自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 116話 ネタバレ 一緒にマハを離れるルーとカルロイ

 

78話 ラ・ソルティオへ来たければ、いつでも来ていいとルーはカルロイに告げました。

カルロイは頬を赤く染めて、

「え?」と聞き返すと、ルーは、

カルロイも一度くらいは、

ラ・ソルティオを

きちんと見て欲しいと思った。

美しい所だからと答えました。

 

カルロイは頬を赤く染めたまま、

ルーの腕を掴みながら、

自分のことを考えてくれたのかと

尋ねました。

ルーも頬を赤く染めましたが、

とにかく、早く帰りたいと

言いました。

 

すると、カルロイは

急に歩き始めたので

ルーは、どこへ行くのかと

尋ねました。

カルロイは、

ルーを待たせないために、

ミレニンと話を終わらせに行くと

答えました。

 

ルーは、

あのバカと呟くと、

嫌なことは嫌だと言って、

いつまでも嫌でいたくないと

アセルが言ったけれど、

やっと、

その言葉の意味が分かった。

嫌なことを止めたら、自分の心が

こんなに楽になったからと

思いました。

椅子の上に胡坐をかき

ニコニコ笑っているアセルに

ジェインは、

何が嬉しくて、

そんなに笑っているのかと

尋ねました。

アセルはエヘヘと笑いながら、

皇后が一緒に帰るからと答えました。

 

ルーは「帰る」という言葉に

ドキドキし、

自分がいてもいい所に

帰るんだと思いました。

そして、

自分にも帰る所があると

心の中で母親に話しかけました。

 

それから、ルーは

窓の外の夕焼けを眺めながら、

カルロイは

待たせないと言ったのに、

夕方になっても、

何の消息もないと考えていると

カルロイがやって来ました。

 

ルーは彼に、

話は無事に終わったのかと尋ねました。

カルロイは、

無事に終わった。

明日の朝、すぐに出発すると

答えました。

ルーは驚き、

「明日?」と聞き返しました。

 

そして、カルロイは、

アセルの肩の上に手を置くと、

よくやったと、彼を労いました。

アセルは照れながら、

自分に、もう怖いものはないと

言いました。

カルロイは、

アセルはすごいと褒めている間、

ジェインは母親に、

ここから出て行った方がいいと

母親に手で合図しました。

母親も同意すると、

2人は荷物の整理をすると言って

扉の前まで行きました。

そして、アセルに、

クロイセンへ戻ったら、

マハの食べ物を食べられないので、

少し持って行かなければならない。

付いて来いと言いました

 

アセルは食べ物と聞いて

目をキラキラさせ、

自分も一緒に行くと言って

出て行きました。

ルーとカルロイは呆然としました。

 

ルーは、

カルロイの肩に手を乗せると

出発の準備をしている間、

カルロイは無理をしないで

横になっているようにと

言いました。

カルロイは、

もう治ったから大丈夫だと

言いましたが、ルーは

二度言わせるなと

言ったはずだと警告しました。

 

ルーがカルロイを押しながら

歩いている時、彼は

ルーの描いた母親の絵に

目を留めました。

カルロイが、

あの絵は・・と呟くと、ルーは

ラ・ソルティオで習った。

ソリス伯爵夫人が

あれこれ、たくさん教えてくれたと

返事をしました。

 

そして、ルーはカルロイを

ベッドに座らせると、彼は、

ルーが絵が上手だとは

知らなかったと言いました。

ルーは、

カルロイが何をやっても

上手だということを

自分も知らなかったと言いました。

カルロイはルーの手首を握ると

自分は幼い頃に習ったからだ。

マハにもよく来ていたと

説明しました。

 

ルーは、

ミレニンが話してくれたと言うと、

カルロイは、

何の話かと尋ねました。

ルーは、

カルロイのマハでの様子と

彼が機嫌が悪かったことだと

答えましたが、

彼が、どれだけ

寂しそうに見えたかと

言われたことは

心の中に留めておきました。

カルロイは、

他の人ならともかく、

あの姉弟が言うことではないと

文句を言いました。

 

ルーは、

初めて会った時もそうだったし

プルトゥでもそうだったけれど

カルロイは、

少し意地悪なことを言うと

注意しました。

カルロイが黙っていると、ルーは

エイモスは、

再びプルトゥへ連れて行くように。

自分よりカルロイの方が

もっと心配だと言うと、彼に、

早く横になってと指示しました。

カルロイは、

分かったと返事をしました。

 

カルロイはベッドに横になっても

ルーの手を握りながら、

ソルタで

必要な物や欲しい物があれば

何でも言って欲しい。

自分はルーのために

何かしてあげたいからと言いました。

 

