自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 110話 ネタバレ 原作 あらすじ 天使への感謝

110話 ダルトン氏はローラに、これから自分たちはどうなるのかと尋ねました。

ローラは、

以前の関係には戻れないだろうと

答えました。

ダルトン氏は、

そんなことは、期待もしていない。

ダンビルパークを去るつもりなのかと

尋ねました。

ローラは頷きました。

 

ダルトン氏は、

どこへ?

あなたが卒業したという女学校へ

行くのかと尋ねました。

ローラは、

今朝、学校から、

これ以上の教師は必要ないという

手紙を受け取った。

他の家庭教師の職を探すつもりだと

答えました。

 

ダルトン氏は、

ここより良い職は他にないと

反対しましたが、ローラは、

ダンビルパークの素晴らしい条件が

自分を誘惑しようとする餌だったと

知った以上、この場所は自分にとって

針の筵も同然だと返事をしました。

 

ダルトン氏は、

ダンビルパークの近くには

二度と近づかない。

あなたが冷遇されず

安全に過ごしていることさえ

確信できるなら、自分は一生、

あなたの服の裾さえ見られなくても

構わないと言いました。

 

しかし、ローラは、

今この瞬間、あなたの言葉を

信じることができるなら、

自分は何も望むことはない。

しかし、

すでに自分たちの間の信頼は

壊れてしまった。

そして他の誰でもなく、

あなたがそうさせたという事実に

自分の胸は、

引き裂かれたように痛んでいる。

自分たちが初めて会った日、

自分は、友人になって欲しいという

あなたの願いに、たった一つ、

常に誠実に接して欲しいという

条件を付けた、

しかし、あなたは自分を騙し、

自分の友人の評判を地に落としたと

非難しました。

 

ダルトン氏は、

自分があなたを失望させたことは

分かっている。でも、それは

あまりにも強く、

あなたを望んでいたからだ。

あなたと未来を共にする方法が

それ1つしかなかったため、

仕方がなかった。

他に良い方法があったなら、

迷うことなく、そちらを選んでいたと

弁解しました。

 

ローラは、

もし、あなたが自分を騙さなかったなら

自分はあなたを哀れに思っただろう。

そして、あなたの気持ちを

受け入れられなかったことを

申し訳なく思い、友情を続けるために

最善を尽くしただろう。

しかし、

あなたの行動は到底・・・

理解することも許すこともできない。

あなたは、女性の運命が、

どれほど簡単に打ち砕かれるかを

よく知っているはず。

それなのに、淑女の心を弄んだ。

愛のために。

その程度の愛のためにと、

途中、穏やかだった呼吸を、

一瞬、乱しながら、

ダルトン氏を責めました。

その瞬間、彼は、ローラから

今まで見たことのない

傷ついた表情を見ました。

 

ダルトン氏は、

自分は意図したわけではなかった。

もし自分がランス嬢に

度を越えたアプローチをしていたのなら

自分は、すぐに雷に打たれて死んでも

構わない。

しかし、自分は決して、

ウィリアムとあなたが交わした

友情以上の態度を示したことはないと

言い訳を続けました。

しかし、その間も、ローラの顔は

ますます悲しみに

沈んでいくばかりでした。

 

ローラは、

しかし、結果はこうなった。

あなたはランス嬢の運命を

台無しにしてしまった。

自分が紹介した友人が

将来有望な女性を・・・と

嘆いている途中、彼女の目から

涙が一滴、ぽろりと落ちました。

ダルトン氏は凍りつきました。

彼女が頬を叩いた時よりも

衝撃的でした。

そして、さらに胸が痛みました。

 

ダルトン氏は、

自分の行動が、

そんなにあなたを傷つけたのか。

自分が・・・自分たちの関係を、

永遠に修復不可能になるほど、

壊してしまったのかと尋ねました。

ローラは何も答えませんでした。

それ自体が肯定を意味していました。

 

ローラは指で濡れた顔を整えました。

彼女らしく、

優雅で清楚な手つきでした。

彼はローラをじっと見つめた後、

すぐに席から立ち上がり、

そして、彼女の前で跪きました。

 

今度はローラが凍りつきました。

彼女は両手で口を覆い、

息を吸い込みました。

彼は深く頭を垂れました。

 

ローラは、

顔を上げて欲しい

そのような真似をしてはいけないと

頼みましたが、ダルトン氏は、

自分のせいで、

あなたが悲しみの涙を流すなら、

それは全て自分の責任だ。

あなたの叱責を

受けるようなことをしたのは明らかだ。

無知な田舎の紳士である自分が

社交界のルールを知らずに

失敗したのだと思う。

そうでなければ、穏やかなあなたが

これほど怒り、悲しむはずがない。

あなたが自分を愛するようになれば、

自分の過ちを

全て許してくれると思っていた。

自分の気持ちを隠したことも、

ランス嬢を、

あなたと再び近づく橋として

利用したことも全て。

自分はあなたの優しさに

縋っていたのだと話すと、

彼女の手を握りました。

 

