自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 33話 ネタバレ 原作 あらすじ マンガ23、24話 プロポーズ

33話 伯父がプライス氏に自分の自慢をしたことを聞いて、ペンドルトン嬢は訝しがっています。

ニューヨークの社交界に、

数十年間、どっぷり浸かっていた

自分に、故国への郷愁を

呼び起こしてくれた。

どの国の淑女たちよりも上品で美しく

貞淑なイギリスの淑女たちへの郷愁だ。

それで、妹の銀婚式を口実に、

一気に駆けつけたと

プライス氏は話しました。

 

ペンドルトン嬢は、

実際のイギリスの淑女たちが

プライス氏の期待を

満たしてくれたかと尋ねました。

 

プライス氏は、それを否定し、

申し訳ないけれど、アメリカの淑女と

イギリスの淑女の違いは

ドレスの流行や、

オペラの好みぐらいだったと

答えました。

 

ペンドルトン嬢は

それは残念だったと優しく答えると

楽譜をめくるために、ピアノの鍵盤から

手を離そうとしました。

ところが、

ソファーに座っていたプライス氏が

突然立ち上がり、

大股でピアノの横に近づいて来て

楽譜をめくりました。

ペンドルトン嬢は軽く謝意を表すると

音符に従って鍵盤を叩き続けました。

 

ところが、

楽譜をめくったプライス氏は、

再びソファーに戻る代わりに

ピアノの天板に手を置いて

体を斜めに傾けました。

 

いくら客用の応接室であっても、

いつでも使用人たちが

出入りする公の場所とはいえ、

まぎれもなく、2人だけの空間でした。

まだ、ぎこちない客に過ぎない紳士が

こんなに近くに立っていると、

ペンドルトン嬢は

負担になるばかりでした。

 

ペンドルトン嬢が曲を弾き終えると

彼は拍手をしながら

静かに賛辞を口にしました。

 

もし彼が平凡な普通の紳士だったら、

今後、二度と、彼を晩餐会に

招待しなかったはずでした。

しかし、彼は伯父の親友であり、

従兄の結婚を取り持ち、

その花嫁の名付け親でした。

彼との交流を断つ表向きの理由が

ありませんでした。

 

その後も、晩餐会がある夜、

彼はペンドルトン嬢の周りを

うろうろしました。

そして、ある日の夕方。

プライス氏はいつものように

ペンドルトン嬢のそばに立って

ピアノの音に耳を傾けていました。

よりによって、

応接室で時間を過ごしていた客たちも

早く帰ってしまい、彼女は1人で

プライス氏を相手にするしか

ありませんでした。

 

ペンドルトン嬢は心の中で、

主の祈りの聖句を何千回も唱えながら

鍵盤を叩きました。

ところが、いきなり、プライス氏が

鍵盤を叩くペンドルトン嬢の手を

つかみました。

 

ペンドルトン嬢は一瞬驚いて

「キャッ!」と叫ぶと、

椅子から立ち上がりました。

ついに来るべきものが来てしまったと

思いました。


しかし、驚いたことにプライス氏は

彼女の手を握ると同時に、

ペンドルトン嬢が座っている

ピアノの椅子の横に跪きました。

そして、慌てふためいている

ペンドルトン嬢を、

切ない眼差しで見上げながら、

驚かないで欲しい。どうか、

その驚きに満ちた表情を消して

自分の話を少しだけ聞いて欲しいと

訴えました。

 

ペンドルトン嬢は、

開いた口を手で押さえたまま

プライス氏を見下ろしました。

プライス氏が、なぜ急に

こんなことをするのか

理解できませんでしたが、

少なくとも彼が自分を

辱めようとしているわけでは

ないことは明らかでした。

 

その時、応接室の入り口から、

「お嬢様、一体、何・・・」と

メイドのアンの声が聞こえて来ました。

お嬢様の悲鳴を聞いて

急いで駆けつけて来たアンは、

ピアノの前で起きている光景を見て

驚きに満ちた表情をしました。

白髪混じりの老紳士が

自分より20歳以上も年下の淑女の前に

跪いて求愛している姿なんて、

醜態と言っても、

言い過ぎではありませんでした。

 

ペンドルトン嬢は急いでアンに、

何でもないので行きなさいと

指示しました。

アンは口を押えたまま、

そっと引き下がりました。

 

