自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 106話 ネタバレ 原作 あらすじ ダルトン氏を紹介したのは自分

106話 オーソン嬢はフェアファクス氏に、ダルトン氏を見かけていないかと尋ねました。

フェアファクス氏は

ああ、そうですね・・・

今日は見かけなかった気がすると

答えました。

オーソン嬢は、

見かけたら、必ずこちらへ呼んでと

頼みました。

しかし、ランス嬢はオーソン嬢に、

自分でやると言ったではないか。

少し静かにして欲しいと、

突然、激怒しました。

フェアファクス氏は

目をパチパチせながら、

何事だろう?と思いました。

 

その時、ジャネット嬢が

喉が渇いたので、レモネードを一杯、

持って来てもらえないかと

兄に頼みました。

フェアファクス氏は

「もちろん」と答えると、

他の淑女たちにも、

自分に何か頼み事はないかと

尋ねました。

フェアファクス氏の愛想の良い態度に

淑女たちは、ホホホと笑いました。

 

彼女たちは、それぞれ

白ワインとパニーニを1皿

頼みました。

彼はウェイターのように

淑女たちの注文を受けて、

デザートテーブルの方へ

歩いて行きました。

 

彼は使用人たちが持っていた盆を

1つ受け取り、

淑女たちが注文した飲食物を

載せていましたが、

テーブルの後ろのカーテンの向こうから

2人の淑女が会話する声が

聞こえて来ました。

 

ランス嬢は本当に婚約したの?

 

婚約したなら、今日、

発表すべきではないだろうか。

 

フェアファクス氏は、

他人のゴシップを盗み聞きする

悪趣味はありませんでした。

彼はすぐに、その場を離れるため

料理を移す手を速めました。

 

これ以上、良いタイミングが

どこにあるの?

おそらく、

舞踏会のクライマックスで

盛大に発表するだろう。

 

最高の見世物になりそうだ。

休憩室に行かずに、ずっと

会場にいなければならない。

 

フェアファクス氏は、

早くしなければと思いながら

パニーニを急いでかき集めました。

注文した料理の中で、

抜け落ちたものがないか

最後に確認した彼は、

盆を持って離れようとしました。

しかし、淑女の囁き声が

彼の足を引き止めました。

 

ところで、ダルトン氏が

本当にランス嬢を好きなのか

よく分からない。

この1週間、

ランス嬢だけが彼に夢中で

付きまとっていたけれど、

ダルトン氏は、まるで

心ここにあらずと言った様子だった。

 

その言葉にフェアファクス氏は

凍りついてしまいました。

 

とにかく、ランス嬢が

ここの女主人になるのは良いことだ。

ホワイトフィールドホールで

頻繁に舞踏会を開くのではないか。

 

そうですね。

観光客に開放するかもしれない。

 

淑女たちは、

ひそひそと話を続けました。

フェアファクス氏は、それ以上、

聞く価値を感じませんでした。

彼の血を冷やすに足る情報は

すでに十分にありました。

 

ランス嬢の噂の婚約者が

イアンだって?

何を馬鹿なことを言っているんだ。

イアンは、

ペンドルトン嬢の後を追いかけて

忙しいというのに。

 

彼は急いで

ランス嬢のグループに戻りました。

彼らは盆を持って戻って来た

フェアファクス氏を

嬉しそうに迎えました。

 

フェアファクス氏は、

料理を淑女たちに配った後、

話があると言って、妹を

グループから連れ出しました。

 

秘密の話をする場所を見つけるのは

非常に難しいことでした。

彼は結局会場を出て、

上の階へ妹を連れて行きました。

 

彼は、

ランス嬢の噂の恋人って、

もしかして・・・イアンかと

小声で尋ねました。

 

会場をグルグル回って

汗だくになった額を

ハンカチで拭いていたジャネットは、

むやみにクスクス笑いながら

「今頃、知ったの?」と尋ねました。

そして、イアンお兄さんが

ウィリアムお兄さんにまで

秘密にするとは思わなかった。

本当に義理堅い。

おそらく、秘密にしておこうと

ランス嬢と

固く約束したのだろうと言いました。

 

フェアファクス氏はジャネットに

その噂について、どれほど多くの人が

知っているのかと尋ねました。

ジャネットは、

ロンドン中の人々が知っていると

すでに話したはずだと答えました。

 

フェアファクス氏の顔から

血の気がすっかりなくなりました。

オーソン嬢は首筋を扇子で扇ぎながら

どうやら自分たちがダルトン氏を

探さなければならないようだ。

人が多過ぎて、

彼があなたを見つけられないようだと

言いました。

 

ランス嬢は、

なぜ淑女が先に紳士を探しに行くのかと

そっけなく返事をしました。

 

