自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 79話 ネタバレ 原作 あらすじ 賢明な母親

79話 リディアはオリビアに、あなたの両親は心が広いと皮肉を言いました。

リビアは当惑しました。

リディアの言うローラの出生問題が

何なのか分からないので、

どう対処すればいいのかも

分かりませんでした。

だからといって、今さらリディアに、

それはどういう意味かと

聞くこともできませんでした。

 

幸いなことに、

他の友人たちも、オリビアのように

無知なのは同じでした。

レベッカは好奇心を抑えきれず、

ローラ・ペンドルトンの出生問題って

何なのかとリディアに尋ねました。

 

リディアは再び関心が自分に集中すると

心の中で「フッ」と鼻で笑いながら

クリスティン姉さんの話では、

ローラ・ペンドルトン嬢という

美しくて、何一つ欠けるところのない

伯爵家の娘がいるけれど、哀れなことに

彼女には最大の欠点があるせいで

結婚できない老嬢だ。

彼女が使っている

ペンドルトンという姓は、

なんと、母親の姓だ。若い頃、

アメリカ人の父親に一目惚れをして

夜逃げをし、結婚もせずに

子供を産んだそうだと、話しました。

 

淑女たちは一斉に息を吸い込みました。

それは、

私生児ということではないかと

そこに集まっていた10人余りの少女たちが

一斉にざわめき始めました。

 

その雰囲気の中で、

リビアは戸惑いました。

自分は初めて聞く話でした。

しかし、さらに当惑したのは、

自分を見る友人たちの表情が、次第に

哀れみに変わっていったことでした。

 

どんなに優雅でたくさん学んでも、

私生児ではないか。

 

どうして、

そんな人を家庭教師にしたのか。

 

リビアを心配した友人たちは

口を揃えて言いました。

リビアが望まない方向へ

状況が進んで行きました。

リビアは称賛の対象ではなく、

同情の対象になってしまったのでした。

 

リビアはこの状況を打開するために

頭を絞りました。

すぐに、彼女は、持ち前の度胸を

全てかき集めて、

首をまっすぐに立てました。

彼女は、

かましく出ることにしたのでした。

 

リビアは、

うちの家族は、

彼女の能力を見て選んだのだから、

そんなことはどうでもいい。

彼女が、どれほどすごい人か

知っているか。

ロンドン最高の女学校を出た秀才で、

フランス語にドイツ語にギリシャ語、

ラテン語まで話すと言いました。

 

リディアは、

でも、少し気持ちが悪くはないか。

血は争えないものだから、

母親がそんな不道徳な人なら、

子供もそういう傾向があるはずだ。 

そんな人に教えてもらっていたら

あなたも影響を受けるのではないかと

反論しました。

 

リビアは、

さらに首をピンと伸ばすと、

とんでもない。それは完全に偏見だ。

ペンドルトン嬢は

とても素晴らしい淑女で

賢くて上品で、とても優しく、

しかも、とてもきれいだ。

自分はあんなにきれいな女性を

初めて見たと、

真っ向から言い返しました。

 

驚いたリディアは、

そんなにきれいなのかと

聞き返しました。

リビアは、

地上に降臨した天使のようだし

ロンドンでは、数多くの男性から

求愛されたとか。

それに、いくら私生児といっても

あの名高いペンドルトン家の人なので

友達も多いし、顔も広いと答えると、

自分の叔父である

ホワイトフィールドホールの当主の

イアン・ダルトンを知っているよねと

尋ねました。

 

イアン・ダルトンの話が出ると

彼女たちはざわめきました。

リビアは、

会心の笑みを浮かべました。


少女たちの間の雰囲気が変わりました。

ヨークシャーの女性の中で、

彼を知らない女性はいなかったので

彼女たちは皆、

イアン・ダルトンを知っていました。

彼はヨークシャーで最も由緒ある家の

後継者であり、

最も広い土地と財産を所有する

紳士でした。

 

ヨークシャーでは、

どれだけ金持ちで貴族であっても、

ホワイトフィールドの

ダルトン家以上の伝統と土地を持つ

家門は存在しませんでした。

あまりにも非社交的なため、

彼については、

あまり知られていませんが、

そのせいで、彼に対する関心は

ますます高まっているのが

実情でした。

 

本当に、彼女は

イアン・ダルトン氏の友達なのかと

聞かれると、オリビアは、

ペンドルトン嬢は

叔父さんの紹介で来た。

これ以上に確かな身元保障が

どこにあるのか。

だから、自分の前では

彼女の悪口を慎むように。

彼女は、もう、

自分たちの大切な家族の一人だからと

答えました。

 

