自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

マンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちのネタバレを書いています。

ハーレムの男たち ネタバレ 原作 24話 あらすじ マンガ 25、26話 汗をかかないサーナット卿とラナムンの嫉妬

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24話 父親を殺したのはお前だと書かれた手紙を受け取ったラティルは・・・

 

◇ラティルの怒り◇

ラティルは舌打ちをしました。

 

こんな畜生見たことがある?

 

ラティルは、皇帝になって以来、

最大限、

厳しく育てようとした忍耐心が

ぽっきり折れて、

下品な悪口が飛び出しました。

 

ラティルは父親が暗殺された時、

兄のレアンに会いに、

首都を離れていました。

そのために、半年間、

トゥーラに宮殿まで奪われました。

それなのに、どうして?

誰が誰を暗殺するの?

直接行動したのではなく、

背後にいたと特定されても

呆れたことでした。

 

ラティルは

父親が長く生きていればいるほど、

有利な立場にいました。

ラティルに反対していた人は、

彼女の短い皇太女の期間を

問題視していました。

これは、父親の在位期間が延びるほど、

補完できる短所でした。

それなのに、どうして

父親を殺すことができるのか。

 

ラティルは腹立ちまぎれに

手紙を破こうとしましたが、

息を吐きだし、

かろうじて手の力を抜きました。

 

こんなことで、

興奮してはいけない。

戯言に飲まれてはいけない。

 

けれども、表情から

怒りを隠せなかったので、

サーナット卿は訝しげな顔で

手紙の内容について尋ねました。

 

ラティルは、

読んだら

呆れてものも言えないと言って

手紙を渡しました。

手紙を受け取ったサーナット卿は

さっと目を通しました。

 

読んだ感想を尋ねたラティルに

サーナット卿は

 

この手紙を書いた者の首を

是非切ってみたいです。

脳には油が多いので、

刃物に良さそうです。

 

と答えました。

 

ラティルは、

 

言うことが残酷です。

とても気に入りました。

 

と言いました。

ようやくサーナット卿の口元に

笑みが浮かびました。

 

ラティルは、手紙を書いた人と、

父親の墓に落書きをした人は

同一人物ではないのでは?と

サーナット卿に尋ねました。

 

彼は、

お墓に落書きをした人が暗殺犯なら、

この手紙は矛盾していると

答えました。

 

皇帝は私が殺したという印を

墓に残しておいて、

隣に、

皇帝はあなたが殺したと言う手紙を

置いて行く。

全く正反対の主張でした。

 

ラティルはテーブルを指で叩きながら

しばらく悩んでいましたが、

どちらにしろ、調べるしかないと

サーナット卿に告げました。

彼は、

 

はい。

 

と返事をしました。

 

ところが、どうしたことか、

話が終わったのに、

サーナット卿は

部屋から出て行きませんでした。

サーナット卿は、

ラティルのそばにいるのが任務の

近衛騎士でしたが、

今いるところは

ラティルの寝室でした。

いくら近衛騎士でも、

命令がなければ部屋の中にまで、

必ずついて来ることは

ありませんでした。

 

ラティルは怪訝そうに、

サーナット卿を見上げると、

彼は、ラティルが最近、

机で仕事ばかり

しているのではないかと

心配そうに尋ねました。

 

ラティルは皇女時代から

騎士たちを追いかけ、

剣を学ぶと大騒ぎをした結果、

騎士たちと一緒に

剣術を学びました。

 

護身術程度に学ぶだろう、

適当に習って辞めるだろうという、

人々の予想に反し、

彼女は意外と才能があり、

後継者になった後も、

コンスタントに剣を振り回しました。

サーナット卿は、

その話をしているようでした。

 

ラティルは忙しいと言いました。

仮病ではなく、

実際、

処理しなければならない案件が

毎日絶えず出されました。

その上、

先帝の墓を毀損する事件まで起こり、

忙しくなればなるほど、

暇ができそうにありませんでした。

 

ラティルは、

これからも忙しいと思うと言って、

厚い書類を指差しました。

サーナット卿はそれを見て、

少し傷つきましたが、

 

ストレスを受けたでしょう。

お体をお使いになりますか?

よろしければ準備します。

 

と提案しました。

 

ラティルは、

 

剣の稽古ですか?今?

 

と尋ねました。

 

ラティルは時計を確かめると、

朝の9時30分でした。

普段の日課であれば、

9時までに公開執務室へ行った後、

夜までの間に、

重要な報告を

受けなければなりませんでした。

しかし、すでに30分が過ぎていて、

公開執務室へ行くのは

10時くらいになる。

11時からは閣議がある。

 

ラティルは少しの間、

悩んだ後、

剣の稽古をすることにしました。

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◇冷たいハンカチ◇

レイピアを握ったラティルは、

しばらく構えていましたが、

すぐにサーナット卿に突進しました。

彼は、

ラティルが遠慮なく剣を振り回せる、

数少ない騎士の一人だったので、

最初から、まともに、

剣を打ち下ろしました。

 

