自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 111話 ネタバレ 原作 あらすじ 弟の唯一の配偶者

111話 フェアファクス夫人は、オリビアが24、5歳くらいの青年だったら、先生と結婚したいかと尋ねました。

オリビアは、

そうだったら、先生を

自分の花嫁として迎えただろうと

答えました。

フェアファクス夫人は、

あなたが女の子に生まれて良かった。

シェルダン先生を巡って、

叔父と甥の間で

銃撃戦が起こりかけたのだからと

返事をしました。

 

フェアファクス夫人は、直接、

ローラに会いに行くことにしました。

ローラの状態が心配だったし

一体、集まりで何が起こったのか

気になって、

たまらなかったからでした。

 

フェアファクス夫人は、

ローラの部屋をノックしましたが、

返事はありませんでした。

 

普通の礼儀正しい夫人であれば、

ノックに反応がない時は、

すぐに引き返すはずでした。

しかし、フェアファクス夫人は

好奇心を抑えられない

自己中心的な性質があり、

そういう時は、

普段の、のんびりした性質を失い、

突進的になることがありました。

彼女はドアノブを掴んで捻りました。

ドアは簡単に開きました。

 

部屋の中は、ローラが

ホワイトフィールドへ出発する時に

持って行った荷物や箱で

散らかっていました。

 

フェアファクス夫人は、

ベッドの方へ視線を移しました。

横たわった跡はありませんでした。

病人であれば、

布団をぐちゃぐちゃにして

苦しんでいるべきなのに。

 

フェアファクス夫人は

部屋の中をくまなく見渡しました。

そして、すぐに、ベランダのドアが

大きく開いているのに気づき、

窓の外の

石造りの手すりの前に立っている

シェルダン先生の後ろ姿を

発見しました。

 

彼女は、

すたすたと歩いて行きました。

足音を消さなかったにもかかわらず

ローラは振り返りませんでした。

 

フェアファクス夫人が「先生」と呼ぶと

ローラのか細い肩が

ビクッと震えました。

 

フェアファクス夫人は、

具合が悪いと言いながら、

こんなに冷たい風に

当たっているのかと尋ねました。

ローラは背を向けたまま

自分の顔を撫でました。

フェアファクス夫人は、

ローラが顔を拭いていることに

気づきました。

 

フェアファクス夫人は、

すぐにローラのそばに近づき、

肩を掴んで、自分の方へ向けました。

ローラの顔は、

涙で、ぐちゃぐちゃでした。

ローラは濡れた目元を擦りながら

すすり泣きました。

そして、このような姿を見せて

申し訳ないと謝りました。

 

フェアファクス夫人は、

申し訳ないだなんて、

一体、どうしたのか。

集まりで何かあったのかと

尋ねました。

ローラはうつむいて、

「いいえ、何も・・・」と

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

それなら、

一体、なぜ泣いているのか。

ホームシックになったのか。

ロンドンが恋しいのかと

尋ねました。

 

ローラは、

あの場所は少しも恋しくない。

ただ・・・ただ・・・と

何度も震えそうになる声を整えながら

自分は、もうここにいられないと

答えました。

フェアファクス夫人が、

「ここ?・・・」と聞き返すと

ローラは、

ダンビルパーク、

いえ、ヨークシャーだと答えました。

 

フェアファクス夫人は、

その理由を尋ねました。

ローラは、

自分がここにいることが迷惑になる。

自分の存在が

全ての人に迷惑をかけるだろうと

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

何を言っているのか。

先生は無知な犬の群れのような

息子たちに、

ラテン語の動詞を覚えさせ、

井の中の蛙である娘に

立派な淑女の模範を示した。

夫にとっては良いチェスの相手で

自分にとっては恩人の娘だ。

それなのに、どうして・・・と

尋ねると、ローラは、

全て意味がない。ダルトン氏が・・・

自分を愛していると答えました。

 