形勢は、完全に

リビアの手に渡りました。

少女たちは皆、

ローラ・ペンドルトンという家庭教師が

私生児であることを

ほとんど忘れてしまいました。

天使のように美しく知的な上に、

ベールに包まれた

イアン・ダルトンの友人という

肩書が、そうさせたのでした。


リビアは、

再び自分に主導権が戻って来たことに

安堵し、残りの時間、ペンドルトン嬢が

どれほど魅力的で

すごい淑女なのかについて

自慢しながら過ごしました。

その日の誕生パーティーが終わる頃、

そのような淑女を家庭教師にした

リビアを、皆、羨ましがりながら

家に帰りました。

 

しかし、集まりが終わって

家に帰る馬車の中で

リビアの心は複雑でした。

その衝撃は

並大抵ではありませんでした。

ペンドルトン嬢が私生児だったなんて

叔父はこの事実を

知っているのだろうか?

 

馬車がダンビルパーク邸の前に停まると

リビアは、

すぐに馬車から飛び出し、

すぐに居間へ駆けつけました。

母親はオリビアの気配に驚き、

自分が席に着いている

サイドテーブルを隠しました。

しかし、腕の間から。

色とりどりのカードが並んでいるのが

見えました。

最近、よく我慢していると

思ったけれど、またしても

異教徒的な道楽に耽っていました。

 

フェアファクス夫人は、

居間に来たのが

リビアであることに気づくと

「あら、まあ、

先生だと思った!」と言って、

安堵の息を吐き出しました。

そして、オリビアに、

忙しくなかったら、そこに立って

見張りをしてくれないか。

先生が来たら、すぐに片付けて、

普段通り、

刺繍するふりをしなければならない。

自分の家で、こんな演技を

しなければならないなんて。

未来の義理の妹の前で

イメージ管理も大変だと

ぼやきました。

 

リビアは見張りをする代わりに、

母親のそばに、どっかり座りました。

そして、再び占いに集中する

母の服を引っ張りながら、

母は、先生が私生児だということを

知っていたのかと尋ねました。

 

フェアファクス夫人は

自分の娘を見ると、

それを誰から聞いたのかと尋ねました。

リビアは、

リディアから聞いた。

リディアは従姉から聞いたそうだ。

だから信頼できる情報だ。

先生の両親が駆け落ちして、

結婚式も挙げずに

子供を作ったそうだ。

ペンドルトンも実は母の姓だと

答えました。

 

フェアファクス夫人は

黙って娘を見ました。

リビアは、

母親が驚かないのが不思議で

首を傾げました。

 

フェアファクス夫人はため息をつき、

そして、居間の入り口のほうを見て、

周りに人がいないか確かめた後、

低い声で、

弟にも、父親にも、 使用人の誰にも

このことを、知らせないようにしろと

命令しました。

 

リビアは母親の態度にすぐに気づき

母も知っているのですねと

尋ねました。

フェアファクス夫人は

「うん」と答えました。

 

リビアは、

誰から聞いたのかと尋ねました。

フェアファクス夫人は、

「あなたの叔父さん」と答えました。

リビアは驚いて口を押さえました。

 

フェアファクス夫人は、

ペンドルトン嬢がここへ来る前に、

そういう事情のある人なので、

よろしくお願いしますと、

あなたの叔父さんが、

全て話してくれたと説明しました。

 

リビアは口を押さえたまま、

叔父さんも全て知っていたのに

それでも、

結婚しようとしているのかと

呟きました。

フェアファクス夫人は、

あなたの叔父さんにとって、

それは、別に障害にはならないと

話しました。

 

リビアは言葉を失いました。

彼女は、その話を聞いて帰ってくる間

この事実を叔父が

知っているはずがないと思いました。

それは誰が見ても致命的な欠点でした。

400年以上の歴史を持つ、

ダルトン家の当主が、

なぜ、私生児と結婚するというのか。

しかし、叔父は、

すでに全てを知っているという。

 

リビアは首を横に振って

とんでもないと抗議しました。

フェアファクス夫人は、

それは、

あなたが判断することではないと

戒めました。

 

リビアは、

叔父が私生児と結婚すると

言っているのに、

なぜ、母は止めないのか。

それに先生の父親は

アメリカ人だそうだ。

叔父は、

アメリカ人の血が混じった女性と

結婚しようとしていると抗議しました。

 

しかし、フェアファクス夫人は、

それが、どうしたというのか。

耳が潰れそうだとぼやきました。

 

