自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

ミス・ペンドルトンの恋 130話 ネタバレ 原作 あらすじ 自分への愛は真実

130話 ローラは12年前のことをジョン・アシュトンから聞いて、彼女の妻に同情しました。

ローラは、

あなたが感じて来た不幸を

気の毒に思う。

自分たちは、

会わない方が良かったと思うと

告げました。

ジョン・アシュトンは

そんなことを言わないでと

頼みました。

 

ローラは、

それは事実だ。

自分たちは、かつて美しい感情を

分かち合ったけれど、結局12年間も

安らかに暮らせなかった。

それだけでなく、アシュトン夫人にも

消えない傷を与えてしまった。

自分がいなければ、

あなたはアシュトン夫人を

愛することもできただろうと

言いました。

 

彼は絶望的な表情で

ローラを見つめました。

ローラの声は同情に満ちていましたが

自分への切ない未練のようなものは

ありませんでした。

 

ジョン・アシュトンは

ローラにとって自分たちの愛は

「かつて」のものだったのかと

尋ねました。

ローラは、

もう12年も前の話なのに、

まだ、その愛が

「今」のものであり得るのか。

それは異常なことだと答えました。

 

ジョン・アシュトンは

それなら、あなたの目には

自分が異常に映っているのだろうと

言うと、

彼の目に新たな涙が溜まりました。

 

ジョン・アシュトンは

自分は一日たりとも

あなたのことを考えなかった日が

なかった。

妻と一緒にいる時も、

自分のそばにいる人が

あなたであって欲しいと

願っていた。

妻には申し訳ないけれど、

自分の心は、一度もあなたから

離れたことがなかったと

打ち明けました。

 

ローラは、

それが罪だと考えたことは

なかったのかと尋ねました。

ジョン・アシュトンは

先ほど、妻には申し訳ないけれどと

言った。

しかし、男という者は

初恋を忘れられない存在だ。

特にあなたのような女性を

愛していた男ならば。

17歳のあなたが、

どれほど美しくて、穏やかで、

純粋で、優しかったか知っているか。

あなたを逃したことは

自分の人生で最も大きな過ちだったと

嘆きました。

 

しかし、ローラは、

あなたは自分の代わりに

家族を選んだ。

誤解しないで欲しいけれど、

自分は、その決定が間違っていると

言っているわけではない。

ただ、すでに選択したことを

覆すことはできないということを

伝えている。

あなたは、

すでに一つの選択で得られた利点を

全て享受しているのに。

今、12年前に戻って

再び選び直したいと思っている。

それは利己的な考えだ。

そして、何よりも・・・

自分の心の中に、あなたはいない。

12年前、ハイドパークで

一人で朝を迎えながら、

自分の愛は日差しに溶けて

消えてしまったと

冷たく感じられるほど

淡々と話を続けました。

彼は呆然とした顔になりました。

 

ローラは、

彼が大きく傷ついたことを

感じ取ることができました。

しかし、それは明らかな事実でした。

ジョン・アシュトンは、

12年前と全く同じ姿でしたが、

ローラは彼に対して、僅かな憐憫以外

何も感じられませんでした。

 

ジョン・アシュトンは

本当なのかと尋ねました。

ローラは頷きました。

彼は俯き、両手で顔を覆いました。


彼は、

あり得ない。 きっとあなたも

自分と同じ気持ちのはずだと・・・

自分たち二人は、

体は遠く離れていても、

心は互いに向き合っていると

信じていた。

だから、あなたは結婚せずに

自分を待っているのだと・・・

と呟くと、ローラは、

結婚しなかったのではなく、

できなかった。

あなたとの恋愛で、自分の評判が

これ以上ないほど、

台無しになってしまったからと

非難しました。

 

ジョン・アシュトンは

それで自分を嫌っているのか。

その憎しみがあまりにも大きくて、

自分を愛さなくなったのかと

尋ねました。

 