フェアファクス夫人は、

すぐに口を押さえました。 

「愚か者、もうバレてしまって、

どうするんだ!」と、危うく心の声が

口から出そうになりました。

 

ローラは両手で顔を覆って

泣きじゃくりました。

そして、自分を歓迎してくれた

フェアファクス家の人たちに

申し訳なくてたまらない。

自分のような者が、身の程知らずにも

ダルトン氏の目に留まり、

プロポーズまでされた。

もう少し用心すべきだった。

自分の方から距離を置き、

慎むべきだったと・・・嘆きました。

 

フェアファクス夫人は、

先生ほど、あれこれ気を揉んで

慎ましく生きている人はいない。

自分を責めないで欲しいと

宥めると、首を回して、

ベランダの向こうの景色を見ました。

ダンビルパークの森は、

心が乱れているフェアファクス夫人を

嘲笑うかのように、

色とりどりの美しい衣をまとって

秋風に揺られながら

そよそよと踊っていました。

 

フェアファクス夫人は、

まず中に入ってから話を続けようと

告げました。

2人は部屋の中に入りました。

そして、

小さなティーテーブルの前に行き、

向かい合って座りました。

 

フェアファクス夫人はローラに

荷解きをしていない理由を

尋ねました。

ローラは、

ハンカチで顔を拭きながら、

もうすぐ

出て行かなければならないからと

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

どこへ行くのかと尋ねました。

ローラは、

どこへでも行く。

ダルトン氏の気持ちを知った以上、

ここに留まることはできないと

答えました。

 

「どうしてダメなの?

そのまま結婚して、

ホワイトフィールドに

住めばいいじゃない!」

という言葉が、

喉元まで込み上げて来ましたが。

彼女は堪えました。

イアンの気持ちを知ったのであれば、

彼女を誘惑するために、

ここへ連れ込んだことも

全て察しているはず。

自分自身も、その陰険な計画に

加担していたと知れば、

フェアファクス家そのものへの

愛着が薄れてしまうと

考えたからでした。

 

フェアファクス夫人は、

正直、少し驚いた。

イアンが先生に、

そんな気持ちを抱いているなんて

想像もしていなかった。

しかし、自分は先生を、

自分たちの家族のように思っている。

できれば離れずにいて欲しいと

頼みました。

 

ローラは不思議そうに

フェアファクス夫人を見つめながら

気を悪くするだろうと思っていた。

あれほど素晴らしい弟さんなのに、

自分のような者を

心に留めてしまったのだからと

返事をしました。

 

フェアファクス夫人は

イアンが結婚だけしてくれれば、

相手が誰であっても歓迎する。

どうせ自分の言うことを聞く

性格でもないから。

むしろ先生の方が大変だろう。

イアンのように、

気性の激しい男性からの

アプローチを受けるのは辛いことだと

理解していると話しました。

 

ローラは、

ダルトン氏は素晴らしい人だと

称賛しました。

フェアファクス夫人は

ローラのその言葉に感謝した後、

自分は同意できないと告げ、

ローラの小さな手を握りました。

 

フェアファクス夫人は、

一つだけ聞くけれど、

先生は少しの未練もなく

自分たちから離れることができるのかと

尋ねました。

ローラは首を振りました。

 

フェアファクス夫人は、

それならむしろ、

イアンの訪問を中止して、

ここにずっと残るのはどうかと

尋ねました。

ローラは、

ダルトン氏が聞き入れないだろうと

答えました。

 

フェアファクス夫人は、

分かっている。

イアンが先生の意思を無視して

ずっと訪ねて来るのではないかと

心配しているのだろう。

でも、自分は、

イアンが隠したい弱点を

たくさん知っている。

子供の頃、

もっと可愛らしいことをしていれば

良かったのに。

自分の言葉1つで、あの子は

この辺りに近づかないだろうと

告げました。

 

