自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 52話 ネタバレ 原作 あらすじ マンガ 36、37話 愚かな淑女

52話 ダルトン氏とペンドルトン嬢の間に愛情があるのではないかと、ランス嬢は疑いました。

ランス嬢は、そのことを考えると

ドキドキする心臓を

落ち着かせられませんでした。

もしかして2人は

愛し合う仲だったのだろうか。

そうしているうちに、

関係が拗れてしまったのだろうか。

 

ランス嬢は不安で、頭が

おかしくなりそうな気がしました。

自分が愛情を注いでいる相手が、

他の女性と何らかの愛情を

分かち合ったかもしれないという

推測が、彼女の精神を

この上なく揺るがしました。

彼女は平静を取り戻そうとして

彼から視線をそらしました。

 

現在、2人が

互いを愛していないことは

確かでした。

ダルトン氏がロンドンに戻って

ペンドルトン家を訪問したという噂を

一度も聞いたことがありませんでした。

彼が訪れた社交の場所は、

自分のお茶会だけでした。

 

その事実をしっかり認識すると、

ダルトン氏の気持ちが

ペンドルトン嬢に向かっているという

可能性が、頭の中から消えました。

ランス嬢の不安な気持ちは

収まりました。

しかし、依然として

疑惑は消えませんでした。

先ほど、

ピクニックでの出来事を話すと、

ペンドルトン嬢は、

ひどく戸惑っていました。

 

ランス嬢は、

先日のピクニックでの出来事を

振り返ってみました。

自分と話をしている最中に、

用事があると言って

森に消えたダルトン氏。

その後、1時間ほどして、

青ざめた様子で駆け出して来て

馬車に乗って急いで帰ってしまった

ペンドルトン嬢。

そして、後を追って走って来た

ダルトン氏。

 

なぜ、ペンドルトン嬢は

あんなに急いで

家に帰ってしまったのだろうか。

ダルトン氏は、

なぜペンドルトン嬢を探しに

走って来たのだろうか。

 

彼女は、すぐに、

湖畔でダルトン氏に

ペンドルトン嬢の血筋について

話したことを思い出しました。

あれこれと思い巡らせていた

ランス嬢の頭の中に、

一瞬、閃光が煌めきました。

 

ペンドルトン嬢の血筋を知って

ダルトン氏は彼女を捨てた!

 

ランス嬢はそう考えると、

自分の中にあった全ての謎が

解けた気分になりました。

自分で考えてみると、論理的に

辻褄がぴったり合うからでした。

 

2人はお互いに

好感を抱いていたに違いない。

ペンドルトン嬢は

ダルトン氏が好きだったはず。

ダルトン氏は、とても素敵で

格好良くて、優しくて、紳士的で

すごい男性だから。

そしてダルトン氏もペンドルトン嬢に

好感を抱いていたはず。

たとえ年齢が高くても

ペンドルトン嬢は、

優しくて、きれいだから。

 

だからダルトン氏は

好意を示すために、

ホワイトフィールドの絵を

プレゼントしたのだろう。

しかし、結局、ダルトン氏は

ペンドルトン嬢の血筋を知り

森で彼女に事実を確認したはず。

ペンドルトン嬢は正直に

事実を告白したはず。

それにより、ダルトン氏は

彼女と絶交宣言をした!

 

そう考えると、

ピクニックで先に帰ってしまった

ペンドルトン嬢と

ダルトン氏の不可解な様子が

完全に説明されました。

 

ダルトン氏の宣言に

ペンドルトン嬢は傷ついて帰り

ダルトン氏は、

そのようにペンドルトン嬢を

見送ったことに罪悪感を抱き

後を追って来たのだろう。

彼は紳士的で善良な人だから。

 

もし、これが事実なら、

ダルトン氏はひどい男でした。

血筋の問題で愛を裏切るなんて

紳士らしくないことでした。

 

普通、メロドラマなら、

悪党の仕業ではないか。

彼が悪党なら、ペンドルトン嬢は

悲恋のヒロインでした。

あんなに立派な男性と

縁を結ぶことができたのに、

結局捨てられました。

彼女の罪ではなく

親の罪のためでした。

 

メロドラマの熱烈な愛好家である

彼女は、しばらく

ダルトン氏の仕打ちに憤慨し

ペンドルトン嬢を気の毒に思いました。

しかし、そう思いながらも、

ランス嬢の本心は、

ダルトン氏を完全に憎むことも、

完全に

ペンドルトン嬢の味方になることも

できませんでした。

ペンドルトン嬢が捨てられたのは

必然的なことだからでした。

 

ダルトン氏のような男性が

彼女の血筋を知りながら、

結婚を決意するはずが

ありませんでした。

家門の威信を守っている当主が

血筋に問題のある女性を妻に迎え、

家門の権威を落とすはずが

ありませんでした。

古臭くて理不尽な仕打ちでしたが、

そもそも世の道理とは

そういうものでした。

 

