自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち 339話 ネタバレ 先読み 原作 あらすじ ギルゴールの復讐

f:id:myuieri:20210206055100j:plain

 

339話 偽の肖像画を送った犯人は、側室かその侍従だとギルゴールは言いましたが・・・

◇犯人の部屋の匂い◇

なぜ、真っ先に

クラインを思い浮かべたのか

分かりませんでしたが、

念のためラティルは、

クラインか、

それともクラインの侍従なのかと

尋ねました。

するとギルゴールの表情が妙に変わり

その2人は、ラティルに

あまり信頼されていないようだと

指摘しました。

そして、あの時、

刑務所に閉じ込められて

弱っているように見えた可愛い皇子は

犯人ではないと否定しました。

 

ラティルは、

それなら、犯人は誰なのかと尋ねると

ギルゴールは、

犯人が誰なのかが重要なのかと

逆に質問しました。

ラティルは、

そうではないけれど、

犯人が誰なのか知っておくべきだと

答えました。

 

ギルゴールは、

「そういうものなのかな?」

という表情をして、

「予備弟子」だと答えました。

驚いたラティルは、

あり得ない、

ラナムンはプライドが傷つくので

そんなことはしないと抗議しました。

ラティルには、彼が、

ギルゴールの顔を不細工に描いて

ばら撒くなんて

想像もできませんでした。

 

するとギルゴールは、

それなら予備弟子の侍従の仕業だと

確信に満ちた返事をしました。

 

ラティルは、出版社の社員が

ギルゴールの偽の肖像画

送って来たのはラナムンだと

証言しているのかと尋ねると、

ギルゴールは、

肖像画が匿名で来たと聞いたので、

またそのようなものが来たら

今度は、なるべく触らないようにと

頼んでおいた。

そして、また届いたと言うので

出版社へ行って匂いを嗅いだら

予備弟子の部屋の匂いがした。

だから犯人は、予備弟子か彼の侍従か

近衛兵かもしれないと説明しました。

 

ラティルは、どうして

ラナムンの部屋の匂いだと分かるのかと

思いましたが、

今、それは重要でないことに

気づきました。

ギルゴールが、

あのように話すと言うことは

それなりに調査をして

確信しているからでした。

それに、ラナムンに

ゴシップ誌について尋ねた時、

後ろに立っていた彼の侍従が

びくっとしたことを思い出しました。

 

ラティルは、

あの侍従がしたようだ。

理由は分からないけれど、

ますます側室が入って来て、

彼らの人気が高まったことで、

警戒心を抱いたのかもしれないと

思いました。

 

今、ハーレムにいる側室たちは

ラティルの好みのタイプだけれど

自分の側室にしろと命令して

入れた人たちではありませんでした。

だからといって、

死なせていいわけがありませんでした。

 

ラティルは、ギルゴールが

ラナムンの命を奪って

埋めてしまうのかと尋ねると、

彼は対抗者なので、

ラティルにとって、

朗報ではないかと答えました。

しかし、ラティルはそれを否定し

自分の側室たちは、

細心の注意を払って選んで

連れて来た人たちなので

一人一人が重要だから、

気に障ったからと言って

死なせたりする人たちではないし、

そんなことをしたら、

大騒ぎになると言いました。

 

しかし、ギルゴールは、

自分の顔を変な風に描かれ、

ばら撒かれたことで、

どれだけ自分が傷ついたか

見せてあげようかと言いました。

 

ラティルは、ラナムンにも

同じことをすればいいと

言いましたが、ギルゴールは、

自分は絵を描くより

人を死なせる方が上手だと

返事をしました。

 

ラティルは、

手でギルゴールの口を塞いで

彼を睨みました。

タッシールが言えば

冗談に聞こえるけれど、

ギルゴールの言うことは

笑い飛ばすことができませんでした。

 

しばらくして、ラティルは

自分が犯人を罰するので、

ギルゴールは、

じっとしているようにと言いました。

 

ギルゴールは、

どのように罰するのかと尋ねると、

ラティルは、

ラナムンの侍従が罪を認めれば

適当な罰を下すけれど、

彼の命を奪うような罪ではないと

言いました。

 

ギルゴールは目を細めました。

全く満足していないような

表情でした。

◇心配◇

ラティルは疲れ切った顔で、

シャレー侯爵に、

ラナムンの侍従を呼んで

ゴシップ誌に、

ギルゴールとメラディムの偽の情報を

提供したのは彼なのか

聞いてみるようにと指示しました。


驚いた侍従長は、

本当なのかと聞き返しました。

ラティルは、

本当である確率が高いと告げ、

カルドンに、証人もいるので、

嘘をつかないで素直に話すよう

伝えろと指示しました。

 

