自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

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再婚承認を要求します 外伝 59話 ネタバレ 先読み 原作 小説 あらすじ ラスタに邪魔をされるハインリ

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外伝59話 ハインリと会ったナビエに侍女たちは ・・・

 

◇気になる人◇

ナビエが応接室へ戻ると

侍女たちは

噂のハインリ王子のことを聞きたがり

彼女の周りに集まって来ました。

 

棚の前に立っていたラスタも

ソビエシュの方がハンサムだと

確信していたにもかかわらず

話が気になるのか

ナビエの方を見ていました。

 

そのラスタを

片手に茶碗、

もう片方の手に黄色い布を持っている

下女長が

眉をひそめて、見ていました。

 

下女長はラスタを連れて行き

彼女は泣きべそをかきながら

ついていきました。

ナビエは笑いを隠しながら

侍女たちに

彼女が見たハインリ王子の外観を

できるだけ詳しく話しました。

 

翌日、

貴賓たちが続々とやって来たので

南宮の使用人たちは大変忙しくなり

ラスタが

手伝いに行くことになりました。

 

ところが、南宮へ到着したラスタは

指示された場所がどこだったか

混乱してしまい

しばらく立ち止まっていると

 

そこ。

 

と誰かがラスタを呼びました。

 

腰まで届く花の茂み越しに

大変美しい男性が立っていました。

ラスタの知らない顔でしたが

ソビエシュと同じくらい

ハンサムだと考えていると

彼はにっこり笑いながら

ラスタに近づいて来ました。

 

なぜ、自分の方へ来るのかわからなくて

ラスタは彼をずっと見ていると

彼はラスタを上から下まで見て

 

あっ!

 

と声を上げました。

 

何だよ。どうしたんだ?

 

とラスタは眉をひそめると

彼は、にっこり笑いながら

 

小鳥を苦しめるのが上手な印象だ。

 

と言いました。

 

何それ?

どうして急に喧嘩を売るの?

 

男の唐突な言葉に

ラスタはもっと顔をしかめました。

男は、

 

鳥から、

よく恨みを買う印象だ。

 

と言った後

さらにもう一言、

何か言おうとしたので

ラスタは

 

それがどうしてわかるのですか?

 

と尋ねました。

 

男は、

言わなくても

見えるものがあるからと

癪に障るような声で答えたので

気を悪くしたラスタは

 

もしかして鳥ですか?

 

と尋ねました。

 

正解だったので

男は、ただ

ニヤリと笑うだけでした。

 

数日前、彼はラスタに

首を掴まれたことに腹を立て

わざと喧嘩をふっかけるために

ラスタに近づいたのでした。

 

彼は、怒ってもいないのに

わざと冷たく

 

とんでもない。

王子に、

そのような口の利き方をするなんて。

 

と非難しました。

 

ラスタは、

 

あまり王子様のようではなかった。

 

と明るく笑いながら答えましたが

言葉に嫌味があったので

ハインリは、その返答に

満足できませんでした。

 

彼は、再び何か言おうとしましたが

その前に

冷ややかに彼の名を呼ぶ声がしました。

ハインリは、そちらに顔を向けると

ほど遠くない所に

ナビエ皇后が立っていました。

 

まだ足が完全に治っていない

ラスタが

南宮へ行かされたと聞いたナビエは

ラスタが

無理をするといけないと思い

彼女を迎えに来ていました。

 

人を送って

呼びに行かせても良かったけれど

ナビエがそうすることで

ただでさえ、

奴隷だと言われているラスタが、

もっと、つまはじきにされると思い

南宮の貴賓に会いに行くと言い訳をして

自らやって来たのでした。

 

そして、ナビエが来た途端

目に入ったのは

外国貴族が

ラスタをからかっている場面でした。

ナビエの顔が険しくなりました。

 

ナビエはハインリに

何をしているのかと

冷ややかに尋ねました。

 

彼は言い訳をしようとしましたが

その前にナビエは

ラスタの手を引いて

行ってしまいました。

 

ハインリは、

その後姿をぼんやり眺めていました。

 

あの銀髪の女は

前世で敵だったのだろうか?

なぜ、自分が皇后に近づく度に

邪魔をするのだろうか?

 

と疑問に思いました。

 

そうしているうちに、

マッケナが近づき舌打ちをしました。

彼は、何が起こったか

全て見ていましたが

今のようなハインリを見ていると

訳もなく気分が良いので

 

ここへ来た途端

皇后と喧嘩をしたのでは

ないですよね?

