2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧
101話 ティニャはカルロイに、一度ルーに会って来いと叱りつけました。 ティニャは、 ルーが皇后を退くという話をしても カルロイは平気な様子だったので、 何も言わないでいたら、 毎晩、皇后宮へ来て、 自分を憐れんでいるなんて 何をやっているのかと 叱…
396話 アニャドミスはカルレインを捕まえに行くことにしました。 ◇賭け◇ 今、ハーレムにいる側室は6人。 残された祭りの日数は1日。 ハーレムの会議室に、 6人の側室たちは侍従を連れて 明け方から集まっていました。 下男たちは、 朝食用の軽食を彼らの前…
104話 浅井は恵美に、娘のためにも、刑務所の中で元気に過ごした方がいいと思うと言いました。 恵美は、 璃香から連絡がないので、 本当に彼女に何かあったのか。 一体、どうなっているのかと 心配しましたが、 それでも、璃香のお腹の中には 子供がいるので…
395話 黒魔術をかけられていた時のクラインの記憶があることがバレてしまいました。 ◇嘘◇ 皇子様、私が、 おぶって差し上げましょうか? 後ろから、クラインをからかう タッシールの声が聞こえてきました。 ラティルは 木に馬を縛りつけている紐を わざとゆ…
394話 相変わらず兵士たちは、黒魔術の影響を受けています。 ◇イヤリング◇ ラティルは馬を引いて 東門に向かう途中、 まだ兵士たちが右往左往し、 互いに相手に向かって 変な言葉を吐き出している所へ 到着しました。 ラティルは舌打ちをし、 さっさとそこを…
393話 アナッチャを見つけたラティルは彼女を追いかけます。 ◇捕まりたくない◇ 狂ったように馬を走らせてくる ラティルの姿は、アナッチャには 凶暴な悪鬼のように見えました。 なぜかラティルが乗った馬は 彼女同様乱暴で 速度も速いように感じられました。…
392話 タッシールはアナッチャたちの居場所を突き止めましたが、ラティルと一緒に入るか、1人で入るか、他の側室たちと入るか悩んでいます。 ◇狐が増殖◇ タッシールは悩んだ末、 カルレインを呼んで 一緒に行くことにしました。 彼は強さに自信があるので、…
外伝67話 ナビエはソビエシュが本当に変だと思っています。 ナビエは心から ソビエシュの状態がおかしいと思い、 彼の様子が昨日から変だ。 少し体調が悪いのではないかと 遠回しに尋ねました。 ソビエシュは、 ナビエの手が触れた頬に 自分の手を乗せました…
391話 ラナムンはクラインの邪魔をするために、カルドンを送り出しました。 ◇邪魔者◇ クラインの視線に気づくと、 ラナムンは短剣で 「乾杯」のジェスチャーをしました。 クラインはカッとなり、 ラティルに告げ口しようとしましたが すでにラナムンは人波の…
390話 ラティルは本気で赤ちゃんを持つことを考え始めましたが・・・ ◇好色な皇帝だから◇ 翌朝、ラティルは太陽を見ると 恥ずかしくなって、 手で顔を覆いました。 そして枕をポンポン叩いた後、 枕を抱きしめて ベッドを転がりました。 顔を洗って廊下に出…
100話 ルーはこれからも生きて行こうと思うなら、皇后として生きていくことはできないと思いました。 ついに聴聞会も終わった。 ベルニの王の陰気臭い顔を見るのが どれだけ苦痛だったことか。 戦争の話で震えあがっている様子は とても面白かったけれどと …
389話 聖騎士たちの制止を振り切り、百花は洞窟の中へ入って行きました。 ◇ロードへの失望◇ 洞窟の中を歩き続けていると、 「誰だ?」と尋ねる声が 聞こえて来ましたが、 質問に答える暇もなく、 速いスピードで何かが飛んで来たので 百花は剣で、 それを叩…
103話 智彦に婚姻届を出そうと言われました。 「婚姻届?」と 聞き返す麗奈に智彦は、 これ以上、先に延ばさず、 麗奈と本当の家族になりたいと 言いました。 麗奈は、 まだ自分たちの未来は どうなるか分からないし、 死ななければならない1人が 自分だと…
388話 広場の壇上にトゥーラの頭がかけられていました。 ◇収拾◇ あれは何なのかと クラインはラティルの腕をつかんで 素早く尋ねました。 どれほど驚いたのか、 彼は自然に「陛下」と 連呼していました。 ラティルは、自分の異母兄の トゥーラだと答えました…
387話 メラディムが殺人犯に疑われてしまいました。 ◇聞かれたくない話◇ ラナムンは「このバカが」と 低い声で呟きました。 ラティルは首を振り、 「それは後で」と返事をすると、 メラディムを 人通りの少ない道へ連れて行った後、 ぐるぐる歩き回り、 先程…