邪魔者が去ると、プライス氏は、

ペンドルトン嬢を見上げながら、

自分は、この前、

アメリカの淑女とイギリスの淑女は

オペラの好みとドレスの流行以外

全く違いがないと話した。

自分は、確かにそう考えていた。

ロンドンの、どの舞踏会へ行っても、

どのティーパーティーへ行っても、

どの晩餐会へ行っても、

自分の目に映るのは、

アメリカで見かけた、

つまらない淑女たちと

全く同じ女性たちばかりだったので

自分は深く失望した。

内心、自分と子供たちを置いて、

神の元へ旅立った妻、南部の、

美しくて、たおやかな淑女だった

エレナー・プライスを、この地で

再び見つけられるだろうと

思っていたからだ。

しかし、失望するのは、

あまりにも早過ぎた。

ここ、ペンドルトン家の晩餐会で、

自分は妻の影、いや妻の分身のような

女性を見つけたから。

美しさ、品格、才知、人柄、

どれ一つとして欠けていない、

美しくて、たおやかな淑女、

ローラ・ペンドルトン嬢のことだと

胸の内に秘めていた言葉を、

堰を切ったように吐き出しました。

 

彼の言葉が溢れ出るほど、

ペンドルトン嬢の顔は

白くなる一方でした。

話せば話すほど、

興奮で真っ赤になっている

プライス氏との顔とは対照的でした。

 

彼は、自分の妻になって欲しい。

自分とアメリカへ行って

新たな人生を始めよう。

あなたが

もう若くはないということは

全く気にならない。

自分も、それなりに歳を取ったし、

21、2の娘に手を出そうとするほど、

身の程知らずな男ではない。

自分はただ、

自分の布団を温めてくれる

賢くて貞淑な女性を求めているだけ。

どうか、自分のプロポーズを

受けて欲しいと言い終えると、

はあはあ息を吐きました。

彼の情熱は青春そのものでしたが、

肺はその情熱に

付いて行けなかったようでした。

 

ペンドルトン嬢は困った顔で

彼を見下ろしました。

彼がペンドルトン家の大事な客であり

彼を拒むことで生じる色々な衝突が

心配なのは事実だけれど、

彼女の心を不快にさせたのは

別の理由でした。

 

ペンドルトン嬢は、

彼の白髪交じりの眉と

半分白くなった髪、そして

今にも泣きそうになっている

充血した瞳に、

つい同情してしまいました。

彼は、自分を一度、

からかってみようとしているのではなく

真剣に自分を妻にしたいと

望んでいました。

しかし、

ペンドルトン嬢が同情だけで、

彼のプロポーズを受け入れることが

できる人だったら、

彼女はすでに誰かの妻に

なっていたはずでした。

 

彼女は、辛うじてプライス氏の手から

自分の手を引き抜きました。

そして、プライス氏が

プロポーズしてくれたことに

お礼を言いましたが、

自分は、それを

受け入れることができない。

自分の胸には

プライス氏に対する愛の影すら

宿すことができなかったし、

これからも同じだ。

どうか、自分が断ったことを

寛大な気持ちで許しく欲しいと

頼むと、丁寧にお辞儀をし、

すぐ上の階に上がりました。

 

こうなった以上、プライス氏を

晩餐会に招待するのは

道理に合いませんでした。

いくら彼が領主の友人だとしても、

とにかく、社交界

淑女がプロポーズを断る自由を

尊重しており、淑女が断った紳士と

同じ空間にいないように

配慮される権利を保障していました。

彼女は彼の招待を、

即座に中止しました。

しかし、プライス氏は執念の男で、

プロポーズを断られた翌日から

ペンドルトン嬢に

花束を送り始めました。

 

ペンドルトン嬢は、

自分宛に届いた

巨大なバラの花束を見て

唖然としました。

自分のことを考えて

これを選んだプライス氏を想像すると

頭がくらくらしました。

 

彼女は、できるだけ

彼の自尊心を傷つけないように

最新の注意を払いながら手紙を書き

花束と一緒に送り返しました。

そして、断りの手紙と共に

花を送り返すことは、数日間

ペンドルトン嬢の日課となりました。


それでもプライス氏は、

老獪で執拗な男でした。

彼は晩餐会に招待されなかったけれど

どうにかして、

ペンドルトン嬢の顔を見られる状況を

作り出してしまったのでした。

 

彼は社交界に足を広げたおかげで、

すべての舞踏会に、

自由自在に出入りすることができ、

あちこちで飛び交う噂を組み合わせて

ペンドルトン嬢が、

今夜どの舞踏会に現れるか、

どの音楽会にいるかを突き止め

幽霊のように現れたりしました。

ペンドルトン嬢は、

女性だけのお茶会を除き、

社交生活の一切を中断するに

至りました。

 

プライス氏がペンドルトン嬢に

求愛しているという噂は、

社交界で急速に広まりました。

 

毎日、花屋に立ち寄って

ペンドルトン家にバラを送ることや

ペンドルトン嬢の予定を探り出して

彼女の後をついて回る行動など、

プライス氏は、自分の求愛行為に

少しの恥らいもなく、ある意味、

公然と行動していたからでした。

 

そして驚いたことに、人々の間では

この図々しい求愛に

戸惑う人はいませんでした。

ペンドルトン嬢とプライス氏は

年の差が24もありましたが、

社交界では、珍しい結婚でも

なかったからでした。

 

