2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
27話 ラティルとクラインは一緒に朝食を取ることになりました。 ◇真剣な話◇ ラティルがクラインを連れて 食堂へ入ると、 待機していた宮廷人たちは 驚きの目配せをしました。 あれだけ追いかけたから、 とうとう一緒に来たなという 目つきでした。 彼らが何…
26話 クラインにヒュアツィンテのことを聞くことにしたタッシールでしたが・・・ ◇欲深い兄◇ クラインは、 皇帝が怒鳴りつける中、 自分に目で合図をするという、 それとなく可愛いことをしたのを 思い出して笑いました。 渋々、手でハートの形を作ったら、 …
25話 ゲスターはラナムンに無視されてしまいました。 ラナムンが通り過ぎても、 地面に生えている草を 見下ろしているゲスターに 彼の侍従トゥーリは、 ラナムンが行ってしまったことを 伝えました。 ゲスターは知っていると答えました。 ゲスターの力ない姿…
24話 父親を殺したのはお前だと書かれた手紙を受け取ったラティルは・・・ ◇ラティルの怒り◇ ラティルは舌打ちをしました。 こんな畜生見たことがある? ラティルは、皇帝になって以来、 最大限、 厳しく育てようとした忍耐心が ぽっきり折れて、 下品な悪口…
23話 嫉妬心を刺激されたと素直に告白したクラインでしたが・・・ ◇空のような瞳◇ ため息をついたクラインは 首を横に振り、 真っ青な目でラティルを見ました。 晴れた日の空のように、 澄んできれいな目でした。 ふとラティルは、 空はとても広くて果てしな…
22話 ラティルはカルレインの所へ行くことにしました。 ◇待っていた男◇ ラティルは部屋の中を 15分ほど歩き回った後、 廊下へ出ました。 夜風は涼しく、 虫の鳴き声があちこちから 聞こえてきました。 人工湖を通り過ぎる時、 水のせせらぎが聞こえました。 …
21話 ラティルとゲスターが手をつないで歩いているの見たタッシールは・・・ ◇陛下の好み◇ 一体、一日で どんな手を使ったのだろうか? ラティルとゲスターがいなくなると ヘイレンはタッシールを見ました。 彼は、 あれをご覧になりましたか? 一番おとなし…
お礼が遅くなりしたが 再婚承認を要求しますの 最終回の感想について コメントをくださった皆様、 本当にありがとうございます。 新たにコメントを下さった方も ありがとうございます。 私同様、このお話への皆さまの愛を たくさん感じて とても嬉しくなりま…
20話 ラナムンはカルドンに、前の晩のことを打ち明けました。 ◇禁断の恋?◇ ラナムンはため息をついて、 一体、私を見て、どうしてそのまま 眠ることができるのだろう? と言いました。 プライドが傷ついている様子の ラナムンを見て、 陛下が、あのプライド…
19話 最初に誰の所へ行くか悩んでいたラティルでしたが・・・ ◇ラナムンにする◇ ラティルは、 個人的な好奇心は後回しにして、 ラナムンの所へ行くことにしました。 侍従長は、 待機していた別の侍従に、 無言で目配せをしました。 彼は、一礼をして さっと…
マンガが再開されて、 一週間経ちました。 毎週日曜日、 ちびまる子ちゃんの時間になると もう日曜日が終わってしまう。 と憂鬱な気分になっていましたが 再婚承認を要求しますのマンガが 更新されるのが月曜日なので、 少し気分が楽になりました(笑) 今後、…
18話 いよいよ側室入宮日です。 ◇側室たちの入宮◇ 手紙泥棒に対する調査、 トゥーラが引き入れようとした 外勢についての調査、 先皇帝の暗殺犯を捕まえること。 これらが遅々として進まない中、 側室たちが宮殿に入る日が やって来ました。 窓越しに、 宮殿…
17話 2人の側室候補を偵察に行くことにしたラティルでしたが・・・ ◇タッシール◇ 翌日、 ラティルの計画を聞いた侍従長は 大騒ぎをしましたが、 ラティルは貴族の令嬢の服装で 街へ出ることに成功しました。 横から付いてくるのは サーナット卿だけ。 変装し…
16話 アナッチャが呼んでいると報告を受けたラティルは・・・ ◇一番嫌いな側室◇ ラティルは眉間にシワを寄せて 騎士を見ました。 アナッチャが自分を呼ぶのが 面倒だと思いました。 彼女が5日間飢えようが 6日間飢えようが 何の関係もないと思いました。 ラ…
15話 お前も何か言ってきたのだろう?父親の質問にラナムンは・・・ ◇何を言ったのか?◇ どうかそうだと言って。 どうかそうだと言って! そうでなければ、腹が立ちそうだ。 しかし、ラナムンは無表情で 答えませんでした。 すると、アトラクシー公爵は むし…