ランス嬢は、

彼女の失恋が気の毒でした。

賢くて慎重な淑女だと思っていたけれど

愛の前では

愚かになってしまったのだろうか。

まだ20歳になっていない自分も

知っていることを、

年を重ねたペンドルトン嬢が

知らなかったなんて。

 

そういえば、ペンドルトン嬢は

無謀な結婚をした親の娘だから

そのような性格を受け継いだとしても

おかしくはないだろう。

 

目を伏せたまま

考え込んでいたランス嬢は、

自分の話を聞いているかと、

フェアファクス氏が尋ねているのに

気がつきました。

ランス嬢は彼に謝ると、

何て言っていたのかと尋ねました。

 

フェアファクス氏は、

他のことを考えていたに違いない

ランス嬢にニッコリ微笑むと、

今日の主人公は、

最初のワルツを誰と踊るのかと

尋ねました。

 

その質問に、

ランス嬢は微笑みながら、

ダルトン氏が立っていた場所を

見ました。ところが、

ダルトン氏が立っていた場所は

がらんとしていました。

ランス嬢は、

慌てて辺りを見回しました。

 

ランス嬢は、

ダルトン氏がどこへ行ったのかと

尋ねました。

フェアファクス氏は、

あの友人は、たった今、

離れて行ったと答えました。

 

ランス嬢は虚しく、

彼のいなくなった場所だけを

見つめました。

きっと彼が、最初のワルツを

申し込むと思っていました。

 

フェアファクス氏はランス嬢の顔から

失望の色を読み取りました。

彼は、

イアンが事前に約束しておいて

忘れてしまったようだ。

全く悪い奴だと非難しました。

 

ランス嬢は、がっかりした笑みを

浮かべるだけでした。

彼が自分に、何か約束をしたことは

ありませんでした。

自分の家門が主催した

初めての舞踏会で、

彼と初めてのワルツを踊れたらと

彼女が望んでいただけでした。

 

しかし、彼はきっと自分を

ダンスに誘うだろうと思いました。

今まで彼が見せてくれた

好意と関心を考えれば

期待しても

おかしくないと思いました。

 

もしかしたら、踊りながら

愛を告白するかもしれない。

そんな想像をしていたので、

髪を整えながら

何度も髪の毛が引っ張られる苦痛と

息もできないほど

締め付けられるコルセットを

文句も言わずに我慢したのでした。

 

フェアファクス氏は

ランス嬢の悲痛な顔を見て

慌てました。

彼女は泣きはしませんでしたが、

泣く寸前でした。

 

今からでもすぐに、

イアンを探しに行くべきだという

気がしました。

しかし、もうコティヨンが終わり、

ステージから人々が

退場していました。

もうすぐワルツが始まるはずでした。

取り急ぎ、フェアファクス氏は、

彼女に手を差し伸べました。

 

彼は、

イアンのおかげで、

自分が幸運の主人公に

なれるかもしれない。

自分と次の曲を踊ってくれないかと

ランス嬢を誘いました。

 

彼女は、

自分の前に差し出された手を

見ました。

ランス嬢は、

フェアファクス氏が

好きな方ではありましたが、

自分が期待していた対象では

ありませんでした。

彼女はダルトン氏が、このように

手を差し伸べてくれることを

望んでいました。

 

しかし、舞踏会の主人公が

最初のワルツを一緒に踊る

紳士もなく、壁の花になって

時間を過ごすことはできませんでした。

それは彼女のプライドが

許さないことでした。

 

彼女はフェアファクス氏の笑顔に

ぎこちない笑みで応え、

彼の手を握り、

「喜んで」と返事をしました。

ランス嬢のグループから抜け出た

ペンドルトン嬢は、

ゆっくりと人波をかき分けて、

ジェンセン嬢とプライス氏に

近づきました。

 

ペンドルトン嬢は丁重に

彼らに挨拶をしました。

2人は彼女を見ると、彼女に劣らず

礼儀正しく挨拶しました。

 

ペンドルトン嬢は早く来ましたねと

指摘するジェンセン嬢に、

ペンドルトン嬢は、

思ったより支度が早く終わって、

急いで来ることができたと答えました。

 

ジェンセン嬢は、

メイドの手際が良かったようだ。

自分たちは、使用人たちが

おじさんの靴を磨くのを忘れたせいで

予定より30分も遅れてしまった。

一度、使用人たちを

厳しく叱って欲しいと、

おばさんに頼んで出て来たと

陽気に喋り続けました。

 