ローラは、

あなたを愛せなくなった一番の理由は

時間だと答えると、

小さくため息をつきました。

そして、これ以上ここにいても

あなたを傷つけるだけだと思う。

どうか早く、心の傷を克服できるよう

祈っている。

それはセシリアにとっても

良いことだと思うし、

セシリアには良い継母が必要だと

告げると、ローラは席を立ちました。

 

しかし、その時、

ジョン・アシュトンは突然顔を上げて

嘘をつかないで。 あなたの心の中には

他の男性がいるではないかと

言いました。

ローラは驚いて彼を見つめました。

 

ジョン・アシュトンは

ローラがイアン・ダルトンを

愛しているから、

自分を拒否しているのではないかと

尋ねました。

彼女の頬が赤く染まりました。

 

ローラは、

自分たちの間から、

その人の名前を除外して欲しいと

訴えました。

ジョン・アシュトンは

そんなことは無理だ。

これは明らかな三角関係だと

主張すると、彼は傷ついた眼差しで

ローラを睨みつけました。

 

イアン・ダルトン。

ヨークシャーの大地主。

チューダー朝時代から続く

高貴な家系の後継者。

自分は彼の全てを知っている。

顧問弁護士を提案された時に

詳しく調査した。すごい男だった。

あなたの心を奪うのに十分だ。

義理の実家のおかげで出世したと

嘲笑される鍛冶屋の息子に比べれば

白馬に乗った王子様だと

彼は言いました。

 

ローラはジョン・アシュトンに

外へ聞こえてしまうので

落ち着くようにとなだめました。

しかし、ジョン・アシュトンは

彼を愛しているのか

正直に話してみるようにと促しました。

ローラは震える声で、

それは、あなたに

打ち明けることではないと

拒否しました。

 

彼の眉間にしわが寄りました。

スミレのように美しい紫色の瞳が

燃え上がる嫉妬で

赤く染まって見えました。

 

ジョン・アシュトンは

ローラが初めて見舞いに来た日に

気づいた。

自分が彼の危険性を警告すると、

あなたは彼を庇っていた。

やはり、

自分への愛が枯れてしまったのは、

全て、

イアン・ダルトンのせいだったんだ。

彼とのハッピーエンドを

夢見ているのかと尋ねました。

ローラは、

そうではないと否定しました。

 

ローラもつられて

感情が高ぶり始めました。

イアン・ダルトンという

話題が出た以上、彼女は冷静さを

保つことができませんでした。

 

ジョン・アシュトンは

記憶の中のあなたは

分別のある人だったけれど、

時間が経つにつれて

あなたも変わったようだ。

あの人と結婚して

幸せになれると思っているのか。

あなたと彼の

生まれつきの隔たりについて

考えたことはないのか。

二人とも不幸になる結婚を夢見て

得られるものは何なのかと

尋ねました。

 

ローラの唇が青ざめました。

彼女は、あなたからのアドバイスを

聞きたくないと抗議しました。

ローラの冷たい口調に、

彼はフンと鼻で笑いました。

 

ジョン・アシュトンは

幻想からは目覚める方がいい。

数多くの上流階級の人々が

自分を呼んで座らせて

婚前契約書を作成した。

彼らにとって、

結婚はただのビジネスだ。

イアン・ダルトンが

あなたに惚れたとしても、

実際に、

あなたがプロポーズを受け入れたら

戸惑うだろう。

愛人に相応しい階級の女性に

寝室を譲ることになりそうだからと

侮辱しました。

 

どうして、こんな侮辱的な言葉を

言えるのだろうか。

その瞬間、怒りと屈辱感で

ローラの頭の中は真っ黒になりました。

 

ダルトン氏が

アシュトンが言った通りの人だったら

彼は自分のような女性と

友情すら持たなかっただろう。

それほどダルトン氏は

自分よりもはるかに高い場所に

位置していました。

しかし彼は、

自分の前に全てを投げ出しました。

跪いて愛を乞い、

涙で自分の服の裾を濡らしました。

 