14話 タイミングよく現れたアトラクシー公爵の急用とは? ◇置き土産と入内の時期◇ ラティルは、 アトラクシー公爵が ラティルとクラインが 一緒に酒を飲むのを 止めに来たのではと 疑いましたが 彼が伝えに来たことは 本当に急を要する重要な事案でした。 ど…
13話 カリセンの馬車から飛び出した男を見て、驚いたラティルでしたが・・・ ◇弟を送って来た理由◇ ラティルは驚きのあまり 思考が止まってしまいました。 ラティルは、 口をボカンと開けて クラインを見ました。 まさか、ヒュアツィンテは 弟を側室に 送っ…
12話 ラティルは、ヒュアツィンテが断らないと思っていましたが・・・ ◇ラティルの怒り◇ ラティルは笑いながら 虚空を睨んでいましたが 首を横に振って、腰を伸ばしました。 怒っている場合ではない。 仕事をしなければ。 と、他の書類を手に取ると 秘書がや…
11話 ラティルからの手紙を読んだヒュアツィンテは・・・ ◇ヒュアツィンテの怒り◇ ヒュアツィンテは 何度も何度も手紙を確認しましたが 手紙の内容は変わりませんでした。 ラティルが このような手紙を送ってきたことに ヒュアツィンテは呆れ、 彼の目元に熱…
本編200話で myuieri.net ソビエシュは ラスタをナビエの所へ送れば良かったと 激しく後悔しましたが 実際に、ラスタが ナビエの所へ 送られたらどうなったのか・・・ と、8回に渡りifラスタの物語が 描かれましたが 最終回で、これは ラスタの幽霊が見てい…
外伝63話 公の場でソビエシュの子を妊娠したと話したガリヌエラにナビエは・・・ ◇衝撃◇ ナビエは、その瞬間 自分がどんな顔をしたのか わかりませんでした。 頭の中で、 蜂の群れがブンブン唸っていて 鼓膜が半分破れたかのように ウウウウと変な音がして …
外伝62話 ナビエをなぐさめようとして、鳥の姿になったハインリでしたが・・・ ◇エルギ公爵への手紙◇ ハインリが 何かを一生懸命書いているので マッケナは、 何をしているのか尋ねました。 ハインリは、エルギ公爵へ 手紙を書いていると答えました。 マッケ…
外伝61話 ナビエがベランダに出ると、そこにはハインリが・・・ ◇ベランダの二人◇ ハインリは手すりから手を離すと 意外そうな目でナビエを見て 逃げられる所は全て行きましたか? 私をずっと避けていました。 と尋ねました。 ナビエは、 ハインリが自分を中…
外伝60話 噴水で鳥が水遊びをしているのを見つけたナビエでしたが・・・ ◇変な鳥◇ 鳥は噴水の端に立ち 翼で水をはじいていましたが ナビエを見て驚いて 身体を真っすぐにしました。 ナビエは可愛いと思いました。 ナビエは、その鳥が ラスタに捕まって ギャ…
外伝59話 ハインリと会ったナビエに侍女たちは ・・・ ◇気になる人◇ ナビエが応接室へ戻ると 侍女たちは 噂のハインリ王子のことを聞きたがり 彼女の周りに集まって来ました。 棚の前に立っていたラスタも ソビエシュの方がハンサムだと 確信していたにもか…
まもなく最終回です。 いつもブログを読みに来ていただき ありがとうございます。 また、コメントをくださる方へ 感謝の気持ちでいっぱいです。 まもなく外伝も最終回を迎えます。 ifラスタの話の続きを 早く知りたい方も いらっしゃると思いますので 最終回…
外伝58話 ナビエの所へ送られたラスタは、トラブルを起こしてばかりいます。 ◇とんでもない誤解◇ ソビエシュは なぜ、急に遠い狩場へ 行ってきたのだろうか。 考えれば考えるほど おかしいので、 ナビエは仕事をしている時でも 時々、そのことを思い出しまし…
10話 ラティルはカリセンに使節団を送るように指示しました。 ◇反応が見たい◇ ラティルはブレター伯爵に 使節団の代表を任せることにしました。 ラティルとヒュアツィンテのことを 何も知らない官吏は カリセンのヒュアツィンテ皇帝は 皇子の時に タリウムに…
外伝57話 ラスタはナビエの所へ送られました。 ◇何をしていたか◇ ナビエは夕食を取るため 東宮へ行きました。 食事をしながら 最近の政治問題や 新年祭の話をしましたが デザートを食べる時になり ソビエシュは ケガをした人が きちんと治療を受けているか …
9話 ハーレムを作ると宣言したラティルでしたが・・・ ◇大臣たちの当惑◇ ラティルの言葉を聞き アトラクシー公爵の顔は 凍り付きました。 周りの人々も 彼と、さほど変わらない顔を していました。 みんな、ラティルの言葉を理解できず 気まずそうに 彼女を…