自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 282話 外伝 20話 ノベル ネタバレ 先読み ハインリが望む愛を与えたいナビエ

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外伝20話 恋の妙薬を1本欲しいと言ったナビエですが・・・

◇ダルタの調べもの◇

宮殿で暮らすようになってから

4日目

ダルタは、他国の孤児院についても

西大帝国で調べることができると聞き

早速、宮殿の図書館へ行って、

調べましたが

デで始まる孤児院は

数えきれないほど多く

ダルタは頭がおかしくなりそうでした。

 

彼女は習慣のように

ブレスレットを眺めました。

 

一体、私は誰なのか。

 

考えが詰まるたびに

ブレスレットを眺めていたせいか

ダルタは、そこに刻まれた紋様を

紙に書けるくらい覚えていました。

 

ふとダルタは、

国別貴族の家紋が紹介された本を

見かけたことを思い出しました。

 

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ナビエは、

ハインリの一族の青年クロウから

ダルタが暇さえあれば本を探している。

初めは、社会福祉関係の書棚を

探していたけれど

今は社交界の書棚を探していると

報告しました。

 

身分も正体もわからないダルタが

その類の本を探していることを

ナビエは変に思いました。

彼女は、引き続きクロウに

ダルタの監視を指示しました。

◇ダルタの行動の理由◇

しかし、ダルダの行動の理由について

思いがけない人が

答えをくれました。

 

ナビエはエベリーと食事をしている時に

 

ダルタには妹がいて

自分だけ養女になったので

孤児院にいる妹を探している。

手がかりは、

ダルタが孤児院に預けられた時期と

ブレスレットだけ。

最初は孤児院について

調べていたけれど

今は、ブレスレットに刻まれた

紋様を調べている。

 

とエベリーに教えてもらいました。

 

ナビエは、

ダルタのおかしな行動について

理解できました。

もしかしたら、彼女は

逃亡犯罪者か逃亡奴隷に

育てられたのではないかと

思いました。

 

エベリーは、自分が魔法使いだと

知られると

不都合があるかもしれないので

ダルタには、自分が

魔法使いのエベリーであることは

話していないと

ナビエに話しました。

◇ブレスレットの紋様◇

ナビエは、

ダルタがどうやって

魔法を身につけているか

聞きたいのと

妹探しも少し手伝おうと思い

彼女を執務室へ招きました。

 

ダルタはナビエが苦手なのか

部屋へ入った時から

固まっていました。

 

魔法をしっかり学んでいるかの

ナビエの問いに

ナビエの忠僕になるために

最善を尽くして努力していると

答えるダルタに、ナビエは

 

私の忠僕になる必要はなりません。

あなたの人生のために

使いなさい。その人生の中に

私を裏切る計画がなければよいです。

 

と言いました。

それを聞いたダルタは

目を見開きました。

 

彼女の目が大きくなった理由について

ナビエは、

自分の言ったことが嬉しかったのか

何か心に刺さるものがあったのか

それとも、その両方かと

考えていました。

 

ナビエは、ダルタに

家紋を調べているのかと

尋ねました。

 

ダルタは誰に聞いたのかと

ナビエに尋ねると

ナビエは、

四方に自分の耳があると

冗談を言いましたが

ダルタは自分が

監視されているのではと言って

怖がりました。

 

ナビエはダルタに

紋様を見せてと言うと

彼女はナビエにブレスレットを

渡しました。

 

ダルタは、

 

本に出て来たすべての家紋を

見たけれど

同じものはなかった。

適当に書いた模様のようだ。

お店で買った、

ただのブレスレットかもしれない。

 

と言いました。

 

ナビエは、本にすべての家紋が

書かれているわけではないと

ダルタに伝えました。

 

ナビエは、

ブレスレットに刻まれた紋様を

注意深く見ました。

 

彼女は西大帝国のほとんどと

東大帝国のすべての家紋を

覚えていましたが

ブレスレットの紋様は

そのどちらでもありませんでした。

しかし、少し見覚えがありました。

 

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ナビエは、東大帝国にいた時に

その家紋を見たことがある。

けれども、東大帝国の貴族や

没落貴族ではないので

貴賓として訪れた貴族の中に

その紋様を持つ

家門があるかもしれないと

ダルタに話しました。

 

◇家族◇

その話をダルタから聞いた

エベリーは

目を丸くして

 

東大帝国の貴賓の中に

お姉さんの両親が

いるかもしれないの?

 

とダルタに尋ねました。

 

エベリーはダルタのことをお姉さんと呼んでいます。

 

ダルタは、それを否定して

実の両親ではなく

その家門の人がいたかもしれないと

エベリーに答えると

彼女は、その人たちが

ダルタの両親の可能性があることを

指摘しました。

 

予想外のエベリーの言葉に

ダルタは目をパチクリさせました。

 

妹が困っていたら

助けてあげようと思って

探していたのに

妹だけでなく

両親も見つかるかもしれない。

彼らが貴族であれば

養母をないがしろにするようで

嫌だなとダルタは思いました。

 

そして、東大帝国を

貴賓として訪れた人は

デで始まる孤児院よりと

多いと思い

探すのは難しいのではと思いました。

たとえ見つけられたとしても

その情報を

自分は見ることもできないのではと

ダルタは言いました。

 