オーソン嬢は、

好きな紳士に限って言えば、

紳士にチャンスを与えるのが

淑女の美徳ではないかと

反論しました。

ランス嬢は首を振りました。


オーソン嬢は、

それでは自分たちが探しに行ってみる。

自分たちがダルトン氏に

あなたの居場所を教えれば、

彼があなたを

見つけやすくなるのではないかと

言いました。

 

ウィルクス嬢は、

そうしよう。 今日が過ぎれば、

これまでよりもっと

勇気を出すのが難しくなる。

ここ数日間、

2人きりでいる時間がなくて、

告白する機会を逃してしまったからと

付け加えました。

 

ドノバン嬢は、

自分たちが気を使って退くべきだった。

それでもワルツは2人だけで踊るので

きっとチャンスを掴めるはずだと

同意しました。

 

ランス嬢は何も言いませんでした。

暗黙の了解でした。

淑女たちはランス嬢に、

必ずダルトン氏を探して

連れてくると言って

彼女から離れました。

 

ランス嬢は、

冷たい白ワインを飲みながら、

自分の身だしなみを、

もう一度点検しました。

彼女の心臓は、アルコールのせいで

さらにドキドキと

激しく鼓動していました。

 

ここ数日、ダルトン氏は、

焦点の定まらないぼんやりとした目で

自分を見つめていました。

自分の美しさに酔いしれた視線でした。

 

たぶん今日だろう。

ホワイトフィールドホールの舞踏会。

ロマンチックなワルツ。

完璧に着飾った自分。

プロポーズを受けるのに、

これ以上、

完璧な条件はありませんでした。

 

彼女は人混みをかき分けて現れる

ダルトン氏を待っていました。

その間に、コティヨンが終わり、

カントリーダンスの番が来ました。

まずはフェアファクス氏と

踊らなければなりませんでした。

彼女は彼を待ちました。

しかし、音楽が始まるまで

彼は姿を見せませんでした。

 

ランス嬢は、

少し不快感を覚えましたが、

すぐに首を振りました。

 

理由もなく

淑女を待たせる人ではない。

何か急用ができたのだろう。

ところで、ダルトン氏は

いつ来るのだろうか。

カントリーダンスの後、

すぐにワルツなのに。

 

カントリーダンスが終わりました。

楽しい時間を過ごした紳士淑女たちが

ダンスステージを後にしました。

すぐにワルツが始まり、終わりました。

次にカドリールとコティヨンが

続きました。

 

その合間に、

ダンスの申し込みがありましたが、

ランス嬢は断り、

ダルトン氏だけを待ちました。

しかし、1時間が過ぎると、

彼女は次第に不安になりました。

 

もう、じっとしていられない。

自分が探しに行かなければ。

 

彼女はスカートの裾を少し持ち上げて

ゆっくりと前に進みました。

人がとても多く、

一歩、踏み出す度に他人の肩にぶつかり

スカートの裾が踏まれました。

 

こんな所に自分を置いて

ダルトン氏は、どこへ行ったのか。

 

ランスさんは苛立たしさを感じました。

考えてみると、彼は舞踏会で

自分を1人にしていました。

いつも期待して待っていたのに

恋人たちの踊りと呼ばれるワルツを、

彼は一度も

誘ったことがありませんでした。

 

どこにいるの?

まさか、今回も自分を

がっかりさせたりしないでしょう?

 

屈することなく

足を踏み出すランス嬢の前に、

酒に酔った真っ赤な顔の中年の紳士が

突然現れました。

彼は、ぼんやりとした目で

ランス嬢を見て、軽く会釈するように

頭を下げました。

 

知り合いだろうか?

 

ランス嬢は、

まず礼儀を尽くすために

膝を軽く曲げようとしました。

その瞬間、「うえっ!」と

紳士の吐瀉物が、

ランス嬢のドレスの裾に

こぼれ落ちました。

 

周囲の人々は

一斉にランス嬢を振り返り、

ギョッとして息を呑みました。

ランス嬢の顔が、

トマトのように赤くなりました。

彼女はうめき声を上げ続ける

紳士を押し退けて

前に走り出しました。

紳士淑女たちは、

吐瀉物がつくのを恐れて

慌てて道を空けました。

 

彼女は会場の外に飛び出し、

階段を急いで降りました。

外に出た彼女は周囲を見回しました。

人がいませんでした。

 

ランス嬢は

スカートの裾を見下ろしました。

ワインとエビ料理が混じった

不潔なシミが、

細かいレースが付いている

乳白色のシルクのドレスを

おぞましく飾り立てていました。

 

今夜はもう台無しだ。

母親にねだって仕立ててもらった

高価なドレスなのに、ダルトン氏に

見せることもできなかった。

今日の舞踏会は終わりだ。

 

彼女は、自分の姿が情けなくて

耐えられませんでした。

自分を1人にしたダルトン氏が恨めしく

自分の期待が再び裏切られたことが

悔しくなりました。

 