侍従長は、

もし、犯人だったら

どうするつもりなのかと

心配そうに尋ねました。

ラティルは減給とか、

異動可能な所へ何ヶ月か

移すと答えました。

 

侍従長が出ていくと

ラティルはため息をつきました。

ギルゴールを相手にするのは

容易ではないし、しかも

アイニの所へ行くかどうか、

返事も聞けませんでした。

 

まさか行ったりしないだろうと

ラティルは心配になりました。

◇聖騎士の会議◇

その時刻。

アイニ皇后とラトラシル皇帝の間の

複雑で私的な関係が、

彼女たちの主張と

関連があるかどうかについて

悩んでいたタンベクは、

自分だけでは解決できないという

結論を下し、

彼女を補佐する聖騎士ミルギに、

誰が正しいのか分からないので

会議をする必要がある。

今集められる12の聖騎士団の団長を

全員呼んで欲しいと頼みました。

 

ミルギは、

三世代会議を開くのではないかと

尋ねました。

三世代会議は

63ある聖騎士の組織が集まる会議で、

2年に1回ずつ、

定期的に開かれるものの、

参加率は1/3程度にしかならず、

ロードが世界を半分滅ぼせば

聖騎士団も

半分集まるだろうと

議長が嫌みを言うほどでした。

 

そのような会議を不定期に開いても

まともに集まるはずがないので、

タンベクは、ラピルスと呼ばれる、

宝石を象徴とする12の聖騎士団だけを

呼び集めようとしました。

 

その12の聖騎士団は500年前、

ロードと対抗者の戦いの時、

対抗者の側でロードを倒すのに

大きな貢献をした者たちでした。 

 

三世代会議の時には

聖騎士たちを区別するために

「ラピルス」と呼ばれ、

他の聖騎士団に比べて

よく団結する方でした。

 

何年も顔も見ていない人が多いけれども

ミルギは 連絡を取ると

自信満々に答えました。

タンベクは、自分のところで

解決したかったけれど仕方がないと

思いました。

◇いつもと違う訓練◇

ギルゴールに、

対抗者への訓練を頼んで以来、

ラナムンは不定期に

彼から訓練を受けていました。

 

時には、いじめられているように

感じることもありましたが、

実際に訓練を受けると、

ある程度、役に立つ感じがするので

ラナムンは訓練を避けませんでした。

 

ところが、普段は、

体力作りとか筋力作りとか言って

主に一人でする訓練を

させていたギルゴールが、

今日は、

面白いことをやってみないかと言って

にっこり笑いながら、

木刀を2本持って現れました。

 

ギルゴールから

木刀を受け取りながらラナムンは、

対戦するのかと尋ねると、

ギルゴールは笑いながら

「うん」と答えましたが、

意外にも、

彼がもう一本の木刀を渡したのは

遠くない所で、

タオルと水を持って応援中だった

カルドンでした。

 

ギルゴールはカルドンに

ラナムンの相手をするようにと

指示しましたが

彼は慌てて手を振り、

自分は剣術が苦手だと断りました。

 

しかし、ギルゴールは

むやみに攻撃してくる敵を

どのように相手をするのか

見たいと言って、

カルドンに無理やり木刀を押し付け、

ラナムンのそばに近づき、

彼の肩に腕をかけて、

ゾンビや怪物が

体系的に剣術を訓練して

襲いかかることはなく、

むやみに攻撃してくるので、

そのような敵を相手にしてみてと

囁きました。

 

ラナムンは眉をしかめながら、

カルドンは怪物ではないのに、

相手になると思うのかと尋ねました。

ギルゴールは、

当然、相手にならないので、

ラナムンは防御だけするようにと

指示しました。

そして、カルドンには、

全力で攻撃するよう指示しました。

 

カルドンは困惑し、

止めて欲しいといった顔で

ラナムンを眺めましたが、

彼は、それももっともだと思い、

ギルゴールの提案を

受け入れることにしました。  

彼の言うように、

定型化された攻撃ではなく、

どこから来るか分からない攻撃に

備える方法も知る必要があると

考えたからでした。

 

カルドンは弱すぎるけれど、

パターンを見るのに役立つと思い、

ラナムンは彼に

攻撃するよう指示しました。

カルドンはしぶしぶ両手で木刀を握り、

目をぎゅっと閉じて振り回しました。

ラナムンは難なく身体だけ動かして

木刀を避けました。

 

ギルゴールは、

目を開けなければいけないと言って

あっという間にカルドンのそばに近づき

彼の髪をつかみました。

 

