自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 66話 ネタバレ 原作 あらすじ マンガ 45話 可愛げのない奴

66話 ローラはダルトン氏の甥っ子たちの家庭教師を引き受けました。

ダルトン氏は無表情で頷きました。

ローラは、

ただ、その前に条件があると

告げました。

ダルトン氏は、

ローラに話すよう促しました。

 

彼女は、

ダルトン氏のお姉さんに

自分の出自について知らせたい。

自分は今、自分の出自を隠して

就職活動をしているけれど、

ダルトン氏のお姉さんを

騙したくないと言いました。

 

ダルトン氏は、

そうでなくても、ペンドルトン嬢から

はっきりした返事を聞いたら、

直接ペンドルトン嬢のことを

姉に説明したかったので、

すぐに姉の所へ行くつもりだった。

ペンドルトン嬢が

家庭教師になった経緯について

全部伝えるようにすると言いました。

ローラは頷きました。

 

彼女は、

もし、お姉さんが自分の出自を知って

嫌がったとしても、

無理に説得しないで欲しい。

自分の仕事より姉弟間の絆が

大事だからと言いました。

 

ダルトン氏は、

姉も、その事実で、

決定を変えることはないだろう。

姉には、

もうすぐ社交界にデビューする

娘がいるので、

ペンドルトン嬢の社交界での経験を

高く評価するだろう。

自分もペンドルトン嬢が

リビアに必要な人だと思う。

どうか、姪のオリビア

良い友達になって欲しいと

お願いしました。

ローラは

「はい、もちろんです」と

答えました。

 

ダルトン氏は、

今日、すぐにヨークシャーへ向かう。

一週間以内に手紙を送ると

言いました。

 

2人は無言で散歩しました。

ローラは、決断を下すと

気が楽になりました。

もう賽は投げられました。

特別な異変がなければ、

自分はダンビルパークで、

2人の少年の家庭教師になり、

その子たちに、今まで磨き上げて来た

ラテン語ギリシャ語を

教えることになるだろう。

 

ダンビルパーク。

もしかしたら10年間、家庭教師として

過ごすことになるかもしれない場所。

どんな所だろう。

不安とときめきが

交互に彼女を揺さぶりました。

 

ローラは、

ダンビルパークが広々としていて

見晴らしがよく、

庭園が美しく整備された場所だと

先日、説明してもらったので、

それを、頭の中で

思い描いてみようとしたけれど

うまくいかなかったと話しました。

 

ダルトン氏は、

典型的な英国式の邸宅なので、

無理に思い描くのはやめるように。

何を想像しても、がっかりするだろうと

返事をしました。

 

ローラはクスッと笑うと、

相変わらずダルトン氏は辛辣だ。

でも、自分は1週間ずっと想像する。

想像しないなんて不可能だ。

これから先、自分が色々な季節を

過ごす場所だからと言いました。

 

イアンは、そばに立っている

ローラを見つめました。

彼は彼女に

緊張しているのかと尋ねました。

ローラは、

あなたのお姉さんの家だし、

あなたの大切な甥たちの

教育がかかっている問題なので

少し緊張していると答えました。

 

ダルトン氏は、

あんな問題児は、

あまり大切ではないと反論しました。

 

ローラは、

そう言いながらも、ダルトン氏は

甥っ子たちを深く愛していると

指摘しました。

イアンは答えませんでした。

心の中を見透かされて

慌てたようでした。

 

ローラはそんなイアンの姿に

心の中で少し笑いました。

紳士に対して、

淑女が抱く感情ではないけれど

こういう時のダルトン氏は

可愛いと思いました。

 

彼は、

先のことは分からないものだと、

つくづく実感している。

ホワイトフィールドの客として

あなたを招待すると言ったのが

昨日のことのように思える。

すぐに、あなたを、自分の領地に

招待できるようになるので嬉しいと

話題を変えました。

 