彼女は我慢できずに泣き出しました。

通りかかった使用人や労働者たちが

チラッと見たのを感じましたが、

彼女は気にせず大声で泣きました。

 

しかし、誰かが彼女の肩を掴み、

「ランス嬢?」と声をかけました。

彼女は、

顔を覆っている手を下ろしました。

目の前にペンドルトン嬢がいました。

 

ローラはランス嬢に

なぜ泣いているのかと尋ねました。

ランス嬢は急いで

顔をゴシゴシ擦りました。

屈辱感と失望感で

気が遠くなりそうでした。

ダルトン氏の愛人かもしれない

(いや、確かに愛人)に

自分のみすぼらしい姿を

見られてしまったからでした。

 

ペンドルトン嬢は、

彼女のスカートの

色鮮やかな汚れを確認しました。

彼女は、少し眉を顰めましたが、

すぐに普段の落ち着いた表情に

戻りました。

 

ローラは、

誰かがランス嬢に対して、

大きな過ちを犯したようだと

指摘しました。

ランス嬢は鼻をすすりながら、

部屋に戻りたいと答えました。

 

ローラは、

舞踏会は、まだ半分も進んでいない。

その後、花火も打ち上げる。

楽しみではないかと尋ねました。

しかし、ランス嬢は、

このドレスを着て・・・

この状況では・・・と嘆きました。

 

ローラは、

着替えればいい。イブニングドレスを

たくさん持って来たではないかと

言いました。

ランス嬢は、

このドレスほど美しくないし、

何よりも今、顔がひどい。

この状態でどうやって戻るのかと

叫ぶと、再び泣き始めました。

 

ペンドルトン嬢は

じっと待っていました。

彼女の泣き声が収まると、

彼女は手袋をした手で

濡れた顔を拭いてあげました。

柔らかなベルベットの布が

涙を吸い込みました。

 

ローラは、

少し腫れて充血しているけれど、

ランス嬢は、

舞踏会にいるどの女性よりも美しいと

褒めました。

ランス嬢は疑わしげに

ペンドルトン嬢を睨みつけました。

 

ローラは、

しばらく泣いた後に、

顔が荒れてしまう女性も多いけれど、

ランス嬢は相変わらず、

咲き始めたばかりの花の蕾のようだと

褒めました。

 

ランス嬢は、

本当なのかと尋ねました。

ローラは、

もちろんだと答えると、

これから部屋に行って顔を洗い、

ドレスを着替えるように。

自分が、もう一度髪を整えてあげる。

誰もランス嬢が泣いたことに

気づかないだろう。 ダルトン氏もと

話しました。

 

手で目を擦っていたランス嬢は

ふとペンドルトン嬢を見上げました。

彼女は穏やかに微笑んでいました。

 

ローラはランス嬢に

今日は彼のプロポーズを受ける

最高のチャンスだと告げました。

ランス嬢は頷くと、ローラと一緒に

邸宅の中へ入りました。

 

ランス嬢は階段を上りながら

ペンドルトン嬢をチラッと見ました。

まるで自分とダルトン氏の関係を

ペンドルトン嬢が助けているような

状況になってしまいました。

 

ダルトン氏を

諦めることにしたのだろうか。

それとも、

他に何か企みがあるのあろうか。

ランス嬢には

想像もつかないことでした。

 

部屋に到着すると、

ペンドルトン嬢は手際よく

ランス嬢を手伝いました。

メイドに洗面用の水を持って来させ、

ドレスを着るのを手伝い、

髪を整えてあげました。

 

ペンドルトン嬢の

身だしなみを整える技術は

繊細で熟練していました。

鏡の中のランス嬢は、

先ほど、舞踏会の準備をしていた時と

同じくらい美しくなりました。

ペンドルトン嬢が

彼女の顔の形に合わせて髪を整え、

適切なイブニングドレスを

選んでくれたからでした。

 

ランス嬢は、

お礼を言わざるを得ませんでした。

彼女の細かい髪をヘアピンで留めながら

ペンドルトン嬢は首を振りました。

そして、

あなたを助けることは自分の義務だと

告げました。

ランス嬢は、その理由を尋ねました。

ローラは、

ダルトン氏を紹介したのは自分だからと

答えました。

 

ランス嬢は、

そういえば、それについても

感謝するのを忘れていたと言った後

お礼を言いました。

 

支度が終わると、

2人は会場に戻るために

廊下へ出ました。

並んで歩く間、ペンドルトン嬢は

ずっと何かを

考え込んでいるようでした。

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ダルトン氏は、

自称、ダンスが苦手なので、

一度もダンスをしたことがないのは

まあ、あり得るとしても

これからプロポーズをしようという

相手と会おうともしないことを

ランス嬢と友人たちが、

全く変だと思わないのが

不思議でなりません。

周囲の人たちの言葉に惑わされて

現実を見ることができず、

ひたすらダルトン氏のプロポーズを

待ち続けているランス嬢が哀れです。