エベリーは、そのような情報を

閲覧できる人と

親しくなれるかも、

ダルタがすごい魔法使いになったら

親しくなりたいと思う人が

1人や2人ではないと思う、

すでに親しい人がいるかもしれない、

と言うと

 

ダルタは、それは絶対にないと断言し

エベリーにからかわないでと

言ったので

エベリーは不機嫌になりました。

 

エベリーは自分のことを言ったのだと思います。

ダルタの言葉で

エベリーは機嫌を悪くしたのに

ダルタは、

エベリーが冷たい物を食べ過ぎて

お腹が痛いのではと

心配してくれました。

 

エベリーは、後で

ブレスレットの紋様について調査をして

結果を伝える時に

自分の正体を

明かそうかなと考えました。

 

エベリーはダルタを

許してあげようと思い

エベリーの身体を気遣い

心配してくれているダルタに

手を振りました。

 

そして、話題を変え

マスターズ卿を知っているかと

ダルタに尋ねました。

 

ダルタは暗い顔で

知っていると答えました。

母親の敵なので

忘れるはずがありませんでした。

 

マスターズは

生け捕りにした

常時泉のやっかいな盗賊を

連れ帰り

何日か宮殿に滞在すると

エベリーは話しました。

 

ダルタは顔が真っ青になり

テーブルの下で

拳を握りしめ

誰を生け捕りにしたのかと

考えました。

 

今度はエベリーが

ダルタを心配しました。

 

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◇ナビエの愛の悩み◇

カフメン大公にもらった

恋の妙薬のことで

ずっと悩んでいたのが

顔に現れたのか

ナビエを心配するハインリに

彼女は悩みなんてないと言いました。

 

けれども嘘がばれると思い

月大陸連合のことで

気になることがあると

ハインリに伝えました。

 

けれども、ハインリは

 

違うと思う。

 

と言ったので、ナビエは

鋭いなと思いました。

 

ナビエは、深刻な悩みではないので

安心するようにと

ハインリに伝えました。

 

ナビエは、

ハインリが時折見せる

ナビエを渇望するような目が

気になるだけでした。

 

自分が横にいるのに

なぜハインリが

ひもじそうな目をするのか

知りたいだけでした。

 

ナビエは

 

私の愛はハインリが望むほど

熱くないのだろうか。

私は、ハインリを

本当にたくさん愛しているのに

ハインリには、

私の愛が足りないように

見えるのだろうか。

 

と気になっていました。

 

カフメン大公の話によれば

恋の妙薬を飲むと

人が恋に落ちた時に

現れる症状に似たものが

具現されるとのことでした。

 

ナビエは恋の妙薬を飲むことで

自分の愛に情熱が足りないのか

わかると思いました。

そして、

ハインリが自分を愛する心で

ハインリを愛したら

どんな感じになるか気になりました。

 

どんな悩みでも

あなたの力になる。

だから一人で悩まないで。

 

というハインリに

ナビエは

食事は済ませたかと

尋ねました。

 

真剣にナビエのことを心配していた

ハインリは拍子抜けしました。

 

まだ少し残っていると

答えるハインリにナビエは

お腹が空いているかと尋ねました。

 

なぜ、ナビエはそんな質問をするのか

ハインリは怪訝そうな顔をしました。

そして、半分ほど料理が残っている

ナビエの皿を見て

 

口に合わなければ、

他のものを持ってこさせるか

私が作ってあげましょうか?

 

とハインリは提案すると

ナビエは、

 

そうではありません。

お腹が空いていなければ・・・

 

と言って、夫婦の寝室を

チラッと見ました。

 

ハインリは眉を吊り上げると同時に

口の端を上げました。

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◇恋の妙薬を飲む◇

右側には恋の妙薬。

左側には、万が一のために

解毒剤が3本ありました。

 

ナビエの寝室には誰もいないし

夫婦の寝室には

ハインリしかいないので

ナビエは完璧だと思いました。

 

初め、ナビエは恋の妙薬を

丸ごと1本飲むつもりでしたが

カフメン大公のように

副作用が起こりうるので

ティースプーンで

少しだけ飲むようにと

彼からアドバイスを受けました。

 

ナビエは、

カフメン大公の言った通りに

恋の妙薬を飲みましたが

何の変化もありませんでした。

 

目が合うと効果があると

カフメン大公が

言っていたのを思い出し

ナビエは深呼吸をして

夫婦の寝室のドアを開きました。

 

ハインリはバスローブを着て

膝の上に本を開いて

ベッドに座っていました。

 

ハインリが顔を上げようとしたので

ナビエは、目をつぶるように

指示しました。

 

ナビエは彼の前へ行き

ハインリの顎を指で持ち上げました。

 

金色の睫毛が

プルプル震えているのを見て

ナビエは固唾を飲み

ハインリに目を開くように囁きました。

紫色の瞳が現れました。

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最後のシーンで

ハインリのドキドキ感が

リアルに伝わって来ました。

 

ナビエは頭の良い人なので

恋も理屈で

考えてしまいますが

そんなナビエも可愛いと

思います。

 

ハインリは、

ナビエが忙しすぎるので

もっと構って欲しいのか、

ナビエは自分よりも

仕事の方が大事だと思っているのか

ナビエがハインリへの愛を

あまり口にすることがないので

寂しいのか、

もっと2人だけの時間が欲しいのか

 

早くハインリの不安が

解消すると良いのにと思います。

 

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