突然の行動に驚いたカルドンが

目を開けてみると、

ギルゴールは、

再び少し離れた所にいました。

 

カルドンは、

一瞬、ぞっとする感じがして

鳥肌が立ちましたが、

ラナムンが真剣にこちらを見ると

自分の勘違いだと思い、

再び木刀を握った手に力を入れました。

 

カルドンは、

今度は目を開けて木刀を振り回すと、

先ほどよりは、

一段と攻撃が良くなりました。

ギルゴールは、その姿を

機嫌が悪そうに眺めながら、

もっと、むやみやたらに、

早く、強く振り回すようにと

助言しました。

ラナムンが簡単に避けるようになると、

カルドンも少しずつ安心して、

木刀を勢いよく振り回しました。

 

ラナムンは、時には避けたり、

時には防いだりして、

どこから飛んでくるか分からない

初心者の剣パターンを探っていました。

その瞬間、

ラナムンの木刀とカルドンの木刀が

ぶつかりそうになりましたが、

その前にボキッという音がして

ラナムンの木刀が折れました。

カルドンとラナムンは、

どちらも驚きましたが、

ラナムンはカルドンの木刀を

防ぐことができず、

カルドンの木刀は、

ラナムンの首のそばに

向かっていました。

ギルゴールの口元に

笑みが浮かびました。

 

しかし、カルドンの木刀が

ラナムンの首に触れる前に、

勢いよく飛んできた短刀が

木刀に刺さりました。

その強い力のせいで、

カルドンはよろめき、

バランスを崩して倒れ、

木刀は床に落ちました。

 

カルドンは

倒れてしまいましたが、

ほっとして、

剣が飛んで来た方を見ました。

ラティルが冷たく沈鬱とした顔で

こちらを眺めていました。

 

カルドンは、

安堵の気持ちが恐怖に変わり、

慌てて立ち上がって跪くと、

故意ではなかったと謝りました。

 

ラナムンも、カルドンをかばうために

何か言おうとした瞬間、

「知っている」と即答したラティルが

ドシドシ歩いて横を通り過ぎ、

腕を組んで立っていた

ギルゴールの腕をつかんで

どこかに歩いて行きました。

その恐ろしい表情から見て、

絶対に良い意図で

連れて行くわけではないようでした。

 

カルドンはゆっくりと立ち上がり

ラナムンを見て、

皇帝は、これがギルゴールのせいだと

思っているようだと言いました。

 

ラナムンは、

ぶつかる前に折れた自分の木刀を

対戦する前に、

ギルゴールがポンと叩いていた

部位を見ながら、

同じ意見だと返事をしました。

◇妙な反応◇

ギルゴールを

ハーレムの空き部屋へ連れて行き、

部屋の中に彼を押し込み、扉を閉め、

壁にギルゴールを押しつけると、

ラティルは彼を激しく睨みつけながら

カルドンの手を借りて、

わざとラナムンを

攻撃しようとしたのではないかと

問い詰めました。

 

素直に付いて来たギルゴールは、

ラティルに睨まれても

楽しそうに笑い、

ラティルがタイミングよく

防いだことを褒め、

どこから見ていたのかと尋ねました。

 

今、そんなことは問題ではないと

思ったラティルは歯ぎしりをし、

自分が適当が罰を下すと言ったのに、

カルドンが犯人だと

確定したわけでもないのに、

最初の手紙を送った人と

2番目の手紙を送った人が

なぜ同じだと確信しているのか。

それに、ここに留まる以上

誰かの命を奪ったり、

怪我をさせたりしてはいけないと

言ったはずだと、

ギルゴールを責めました。

 

ラティルは、ギルゴールの

今回の行動にも腹が立ちましたが、

彼が、全く自分の言うことを

聞く気がないことにも腹が立ちました。

ギルゴールをここに呼んだことで、

羊のような側室の間に

狼を放してしまったのではないかと

自責の念もありました。

 

しかし、彼は弁解するどころか

両手でラティルの頬を包み込み、

口が裂けるほどに開いて笑い、

自分をもっと強く怒れ、アリタルと

要求しました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

ラティルに手を出すなと言われたから

ギルゴールは、

もっともらしい理由を付けて

ラナムンとカルドンを戦わせ

彼らに復讐をしようとした。

ギルゴールは、

ラナムンの木刀が折れやすいように

少し手を加えただけ。

自分の言うことを聞かなかったと

ラティルが責めても、

自分は手を出していないと

ラティルに言い訳ができる。

さすが何千年も生きていると

悪知恵が良く働くと思いました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain