自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた 127話 外伝 2 話 ネタバレ 愛よりも信頼を得る方が難しい

 

127話 ルーはカルロイに、会議で何か悪い事でもあったのかと尋ねました。

 

カルロイは否定しましたが、ルーは、

嘘だ。

入って来た時のカルロイの顔を見て

何かあったと思ったと指摘しました。

 

カルロイは、

疲れていて、そのような顔をしていたと

言い訳をしました。

しかし、ルーは立ち上がって

カルロイのそばへ行き、

両手で彼の顔に触れると、

カルロイも知っていると思うけれど、

自分は、彼の幸せだけを願って

カルロイのそばに

残ることにしたのではない。

悪い事が起きても、

分かち合える人がいれば、

心が軽くなることを知っているから

残ったと言いました。

 

そう言われながらもカルロイは、

どんな小さな不運も不幸も、

これ以上、ルーのそばに

もたらしたくないと思ったので、

彼は、本当に何もなかったと

再び、嘘をつきました。

 

しかし、ルーは、カルロイが、

ここまで言わないところを見ると

自分の推測が正しいと言いました。

カルロイは慌てて否定しました。

 

けれども、ルーは

カルロイを抱き締めながら、

今まで、カルロイが一人で

自分を守ってくれたことは知っている。

だから、自分は大丈夫。

何があってもカルロイは、

ずっと自分のそばにいる。

そうでしょう?と聞くと、

カルロイは頬を染めて、

当たり前だと答えました。

すると、ルーは、

自分を信じているなら、

話してくれと詰め寄りました。

しかし、カルロイは

ダメなのにと思いました。

ルーは、

ヘイジー伯爵とのことで

そんなことがあったのかと

呟きました。

 

ルーとカルロイが

クロイセンに戻った時、

マハは、

ベルニに征服戦争をしかけました。

その過程でクロイセンは、

マハの通行を許可し、

物資を提供する条件で

莫大な利益を得ました。

おそらく、それは、

カルロイがマハにいた時に、

ミレニンと結んだ条約のおかげでした。

マハの征服戦争により、

クロイセンは物質的に

富を得ただけでなく、

別の方向でも、

多くの変化をもたらしました。

 

例えば、私生児の身分の昇格。

これまで伝統と化していた慣習のため

日の目を見ることができなかった

私生児たちが、

技術と魔法開発の方へ大挙起用され、

立場が変わりました。

そのような状況で

変化を受け入れた貴族たちは、

ルーとカルロイに力を貸し、

そうでない貴族たちは、

複雑な情勢の中で、

次第に淘汰されて行きました。

 

それが、最近の状況だけれど

新興勢力が、必ずしも

思い通りになるとは限らない。

ヘイジー伯爵のようなことも

十分起こり得るとルーは思いました。

 

カルロイは、

おろおろしながら、

どうせ何も知らない貴族が

一人で言う言葉なので

心配いらないと言いました。

しかし、ルーは、

そこまで心配する必要があるのか

今まで経験したことに比べれば

どうってことないと思いました。

 

ルーは、カルロイがいるのに、

自分が何を心配をするのかと

頬を染めながら言いました。

カルロイは、

ルーが自分を信じてくれたことに

お礼を言いました。

ルーは、何でお礼なんて

言っているのと笑いましたが

カルロイは、

愛よりも難しい信頼を

自分にくれたからだと思いました。

 

カルロイは話題を変え、

なぜ、ルーが今朝、

そんなに気分が良かったのかと

尋ねました。

ルーは、

それは、夢の中で・・・

と言いかけたところで、

ティニャがやって来たことを

告げられました。

 

ティニャは、カルロイと

個別に話した方が良さそうだと

言いましたが、ルーは、

ヘイジー伯爵の話をしに来たのなら

大丈夫。

自分のことでもあるので、

話して欲しいと言いました。

カルロイも、

大丈夫なので、

皇后の言う通りにしろと指示しました。

 

ティニャは、

人に見られていない時は、

15歳の子供みたいに振舞いながら、

今、格式ばっているのを見ると、

他の人の目は意識しているようだ。

可愛いと思いました。

ティニャは、

皇后が良ければ二人に話すと

言いました。

 