ローラは、

自分を招待してくれるのかと

尋ねました。

ダルトン氏は、

もちろんだ。甥っ子たちは、

よく自分の領地に遊びに来る。

その時、あなたも一緒に来るように。

未婚の紳士が1人で暮らしている

邸宅だけれど、

甥っ子たちと一緒なら大丈夫だと

答えました。

 

ローラは、

ホワイトフィールドを

実物で見ることになるのですね。

あなたの絵のように美しい所なのか

とても気になると言いました。

 

そうは言ったものの、実はローラは

彼の邸宅への訪問は

避けるつもりでした。

異性の友人同士は、

距離を保つことが重要であり、

さらに今は、

身分の差が明確になりました。

今後は、彼との距離を保つのが

分別のある行動でした。

 

ダルトン氏は、

楽しみにしている。

ダンビルパークはともかく、

ホワイトフィールドは

期待する価値がある場所だと

言いました。

そして、

ペンドルトン嬢が

ダンビルパークにいる間は、

自分のことを客だと思うように。

どんな状況になろうとも、あなたが

自分の大切な友人であることに

変わりはない。

あなたが自分の友人である限り、

常にダンビルパークと

ホワイトフィールドの貴重な客だと

静かに付け加えました。

 

彼の温かい言葉が

ローラの胸に染み込みました。

時に、彼の親切は、

無理やり閉じておいた感情の蓋を

揺り動かしました。

彼女はダルトン氏の親切が、時に

残酷に思えることもありました。

彼は、自分の親切が、

目の前の大切な友人を

どれほど激しく揺さぶり、

試練に立たせているかを

知らないのだろうと思いました。

 

4人は軽く公園を一周して

再び馬車に戻りました。

フェアファクス氏は、

ローラが家庭教師の職を

受け入れたという話を聞くと、

大喜びしました。

 

彼は、

良かった。本当によく考えてくれた。

自分の兄の家で

どうか気兼ねなく過ごすように。

いつも手紙で安否を尋ねる。

出発する前に、

必ず家に立ち寄って欲しい。

ジャネットも、あなたに

とても会いたがっているはずだからと

言いました。

 

淑女たちの家の前に着きました。

フェアファクス氏と

ダルトン氏が先に降り、

フェアファクス氏は、続いて降りる

ハイド嬢とペンドルトン嬢に

順番に手を差し出しました。

2人の淑女は、2人の紳士に

そっと膝を曲げて挨拶し、

家の中に入りました。

フェアファクス氏は、

そんな2人の後ろ姿を見て

微笑みました。

馬車が出発すると、

フェアファクス氏は

向かいに座っている

イアンを見ました。

イアンは顎を押さえたまま、

次第に遠ざかっていく下宿を

眺めていました。

すぐに馬車が、

その通りを完全に抜け出すと、彼は

ようやく窓から顔を背けました。

 

フェアファクス氏はイアンに、

もう表情管理をするのを

止めてもいいと言いました。

イアンは

「何だって?」と聞き返すと、

フェアファクス氏は

ペンドルトン嬢が、

もう、お前の領地の近くで

暮らすことになったのだから、

思う存分笑えと答えました。

 

その言葉に、

イアンは鼻で笑いましたが、

先ほどよりずっと

表情が緩んでいました。

実は彼女と馬車に乗っている間、

しきりに、

彼女の方へ向きそうになる視線を

窓の外に固定するのに

必死だったのでした。

 

フェアファクス氏は、

お前がペンドルトン嬢を

家庭教師として採用するなんて

こんな風に頭を使うとは

思わなかった。

ところで、そもそも義姉は

家庭教師を探していたのかと

尋ねました。

イアンは首を横に振りました。

フェアファクス氏は

呆れたように彼を見ました。


フェアファクス氏は

自分の知らないうちに、

家に新しい人が入って来るなんて。

しかも、それが、お前が慕っている

貴族家の令嬢だなんて、

義姉は驚くだろう。

前もって知らせてから

進めるべきだったと責めました。

しかし、イアンは、

こんなことで驚く人ではないと

言い返しました。

フェアファクス氏は舌打ちしました。

 