 

と尋ねました。

 

ハインリは、

自分を踏みつけるような目つきだった。

軽蔑するような視線が不愉快だったと

答えました。

 

口では、そう言いながらも

ハインリの顔は赤くなっていて

口元は上がっていました。

 

マッケナは、

 

言葉と表情が一致していない。

そんな顔で、

そのようなことを言ったら変態だ。

 

と言いました。

 

ハインリが抗議すると

マッケナは自分が正直すぎたと言って

謝りました。

 

ハインリはマッケナを睨みつけましたが

長続きはしませんでした。

彼はナビエの後ろ姿を見ながら

 

氷の皇后ではなく

豪雪の皇后のようだ。

東大帝国の人たちは皆

あのように私たちを見くびっている。

けれども、そのうち・・・

 

その言葉を聞いたマッケナは、

顔の熱気を抜いてから言うようにと

助言しました。

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◇謝罪◇

ナビエは本宮での仕事を終えて

しばらく休んでいると

執務室の前に立っていた騎士が

ハインリ王子が会いたがっていると

知らせに来ました。

 

ナビエは、その名前を聞くや否や

前日のことを思い出したので

不愉快になりました。

訳もなく、

ラスタに言いがかりをつけたことは

本当に質が悪いと思いました。

 

けれども、西王国は

無視できない国なので

執務室の外へ出ると

ハインリは壁画を眺めていました。

 

彼は、

 

お忙しいところ

失礼ではないでしょうか?

 

と尋ねました。

ナビエは、

 

少し忙しい時に来られたようです。

 

とつっけんどんに答えました。

 

ハインリの笑みが少し固まりました。

ナビエは、彼に要件を尋ねました。

 

ハインリは

 

この時間なら

仕事が終わっていると聞きましたが

忙しいですか?

 

と尋ねました。

 

ナビエは、なぜ、彼が

自分のスケジュールを

知っているのか。

誰かが話したのかと

疑問に思いましたが

答える代わりに

もう一度、要件を尋ねました。

 

ナビエが忙しいと思ったハインリは

しばらく沈黙した後

軽く笑いながら

 

仕事が片付くまで

もう少し、あれを見物しています。

 

と言って、壁画を指差しました。

 

仕事はほとんど終わっていたものの

ナビエは、わざわざ執務室の中へ入り

わざと、

いつもより多くの仕事をしました。

 

当然、ハインリは

いなくなっていると思いましたが

相変わらず、その場に立ち

深刻な顔をして

壁画を眺めていました。

 

急ぎの用だったのかも。

 

ナビエはハインリに

すまない気持ちになりました。

ナビエは彼に

どうしたのかと尋ねると

ハインリは

皇宮内を案内して欲しいと

ナビエに頼みました。

 

そんなことのために

2時間も待っていたのか。

それだけの時間があれば

すでに皇宮内を

たくさん見学できたのに。

 

ナビエは戸惑い

侍女を呼ぼうとすると

ハインリはナビエ自身に

案内して欲しいと言いました。

 

ハインリは、

どう見てもふざけているようなので

ナビエは断ることも考えましたが

2時間も待たせてしまったので

それは礼儀に反すると思いました。

ナビエは

ハインリの申し出を承知しました。

 

先ほど、何の用事か聞いて

断れば良かった。

それなら、断固として

断ることができたと

ナビエは内心嘆きながら

 

南宮の一番近くにある

銀の庭園へは行きましたか?

行ったことがありますよね、

昨日、そこで

下女をいじめていたから。

どこへ行きたいですか?

 

と尋ねました。

 

ハインリは、ナビエと目を合わせ

 

実は謝りたくてやって来た。

誤解を招いたようだけれど

私は陛下の下女を

いじめるつもりはなかった。

 

と物静かな声で

説得するように話しました。

 

顔も罪悪感に満ちていたので

本心のように思えたものの

前の日に

ナビエが直接見たことを思うと

彼の言葉が

全く信じられませんでした。

 

私の目が

間違っていたということですか?

 

ナビエの質問に対する

ハインリの答えは

 

そうではなくて・・・

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◇悪口を言えないから◇

その頃、ラスタは

ホールを飾るために

西宮の温室で育てた花で

いっぱいになったバスケットを

運んでいました。

 

うんうん唸りながら

歩いていると

見たことのない騎士が

近付いてくるのが見えました

 

ラスタは脇に避けましたが

騎士は通り過ぎる代わりに

ラスタの方へ身体を向け

 

花が花を抱いているから

不思議だな。

 

と声を掛けました。

 

そして、

ラスタの顔をじっと見て

 

すごい美人が

下女として入って来たと

聞いたけれど

それは、あなただ。

パッと見てすぐにわかる。

 

と感嘆しながら言いました。

 

ラスタは

バスケットを騎士に差し出すと

重いので運ぶのを手伝って欲しいと

笑いながら頼みました。

 

どこへ持って行くのかと

尋ねる騎士に

ラスタは倉庫を指差しました。

 

騎士はバスケットを持って

薪だらけの倉庫の中へ入り

どこに花を置くのか尋ねました。

 

騎士の声の様子から

彼が倉庫の奥深くにいると

判断した途端

ラスタは扉を閉めて閂を掛けました。

 

驚いた騎士は

入り口へ駆け付けましたが

すでに扉はしっかり閉まっていました。

 

騎士は中から叫んだものの

ラスタは返事をすることなく

背を向けました。

ところが、遠くない所から

笑い声が聞こえたので

ラスタはそちらを

見なければなりませんでした。

 

かっこいい。

 

と言って笑った男性は

外国貴族のように見えました。

 

彼は近づきながら

親指を持ち上げて

 

すごい。

 

と言いました。

口元には笑みが浮かんでいましたが

皮肉ではなく

本当に面白がっているようでした。

 

どちら様ですか?

