自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 29話 ネタバレ 原作 あらすじ マンガ 20、21話 姉の恋愛指南

29話 姉の口からペンドルトン嬢の名前が出て来ました。

ダルトン氏は、

どうやら、ここへ来たのは

無駄だったようだと告げると、

すぐに部屋を抜け出そうとして

背を向けました。

しかし、病弱な体のせいで、

動くことを極度に嫌っていた

ロバート・フェアファクス夫人は、

逃げようとする弟を捕まえる時だけは

稲妻のように迅速に

動くことができました。

 

彼女は素早く

息子のような弟を捕まえると、

姉の権威で、

自分のそばに置かれたスツールに

座らせました。

 

ダルトン氏は、下手に振り払うと

姉が倒れるのではないかと心配し

仕方なく

椅子に座るしかありませんでした。

心の中では、粗忽者のウィリアムを

罵りながら。

 

フェアファクス夫人は、

自分の隣に座った弟の

胸ぐらをつかむように、

彼のジャケットの襟元を掴みました。

そして、

きっと、その淑女でしょう?

そうですよね?

先ほどから、どことなく、

以前とは表情からして違うと

思っていた。

1人の淑女を心に秘めた男は、

その気持ちが表に出てしまうものだ。

自分は、それが分かったと

言いました。

 

ダルトン氏は、

分かったって、何が分かったのか。

服がしわくちゃになるので、

手を離せと抗議しました。

 

しかし、フェアファクス夫人は、

年老いた姉の元気がなくなるので

じたばたするな。さあ、早く話して。

ペンドルトン嬢はどんな人なのか。

ウィリアム坊っちゃんの手紙には

上品で細やかな淑女だとしか

書かれていなかったけれど、

とても美しくて聡明な

お嬢さんでしょう?

年は21歳? それとも22歳?

と尋ねました。

 

ダルトン氏は、

個人情報を詮索すのは止めろ。

その人と自分は、ただの友達だと

答えました。

 

姉は、

ただの友達なのかと聞き返しました。

ダルトン氏は、そうだと答えると、

姉は、

今すぐ、その女性に、

自分が結婚する前日に、

あなたがくれた手紙を送ってもいいか

と尋ねました。

 

ダルトン氏が

「何だって?」と聞き返すと、

フェアファクス夫人は、

結婚式の前日に

自分の部屋に訪ねて来て、

すすり泣きながらくれた手紙のことだ。

遠くに嫁いでしまっても、イアンは

いつもお姉さんを愛していますとか

何とかと、答えると、イアンは

「ああ、全く」とぼやきました。

 

続けて姉は、

字はくねくねしていて、

綴りはすべて間違っていて、

それさえも涙で滲んでいた。

それを見て、

自分がどれだけ泣いたことか。

式場に入る時、

目が腫れて開けられなかった。

あの時の手紙は大切な思い出なので

いつも自分の文箱の一番上に

大事にしまっておいてある。

その手紙を、

すぐにウィリアム坊ちゃんに送ったら

坊ちゃんもすごく感動して、

ペンドルトン嬢にも

見せてあげるのではないかと

言いました。

 

イアンの顔は青ざめていました。

フェアファクス夫人は

悪ふざけをしていましたが、

イアンの考えでは、

下手をすると、彼女は、

本当にそんなことをしても

おかしくない人でした。

 

フェアファクス夫人は、

弟の硬くなった表情を見て、

自分の推測が正しいという

確信を持ちました。

彼女は心の中で歓喜の声を上げながら

イアンのジャケットを

さらに、ギュッと握りました。

 

フェアファクス夫人は、

ペンドルトン嬢がどんな人なのか

早く話すようにと急かしました。

 

イアンは口をギュッと閉じて

床だけを見つめていました。

しかし、姉がまた

手紙を使って脅迫して来たので

結局、

口を開くしかありませんでした。

 

イアンは、

あの人のためにも話せないと

答えました。

フェアファクス夫人は、

その理由を尋ねました。

イアンは、

まだあの人の心をつかんでいない

その可能性も少ないと答えました。

 

フェアファクス夫人は、

その人は、

あなたのことが嫌いなのかと

尋ねました。

イアンが黙っていると、姉は

「えっ?」と促しました。

イアンは、

自分たちは、ただの友達だと

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

うちのイアンが片思い中なのか。

そうなのね?と確認しました。

イアンは、

自分をからかうのが面白いのかと

姉を非難しました。

 

フェアファクス夫人は、

可哀想なイアンを

からかうはずがない。

姉だからと言って、

そんな残酷なことをするはずがないと

否定しました。

 

イアンは、

からかっているではないかと

抗議すると、フェアファクス夫人は

もう一度、それを否定すると、

どうやら、あなたは

敏感になっているようだ。

確かに、愛する女性の心を

得ることができなかった独身男性の心は

悲しみでいっぱいになるものだから

理解してやる。

ああ、可哀想なイアンと嘆きました。

 