そして、自分の愚かさのせいで、

結局、あなたを失うのですねと

話すと、ローラの手を一つにまとめて

顔に押し当てました。

 

そして、

最後に、あなたに告白したいですと

告げると、

ローラの小さくて愛らしい手に

顔をすり寄せ、

「ローラ、あなたを愛しています」

と告白しました、

ローラは大きく息を呑みました。

 

ダルトン氏は、

あなたは自分の唯一の運命の人で

失くした手袋の片方だ。

あなたは、

運命など信じない人だということを

知っている。

しかし、自分は一生、

その1人の人を待ち続けて来た。

一生を共にし、

天国でも私のそばを守ってくれる妻。

その人に、

ようやく30歳で会えたのに・・・

と告げると、

彼の目から涙が流れ始めました。

涙はローラのベルベットの手袋を

温かく濡らしました。

 

ダルトン氏は、

あなたを失ったら、

自分の本質は、欠片一つ残らず

消えてしまうだろう。

自分の伴侶に注ぐために

大切にしてきた愛は、

心臓にできた巨大な穴から

全て流れ出てしまうだろう。

自分は・・・自分は・・・

永遠に幸せになれないだろうと嘆くと

すすり泣き始めました。

 

このような告白が無意味であることは

分かっていました。

彼女は、

感情にあまり流されない人だから。

おそらく呆れて言葉も出ないだろう。

しかし、彼は我慢できませんでした。

 

彼は理性を失い、

ローラの腰を抱き締めました。

そして彼女の細い腰に顔を埋めて

わんわん泣き始めました。

彼の涙が、

ドレスのウエストラインから

腰回りまでを、

しっとりと濡らしていきました。

 

長い時間が流れました。

我を忘れてすすり泣いていた彼は、

ふとローラが、

自分を止めようとしないことに

気づきました。

 

もう諦めて、

自分の情けない行いが終わるまで

待っているのだろうか。

そう考えると、彼はますますローラを

手放したくなくなりました。

話した瞬間に

逃げてしまいそうだからでした。

彼はローラの裾を握り締め

膝に顔を埋めて、

ずっと泣き続けました。

 

しかし、しばらく泣いていた

彼の後頭部に何かが触れました。

羽のように軽い手つき。

彼はゆっくりと顔を上げました。

ローラが彼の髪を撫でていました。

彼女は冷ややかな顔をしているだろうと

思っていましたが、

今にも泣き出しそうでした。

 

髪を撫でていたローラの手が

ゆっくりと降りて来て、

彼の涙を拭いました。

そして、

どうか、もう泣かないで欲しい。

自分の胸がとても苦しいと

言いました。

 

彼の胸が冷たく凍りつきました。

彼女から聞いたことのない声でした。

まるで愛を囁くかのような

甘い声でした。

 

彼の心に希望が浮かびました。

希望は勇気へ。

そして、到底制御できない愛情へと

移って行きました。

 

彼はゆっくりと腕を上げ、

ローラがそうしたように

彼女の濡れた顔を撫でました。

彼女は拒みませんでした。

顔を背けもしませんでした。

 

彼はローラの顔を

そっと引き寄せました。

彼女の息遣いが

鼻の頭をくすぐりました。

彼は目を閉じて

ローラに口づけをしました。

 

イアンは、

彼女の唇を優しく辿って舐めました。

花びらのように柔らかく、

シャーベットのように

甘くてほろ苦い唇。

彼の心臓は、

狂ったように鼓動しました。

空中から落下するような

眩暈を覚える感覚。

 

彼はローラの頬を撫でながら

優しく口づけをしました。

ローラの息遣いが、

すぐそばまで伝わって来ました。

ローラの手が、

自分の首と肩を掴んでいるのを

感じました。

 

「ああ・・・」

彼は一瞬、ピンと来た後、すぐに

頭の中が溶けてしまいそうな

幸福を味わいました。

 

キーッ、ドン。

ガタガタ揺れていた馬車が

止まりました。

同時に2人の唇も離れました。

催眠術にかかったように

ぼんやりしていたローラの目が、

ようやくダルトン氏を

まっすぐ見つめました。

彼女は、すぐに我に返りました。

瞳に焦点が定まり、

顔がトマトのように

真っ赤になりました。

 

