自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた 128話 外伝3話 ネタバレ ヘイジー伯爵をお茶に招待するルー

 

128話 カルロイはルーを抱いて寝室へ走りました。

 

翌朝、ベッドの上で

目を覚ましたカルロイは、

また、ルーに負けてしまった。

宮殿の人たちは、ルーが心が広くて

感情の起伏が大きくなく、

率直で、人を煩わせことがないと

言っているし、

メアリーも、

ルーに仕えるのは

難しくないと言っているし、

ジェインも、ルーのような人は

どこにもいないと言っているし、

ゴルテンも、

ルーが遠回しに言うのを

見たことがないと言っていました。

 

でも、自分が思うに、

ルーは、いつも自分を

からかうことばかり考えているし

昨日もプレゼントをもらえなくて

残念そうなふりをして、

人を困らせておきながら、

ベッドに行きたいと言う。

自分にだけ言っているから

気分はいいけれどと考えていると

目を覚ましたルーはカルロイに

そんな顔をして何を考えているのかと

尋ねました。

 

カルロイは、

ルーのことを考えていたと答え、

彼女の額にキスをしました。

ルーは笑いながら、

「また、そうだ」と言いました。

カルロイは、

なぜ笑うのか。

ルーは自分のことを考えないのかと

聞き返しました。

 

ルーは、

実は、カルロイが自分を見る時に、

これ以上、悲しい顔をしないで

欲しいと考えた。

傷痕が残っていても、

もう痛くはないからと

返事をしました。

 

カルロイは何も言わずに

ルーの手にキスをしました。

ルーは、

カルロイが自分を見て悲しむことが

彼の傷痕なのだろうかと考えました。

そして、ルーは

彼の傷痕の痛みがなくなるには

思ったより多くの時間が

必要なのかもしれないと思いました。

 

ルーは、

少し考えてみたけれどと呟くと

カルロイは、

考える余裕があったのか?

そうは見えなかったと返事をすると、

ルーはカルロイの頬をつねりました。

痛がるカルロイ。

 

ルーは、再び、

少し考えてみたけれどと前置きをして

自分が直接、ヘイジー伯爵に

会って見なければならないと

言いました。

 

カルロイは、

ヘイジー伯爵は話が通じないから

言葉を交える価値がないと

反対しましたが、ルーは、

彼が自分のことを

心配して言っていると

騒いでいるそうなので、

自分が直接会わなければいけないと

言いました。

 

それから、ルーは、カルロイが、

モルトン卿のことを言及して、

ヘイジー伯爵を黙らせたと

言っていたよねと確認すると、

ヘイジー伯爵とモルトン卿夫妻を

招待して、庭でお茶でも一杯、

飲まなければならないと言いました。

 

カルロイは、

ルーが望むなら、

当然、そうしてもいいけれど、

でも、本当にあいつは・・・

と言って、ため息をつきました。

そんなカルロイの頬に

ルーはキスをしました。

 

続けてカルロイは、

ヘイジー伯爵に悪口を言いたいのなら

いっそのこと自分がルーの言葉を

あいつに伝えると言いましたが、

そのカルロイの唇にルーは

キスをしました。

そして、ルーは、

このことに全く気を使うなという

ことではない。

その代わりに自分は、

自分がすべきことを、

しなければならないと言って

カルロイの上に乗ると、

両腕を伸ばして、

彼の胸の上に手を置き、

彼を見下ろしました。

カルロイは顔を真っ赤にして

少し待って、

落ち着いてと言いましたが、

ルーは彼の唇にキスをしました。

そして、頬を染めながら笑顔で

「ダメ?」と聞きました。

カルロイは焦り、

顔が真っ赤なままでした。

ルーは彼の胸を指でなぞりながら

「ダメ?」と聞きました。

 

カルロイはルーを

リリアンと呼ぶと、

彼女を離しながら、

分かったから止めてと頼みました。

 

ルーは、カルロイが

すごく喜んでいたみたいなのに

おかしいと言って笑いました。

カルロイは、顔が真っ赤なまま

良かったと言いましたが、

だから問題なんだと思いました。

 

カルロイは、

ルーの望み通りにするように。

代わりに一つだけ、

日付だけは自分に決めさせてと

頼みました。

ルーは、分かったと返事をしました。

 

それから、ルーは、

どこかに急ぎの伝言を送る時は、

人を使わずにカルロイ自身が

行ってもいいと話しました。

カルロイは「なぜ?」と聞くと、

ルーは、昨日、カルロイが

誰よりも早く走っていたからと

答えました。

 

「何だって?」と叫ぶカルロイ。

ルーは笑いながら、

くすぐったいと言いました。

数日後、ルーは庭で、

ヘイジー伯爵とモルトン卿夫妻を

待っていると、

そこへキアナとクライド卿が現れたので

ルーは驚きました。

 

