自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 104話 ネタバレ マハ皇帝からのパーティーの招待状

 

104話 キアナに話したいことがあると言われたルーでしたが・・・

 

ルーはキアナに

話したいこととは何かと尋ねました。

ビクッとしたキアナは、

躊躇いがちに、

カルロイがマハへ来ることを

伝えました。

それを聞いたルーは驚きました。

 

キアナは、

カルロイは定期会談のために

来るけれども、

もしかして、ルーがここにいることを

知っているのかと尋ねました。

 

ルーは首を横に振り、

ティニャ公爵が

秘密にしてくれると言ったので

知らないと思うと答えました。

 

キアナは、

それなら会うことはない。

カルロイは、

マハの皇宮にしか泊まらないからと

言いました。

 

ルーの心臓はドキドキしました。

彼女は、

カルロイを避けたいのかどうか、

よく分からないと思いました。

 

キアナはルーに

大丈夫かと尋ねました。

ルーは、大丈夫だと答えると

キアナとクライド卿は

幸せそうだと言いました。

 

それを聞いたキアナは驚き、

自分たちが、

人に見せられないような姿を

見せたかと言って謝りました。

 

ルーは、それを否定し、

互いに相手を信じて

好きになれるのが

すごいと思うと言いました。

 

キアナは、

今はそうだけれど、

自分たちにも色々あった。

しかも、クライドは

本当に自分が

皇帝を愛していたと思い、

自分のことを裏切り者と言った。

愛していても、それが全てを

解決してくれるわけではない。

むしろ、あらゆることを

複雑にしてしまう時も多かった。

愛していなかったら、

簡単な問題だったのにと

話しました。

ルーは心の中で

「簡単な問題」と呟きました。

 

キアナが持って来たのは

例の小説の最終巻でした。

彼女はルーに、思ったより

効果があったのではないかと

聞きました。

ルーは本をじっと見つめながら

一体、このような本を

どこで見つけたのかと尋ねました。

 

キアナは、

この本は母の遺品で、

母の恋人が書いた小説だ。

お金がなくて、これで活路を

開こうとしたらしいけれど

出版する前に死んでしまった。

母親を失って、とても悲しいし

腹が立つけれど、

これを読んだら呆れてしまって

他の考えは全て消えた。

ところで、この本の最終巻に

「それでも生きていれば

愛したい」

というフレーズがある。

今、考えてみると、

その男性が唯一本気で書いた

フレーズではないかと思う。

だから、命までかけて、

自分の母を愛したのではないか。

そして自分も、

母親がとても憎かったけれど、

母親が生きていたら、

また愛するようになると思うと

話しました。

 

夜になり、ルーは

ベッドの中でため息をつきました。

 

「それでも生きていれば

愛したい」というフレーズを

思い浮かべながら、

カルロイとは別れを告げて

去ったつもりだったけれど、

なぜ、このような気持ちになるのか

不思議に思いました。

カルロイは、

マハの宮殿内の部屋を、

見回しながら、

相変わらず、

無駄に大きいだけだと

思いました。

そして、緊張して立っている

アセルをちらっと見て、

辛かったら、

クロイセンに戻れと言ったのに

意地を張ったせいだと思いました。

 

そこへ、ブレイズがやって来て、

カルロイは、

死んでも来ないような

態度を取っていたのに、

これはどういうことなのかと

笑いながら尋ねると、カルロイは

ブレイズを「大公」と呼びました。

彼は、誰かいるわけでもないのに

大公と呼ばれるのは寂しいと

言いました。

 

そこへ皇帝がやって来て、

誰がいようがいまいが、

そんな風に言うなと

言っていなかったかと

指摘したので、

ブレイズはギョッとしました。

 

マハの皇帝のミレニン・ノカは

カルロイに、久しぶりだと

挨拶をしました。

そして、弟のブレイズに、

自分は彼を愛しているので

大公の席を与えたのに、

彼は品位を一つ保つのも

難しいので、

本当にがっかりしていると

告げました。

ブレイズは、

注意すると返事をしました。

 

彼女はソファーに座ると、

カルロイは傷ついた顔をしている。

奥さんたちを失った悲しみが

大きいようだと指摘しました。

 

内心、腹の立ったカルロイは、

人を優しくからかうのは、

姉弟そっくりだと思いながら

自分がどんなに悲しくても、

最近、夫の1人の命を

自ら奪ったミレニンとは

比べられないと皮肉を言いました。

 

ミレニンは、

それは、もう1年前のことで、

また新しい愛を見つけたので

大丈夫だと

笑いながら言いました。

彼女の後ろに立っているブレイズは

冷や汗をかいていました。

 