リビアは、

こういうことは、

絶対無理だし、協力できないと言って

母が止めなければならない。

いくらホワイトフィールドに

後継者が必要だとしても、

これは、馬鹿げている。

きっと叔父は後悔する。

母が止めなければ自分が止める。

先生の所へ行って、

叔父と結婚するなんて

夢にも思わないようにと・・・と

話していると、フェアファクス夫人は

リビアの名前を呼んで、

彼女の言葉を止めました。

リビアは母親を見ました。

彼女は眉を顰めたまま

リビアを見ていました。

 

フェアファクス夫人は、

もしそんなことをしたら、

あなたの叔父の幸福を

永遠に台無しにするだろうと

警告しました。

しかし、オリビアは、

叔父は間違った決定をしている。

世間の人たちは、何と言うだろうか。

ダルトン家だけではない。

自分たちの家にも大きな不名誉だ。

自分が結婚する時、

きっと新郎側から

自分たちの家のことについて

聞かれると思うけれど、その時、

何と言えばいいのかと尋ねました。

 

フェアファクス夫人は、

あなたの叔父が、

美しい私生児のお嬢さんと結婚したと

正直に言えと答えました。

 

リビアは、自分の結婚問題にも

真剣さのない母親の態度に

腹を立てました。

しかし、フェアファクス夫人は、

むしろ娘の態度の方が

滑稽だと思いました。


フェアファクス夫人は、

いつ見ても、

あなたの想像力は大げさだ。

あなたが、妻の姻戚の血統まで

気にするほど、

立派な男性と結婚するには、

おそらく王族の一人を

捕まえなければならない。

おそらく、あなたの虚栄心なら、

一度以上、いや、おそらく何度も、

そんな可能性を

考えてみたことがあるはずだ。

想像するのは自由だけれど、

あなたが王子様と結婚する

妨げになるかもしれないと思って、

あなたの叔父が望む結婚を

諦めなければならないのかと

尋ねました。

 

リビアはビクッとし、

自分は、そんなことを

考えたこともないと

どもりながら答えました。

フェアファクス夫人は

鼻で笑いました。

 

彼女は子育てに関しては、

徹底的に放任主義を貫く

気楽な夫人でしたが、

娘のこととなると、

骨の髄まで知りつくしている

賢明な母親でもありました。

 

リビアは、

本音を見抜かれた恥ずかしさで

顔が赤くなりました。

母親の言う通り、実はオリビア

自分がロンドンの社交界に出て

王室の人と結婚する夢を

密かに見たことがありました。

一度、いや、実は何度も。

馬鹿げた夢だと分かっていながらも、

たまに、そんな想像するのを

抑えることができませんでした。

 

フェアファクス夫人は、

恥ずかしがる娘に、

たとえ、あなたが、

叔父の幸せだけを考えていると

言っても同じこと。

叔父の選択は、

叔父が背負うべきもので、絶対に

あなたが口を出すことではない。

あなたの叔父は

ペンドルトン嬢を愛している。

そして、ペンドルトン嬢は、

人柄も健康も非の打ち所がなく、

真面目で頭もいいし、体も丈夫。

それで十分だと話しました。

 

しかし、オリビアは、

母は大丈夫なのか。

叔父はきっと陰口を叩かれるだろう。

産まれた子供たちも

私生児の子供だと言われるだろう。

ダルトン家は、

汚名を着せられるだろうと

言いました。

 

フェアファクス夫人は、

娘をじっと見つめると、

あなたは先日、

認めたくないけれど、

正直、先生はいい人だ。

もしかして、叔父は、

相手を選び間違えたのでは

なかったのかもしれないと

自分に話していなかったっけ?

と尋ねました。

 

リビアが黙っていると、

フェアファクス夫人は、

昨日あなたが言ったことを

否定するつもりはないよね?

どうか、そうしないで欲しい。

自分は、状況によって、

あれこれ言葉を変える娘と一緒に

暮らしたくないから。

あなたは確かに、

先生を正しく評価し始めた。

ところが、今は、

ただ、ペンドルトン嬢の父親が

アメリカ人で、

彼女の両親が、牧師の前で

夫婦にならなかったという理由だけで

家に這い込んで来た虫のように

軽蔑していると非難しました。

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普段は子供に対して放任主義でも

言うべき時は、はっきり言う。

フェアファクス夫人が

とても頼もしく思えました。

ローラが私生児でも

彼女を色眼鏡で見ることなく、

彼女自身を正しく評価できる

フェアファクス夫人は、

やはりイアンのお姉さんだと

思いました。