サーナット卿は、剣の先で

ラティルの剣をかわし、

柔軟に身体を動かしました。

目で方向が

見えないくらいの速さで、

剣が何十回も行き来しました。

訓練中だった騎士たちも、

動きを止め、

2人を囲んで歓声を送りました。

 

ラティルは

口元に微笑みを浮かべながら、

剣を振り回し、

サーナット卿が自分の方へ

剣を突き差した瞬間、横にそれて、

最後の攻撃をしました。

スピードがついていたので、

途中で攻撃を止められなかった

サーナット卿の剣が

ラティルの方へ流れました。

ここまで、

ラティルの計算通りでした。

 

しかし、

ラティルが勝利を確信した瞬間、

サーナット卿はすぐに

剣を持ち直し、

ラティルの剣を切りました。

 

彼女は、サーナット卿の剣を

防ぐことはできましたが、

力の差は大きく、

ラティルの剣は転がり落ちました。

 

畜生!

 

ぶつぶつ言っているラティルに

サーナット卿は笑いながら、

 

私が勝ったのですか?

 

と尋ねました。

 

いつもは勝っていないような

口ぶりですね。

 

ラティルは膨れっ面をして

剣を拾いました。

他の人に剣を拾ってもらうと、

剣を渡される時に

不意打ちされる危険があるので

剣を教わった時から、

このように教わりました。

自分の黒い部分が

気を付けなければいけないと。

 

サーナット卿は、

自分は剣で生きているので

ラティルに負けたら、

騎士団長は務まらないと

言いました。

 

サーナット卿の話し方は、

慰めているようで

棘がありました。

ラティルはせせら笑いながら

剣をしまいました。

 

息は弾んでいるけれど、

思う存分身体を動かしたせいか、

先程より、

気分がすっきりしました。

サーナット卿が、

剣の稽古をしようと言ったのも、

そのような理由からだろう。

お墓の件で驚いたことに気付いて、

わざと身体を動かすように誘導したと

ラティルは考えました。

サーナット卿の配慮は

いつもこのようなものでした。

 

ありがとうと言おうか。

 

ラティルは剣を触るふりをして、

そっとサーナット卿を見ました。

あんなに動いていたのに、

彼は一滴も

汗を流していませんでした。

きれいな姿だと

眺めていましたが、

目が合うと、

意地悪に笑ってばかりいました。

ラティルは、躊躇いましたが、

挨拶は省略することにしました。

いざ、ありがとうと言おうと

決意すると、

照れくさく感じました。

 

するとサーナット卿は、

ラティルが自分に

何か言おうとしたのに

言葉を飲み込んだと言いました。

 

ラティルは、違うと思うと

否定しました。

 

サーナット卿は、

 

私に良い言葉を

かけようとしてくださったけれど

やめました。

 

と言いました。

ラティルは違うと答えました。

 

彼女が否定するのが面白いのか、

サーナット卿は軽く笑い、

胸からハンカチを取り出し、

ラティルに差し出しました。

彼女はハンカチで額を拭きましたが、

あれだけ動いたのに、

サーナット卿のハンカチは

ひんやりしていました。

氷の中に入れて出した物ほど、

冷たくありませんでしたが、

あんなに動いたのに

体温が低いことを、

ラティルは不思議に思いました。

 

すると、サーナット卿は、

 

陛下が何を変だと

思っているかわかりませんが、

私の目には、

陛下が私のハンカチに

顔を擦り付けているのが

変に見えます。

ちょっと恥ずかしいです。

 

と、恥ずかしそうな顔をすることなく

言いました。

ラティルは慌てて

ハンカチを手から離しました。

 

けれども、サーナット卿は、

にやにや笑いながら、

こういうことは、

自分のいない所でやるようにと

頼みました。

 

ラティルはそうではないと

否定しましたが、

サーナット卿は、

目撃者が多すぎると言いました。

 

ラティルは、

無作為に指名した騎士に、

何か見たかと尋ねましたが、

彼は、見ていないと、

全力で否定しました。

 

サーナット卿は、

舌打ちをしながら首を振り、

 

あの騎士は、陛下といるより、

私といる時間の方が

長いということを

忘れているようです。

 

と陰険に呟きました。

 

ラティルにへつらった騎士が、

 

それでは、私は

何て答えれば良かったのですか?

 

と言いたそうな悔しい目で

サーナット卿を見つめましたが、

彼は、手加減しないという

顔をしていました。

ラティルはお腹を抱えて笑いました。

他の側室たちが何だかんだ言っても

一番気楽なのはサーナット卿でした。

気楽すぎて、

たまにイライラすることもあるけれど。

 

ふむ?

 

サーナット卿が

妙な声を出して目を細めました。

視線はラティルの後ろを向いていて、

彼の口の端が僅かに歪みました。

 

彼は、目撃者が他にもいると

言いました。

ラティルは

サーナット卿の視線の先を見ると

侍従を連れたラナムンがいました。

彼はラティルにお辞儀をしました。

 

彼女は笑いながら

ラナムンに手を振りましたが、

彼はもう一度挨拶をした後

背を向けてしまったので、

手を下ろさなければ

ならなくなりました。

 

今、すごく恥ずかしかったと言う

ラティルに、

サーナット卿は

見なかったことにすると言いました。

 

目撃者が多くて

ダメなんですよね?