ペンドルトン嬢は

ジェンセン嬢の言葉に笑いながら

プライス氏の表情を

チラッと見ました。

いつもなら、こんなお喋りは

プライス氏がするものなのに

彼は2人の淑女の会話とは

完全に無関係であるかのように

沈黙を守っていました。


ペンドルトン嬢がプライス氏を呼ぶと

床だけ見ていた彼が顔を上げました。

特徴的な突き出た大きな目が

彼女に釘付けになりました。

 

ペンドルトン嬢は

何か安否を尋ねるために開いた口を

閉ざしてしまいました。

彼の目には悲しみがいっぱいでした。

今にも涙が出そうな目つきでした。

 

ペンドルトン嬢は

ジェンセン嬢を見つめました。

彼女は名付け親を見ながら

低いため息をつきました。

そして、ペンドルトン嬢とは

反対の方向へ、

そっと首を振って見せました。

自分に抜けて欲しいのかという

意味でした。

ペンドルトン嬢は静かに頷きました。

 

ジェンセン嬢は、

ランス嬢の所へ行ってみる。

今日の主人公が、

どれだけ美しく着飾って来たのか

見なければならないと言いました。

 

ペンドルトン嬢は、

自分の目には、

ジェンセン嬢の方がきれいだと

褒めました。

彼女の言葉にジェンセン嬢は、

いつもの雷のような大爆笑の代わりに

口を手を覆いながら、

上品な笑い方をしました。


ジェンセン嬢は、

「誰が着飾らせてくれたの?」

と言うと、黄金色のスカートの裾を

ひらひらさせながら

彼らのもとを去りました。

ペンドルトン嬢とプライス氏の

2人だけが残されました。

 

プライス氏は、

いつもより1トーン低い声で

少し、話をしに行かないかと

尋ねました。

ペンドルトン嬢は頷きました。

プライス氏は

彼女とバルコニーに出ました。

 

ペンドルトン嬢は周囲を見回しました。

広々としたバルコニーは

他のバルコニーとの境界がなく

一つにつながっていました。

区域を分けるために使う

幕がありましたが、紐で結ばれていて

完全に開け放たれた状態でした。

それでも、幸い人は

全くいませんでした。

 

二人は並んで立って

ロンドン市内を眺めました。

明るく灯されたガス灯と、

舞踏会場に向かって走って来る

華麗な馬車たち。

忙しく行き交う行商人たちの影。

 

プライス氏は、

ジェンセン嬢がロンドンに落ち着くのを

手伝ってくれたことに感謝し、

色々と大変世話になったと告げました。

 

ペンドルトン嬢は、

とんでもない。自分はただ

ジェンセン嬢と

愉快な友情を交わしただけで、

大して苦労はしていないと

謙遜しました。

 

しかし、プライス氏は、

自分はアメリカとイギリスの社交界

両方を熟知している。

2つの世界がどれだけ違うのか

よく知っている。

ジョアンはアメリカで生まれ育った

骨の髄までアメリカの淑女なので

豪快で活発だ。

率直に言って、

イギリスの社交界で歓迎されるような

資質は、あまり多くない。

そんな子が、今日見たら、

ペンドルトン嬢のように

完璧なロンドンの淑女なっていたと

話すと、彼女を見つめました。

 

ジョアンは

ペンドルトン嬢と交流することで

あなたの行動と雰囲気に

影響を受けたに違いない。

優雅さ、謙虚さ、優しさ。

完璧な淑女の資質を

見習えるようになったのは

ペンドルトン嬢のおかげだと

プライス氏はお礼を言いました。

 

ペンドルトン嬢は黙って

夜の街を眺めていました。

プライス氏が、自分の顔を

じっと見つめているのを

感じることができました。

 

プライス氏は、

自分の名付け子の話を聞いて、

自分は2つの選択を

しなければならなかった。

すぐにジェラルドのもとへ行って

確認するのか、それとも、

一晩我慢して、

あなたに直接説明を聞くのか。

見ての通り、自分は

2番目を選択した。

自分は真実が知りたいと告げました。

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

マンガでは10数コマでしたが

原作では、延々と

ランス嬢の妄想と心情が

綴られていました。

 

ランス嬢は、

疑問を解決するために、

一生懸命考える姿は

立派だと思いますが、彼女は

周りの人から刷り込まれた考えに

支配されていて、

お話の世界での出来事が

現実にあると思い込んでいる。

だから、

ペンドルトン嬢やダルトン氏の行動も

それに当てはめて

あれこれ妄想してしまう。

ダルトン氏が何も約束していないのに

彼が最近親切にしてくれたから

最初のワルツを踊ってくれると

信じ込んでいた。

確固たる根拠もないのに、

期待してしまうランス嬢が、

ペンドルトン嬢より

道理をわきまえているなんて

とんでもないことを考えると

思いました。

ランス嬢が、

あれこれ経験していくうちに

人に流されないような人に

成長できるといいなと思います。