やはり余計なことを言ってしまった。

イアンは気の毒そうな顔をしながら、

嬉しくてたまらないという目つきで

自分をからかっている姉を見て、

先程の告白を後悔しました。

むしろ何も言わずに、姉の文箱を探し、

自分で幼い頃の

その恥ずかしい歴史を

燃やしてしまうことで

解決すべきでした。

 

フェアファクス夫人は、

さらに、しばらく

イアンをからかった後、

イアンがこれ以上我慢できずに

席を蹴って

立ち上がろうとした直前に

悪ふざけを止めました。

そして、すぐに真面目な声で

お嬢さんの心を掴んで

今年中に結婚するように。

自分が後押しをすると呟きました。

 

イアンは、

姉が後押しをしてくれるからといって

うまくいくものではないと

反論しました。

フェアファクス夫人は、

その理由を尋ねました。

イアンは口をつぐみました。

この問題を姉に説明することは

できませんでした。

 

一言一句、自分の恋愛問題を

打ち明ける気がしないのはさておき、

この問題はペンドルトン嬢の私生活と

密接に関連していました。

 

彼女の出生や持参金の問題、

彼女の性格を、

彼女と親しくもない自分の家族に

逐一、公開するのは、

人としての礼儀が欠けていました。

イアンは姉にその点を

はっきりと話しました。

 

幸い、フェアファクス夫人は、

他人の身の上を根掘り葉掘り聞いて

自分の心配を解消したい欲望を

コントロールできる人でした。

しかし、だからといって

弟の恋愛を後押ししたい気持ちが

和らいだわけではありませんでした。

 

彼女は、

しばらく隣に座っている弟の肩に

腕を回したまま

逃げられないように縛りつけると

考えに耽りました。

そして、しばらくして、

その人は、

あなたに好意を抱いているのかと

尋ねました。

イアンは、

人間的にはと答えました。

 

フェアファクス夫人は、

けれども、決してあなたを

受け入れるつもりがないという

ことでしょう?

どんな理由でと、尋ねました。

イアンはうなだれました。

 

フェアファクス夫人は、

それでは、

しばらくは友達でいるように。

淑女が油断して隙を作るまで

下手に近寄ろうとしてはいけない。

あなたが義兄と一緒に狩りをする時

彼が草むらに伏せて

何時間も息を殺しているのを

見たことあるよね。

必ず、そうしろということだと

助言しました。

 

イアンは、

姉が今、淑女を獲物に例えていると

非難しました。

フェアファクス夫人は、

上品な例えではないことは

分かっているけれど、

あなたは、その淑女に、

銃を撃つつもりではないよね。

しばらくは、友達としてそばにいて、

適度にうまくやるように。

いつも好意を示しながら、

気楽で無害な人に見えるようにしながら

少し他の淑女たちと

親しく過ごすようにと助言しました。

 

イアンは

「何だって?」と聞き返しました。

フェアファクス夫人は、

あなたが、

その淑女にだけくっ付いていたら、

その人が警戒する。

だから他の淑女たちにも

良くしてやるようにと言っていると

答えました。

 

イアンは、

今、自分に何を教えているのかと

尋ねました。

 

フェアファクス夫人は、

女性の心を奪う方法を教えている。

ずっと、そうやって過ごしていれば

その淑女は、あなたの前で警戒を解き

引き続き近づいても、心の扉を

閉めてしまうことはないだろう。

情が移るように、あなたは彼女と、

最も内密な心まで共有する関係を

築かなければならない。

女性が最も脆弱なのが情だからと

話しました。

 

イアンが黙っていると、

フェアファクス夫人は、

彼女があなたに、

たっぷり情を注いでいると思った時

他の女性に

心を寄せているふりをして、

恋愛相談もするように。

表向きは、平気なふりをして

受け入れてくれるだろうけれど

嫉妬心が湧き起こり、

自分の感情を切実に

自覚するようになるだろう。

結局その淑女は、あなたのせいで

恋煩いになってしまうだろうと

話しました。

 

イアンは

冗談を長引かせる才能があるけれど

面白くはないと言いました。

フェアファクス夫人は、

自分は真剣だと訴えましたが、

イアンは、

姉が自分の愛する女性の心を弄べと

真剣に助言をするなんて残念だ。

もう行く。休んでくれと言うと

姉の腕を離して立ち上がり、

ドアに向かって歩いて行きました。

 

フェアファクス夫人は、

イアンを引き留めましたが、

彼は、そのまま

部屋を出て行ってしまいました。

 

一人残った

ロバート・フェアファクス夫人は、

弟の潔癖な反応を

予想していたかのように、

舌打ちしました。

そして、再びテーブルの上に並べた

カードを見つめました。

 

それでも、まあ、これは

完全に結婚可能な占いの結果だ。

 

彼女はカードが示す恋愛運を

信じることにし、嬉々として

ホワイトフィールドにやって来る

女主人を想像しました。

ロンドンでは、イアンが突然

姿を消してしまったことについて、

誰よりも驚いたのはランス嬢でした。

彼女は、ダルトン氏に

招待状を送ったところ、

彼は現在、

ホワイトフィールドに発ってしまい、

晩餐会に応じられないという

丁寧な断りの手紙を

ウィリアム・フェアファクス氏から

受け取ることになりました。

 

