2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
613話 ラティルは百花から衝撃的な報告を受けました。 ◇初代ロードの話◇ 家族の殺害と聞いて、ラティルは、 すぐには理解できませんでした。 ギルゴールが、 誰かの命を奪ったというのか。 いや、そうではない。 ギルゴールが命を奪ったのなら、 堕落したの…
612話 ラティルが待ちに待った百花が帰って来ましたが・・・ ◇話の前に風呂◇ 百花は、 調査はした。 しかし、伝説のような話なので、 少し、非現実的に聞こえる部分も多く、 誇張された部分も多かった。 それに、全体的に 内容がそんなに良くなかったと 話し…
611話 ギルゴールはシピサとピクニックをするのを楽しみにしていましたが・・・ ◇鬼ごっこ◇ シピサは? ギルゴールは、 いつもより浮かれた声で尋ねました。 ラティルは、 訳もなく恥ずかしくなりました。 シピサを捕まえてでも、 引き止めて おくべきだった…
610話 タッシールの侍従の行動を怪しんだクラインは、彼の後を付いて行くことにしました。 ◇もしかして知っていた?◇ クラインは、 アクシアンだけを連れて こっそりロープの後を 付いて行きました。 もしかするとロープが 他の誰かに会うのではないかと 思…
130話 ルーとカルロイは祭りで国民の前に立ちました。 国民の前に立つルーの前で、 水を使った魔法が 繰り広げられました。 ルーはボーッとした目で、 それを見ていると、 カルロイは、 ミレニンが必ず手紙を書けと 言っていたと話しました。 ルーは、ミレニ…
609話 大臣たちはラティルの代わりとして、レアンを引っ張り出そうとしています。 ◇落ち込む陛下?◇ ラティルは、 彼らが自分を見舞いに来たのか、 それとも、 精神を病ませようとしているのかと 本気で聞いてしまいました。 ここまで言われると、 本当に気…
608話 ラティルはゲスターに、彼とダガ前公爵の繋がりを断ち切ることができるかと尋ねました。 ◇やはりアロマ◇ ゲスターは、 ダガ前公爵との繋がりを 断つことはできない。 彼は自分に操られていることすら 知らないと答えました。 ラティルは、 その話は前…
607話 トゥーラとヘウンはラティルにアイニを助けて欲しいと訴えました。 ラティルは、 ヘウンにまで頼まれたので、 ひとまず優しい声で、 それは気の毒なことだ。 と言いました。 平然と話しているように 聞こえましたが、心の中では当惑し、 この人は一体…
606話 私のウサギはどこに行ったの?と尋ねるラティルに、ゲスターは、そのウサギは私なの?と聞き返しましたが・・・ ◇同じ初めてなのに◇ ラティルは、またゲスターの言葉が 短くなったような気がして 困惑した顔で、彼を見つめました。 ただ短くなったので…
605話 ゲスターは自分も抱いて欲しいとラティルに訴えました。 ◇よく分からない人◇ 自分と二人だけになったら 一緒に寝ろと、トゥーリが 焚きつけたに違いない。 ラティルは、ゲスターの後ろで 小言を言うトゥーリを思い浮かべて 舌打ちしました。 トゥーリ…
604話 1人で寝ようと思っていたラティルのベッドの上に、クラインとゲスターがいました。 ◇川の字◇ ラティルは、 二人とも帰らせようと思い クラインとゲスターを 交互に見つめました。 しかし、二人の表情を見ると、 口が開きませんでした。 疲れているの…
603話 ロルド宰相は、何を伝えに来たのでしょうか? ◇告発されたダガ公爵◇ ロルド宰相はラティルに、 今、カリセンで 騒ぎが起こっているようだと 伝えました。 ラティルは、 騒ぎとは、怪物のことかと 尋ねました。 ロルド宰相は、 半分くらいはそうだと答…
602話 サーナット卿は、シピサに側室のことを聞かれて困ってしまいました。 ◇皇帝の好きなもの◇ サーナット卿は、 皇帝と長く付き合っているのは 事実だけれど、そのような内情は、 いくら自分が陛下の最側近でも 分からないので、 直接、皇帝に聞くようにと…
129話 外伝4話 ルーはお茶の席で、ヘイジー伯爵にさりげなく皮肉を言うので、彼の顔色が暗くなりました。 ルーは、 当然、そうだったと思うけれど、 ヘイジー伯爵は両親と 仲が良かったのかと 笑顔で尋ねました。 彼は、おどおどしながら、 平凡に、普通に育…
601話 ギルゴールの信じられない質問とは? ◇質問◇ お嬢さんは、 自分の子供の命を奪うことが できますか? と、ギルゴールは、 ラティルに尋ねました。 彼女は驚いて、 いいえ! 世の中にそんな狂った親が どこにいるんだ! と叫びましたが、考えてみれば、…