婚期を逃した名門の淑女たちが

よく選ぶ道が、

まさにプライス氏のような

老紳士の後妻となることでした。

一部では、プライス氏の関心が

ペンドルトン嬢にとっては

非常に良いことだと

考える人もいました。

 

ランス夫人は、自分が主催した

婦人たちのティーパーティーで、

もしかしたら、

ペンドルトン嬢にとって、

これが最後のチャンスかもしれないと

断定的な口調で話しました。


別の婦人は、

来年にはペンドルトン嬢も

30歳になるけれど、

もう結婚する機会は

永遠に終わったと思っていい。

この状況で、

プライス氏が関心を示してくれるのは

幸運だと、

ランス夫人の言葉に同意しました。

 

他の婦人は、

アビゲイル・ペンドルトン夫人が

一緒に暮らしているけれど

彼女は、あと、どのくらい

生きられるだろうか。

夫人が亡くなれば、財産は全て

ペンドルトン氏の次男に

相続されるよう、

遺言状まで作ったそうだ。

その遺言状での

ペンドルトン嬢の相続分は

宝石類が少しと、

使い古したナイフセット程度だろう。

ペンドルトン夫人が亡くなったら

ペンドルトン嬢は完全に一文無しだ。

ペンドルトン嬢も

それを知っているなら、

プライス氏の関心に、

あんなに嫌そうな態度を

取るべきではないと言いました。

 

別の婦人は、

でもペンドルトン嬢が嫌がるのも

仕方がないのではないか。

プライス氏の見た目が

そういう感じではないか。

それに

ペンドルトン嬢に求愛するのも

あまりにも魂胆が見え見えだ。

アメリカへ連れて行って

幼い子供たちの母親役を

させようとしているのではないかと

言いました。

 

その言葉に対し、ランス夫人は

今さら、選り好みをしている

場合ではないのではないか。

ペンドルトン嬢に、少しでも

現実感覚というものがあれば、

もっと早く、

この道を選ぶべきだった。

他人のお見合いではなく、

自分を救ってくれる

プライス氏のような紳士を探して、

嫁に収まるべきだったと

すぐに反論しました。

 

妻たちは、このように

無駄口を叩きながら、

ペンドルトン嬢が早くプライス氏を

受け入れるべきだということで

意見をまとめました。

そうしながらも、

内心、彼女たちの心の中には、

自分たちの娘だけは、

このような境遇を

免れさせなければならないという

強い意志が湧き上がりました。

 

ティーパーティーが終わって、

それぞれ自宅に戻った彼女たちは、

自分たちの娘に

ペンドルトン嬢の状況を伝えながら

早く夫候補を探すようにと

ひとしきり言い聞かせることで、

自分たちの不安感を鎮めました。

 

そして、ほとんどの淑女は、

母親の結婚観を、

そのまま受け継ぐ傾向がありました。

若い娘たちの心の中には

ペンドルトン嬢のように

独身女性になることは、絶対に

避けなければならない状況として

明確に刻印されました。

ペンドルトン嬢は、

本人も知らないうちに、

娘たちの心の中に、

絶対に避けるべき具体的な恐怖として

刻み込まれたのでした。

 

しかし、

いざティーパーティーを主催した

ランス夫人は、娘の心の中に

恐怖感を植え付けることに

失敗しました。

ランス嬢は、

ペンドルトン嬢の状況を見て、

恐怖よりも大きな同情心を

感じたからでした。

 

ランス嬢は、

ペンドルトン嬢がプライス氏と

結ばれるなんて、あり得ない。

二人の年齢差は24歳。

父親と同じくらいの男性と、

どうして結婚できるのかと

主張しました。

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好意を持っているダルトン氏が

いきなりプロポーズした時でさえ

怖いと思って逃げたのに、

義務で仕方なく招待している

プライス氏が、

自分との距離を縮めて来て、

いきなりプロポーズして来たら

怖いし、嫌悪しか感じないと

思います。

しかし、プライス氏には、

そんなペンドルトン嬢の気持ちが

分かるはずもなく、

プロポーズを断られたのに、

今度はストーカー行為にまで及ぶ。

そんなことをしても、

ペンドルトン嬢の気持ちが

変わるわけがないのに、

自分が頑張れば、

彼女が振り向いてくれるとでも

思っているのでしょうか。

そして、自分の娘は

そんな目に遭わせたくないくせに

ペンドルトン嬢はプライス氏と

結婚するのがいいと話す婦人たち。

彼女たちとプライス氏のエゴに

嫌悪感を覚えました。

ダルトン氏が絡んでくると、

分別がなくなるランス嬢だけれど

それ以外の面では、

分別のある女性なのだと

感じました。

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いつもコメントを

ありがとうございます。

 

原作に比べて、マンガの進行が早く

なかなか追いつけないので、

しばらく、

毎日、更新したいと思います。

よろしくお願いいたします。