ミレニンは、

久しぶりにマハへ来た

カルロイのために、

盛大なパーティを準備したので

楽しみにしていてと言いました。

カルロイは、

パーティーに参加するために、

遠路はるばる来たわけではないと

言い返しました。

 

しかし、ミレニンは、

公私共に多忙の

クロイセンの皇帝が、

大変な思いをして

足を運んでくれたのは

分かっている。

しかし、全てには

順序というものが

あるのではないかと

偉そうに言いました。

 

カルロイは、

マハ人は、仕事よりも

パーティー

優先するのだと思いました。

 

ミレニンは、

キアナもパーティに

招待していいかと尋ね、

自分は彼女が気に入っている。

彼女は面白くて美人だと

言いました。

 

カルロイは、

どうせ招待するつもりなのに

なぜ聞くのかと、

心の中でため息をつきました。

 

ミレニンは、

クロイセンは、

物も自然も人間も、

本当に美しいものが多い。

それを、もう少し、

気楽に分かち合えたら

本当に良いことだと思わないかと

尋ねました。

 

カルロイは、

今より気楽になろうと言うのは

クロイセンとマハが

一つの国になろうという風に

聞こえると言いました。

 

ミレニンは、

そんなことはどうでもいい。

心だけは、もう一つだからと

返事をすると、カルロイは、

それならば、征服の時に

持ち帰った物は

全て無償でクロイセンに

渡すことができるだろうと

確認しました。

ミレニンは、

心は、そうだということだと

返事をしました。

そして、今日は仕事が多いので

もう行くけれど、

パーティーのことは

心配しないようにと言いました。

 

そして、アセルをチラッと見ると

彼はドキッとしました。

ミレニンはブレイズに、

カルロイが不便を感じないよう

案内しろと指示しました。

 

カルロイは、

疲れたので、自分の泊る所に

早く案内して欲しいと

ブレイズに頼みました。

 

彼は、

カルロイには

もう奥さんがいないので、

マハで探してみるかと

提案しました。

カルロイは、

本当に疲れたと思いました。

 

数日後、

ルーが階段を降りていると、

ここまで、

関心を持つとは思わなかった。

具合が悪い人だと言ったら、

医師たちが常時待機しているから

大丈夫だと言った。

本当にダメなら、

自分にだけ会って、

帰ればいいと言ったと、

キアナとクライドが

話しているのが聞こえました。

 

ルーは、

何かあったのかと尋ねました。

キアナは、

3日間、皇宮で開かれる

パーティーの招待状を、

皇帝がルーにも送って来たと

答えました。

 

ルーは、

マハの皇帝が、

どうして自分のことを

知っているのかと尋ねました。

キアナは、

移動の途中でルーを見かけたのか、

自分の家に泊っている

自分の親友が美しいと、

噂になっているようだと答えました。

 

そして、自分は確かに、

ルーの具合が悪いと言ったし、

しかも貴族ではないと言ったのに

そんなの関係ない。

3日のうち1日は、

必ず連れて来いと言われたと嘆き、

涙を浮かべながら、

自分がもっと

気をつけなければならなかったと

ルーに謝りました。

 

招待状には、

ディアン伯爵夫人の

美しいけれど、

名前の分からない友人へと

書かれていました。

ルーは、クライド卿が

マハで爵位を持っていることを

知りました。

 

ルーは、

目立つのは嫌だけれど、

自分が行かなければ、

あれだけクロイセンに

戻りたがっているキアナが

困ると思いました。

 

ルーは、

1日くらいなら大丈夫。

少し行って、

顔だけ出してくればいいと

言いました。

 

しかし、キアナは

自分のせいで

無理をすることはないと

反対しました。

 

けれども、ルーは、

ここに、気楽に

滞在させてもらっているので、

そのくらいはすると言いました。

すると、キアナとクライドは

顔を見合わせながら、

そのパーティに

カルロイが出席するかもしれないと

伝えました。

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10年間に皇配を10人以上変え、

そのうち3人は、

水から首を切ったと言う

マハの皇帝は、ノベルでは、

おとなしそうな顔をしていて、

人どころか、

虫一匹の命も奪えない印象で

口元に薄っすらと浮かぶ笑みは

穏やかな雰囲気を醸し出している。

声や話し方まで柔らかかったと

書かれてあるそうで、マンガでも

それに忠実に描かれていると

思います。

けれども中身は、

見た目とは裏腹に

とんでもない皇帝です。

 

ともかくも、ミレニンは、

ルーをパーティに招待し

カルロイもパーティに

参加することで、

2人は再会することに

なるようですが、

ハッピーエンドになるには、

もう少し時間がかかりそうです。

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