フェアファクス氏は

ペンドルトン嬢が去ったら、

イアンは以前のように、すぐに

ロンドンとは縁を切るわけだねと

尋ねました。

イアンは、

当然だ。中身など何もないこの町で

どうして、これ以上、時間の無駄使いを

しなければならないのかと答えました。

フェアファクス氏は、

自分の愛する都市ロンドンを

平気でけなす友人に微笑みました。

 

フェアファクス氏は、

行って、良い結果が出ることを

願っている。

結婚の知らせが最高だけれど、

正直、お前が片思いばかりして

首を長くして待った末に

のたれ死んでも構わない。

とにかくペンドルトン嬢は

ダンビル・パークの家庭教師になって

お前が提供する良い給料をもらって

生活するだろうと言いました。

 

イアンは、

よくもまあ、そこまで

ひどいことを言えるなと

文句を言いました。

フェアファクス氏は、

とにかく、

彼女が無事に居場所を見つけられて

本当に嬉しい。

社交界での生活しか知らない淑女が

初めて社会に出るのは、傍から見ると

本当に不安なものだ。

お前がいなかったら、自分が乗り出して

職の世話をしてやるところだったけれど

自分が見つけてやるのより

立派な職を手に入れたので安心だと

言いました。

 

イアンは、向かいに座っている

フェアファクス氏を

じっと見つめました。

フェアファクス氏は、

どうして、そんなに怖い目で

見ているのかと尋ねました。

イアンは、

彼女に対して、友人以上の感情を

本当に抱いたことがないのか

正直に言えと問い詰めました。

フェアファクス氏は、

うんざりしたように髪を

かき上げると「なかった」と答え

一体、その質問を何回するのかと

尋ねました。

 

しかし、イアンは

フェアファクス氏に対する

疑いの目を消しませんでした。

フェアファクス氏は

手をひらひら振りながら

馬鹿なことを言うなと戒めました。

 

フェアファクス氏は、

イアンがロンドンを発つ前に

必ずランス嬢に挨拶して行くように。

この前の時のように、無礼に

さっさと帰らないようにしろと

指示しました。

イアンは面倒くさそうに、

再び、窓の外に視線を向けました。

 

イアンは、

お前が代わりにしろ。

ランス家の応接室なんて、

もううんざりだと言いました。

 

フェアファクス氏は、

それでも、ランス嬢がいなかったら

ペンドルトン嬢との関係を

修復することが

可能だったのだろうか?

彼女がお前を相手にしてくれて、

友情を育んでくれたおかげではないかと

言いました。

 

しかし、イアンは、

淑女の機嫌を取ることに

忍耐心が尽きた。

自分のようなつまらない紳士より

お前の方がましだろう。

お前は礼法とお世辞に精通しているので

自分よりもランス嬢に、

感動的な別れの挨拶を

することができるだろうと、

冷笑的に喋りました。

 

フェアファクス氏は、

そんなイアンを見てにっこり笑うと

ジャネットの話では、

ランス嬢はお前を、

かなり高く買っているそうだけれど

お前は、ロンドンにいる間ずっと、

気に入らないことばかりさせられて

死ぬほど苦痛だったのではないかと

尋ねました。

 

イアンは、

人生で一番退屈な時間だった。

あそこに集まったお嬢さんたちは

本当に無駄な話ばかりしていた。

若いせいだろうかと答えました。

 

フェアファクス氏は、

それでもランス嬢は、

同年代のお嬢さんたちと比べて

賢明な方だし、根も悪くない。

少し人の言葉に、

左右されやすいところはあるけれど

あの年頃なら当然だろう。

経験を積めば次第に直る。

誰もがペンドルトン嬢のように

完璧な性格を持って

生まれてくるわけではないからと

言いました。

 

イアンは、

ランス嬢の成長は、

お前がロンドンに残って見守るように。

自分もホワイトフィールドで

彼女が立派な淑女になることを

祈っているからと返事をしました。

 