 

と尋ねるラティルに、サーナット卿は

 

何も言えません。

 

と答えました。

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◇嫉妬◇

皇帝が近衛騎士団長を見て

明るく笑うと、

彼は向かい合って笑い出した。

お似合いだった。

その周りには、甚だ不愉快なくらい

明るいピンクの光が

注がれているようだった。

 

気を悪くしたラナムンは、

向きを変えると

大股で歩いて行きました。

 

皇帝とサーナット卿を見ていた

侍従は、

遅れてラナムンに付いて行きました。

 

このまま帰るんですか?

 

とカルドンは尋ねました。

皇帝と目が合ったし、

互いに存在に気付いたし、

近くに行って挨拶をすると

思ったのに、

ラナムンは遠くから挨拶をすると

背を向けてしまったので

カルドンは首を傾げました。

 

ひょっとして、ラナムンは

皇帝が手を振っていたのを

見なかったのではと思い、

カルドンは、そのことを

話しましたが、

ラナムンは知っていたから

挨拶をしたと冷たく言いました。

 

それなのに、

そのまま行ってしまうの?

 

カルドンは慌てて、

 

挨拶するだけでなく、

ちょっと行って・・・

 

と主張しましたが、

ラナムンが途中で

彼の言葉を遮りました。

 

ラナムンは、

皇帝と一緒にいたのは、

近衛騎士団長だったかと尋ねました。

カルドンはサーナット騎士団長だと

答えました。

 

ラナムンは表情が

よくありませんでした。

カルドンはラナムンの顔色を

うかがいました。

ラナムンは、

何が気に入らないのか、

氷の花のような顔に

気持ちが穏やかではないと

書かれていました。

 

カルドンは、

ラナムンのプライドを傷つけないよう、

慎重に、

 

気になりますか?

 

と尋ねました。

 

ラナムンは唇を

ぎゅっと閉じました。

 

ラナムンは気にならないはずが

ありませんでした。

2人で剣を突き合わせながら

笑って騒いで、

皇帝は、

あの男からもらったハンカチに

頬を擦り付けて、

男はなんだかんだ言いながら笑い、

周りの騎士たちは、

その姿に慣れているように、

2人を微笑ましく眺めて・・・

誰かが見たら、

必ず夫婦だと言うような姿だったと

ラナムンは思いました。

 

ラナムンの考えは、

果てしなく変な方向へ飛び出し、

想念が深くなるにつれて、

歩く速度が増して行きました。

カルドンは、

ほとんど走っていました。

そして、

突然ラナムンが立ち止まったので、

カルドンも慌てて止まりました。

もう少しでラナムンの背中に、

額をぶつけるところでした。

 

どうしたのかと尋ねるカルドンに

ラナムンは、

 

あの者のせいで、

私の誘惑に乗ってくださらないのか?

 

と言いました。そして、

 

サーナット卿はレアン皇子様の友人で、

先帝も彼を寵愛していた。

そのおかげで、自然と

ラトラシル陛下の側近に上り詰めた。

違うか?

 

とカルドンに確認しました。

 

彼は、

 

そうです。

剣術の腕前も素晴らしいと

聞いております。

 

と答えました。

 

カルドンの誉め言葉に、

ラナムンの顔色が暗くなり

不快の色がありありと見えました。

普段より冷気が漂う姿に、

カルドンは

もしかしたら、坊ちゃんは

嫉妬しているのかと思いました。

 

皇帝と近衛騎士団長が

稽古をしている姿を見るまでは、

微かに笑って

冗談も受け入れてくれたのに、

いつもの冷たい態度が、

よりひどくなっていました。

 

その時、

反対方向から歩いてきたゲスターと

ばったり会いました。

カルドンは、

ゲスターの後ろに立っている侍従に

目礼しましたが、

ラナムンは

ゲスターに挨拶をすることなく

通り過ぎてしまいました。

 

目を合わせることもできず、

ゲスターは視線を落として

苦々しく笑うと、

カルドンは

申し訳ない気持ちになりましたが、

躊躇った後、

ラナムンを追いかけました。

 

ふと、カルドンは不安になりました。

死ぬほど愛する仲ではないのに、

あれほど嫉妬するのなら、

ラナムンが

心から陛下を愛するようになった時、

とても恐ろしいことが起こりそうな

予感がしました。

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昔、観に行った

レイジングブルという映画。

実話を元にしていますが、

主人公が、妻の浮気を疑い、

暴力を振るうシーンがあります。

それを一緒に観に行った人と

付き合っていたわけでは

ありませんが

 

男の嫉妬は、レイジングブル

ロバート・デ・ニーロのように

激しいものなんです。

 

と言うのを聞いて、とても恐くなり、

その人と

距離を置くようになりました。

 

プライドの高いラナムンは、

あまり自分の感情を

表に出すことはありませんが、

内に、とても激しいものを

秘めているような気がします。

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