 

ラスタは、気弱な声で尋ねました。

 

下女長に悪口を言うなと

言われていたので

静かに処理をしたのに

その様子を見られていたので

ハラハラしていました。

 

彼は、北王国の

エミール伯爵だと自己紹介をし

新年祭に招待されたと

答えました。

 

会話をしている間も

倉庫では、

扉を開けて欲しいと

声が聞こえました。

 

ラスタは扉を開けて逃げるか

知らない振りをして逃げるか

迷いました。

 

その一方で

相手が自己紹介をしたのなら

自分も自己紹介を

しなければならないのではと

思いました。

けれども、エミール伯爵が

ずっと話しかけてきたし

自分の行動が皇后の面子だと

下女長が話していたのを思い出し

ラスタは何と答えたらよいのか

途方に暮れました。

 

結局ラスタは、

最近会った

一番腹が立った人の名前を出し

自分はハインリ王子の下女だと

嘘をつきました。

 

そして、立ち去ろうとしましたが

エミール伯爵は

自分も南宮へ行くので

一緒に歩こうと言いました。

 

ラスタは断り、足を速めましたが

エミール伯爵は

ラスタの歩調に合わせて

声をかけ続けました。

 

お嬢さんの目は

北極星のようです。

知っていますか?

 

熊じゃないんですか?

 

星より熊の方が好きですか?

 

熊が好きです。

 

実は私も熊が好きです。

考え方が似ていますね。

 

ラスタが何を言っても

相手が真似をするので

ラスタは立ち止まると

エミール伯爵も歩くのを止めました。

 

ラスタは、自分に興味があるのかと

エミール伯爵に尋ねました。

 

彼は驚いた顔をしましたが

 

興味が湧く。

もしかして、

心に決めている恋人がいますか?

お嬢さんのように純粋な姿で

あのような行動をする人は

初めてみたので、気になる。

 

と答えました。

 

ラスタは、

 

ラスタの顔に目がくらんだ人を

よく見た。

だから伯爵には関心がない。

北極星は遠くから見るように。

 

と言って立ち去りました。

 

伯爵は、その後姿を見て

笑い出しました。

その間も、倉庫に閉じ込められた騎士は

扉をドンドン叩いていましたが

伯爵の耳には聞こえませんでした。

 

すると、

連合国サモニューから来た

クランティア侯爵が

別の方向からやって来て

倉庫とエミール伯爵を交互に見ながら

 

あれは何の音?

 

熊の声?

 

と首を傾げたので

エミール伯爵は、

そうではないと言って

クランティア侯爵に手を差し出し

挨拶をしました。

 

握手を終えると

エミール伯爵は

侯爵と並んで歩いてきた

赤褐色の髪が魅力的な

知的で利口そうな印象の

貴族の令嬢に目を向けました。

 

伯爵は、その女性が誰か尋ねると

侯爵が答える前に

女性が手を差し出し

妹のガリヌエラだと答えました。

 

彼女は客観的にも魅力的だし

伯爵と同年代でしたが

彼は、

純粋な姿で、

てきぱきを騎士を処理していた

変な女のことを思い浮かべていたので

ガリヌエラに関心のない様子で

手を差し出しました。

 

その隣で、クランティア侯爵は

妹を嬉しそうに眺めながら

 

よく見ておいて。

この子はとても大切な人になる予定だ。

 

と意味深長に囁きました。

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◇夜の散歩◇

フクロウと虫の声を聞きながら

ナビエは

夜の散歩を楽しんでいました

足が地面に着く度に

枯れ葉がカサカサする音を聞きながら

ナビエはゆっくり歩いて行きました。

夜遅くまで書類を見ていたせいで

かすんでいた目も

少しずつ楽になって行きました。

 

ナビエは、星と宮殿の光を見ながら

湖畔を歩いている時

以前、ラスタが首を掴んだ鳥が

噴水台で水遊びをしているのを

見ました。

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本編に一度も名前が出てこない

北王国のエミール伯爵と

国名さえ出てこなかった

連合国サモニューの

クランティア侯爵と

その妹のガリヌエラが登場しました。

 

ラスタは

ソビエシュの初めての側室なので

外国の貴族たちは

ありとあらゆるお土産を持って

ラスタを訪ねたと

本編11話に書かれていますが

myuieri.net

 

もしかしたら、その中に、

彼らも含まれていたのかなと

思いました。

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