彼女はダルトン氏を押し退けました。

彼は素直に押し退けられました。

彼女は赤くなった顔を隠しながら

どうしてよいか分からない様子でした。

いつもきちんとしていた彼女からは

一度も見られなかった

慌てふためく姿でした。

 

彼女は素早く馬車の扉を開けて、

ぴょんと外へ飛び出しました。

そして足の速い鹿のように

素早くダンビルパークの邸宅の中へ

駆け込んでしまいました。

 

馬車の中に

1人残されたダルトン氏は

馬車の床に膝をついて、

少し無様な姿でした。

 

彼は指先で自分の唇を撫でました。

初めての口づけが通り過ぎた場所には

今も愛する女性の感触が

残っていました。

彼は微笑みました。

 

泣き出しそうな顔。

自分の顔を撫でてくれた手のぬくもり。

抵抗なく受け入れてくれた口づけ。

そして恥ずかしさに包まれた

可愛らしい顔。その全てが、

彼女も自分を愛していると

語っていました。

 

彼は馬車の外へ飛び出し、

空を見上げました。

 

私の天使シェルダン先生。

ありがとうございます!

彼女は私を愛しています! 

 

彼は泣きながら笑いました。

彼の笑い声が、

空の星に届きそうなくらい

高く響き渡りました。

朝早く、フェアファクス夫人は、

前日の真夜中頃、

ローラ・シェルダン先生が

邸宅に戻って来たという

思いがけない知らせを、

執事から聞きました。

当初の約束より、1日早い帰宅でした。

 

フェアファクス夫人は、

集まりで、何か問題が起きたのかと

気になり、朝食の時間に、

先生に直接尋ねることにしました。

しかし、先生の代わりに

彼女の担当メイドが

食事の席に降りて来ると、

先生は頭痛がひどくて

ベッドから出るのが辛いと

言っている。

申し訳ないけれど、今日1日、

部屋で休ませて欲しいと

言っているけれど

どのように返事をすれば良いかと

尋ねました。

 

フェアファクス夫人は

具合が悪いなら、

当然、休まなければならない。

苦しそうにしていた?

薬剤師は必要ないと言っていた?

と尋ねました。

メイドは、

誰も呼ぶなと言われた。

食事も必要ないと話していたと

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

ただならぬ予感がしました。

何も食べたくないほど具合が悪くて

薬剤師さえも拒むなんて。

 

イアンが何か問題を

起こしたのではないだろうか。

 

フェアファクス夫人は、

午前中ずっと、自分の部屋で

カードを混ぜながら

ローラの運勢を占っていました。

しかし、

いつも不思議な力を発揮していた

カード占いが、

今回は、ローラの私生活について

徹底的に口を閉ざしていました。

 

フェアファクス夫人は、

美術のレッスンを終えたばかりの

娘を呼び、先生を偵察してくるよう

命じました。

 

先生への心配半分、

スパイ役を務める期待半分で

そそくさと、

先生の部屋へ向かったオリビアは、

30分後に戻って来ると、

どうやら先生は、

本当に具合が悪いようだと

伝えました。

 

フェアファクス夫人は、

なぜ?顔色がとても悪いのかと

尋ねました。

オリビアは、

肌が死体のように青白く、

目の下が、徹夜をした人のように

真っ黒だった。

頭がひどく痛むのかと尋ねると、

かろうじて頷いた。

集まりはどうだったかと尋ねたところ

どうか、その質問はしないで欲しいと

言われたと、答えました。

フェアファクス夫人は、

やはり何かあったようだと

言いました。

 

オリビアは、

もしかして、叔父さんが

プロポーズしたのだろうかと

推測しました。

フェアファクス夫人は、

「軽率に、もう?」と聞き返すと

オリビアは、

我慢できずに、

してしまったのかもしれない。

先生はたまらなく美しくて

愛らしい方人だから。

自分でも、そうすると答えました。

 

フェアファクス夫人は、

たまにだけれど、

叔父さんではなく、あなたが

先生と結婚したがっているように

見えると指摘しました。

オリビアは、

あり得ない。

女同士では結婚できないと

反論しましたが、フェアファクス夫人は

もしも、オリビアが男性で、

24、25歳くらいの青年だったら?

と聞き返しました。

オリビアは、

少し考え込む様子を見せた後、

微笑みました。

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取り返しがつかないほど、

ランス嬢とダルトン氏のことが

噂になったのは、

彼の責任ではなく、

ランス嬢の周りの人たちが

勝手に騒いだだけなのに、

一度、恋人に裏切られて、

辛い目に遭ったローラは

そのような噂の責任は男性にあると

思ってしまうのではないかと

と思います。

頑なローラを

言葉で説得しようとするのは

無理だけれど、

他の男性にはない涙という武器は

効果があったようですね。