それから、彼女は

役に立つかもしれないと思って、

ローラに、

興味があれば、いくつか教えると、

誘惑の餌を投げてみました。

しかしローラは、

他人の恥部を覗くことに

関心のない人なので、

首を振りました。

 

ローラは、

いくらダルトン氏のお姉さんでも

彼を止めることはできないだろうと

言いました。

その言葉に、フェアファクス夫人は、

自分を過小評価しないで欲しいと

頼みました。

 

ローラは、その言葉を否定し、

夫人の方がダルトン氏の感情を

過小評価している。

ダルトン氏は・・・と

言いかけたところで、

考えるだけで息が詰まりそうになり

深呼吸しました。

その後、ローラは、

プロポーズを受け入れてくれなければ

自ら命を絶つと言った・・・

ピストルで自分の頭を・・・と

話しました。

それ以上は言葉を続けられず、

体を震わせました。

 

フェアファクス夫人は、

ぼんやりと空中を見つめました。

彼女はイアンの首を腕で抱きかかえて

脇腹に押し付けた後、百万回くらい

げんこつを食らわせてやりたいと

思いました。

 

生涯で一度も

恋愛をしたことがないのがバレバレ。

だから男性は、結婚前に

少し女性とも付き合い

適度に恋愛もすべきなのに。

生涯、部屋に引きこもって

絵ばかり描いて暮らしてきたから

肝心な時に、

このように空振りしてしまう。

 

フェアファクス夫人は、

ローラをずっと引き止めるのは

諦めなければならないと思いました。

弟がしでかした、とんでもないことで

ローラは精神的に、

ショックを受けたはすだからでした。

 

しかし、

彼女をこのまま去らせるわけにも

いきませんでした。

フェアファクス夫人は、

以前からローラを

好きになり始めていましたが、

何よりもローラが

シェルダン先生の娘だと知ってからは

彼女を弟の唯一の配偶者として

心に刻み込んでしまいました。

 

20年前のことでしたが、

シェルダン先生の記憶は

フェアファクス夫人の脳裏に

残っていました。

いつも古びた服を着ていましたが、

その事実を意識しにくいほど

美しくて端正な男性でした。

情が深く、細やかで、賢く、

優しい人でした。

 

彼は、繊細で孤独な幼いイアンを救った

天使でした。

そのような人の娘が

利己的な伯父に傷つけられ、

不当に遺産まで奪われたと聞き、

フェアファクス夫人は、

ローラの過酷な人生を嘆きました。

 

そして、ローラが志そうとしている

家庭教師の人生は、これまで

哀れな人生を送って来た彼女を

さらに哀れにさせるものでした。

一日中苦労しながら、孤独で貧しく

生きなければならないのでした。

 

だからこそ、フェアファクス夫人は、

ローラはイアンと結婚すべきだと

考えました。

彼女がイアンと結婚すれば、

弟をうまく扱いながら

ホワイトフィールドホールを

良い方向に導くだろう。

品行と勤勉の正当な代価として、

彼女は夫の愛と住民たちの尊敬を受け

幸せな妻として生きることが

できるだろう。

フェアファクス夫人は、その姿を

是非、見たかったのでした。

 

彼女は、

先生が、どうしても

離れなければならないのなら

仕方がないけれど、

子どもたちはどうすればよいのか。

皆、先生をとても愛していると

言いました。

ローラは、

子どもたちには本当に申し訳ないと

思っていると返事をしました。

 

フェアファクス夫人は

先生が去ってしまえば、

ダニエルとジョージは、

泣いてばかりいるだろう。

オリビアも、

とても心を痛めるだろう。

他のどこを探しても、

先生の代わりになる人は

見つからないだろう。

そして自分も・・・と話しました。

ローラは黙っていました。

 