イアンの愛は慣習を超越した愛でした。

純粋に感じられるほど

献身的な愛でした。

そのダルトン氏の心を侮辱した

ジョン・アシュトンに対して、

ローラは耐え難い軽蔑を感じました。

 

ローラは、

どうして、そんな嫌悪感を

覚えるようなことを言えるのかと

ジョン・アシュトンを非難しました。

彼は、

現実を話しているだけ。

しっかりするように、

あなたの立場に合った男性を

選ぶようにと助言しました。

 

ローラは、

自分は誰よりも、

自分の立場をよく理解している。

貧しくて、後ろ指を指される親を持つ

独身女性だ。

しかし、自分に対する彼の愛は

真実だ。

自分の人生で最も不憫なことは、

彼の愛に応えられるような

境遇でないこと。

それに比べて、

あなたと結ばれなかったことは、

ただ大切にしていた帽子を

失くした程度の喪失感に過ぎないと

叫びました。

 

ジョン・アシュトンの顔が

衝撃で真っ白になりました。

ローラは、

二度と自分を探さないで欲しい。

ダルトン氏と結ばれなくても、

あなたの気持ちを受け入れることは

決してないだろうからと叫ぶと

そのまま部屋を飛び出しました。

リビングを出ると、

ソファーに座っている

チェルシー夫人とセシリアが

見えました。

チェルシー夫人は裁縫をし、

セシリアはその隣で

緋色の研究を読んでいました。

 

「ローラおばさん!」と呼びながら

セシリアが

椅子から飛び上がりました。

青白い顔に血色が戻り、

目が星のように輝きました。

 

セシリアは、

早く来て。

今回の事件の犯人が誰かを

話してあげると言いましたが、

ローラは硬い表情で

セシリアに一歩一歩近づくと、

もう、おばさんは

遊びに来られないと謝りました。

 

セシリアは、

その理由を尋ねました。

ローラは、

バースを離れることになったからと

答えました。

バースを去るのかと聞き返す

セシリアの顔が

泣きそうに歪んでいました。

 

セシリアは、

春までいると言っていたのに

どうしてなのかと尋ねました。

ローラは、

状況がそうなったと答えると

もう行かなければならない。

元気でいてねと

別れの挨拶をしました。

 

セシリアは

ローラのスカートの裾を掴むと

あと1時間だけ、ここにいてから

帰って欲しい。

おばさんに聞かせようと思って

ピアノの演奏も一生懸命に練習したと

訴えました。

チェルシー夫人も、

もう少ししてから帰るように。

どうして、こんなに急に・・・と

セシリアを手伝いましたが、

ローラは首を振りました。

 

ローラは

セシリアに別れの言葉を伝え

いつも健康を祈っていると告げると

子供が掴んでいるスカートの裾を

さっと引き抜いて

出入口へ走って行きました。

 

「おばさん!ローラおばさん!」

彼女の後ろから

泣きそうなセシリアの声が

聞こえて来ました。

しかし、ローラの耳には

聞こえませんでした。

 

彼女は慌ててホテルを出ました。

そして、ちょうど、

パニーズホテルの玄関を

出ようとした頃、自分がコートを

客室に置き忘れて来たことに

気づきました。

財布がコートのポケットにあることも。

 

ローラは客室に戻る代わりに、

ローレリアホテルの方向へ

歩き始めました。

先ほどは、心地よかっただけの風が

鞭のように痛く感じられました。

 

しかし、ローラにとっては

風よりもアシュトンの言葉の方が

辛かったです。

彼はダルトン氏の真心と人格を

侮辱しました。

 

出て来る前に、彼の頬を一発でも

叩いてくればよかった。

 