ランス嬢は、

理由も正確に書かれていない手紙を

何度も読み返しました。

そして、その正確な理由を知るために

ジャネット・フェアファクス嬢を

招待しました。

 

美しくて教養溢れるランス嬢に

ずっと憧れて来たフェアファクス嬢は

気分が最高に高揚し、

午前中から髪を整え、

一番きれいな外出着を着て

ランス家を訪問しました。

 

ランス嬢は、

彼女と日常的な話をしているうちに、

さりげなく、ダルトン氏が

ホワイトフィールドに

戻ってしまった理由を尋ねました。

 

フェアファクス嬢は

クッキーを食べながら、

ホワイトフィールドの教区牧師が

亡くなったので、

牧師を新たに任命するためだと

答えました。

 

ランス嬢は、

そんなことがあったのか。

それでは、牧師を任命した後は

どうするのか。

ずっと、そこにいるのかと尋ねました。

フェアファクス嬢は

「そうでしょう?」と答えました。

 

ランス嬢は、

でも、ロンドンでの生活が

懐かしいかもしれないと

反論しました。

しかし、フェアファクス嬢は、

違うと思う。

イアン兄さんは、

ロンドンが嫌いだ。

人が住む場所ではないと言っていたと

返事をすると、

ランス嬢の表情を探りました。

 

そして、ジャネットは、

ランス嬢も理解できないですよね。

ロンドンが

住むに値するところでなければ、

どこが住むに値するというのか。

とにかくイアン氏は

ホワイトフィールドに帰った以上、

数年は来ないだろうと言いました。

 

ランス嬢は、

ダルトン氏が、

何年も戻ってこないと言ったのかと

尋ねました。

ジャネットは、それを否定し、

自分が、そう思うだけだと

答えました。

 

ランス嬢は、その話に、

むしろ安心しました。

彼が二度とロンドンに

戻って来ないというのは、

ジャネット・フェアファクス嬢の

意見に過ぎないし、 ランス嬢は

フェアファクス嬢の

観察力を信じなかったので、

その考えは軽く無視しました。

 

ランス嬢は、

イアンがホワイトフィールドに

戻った後、彼が早いうちに

ロンドンに戻ってくると信じて、

のんびりと待っていました。

しかし、何日も経っても、

彼が帰って来たという話は、

全く聞こえて来ませんでした。

 

ランス嬢は、

そろそろ不安になって来ました。

もしかすると、

彼がホワイトフィールドに

滞在している間、

ロンドンで出会った美しい淑女

ドーラ・ランスを忘れて、

自分の地元の淑女と

恋に落ちてしまうかもしれない。

視界から遠ざかれば

心も遠ざかるものではないか。

 

不安に襲われたランス嬢は、

フェアファクス嬢を

友達とのお茶会や集まりの場に

頻繁に招待し、付き合い始めました。

可愛いフェアファクス嬢と

親しくなりたいからだと

おべっかを使いましたが、

実は、彼女から

ホワイトフィールドの消息を

聞いてもらうためでした。


しかし、フェアファクス嬢は

ランス嬢の期待に

応えられませんでした。

彼女自身は、

姻戚のイアン・ダルトン

あまり親しくなかったからでした。

 

フェアファクス嬢は、

親が年を取ってから生まれた子供で

両親が亡くなるや否や

親戚の手で育てられました。

寄宿学校で成長したため、

イアンとも最近会ったばかりでした。

 

フェアファクス嬢は

イアンを慕ってはいるものの、

無愛想な彼を恐れていたし、イアンも

フェアファクス嬢については

関心がありませんでした。

 

このような事情から、

フェアファクス嬢との交流を通じて、

彼女の手紙に自分の安否を書かせ

彼に自分のことを思い出させる

ランス嬢の計画は

水の泡となってしまいました。

 

自分が直接

ホワイトフィールドにいる彼に

手紙を出せればいいのだけれど

イギリスの上流社会では、

結婚を約束していない未婚の男女が

手紙をやり取りするのは

公然のタブーでした。

もちろんタブーを破って

自由に手紙をやりとりする男女も

多かったけれど、イアンと自分は

まだ、そのような関係として、

発見されていませんでした。

 

ランス嬢はがっかりしましたが、

屈しませんでした。

フェアファクス嬢の兄、

ウィリアム・フェアファクスが

いるからでした。

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イアンのお姉さんは、

弟のことをからかっているけれど

誰よりも、イアンのことを心配し、

気にかけていると思います。

その気持ちは、イアンにも

通じていると思います。

 

ランス嬢は、自分のことを

美しい淑女と称するなんて。

いけ図々しいにもほどがあると

思ってしまいました。

 

もしも、ダルトン氏が

ランス嬢に対して

少しでも好意を抱いていたら

ホワイトフィールドに戻ることを

絶対に伝えると思います。

それがなかった時点で、

彼はランス嬢のことを

何とも思っていないことに

彼女は気づくべきだったのに、

妄想が膨らみ過ぎて、

冷静な判断ができなくなっているように

思えました。