ルーはキアナに

いつ来たのか。

いえ、それよりも、

まだ来る時ではないのに

どうして来たのかと尋ねました。

 

キアナは、

まだ来る時ではないけれど、

皇帝に呼ばれたら、

来ないわけにはいかないと答えました。

ルーは、だからカルロイが

この日に決めたんだと思いました。

 

ルーは、

ミレニンが許してくれたのかと

尋ねました。

キアナは、

実は、最近、マハの皇帝は

自分に気を遣う余力がない。

ベルニの末の王子の命を奪わず、

生かしておいたけれどと

耳打ちすると、ルーは、

それは自分も聞いたと返事をすると

なぜ、キアナが耳打ちするのかと

不思議に思いました。

 

キアナは、この頃、ミレニンが

その王子を手懐けようとしていて

少し正気ではない。

しかも、その王子も性格が手強いので

宮殿に静かな日がないと説明しました。

 

過程は平凡ではないけれど、

ミレニンは、その王子に

ハマったのだとルーは考えました。

 

そうしているうちに、

モルトン卿夫妻が到着しました。

彼らがルーに挨拶をすると、

彼女はモルトン卿夫妻が

来てくれたことにお礼を言い、

キアナとクライドを二人に

紹介しました。

モルトン卿は、

クライドに挨拶をしました。

 

キアナは、

話は皇帝から一部始終聞いた。

偏見を打破するために、

ヘイジー伯爵をどのように扱うか

話し合おうと提案して

拳を握りしめました。

モルトン卿も拳を握り締めて、

偏見打破、いいですねと

同意しました。

そんなキアナをクライド卿は

頬を染めて見つめ、モルトン夫人は

冷や汗をかきました。

ルーは、お互いに気が合って

良かったと思いました。

 

そして、

ヘイジー伯爵もやって来ました。

ルーとキアナとクライド卿と

モルトン卿夫妻に見つめられ、

立ちすくむヘイジー伯爵。

彼は緊張しながら、

ルーに自己紹介をし、

お茶に招待されたことを光栄だと

告げました。

 

ルーは、

是非、ヘイジー伯爵と話がしたくて

招待したと言って、

彼が招待に応じてくれたことに

お礼を言いました。

ヘイジー伯爵は、

ルーが呼んでくれたことが光栄だと

謙遜しました。

 

ルーは、昔からヘイジー伯爵が

モルトン卿を慕っていると聞いて

このような席を設けてみたけれど

大丈夫かと尋ねました。

ヘイジー伯爵は「は、はい」と

返事をしました。

 

それから、ルーは、

ミロナ伯爵夫妻(キアナとクライド)を

突然、招待したけれど、

少し理解して欲しい。

マハの事情を

よく知っている人たちなので、

ヘイジー伯爵の事業に役立つだろうと

言いました。

ヘイジー伯爵は「はい」と返事をし、

とにかく知り合っておいても

悪いことはない人たちだから、

あまり負担に思わないでおこうと

思いました。

それから、ヘイジー伯爵は、

自分のために、

このような場を用意してくれたことに

感謝していると言うと、ルーは、

立っていないで座るようにと

言いました。

ヘイジー伯爵は、

マハの皇帝はミロナ伯爵夫人を

とても気に入っているようだ。

皇帝からの贈り物が本当にすごいと

感嘆しました。

キアナは、フフフと笑いながら

「そうですか?」と聞きましたが

それでも、故郷というのは何なのか。

マハで、はるかに良い待遇を

受けているけれど、

いつもクロイセンに

戻りたいと思っていると話しました。

 

ルーは、自分もそうだったと思う。

二度とデルア公爵のいたクロイセンに

足を踏み入れたくないと

思っていたけれど、

このように、プルトゥに

戻って来たのだからと言いました。

 

キアナは、

皇后が経験したことに、

自分たちのことを例えるのは

どうかと思うと言いました。

ルーは、

時には生まれて来なければ

良かったと思うことも

あったと思うと言いました。

 

ヘイジー伯爵は、

雰囲気がおかしくなったと

戸惑っていると、ルーは、

誰かは自分がデルアの娘だから

問題だと言うし、

誰かは、嫡子ではないから

問題になると言うので、

どうすればいいのか分からないと

言いました。

ヘイジー伯爵は顔色を暗くして

下を向きました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

完全にルーの手玉に取られている

カルロイが可愛いと思いました。

そして、いとも簡単に

カルロイを篭絡するルーが

悪人でなくて

本当に良かったと思います。

もしも、

ルーがデルアの思い通りに動き、

なおかつ、カルロイが

ルーを愛していたら

クロイセンはデルアのものに

なっていたと思います。

 

ルーは嫌がるかもしれませんが、

彼女は顔だけではなく、

策略家な点も、デルアに

似ていると思います。

 

f:id:myuieri:20210206060839j:plain