386話 ラティルはラナムンとメラディムと一緒に秋祭りにやって来ました。 ◇離れ離れ◇ 秋祭りの初日。 広場は人々で埋め尽くされ、 前に何があるのか見るのが 難しいほどで、その中は、 完全に迷路と化していました。 一歩、間違えると、 ラティルとラナムン…
385話 狐の仮面はアニャから、ドミスに会って欲しいと言われました。 ◇どこへ行ったのか◇ 狐の仮面は 当然付いて行くと、 少しの迷いもなく返事をしたので アニャは安堵しました。 そして、狐の仮面が来れば ドミスも落ち着くと言うと、 彼は、ドミスの状態…
384話 姿を消していたのに、クラインはグリフィンを見ることができました。 ◇見えるのか見えないのか◇ グリフィンがビクッとし、 ラティルがビクッとし、 後からクラインもビクッとしました。 そして、クラインは、 あれは、もしかして ゲスターの窓の所にい…
外伝66話 ナビエは断固としてソビエシュを拒絶しました。 ソビエシュは もっとナビエと一緒にいて、 彼女の声を聞き、 彼女の一つ一つの反応を 見守りたかったけれど、 彼が熱心に話せば話すほど、 ナビエの表情は どんどん疲れていくようでした。 それを見…
99話 会議の席で、魔法学会の会長はベルニの魔法に関する研究結果を発表することになっています。 会長は、ベルニの姫と 彼女の私生児が身に着けていた 首飾りを見せながら、 真ん中の宝石は魔力の結晶石で 遺伝で相続させることが 不可能な魔法を、 保存し…
102話 とうとう恵美が逮捕されました。 恵美は、 警察に連れて行かれる前に、璃香に 雅紀を捕まえて、 絶対にあの家から 離れるなと言い残しました。 璃香は、 何とか踏ん張らなければならないと 思いました。 そして、お腹に触れ、 この子は、必ず 雅紀の子…
ハーレムの男たち377話の ギルゴールの発言から、 盟約の内容について 推理してみましたが、 他の方からも意見を伺いたいと思い 声をかけさせていただいたところ 3名の方から、 盟約について推理していただきました。 shaoron-myanmyan 様 おさよ様 ミモザ…
383話 ラティルはゲスターに、アイニの失踪について調べてくれたかと尋ねました。 ◇アイニを救いたい◇ ゲスターは自信なさそうに 「はい・・・」と答えました。 ラティルは包帯とハサミを 救急箱に戻しながら、 「どうだった?」と尋ねました。 ゲスターはい…
382話 月楼の王子はアペラを痛めつけるために、ラナムンを利用としています。 ◇黙っている理由◇ ラティルは大神官に会うために ハーレムへやって来たところ、 意外にも、彼は タッシールとクラインと 一緒にいました。 しかも3人は、 茂みの後ろに身体を隠し…
381話 ギルゴールは対抗者の剣を持って行ってしまいました。 ◇行方不明の理由◇ 会議を終えて帰ってきたラティルは、 机の上で、 ヒュアツィンテの伝書鳩が ぐったりしているのを発見しました。 ラティルは鳥に水を与えると 足からメモを取り出しました。 な…
380話 いきなり現れたギルゴールは、怪物に変ったルイスを押さえつけました。 「坊や」という声に 集まった人々の顔は青ざめました。 また何人かは、 突然現れた正体不明の男が 一気に怪物を制圧したかと思ったら 皇帝に、馴れ馴れしく 話しかけたことでピリ…
379話 カルレインとギルゴールの様子を見に来てくれと同時に言われ、ラティルは困ってしまいました。 ◇どちらが先?◇ 去ろうとしている人を 捕まえる方を優先すべきか 頭がおかしくなりそうな人を 落ち着かせる方を優先すべきか ラティルは、 すぐには判断し…
378話 ギルゴールはカルレインにアニャの所へ行けと言いましたが・・・ ◇完全に消えるよりは◇ とんでもない。 カルレインを、あの女性に 捧げることはできないと サーナット卿は、 断固として反対しました。 ニヤニヤしながらカルレインを 見下ろしていたギ…
327話 自分たちの離婚は成立していないと、ソビエシュは大神官に訴えました。 大神官は、ソビエシュを見つめながら この離婚は、ソビエシュ皇帝が 申請したものであることを もしかして忘れたのかと尋ねました。 何人かの人々が、 一緒に小さく頷きました。 …
377話 ラティルの傷を治療するために、ラナムンは軟膏を持ってやって来ました。 ◇どちらを選ぶ?◇ ラナムンはとてもハンサムなので 目の前で彼の顔が動くと ラティルは負担に感じました。 彼はとても緊張していて、 目の前にいるだけで ラティルは心臓がドキ…