉をつり上げ、

口元を微妙に上げると、

まだ少し落ち着かないと答えました。


心を痛めたラティルは、

腕を伸ばして彼を抱きしめました。

タッシールは、ラティルが

花好きの新しい側室に酔って

自分のことを忘れてしまったと思ったと

言うと、彼女は、

誰が来ても、何人来ても、

タッシールを

忘れるわけにはいかないと言いました。

 

すると、タッシールは、

また誰か来るのかと聞いて来たので

ラティルは、必死で否定すると、

タッシールは、

冗談だと言って爆笑しました。

やがて二人は、

しばらく外を散歩しました。

ラティルは躊躇いながら、

タッシールは、自分が

一番大事にしている側室だと

囁きました。

タッシールは優しく笑い、

ラティルの手を握りました。

彼女も微笑みました。

以前から、ラティルは、

タッシールが自分を愛していないので

彼といると楽でした。

そのような感情が

カリセンに行ってきてからは、

もう少し強くなった気がするラティルは

そうでなければいいと願いました。

タッシールが

自分を愛していないから

彼が好きだけれど、

タッシールを

愛するようになってしまったら、

その時から、彼との距離が

長所ではなく短所になるのではないかと

思いました。

◇妻の共有◇

ギルゴールは、

キツネのような顔の男の

手を握ったり離したり、

恥ずかしがりながら

彼と話す皇帝の姿を

無表情で見下ろしていると、

後ろからカルレインが、

どのような気持ちか分かるけれど

問題を起こすなと、

不愛想な声で警告しました。

 

ギルゴールは、

微笑んで後ろを振り返り、

「我が友」と言いながら、

彼に腕を広げましたが、

カルレインは、ギルゴールの瞳孔が

普段より少し

大きくなったことに気づき、

後ろに半歩下がりました。

 

ギルゴールは、

人前で吸血鬼の力を使って

戦ってはいけないという

自制心が現われたり消えたりするので

彼がおかしくなりそうな時は、

気をつけなければなりませんでした。

しかし、

自分たちが一人の妻を持つ仲になるとは

思わなかったとギルゴールが言うと、

カルレインは、

自分が先に攻撃しそうになり、

こめかみに青筋が立ちました。

 

ギルゴールは心地よさげに笑うと、

ラティルを抱き締めている

人間の名前を尋ねました。

◇プレゼント◇

数日後、ラティルは

ラナムンが提出した

秋祭りの報告書を見ていると、

侍従長は気まずい表情で、

月楼の王子が3人の使用人を

ギルゴールに送りたいと言っていると

告げました。

 

当惑したラティルは、

なぜ月楼の王子が、

ギルゴールに使用人を送るのかと

尋ねると、月楼の王子は、

ギルゴール付の使用人の数が

少なすぎるし、ギルゴールは、

王子がここに連れて来たので

幸せに暮らせという意味の

プレゼントとして、

使用人を付けてあげたいと言っていると

説明しました。


ラティルは、その言葉は嘘で、

暗殺者かもしれないと言うと、

侍従長は、

それでも構わないという風に

同意しました。

 

ラティルがギルゴールを訪ねる度に

月楼の王子は不機嫌になっていたので

ギルゴールに好意を施す理由が

ありませんでした。 

しかし、側室となったギルゴールを

非難できないので、

彼と人脈を築いておくつもりなのかと

考えました。

しばらくしてラティルは、

ギルゴールが受け入れるなら送る、

そうでなければ送るなと言うようにと

告げました。

◇王子の怒り◇

ラティルの返事を聞いた月楼の王子は

3人の使用人を前にして、

意気揚々としていました。

このうち2人は本物の使用人だけれど、

もう1人は男装した踊り子の

アペラでした。

男装しても、

そのずば抜けた外見はそのままなので、

アペラは

童話の登場人物のように見えました。

 

満足した王子は、

ギルゴールは、

侍従を1人しか連れていないので、

きっと使用人を貰うと思いました。


王子はギルゴールに会いに行きました。

アペラを直接見て、

衝撃を受けさせるために

彼女は連れて行きませんでした。

それでも、

ひどいことをするのではないかと、

少し後悔の念が起きましたが、

温室で会ったギルゴールが、

彼に挨拶をするどころか、

山積みの花に、

水だけをやっているのを見て、

わずかな後悔も消え去りました。

 

初めて会った時は、運命が導いた

ソウルメイトでもあるかのように

近づいて来たギルゴールのことを

王子は、生意気な奴だと思いました。

王子はギルゴールに無視されて

腹を立てましたが、

平気なふりをして笑いながら、

側室になったことに

御祝いの言葉を述べました。

するとギルゴールは、

指輪が大きすぎて重い。

側室の役割も容易ではないと

返事をしたので、王子は

心の中で彼に悪口を浴びせました。


明るく笑いながら、

お祝いは受け入れると言う

ギルゴールに、

心が歪められた王子は、

表情を隠すために、わざと頭を下げ、

以前、ギルゴールは

月楼人と言っていたので、

使用人のいない彼のために、

同国の使用人を3人プレゼントすると

言いました。

 

するとギルゴールは、

自分は月楼人ではないと言ったので

王子は、ギルゴールが

国籍も騙していたと気付き、

腹を立てました。

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ラティルにとって

サーナット卿は友達であり

同士でもあり、

君主と部下という関係。

 

クラインとゲスターは

守ってあげたい存在。

 

カルレインは、

500年前も恋人だったけれど、

ドミスのことが引っかかっている。

 

大神官は崇高な存在で

友情は感じても恋愛感情はなし。

 

メラディムは、

ただ湖に住まわせているだけ。

 

ギルゴールと一緒にいる時は

常に神経を張り詰めているので

気が休まらない。

 

タッシールは

今のラティルにとって、

一番を気を遣わず、

安心して頼れる存在なのではないかと

思います。

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