フェアファクス夫人は、

実は最近まで

とても寂しく過ごしていた。

先生が来てから、話し相手もできたし

寂しさも和らいだ。

そうしているうちに、健康も

少しずつ回復しているようだ。

先生はイアンだけでなく、

自分にとっても、

かけがえのない友人だ。

しかし、先生が

このように去ってしまったら・・・

と話すと、

フェアファックス夫人は

わけもなく羽織っているショールを

合わせると、ゴホゴホと咳をしました。

ローラの顔が曇ってしまいました。

フェアファクス夫人は、

良心が少しチクッとしましたが、

顔に出さずに話を続けました。

 

彼女は、

イアンの気持ちが冷めるまで、

しばらく、

ダンビルパークを離れたらどうかと

提案しました。

ローラは、

ダルトン氏の気持ちが

冷めるまで?と聞き返しました。

 

フェアファクス夫人は、

「はい」と答え、

「去る者は日日に疎し」という

ことわざがあるではないかと

答えました。

 

ローラは、

まったく信用できないという

表情でした。

彼女はフェアファクス夫人に、

ダルトン氏の気持ちは、

本当にそんなに軽いものなのだろうかと

尋ねました。

フェアファクス夫人は、

軽くはないだろう。

しかし、

情熱というものは気まぐれで

熱しやすく冷めやすい。

自分は、イアンの気持ちは

一時的なものだと考えている。

先生に出会って、

まだ1年も経っていないのだから

1つの季節ほど離れていれば

どうなるか分からないと答えると

ローラの手をしっかりと握りました。

 

フェアファクス夫人は、

ローラの友人が

バースに滞在していることを

確認すると、

そこへ行って休んで、

春頃に、また戻って来るように。

その時まで、イアンの気持ちが

整理されていなければ

自分が新しい職場を見つけてあげる。

教育指導者の職を。

ここで受けていた待遇と年収を

同じように受け取れるはず。

だから、自分たちから離れることは

少しゆっくり考えて欲しいと

頼みました。


ローラは複雑な表情をしていましたが

悩んだ末、とうとう頷き、

「そうします」と返事をしました。

フェアファクス夫人は

一息つきました。

 

彼女は、

いつ出発するのかと尋ねました。

ローラは、

ダルトン氏に再び会うのが怖いので

子供たちと別れの挨拶だけしたら

すぐに・・・と答えました。

 

フェアファクス夫人は、

それでは、明日すぐに出発するように。

これまでの給与を計算する。

バースに夫と泊まった良い宿があるので

その住所も教えると告げると

席を立ちました。

 

そして、長旅をするには、

お腹を満たしておく必要がある。

メイドに、

食事を届けるよう伝えるので

必ず全部食べるようにと言いました。

ローラは、

ウサギのように真っ赤になった目で

頷きました。

フェアファクス夫人は苦笑いしました。

 

かろうじて捕まえたけれど、

イアン、あなた、

これからどうするつもり?

 

彼女は複雑な気持ちで

ドアを開けました。

すると、すぐに

パタパタいう音が耳に響きました。

彼女は、すぐにドアを閉めて

左の廊下を見ました。

オリビアが、

金色の髪をなびかせながら

自分の部屋へ向かって

ちょこちょこ走っていました。

 

何よ。全部聞いていたの?

 

フェアファクス夫人は

ため息をつくと、

すぐに肩をすくめました。

 

まあ、いいわ。

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イアンのお姉さんは

暇さえあれば占いをし、

子供をからかって楽しんでいるけれど

いざという時は、家族のために

必死になれる素敵な人。

ローラはかなり頑固だけれど、

フェアファクス夫人の

思いやりや優しさや賢さ、

そして、ローラを去らせるわけには

いかないという強い意志の前では

折れるしかなかったのだと

思います。

そして、フェアファクス夫人は

嘘をつくのもお上手でした(笑)

こっそり話を聞いていたオリビアは

どうするのでしょうか?

イアンとローラを結び付けようと

あれこれ助けてくれる家族がいて

イアンは幸せ者だと思います。