カルロイは、

ヘイジー伯爵、あのバカが

何て言っているとのかと

尋ねました。

ティニャは、

簡単に説得できる人ではなさそうだ。

他の貴族たちと、

虚心坦懐に話を交わしてみたいと

言っていた。

たぶん、自分と別れるや否や、

その場を用意しに行ったと思うと

話しました。

カルロイは、

他の奴らも同じくらいバカでない限り

そんなことに

振り回されるはずがないと言って

ため息をつきました。

 

しかし、ティニャは、

ヘイジー伯爵が

皇后の立場そのものを

疑っているわけではなく、

その儀式一つだけに

疑問を呈しているので曖昧。

実際、皇后に対して、

個人的な恨みを抱いているようでは

なかったので、余計に難しかったと

話しました。

ルーは、

そうなのですか?と聞き返しました。

 

ティニャは、ヘイジー伯爵が、

皇后が名を取り戻したばかりで

民衆も、完全に適応していない

状態なのに、

急いで儀式に出る必要があるのか。

時間が経って、皇后が

何かを証明してからでも遅くないと

言っていたと話しました。

 

ルーは、

もちろん、ヘイジー伯爵は、

自分が何を証明すべきかは

言わなかったのではないかと

ティニャに尋ねました。

彼女は頷きました。

 

ルーは、

個人的な恨みからではなく

心配していると言っているけれど

耳障りの良い言葉ばかりだ。

ヘイジー伯爵が、どんな人なのか

大体分かった。

消えないのなら、

目立つことはするなということだ。

本来なら、自分を嫌っていた人が

自分の過去のために

自分を同情していると言いました。

 

カルロイは、

次の会議では、

そんなことは言わせないと言うと、

ティニャはカルロイに、

今度は、また何をするつもりなのか。

この前は、ガルトン伯爵を切り捨てても

ヘイジー伯爵の領地から採れる農作物を

改良できたけれど、

今度、ヘイジー伯爵を倒せば、

何ができるか断言できないと

言いました。

 

それはルーに内緒のことだったので、

カルロイは口に指を当てて

シーッと言いました。

しかし、ティニャは、

おそらく皇后は全て知っている。

それに、自分が心配しているのは

貴族ではない。

実際、国民がその儀式について

どう思っているか知っているはず。

自分はヘイジー伯爵が

国民の感情に火を点けるのではないかと

心配している。

普通の人は、

昔の慣習に従うことに慣れていて

それが安全だと感じているからと

言いました。

 

しかし、カルロイは

いつまでも静かに過ぎ去るのを

願うことはできない。

国民も、自分が変えようとする

クロイセンが何なのか

知るべきだと言って、

ルーの手を握りました。

そして、自分にも考えがあるから

ヘイジー伯爵が何をしているのか

調べてくれとティニャに指示しました。

彼女は、分かったと返事をしました。

 

ティニャがいなくなると、

カルロイはルーに

大丈夫かと尋ねました。

ルーは、

自分にはカルロイがいるから

大丈夫だと言ったはずだと

答えました。

カルロイは、

そんなことを言うなら、

やはり寝室に行かなければと

言って、ルーの手を触りましたが

彼女は、またそんなことをすると

カルロイを諫めました。

 

カルロイは、口を尖らせながら、

まだ、今日のプレゼントを

あげていないと不平を漏らしました。

しかし、ルーは受け取らないと

拒否しました。

カルロイはルーの頬にキスをしながら

なぜ?

ルーが一番好きな

プレゼントではないかと尋ねました。

ルーは、カルロイが

一番好きなものではないかと

逆に質問しました。

カルロイは笑いながら、

否定はしないと答え、

だから正直に言ったご褒美の意味で

寝室に一緒に行くのはどうかと

ルーに耳打ちしました。

 

ルーは顔を真っ赤にして

黙っていましたが、

カルロイの厚かましさと

粘り強さに対する感嘆の意味で、

一緒に寝室へ行くと返事をしました。

カルロイはルーを抱き上げて、

本当に?と聞き返しました。

ルーは、恥ずかしがりながら

実は自分も

行きたかったと答えました。

その言葉を聞いたカルロイは

ルーを抱いて、寝室まで走りました。

 

その日、クロイセンの皇帝は

かつてない速度で、

宮殿内を走ったそうでした。

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カルロイは

仕事の途中ではないのかな?

休憩中だとしても、

真昼間に堂々と寝室に

行ってもいいのかな?

と思いながらも、

二人の仲の良さにほっこりしました。

不穏な空気が流れていますが、

困難を乗り越えた二人なので

上手く解決することでしょう。

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