問題な王子様-ネタバレ ノベル 51話~60話 マンガ37話~46話
60話 メイドたちがエルナの悪口を言っています。 連れて行くのが 恥ずかしいのではないかと、 あるメイドが言った言葉に、 笑い声が広がりました。 そうするのも無理はない。 無駄にラルスの人たちの前で レチェンの恥を かかせることになるのだから。 毎回…
59話 ビョルンとラルスの王の会談が始まります。 「結婚おめでとう」と、 無意味な嘘を先に口にしたのは、 ラルスの国王 アソ・ハードフォートでした。 ビョルンは、巧みにその芝居に参加し お礼を言いました。 穏やかな笑顔で 同盟国の王子の結婚を祝福する…
58話 深夜、エルナは、数え切れないほどのチョコレートを食べながら、夜の海を眺めています。 深夜の海は一面暗黒で、 巨大な船体にぶつかった黒い波が 砕けるたびに、白い泡が 悲鳴のように散りました。 騒がしい昼間には気づかなかった 陰惨な音も、恐怖を…
57話 エルナはフォレスター家の招待に応じましたが・・・ 何てこと。本当に現れるなんて。 船上で開かれた、 フォレスター子爵夫人の ティーパーティーに現れた レチェンの大公妃を見た貴婦人たちは 一斉に驚愕し、 お互いの顔色を窺いました。 招待状を送っ…
56話 結局、エルナはイルカを見ることができませんでした。 エルナは眩しい日差しの中で 目を開けました。 その光の中を漂う金色の埃を ぼんやりと見つめ、 暖炉の薪が燃えていく音を 聞いているうちに、 次第に意識が戻って来ました。 眠りに落ちた瞬間の記…
55話 パーベルはエルナから手紙を受け取りました。 エルナが送って来た手紙には 王家の紋章が写っていました。 見慣れた筆跡と見慣れない印章を 交互に見ていたパーベルは、 少し虚ろな笑みを浮かべながら 手紙を下ろしました。 エルナ・デナイスタ。 なかな…
54話 ビョルンのレッスンが始まります。 エルナは、お風呂から上がると パジャマを急いで着て 化粧台の前に座りました。 メイドたちは 呼ばないことにしました。 フィツ夫人の教えに反することでしたが ここはシュべリン宮ではないので 大丈夫そうでした。 …
53話 ビョルンは、夕食は一緒に取ると言いましたが・・・ 悩んだ末、エルナは 優しく微笑みながら、 大丈夫。夕食は自分一人で食べると 落ち着いて使用人に伝えました。 ビョルンを起こすことも、 いつまでも、 エルナを待たせることもできず 困っていた使用…
52話 エルナとビョルンは新婚旅行に出発します。 新婚旅行に出かける大公夫妻を 見に来た人々が加わったため、 シュベリン港は、 いつもの倍以上の人々で 埋め尽くされました。 前妻の国へ 二度目の新婚旅行に行くという 恥知らずで厚かましい行為にも 驚き…
51話 エルナはビョルンに教えて欲しいと頼みました。 ビョルンは、思わず 笑い交じりのため息を漏らしました。 まるで預けておいたものを 取りに来たかのように 厚かましく振舞う瞬間にも、 エルナの頬は赤く上気していました。 頬を撫でるビョルンの指先に …