フェアファクス氏は、

こういう時は、ロバート兄さんの言う

「この可愛げのない奴」

という言葉が本当にぴったりだと

言いました。

 

イアンはもう一度鼻で笑うと

窓の外に視線を向けました。

フェアファクス氏が普通の男だったら

鼻持ちならない言い草で

面倒な仕事を押しつけてきた友人に、

愛想を尽かしても

おかしくないはずだけれど、

彼はむしろ安堵感を覚えながら、

向かい側のイアンを

見つめるだけでした。

 

根が優しくて寛大な彼は、

友人が悩みから解放され、

普段のぶっきらぼう

素直じゃない様子に戻ったのを見て

ひどく安心しました。

ペンドルトン嬢は絶対に知らないし

知ってもいけないけれど、

彼女が消えてから今日まで、

イアンは地獄の中で暮らしていました。

 

1週間前、アビゲイル夫人の葬儀は

教会で行われました。

社交界の著名人たちが皆、参列した

その場に、故人が最も愛した

孫娘の姿はありませんでした。

ただ白髪のペンドルトン家の当主と

礼儀も知らずに欠伸を連発する

チャールズ・ペンドルトンだけでした。

 

彼は、とりわけ人々から

白い目で見られていました。

牧師の叙階を控えた者が、

毎週ロンドンの競馬場と

賭博場で目撃され、

評判が地に落ちていました。

 

集まった人々は皆、

ペンドルトン嬢の不在を

意識していました。

以前から、

アビゲイル夫人とその息子が

ペンドルトン嬢の問題で

法廷で激しく争っていたことを

その場で知らない者は

いませんでした。

 

彼らは、

ジェラルド·ペンドルトンが、

姪が葬儀に参加できないように

小部屋にでも

閉じ込めておいたのではないかと

ひそひそ話しました。

 

イアンは、そのひそひそ話の中で、

葬儀の間ずっと

無表情で立っていました。

しかし、フェアファクス氏は、

彼のこめかみに微かに浮き出た青筋を

確認しました。

何かあれば、

彼がジェラルド・ペンドルトンに

飛びかかるのではないかと心配し

葬儀の間ずっと、

緊張を解くことができませんでした。

 

しかしイアンは、

アビゲイル夫人が埋葬され、

人々が散り散りになるまで

何も言いませんでした。

彼はすぐに馬車に乗って

ペンドルトン家へ行き、そこで

いつの間に手を回したのかは

分からないけれど、

ペンドルトン家のメイドを呼んで

話をしました。

 

一緒に馬車に乗ったフェアファクス氏は

馬車の中で、

イアンがメイドと話す様子を

見守りました。

メイドは泣いたり怒ったりを繰り返し

時々、足をバタバタさせながら

何かを熱心に話しました。

 

馬車に戻ったイアンは、

全ての血が抜けたように

青白い顔をしていました。

彼は唇を噛み締めながら

窓の外だけを見ていました。

 

フェアファクス氏は、

一体どうしたのか。

ペンドルトン嬢は中にいるのかと

尋ねました。

 

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

ランス嬢がいなくても、

イアンはローラとの関係を

修復できたような気がします。

逆に、イアンが頻繁に

ランス嬢を訪ねたことで、

2人が結婚するという噂が広まり、

ローラはランス嬢が

自分と同じような目に遭わないように

イアンとランス嬢が結婚すべきだと

思うようになってしまったのでは

ないでしょうか。

おそらく、イアンが

ヨークシャーに帰ってしまえば

残されたランス嬢は

彼に捨てられたという噂が

広まるのではないかと思います。

イアンがフェアファクス氏に頼んだ

感動的な別れの挨拶が、

さらにランス嬢の誤解を招かないことを

願っています。

 

アビゲイル夫人の莫大な遺産は

チャールズの競馬と賭博で

あっという間になくなりそうです。

それでも、ジェラルドは

ローラに遺産を渡すよりはマシだと

思っているのですよね。

恨みのせいで、ジェラルドの思考は

麻痺してしまっていると思います。