600話 シピサの顔を見て、側室たちは固まりました。 ◇そっくりな顔◇ サーナット卿を含め、すべての側室は シピサの顔を見るや否や、 彼の実父が誰なのか、 すぐに察知しました。 分からないわけがありませんでした。 シピサの顔に、ギルゴールの息子と 書か…
599話 バニルは、他の側室たちにも髭を付けたらどうかと提案しました。 ◇アクシアンの名案◇ その言葉にクラインが いい考えだ! と叫ぼうとした瞬間、アクシアンは、 バニルの頭はおかしいのではないかと 言いたげな口調で、 どうやって、そうするつもりなの…
598話 クラインは毛の束を、髭にすると言いました。 ◇髭を付けた理由◇ 毛の束について、 クラインに質問したバニルは、 想像以上の答えに、 気絶しそうになりました。 髭を付けると聞いただけでも 驚いたのに、髭を付ける理由が ただ、雰囲気を変えるためで…
597話 ラティルはギルゴールに、あの子が来ると言われました。 ◇変な名前◇ あの子って? うちの子。 ラティルは3秒ほど経ってから ようやくギルゴールの言葉を理解し びっくりしました。 議長が連れていたあの子? そう。 いつ?いえ、それよりも どうして…
596話 タッシールはラティルに、自分を皇配にする気はあるかと尋ねました。 ◇秘書を置かない理由◇ ラティルは、 そんな当たり前のことを聞くのかと 呆れて問い返すと、 タッシールは、 しばらく驚いた表情をしましたが、 すぐに満腹の狐のように笑いました。…
595話 タッシールの部屋を訪れたラティルは、彼が倒れているのを発見しました。 ◇役に立たない侍従◇ ラティルは、 急いでタッシールを抱き上げながら 宮医を呼べと叫びました。 そして、タッシールをベッドに 寝かせると、額と首筋に 指を当てました。 体温…
128話 カルロイはルーを抱いて寝室へ走りました。 翌朝、ベッドの上で 目を覚ましたカルロイは、 また、ルーに負けてしまった。 宮殿の人たちは、ルーが心が広くて 感情の起伏が大きくなく、 率直で、人を煩わせことがないと 言っているし、 メアリーも、 ル…
594話 アトラクシー公爵に、どのような案があるのでしょうか? ◇二人で協力◇ ゲスターを訪ねるようにと ラナムンに言った アトラクシー公爵は とても良い意見を提示した自分に 満足しているといった顔で 息子を見ました。 一方、ラナムンの表情は 水を浴びせ…
593話 クラインの血を思わず舐めてしまったラティルに、クラインは・・・ ◇変化への適応◇ クラインは、ラティルに もう血を吸うのかと尋ねました。 ラティルは、クラインの質問に 急いで首を横に振り、 そんなはずがないと答えました。 しかし、クラインは簡…
592話 ヒュアツィンテがラティルに結婚を申し込んだことを聞いて、クラインは怒りまくっています。 ◇激しい怒り◇ バニルはクラインを 落ち着かせようと思い、 慌てて、後ろから彼を掴みましたが、 バニルは 最低限の運動しかしない人であり、 一見、遊んでい…
591話 カリセンの使節団がタリウムへ向かっていることを、ラティルはロルド宰相から聞かされました。 ◇想いが込められた手紙◇ ラティルは戸惑いを隠すために、 口元を擦りました。 実際、カリセンから 使節を送って来たからといって、 そんなに驚く必要は あ…
590話 ラティルが浄化されるかどうか試すために、ラティルとザイシンは口づけをすることにしました。 ◇誕生日のプレゼント◇ ロマンチックな雰囲気は どこへ行ってしまったのか。 ザイシンの答えは とても健全で雄々しいものでした。 ラティルは、 彼の明るい…
589話 突然、カリセンから、ラティルとヒュアツィンテの結婚話が舞い込んできました。 ◇他言無用◇ ラティルは、カリセンの宰相が 何とも言えない目で、しきりに自分を 見つめていたことを思い出しました。 あの非常事態の中、 ヒュアツィンテと自分の話が出…
127話 ルーはカルロイに、会議で何か悪い事でもあったのかと尋ねました。 カルロイは否定しましたが、ルーは、 嘘だ。 入って来た時のカルロイの顔を見て 何かあったと思ったと指摘しました。 カルロイは、 疲れていて、そのような顔をしていたと 言い訳をし…
588話 クラインは誕生日のプレゼントに、皇配の席を要求しました。 ◇時間は効率的に使いたい◇ クラインは、 ラティルが渋い表情で見つめても 屈することなく、 なぜ、そんな顔をしているのか。 自分は皇配の席に ふさわしくないと考えているのかと 尋ねまし…