ルーは、

カルロイが元気になればいいと

返事をすると、

彼は黙ったまま微笑みました。

 

カルロイは

手紙を送ってもいいかと

尋ねました。

ルーは「ええ」と

返事をしました。

カルロイは、

たまに会いに行ってもいいかと

聞きました。

ルーは

「いいわ」と答えました。

カルロイは、

頻繁に会いに行くのはどうかと

尋ねました。

ルーは、

カルロイの好きなようにしてと

答えました。

 

カルロイは、もうリリアンは、

自分を憎んだり恨んだり

しているようには見えない。

苦しみも、ほとんど

なくなったようだ。

でも、リリアン

泣きもしないけれど、

笑いもしないと思いました。

 

カルロイは、

ルーの手にキスをしながら、

ラ・ソルティオで

どう過ごしていたか

教えて欲しいと頼みました。

 

そして、万が一、ルーが

自分のそばに残ることで

永遠に笑えなくなったら、

自分は・・・と考えました。

港で、キアナはルーに、

もうクロイセンに戻るなんて

残念だと言って、彼女に近づくと

カルロイが、

うまく交渉してくれたおかげで

1年の半分はクロイセンで

過ごせることになったと

ひそひそ声で伝えて

お礼を言いました。

ルーは、

自分がやったことではないと

謙遜しましたが、キアナは

それでは、代わりに伝えて欲しい。

2人でたくさん話をするのだからと

冷やかしました。

 

そして、キアナはルーに

本をプレゼントしました。

ルーは、

別にいい。

これはキアナの母親の

遺品ではないのかと尋ねました。

キアナは、

写本なので遠慮しないでと答えて

笑いました。

 

ミレニンは、

自分もクロイセンの皇后に

プレゼントをすると言って

侍従に持って来るようにと命令すると

彼は、マヒト展望台を描いた風景画を

運んで来ました。

ルーはミレニンに、

自分がもらってもいい絵なのかと

尋ねました。

 

ミレニンは、

大したものではなく、

父親が描いたものの一つだ。

気難しい人だったから、

趣味も変だったけれど、

絵は上手だったと話しました。

 

ルーは、

ミレニンが気を遣ってくれたと思い

笑顔でお礼を言いました。

カルロイも笑顔で、

今度クロイセンに来たら

エントラルームを見せると言うと

ブレイズは

目が飛び出すほど驚き、

彼が笑うなんて本当に怖いと

思いました。

 

ミレニンは、

税率を下げたりするのが、

カルロイなりの

感謝の印だと思うけれどと

言うと、カルロイは、

そこまで、

するほどのことではないと、

きっぱりと拒否しました。

ミレニンは舌打ちしました。

 

そして、船が出港すると、

ブレイズは、

あのようなことが愛ならば、

自分は本当にやりたくない。

人生は楽しく暮らせるのに、

あれは、何なのかと呟きました。

 

しかし、ミレニンは

頬を赤く染めながら、

自分は久しぶりに

本当にやりたいと返事をし、

愛はいいねと呟きながら

馬車へ向かうと、ブレイズは

一緒に帰ろうと言いました。

ルーの乗り物酔いがひどいと

聞いたカルロイは、ルーに

酔い止めの薬と水を渡し、

マハの薬なので、

クロイセンで作った物より

よく聞くと思う。

飲んで少し横になれば

大丈夫だと思うと話しました。

 

ルーが薬を受け取ると、

カルロイは、いっそのこと、

自分が乗り物酔いをすれば

いいのにと思いました。

 

ルーは、

海はきれいだけれど、

見るだけでいいと呟くと、

カルロイは「そう?」と

聞き返しました。

 

ルーは、

マハみたいに暑いのは嫌だけれど

太陽の光がいいと思う。

そして、海よりは湖が好き。

自分が絵を描くのも不思議だし、

楽器の演奏はできないけれど

聴くのは好きだと言いました。

 

カルロイは、心の中で

太陽の光、海よりは湖。

絵と音楽・・・と

ルーの言葉を繰り返していると、

ルーは、カルロイは

何が好きで何が嫌いなのか

尋ねました。

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ルーは、子供の頃に

母親と2人で暮らしていた場所以外、

自分がいてもいいと思える場所が

なかったのかもしれません。

けれども、

ルーは自分の意志で

カルロイのそばにいると決めたことで

自分の居場所を見つけることが

できたのかもしれません。

 

カルロイは

ルーが笑ってくれないので

また余計なことを考えていますが

ルーの気持ちは少しずつ

変化してきているので、

焦らず、ゆっくりと

待っていて欲しいと思います。

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