ローラは、

腸が煮えくり返る思いでした。

もし彼が

自分だけを侮辱していたなら、

冷静に行動できたけれど、

ダルトン氏を侮辱することは

彼女にとって耐え難いことでした。

 

怒りを露わにした足取りで

商店街を通り過ぎていたローラは

ふとショーウィンドウに映った

自分を見ました。

この寒い天気の中、

怒りで顔が真っ赤になり、

唇を噛みしめていました。

まるで別人のようでした。

 

これまでローラが鏡の中で見た

自分の顔は、穏やかで淡々として

無表情そのものでした。

こんなに興奮して歪んだ顔を

見たことがありませんでした。

怒りで燃え盛っていた心が

一瞬にして落ち着きました。

 

風が

彼女の薄いシルクのドレスの裾を

揺らしながら通り過ぎました。

ローラは身を縮めながらも、

ショーウィンドウの中の

自分を映すかのように、理性の鏡で

自分の心を映してみました。

 

自分が怒ったのは、

侮辱感だけが原因では

ありませんでした。

希望に水を差した者に対する

憤りでした。

 

彼女は最近、

ローティス嬢との会話を

よく思い出していました。

 

人間は愛のために生まれた。

愚かな愛もまた愛。

二人の心が一つになることは

奇跡のようなもの。

 

その言葉を噛み締めながら、

ローラは、惨めな自分でも、

もしかしたら、彼に

幸せを与えられるかもしれないと

考えました。

人間は、

愛だけでは生きられないという

信念は変わりませんでしたが、

二人が結婚しても

貧しくなるようなことは

ありませんでした。

それなら、

あまり無謀な結婚ではないと

思いました。

 

何よりもダルトン氏は

自分を命がけで愛していました。

彼の愛を受け入れるだけで、

彼を満足させることができる。

さらに、

彼を限りなく愛し続けるなら、

それだけで彼の人生は

満たされるかもしれない。

 

ローラは誰よりも、ダルトン氏を

一生懸命愛する自信がありました。

自分の心の中で抑えきれないほど

溢れ出ている愛は、

彼に献身を捧げる準備が

できていました。

 

しかし、先ほどの

ジョン・アシュトンの言葉は

ローラの希望に水を差しました。

ローラは、まるで見えない拳で

みぞおちを強く打たれたような

気分でした。

希望に胸を膨らませていた心が

一瞬で冷めてしまいました。

 

彼の論理は、

これまで彼女が信条として来た

現実的な考えでした。

しかし今や、その現実性は

彼女の勇気をくじく鞭となりました。

 

夢から覚めて現実を見ろと

過去の自分がジョンの口を借りて

自分に警告しているように

感じたけれど 

しかし、ローラは首を振りました。

 

自分は以前とは違う。

現実を考えても、

この心を無視できなくなった。

自由自在に心の蓋を閉じて

感情がないかのように

生きて行くことが不可能になった。

自分は彼を愛している。

この気持ちを元に戻す方法は

何もない!

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ジョン・アシュトンが

こんなに最低の男だったなんて!

彼は、ローラとイアンと自分が

三角関係だと戯言を言っているけれど

ジョン・アシュトンが勝手に

ローラに横恋慕しているだけしょう。

ローラは、かつての彼との間の感情を

美しいと思っていたのに、

彼と恋人同士だったことを

悔やむのでは?と思うくらい、

彼の言葉は酷かったと思います。

おそらく彼は弁護士という職業上、

相手に勝つためには言葉を選ばず、

揚げ足を取ったり、

相手を侮辱する言葉を使うことが

頻繁にあるのではないでしょうか。

でも、その手をローラに使ってはダメ。

ローラの心を取り戻すために

イアンだけでなく

ローラまで侮辱するなんて愚の骨頂!

でも

ジョン・アシュトンの言葉のおかげで

ローラのイアンへの気持ちが

確固としたものになったので、

その点だけはジョン・アシュトンを

褒めてあげたいと思います。