自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 98話 ネタバレ 先読み ルーがカルロイに願うこと

 

98話 ルーはオリビアの孫夫婦と舟遊びをすることになりました。

 

リビアは、湖の辺で

孫のコンスタンスと会い、

彼が元気そうなので

良かったと言いました。

コンスタンスも

祖母が元気そうで良かったと

言おうとしましたが、

ルーがいるのを見て焦りました。

 

リビアは、皇后も一緒に

舟遊びを楽しんでも、

大丈夫かと尋ねました。

コンスタンスは、当然だと答え

皇后を迎えられて光栄だと

言いました。

ルーはお礼を言いました。

 

ルーは手を支えてもらいながら

船に乗り込みました。

そして、船が出発しました。

 

船の上で、コンスタンスは

妻の手を握り、

2人は楽しそうに話していました。

 

ルーは、

仲睦まじい2人を眺めながら

自分とカルロイは、

どれだけ近づいても、2人の間には

悲しみが立ち込めていた。

カルロイが自分を抱いたあの日も、

悲しみに押し潰されていた自分は

カルロイの心情を

察する余裕がなかった。

今になって考えてみれば、

カルロイは、

自分が彼の味方になることを願い

必死に自分に縋りついて来たのだと

思いました。

 

ルーは、

皇帝もここが好きなのだろうと

呟くと、オリビアは、

皇帝は、ここに全く関心がないし

静養のために来たこともないと

返事をしました。

 

こんなに美しいのに

どうしてなのかと、

ジェインが尋ねると、オリビア

来たところで、アデライドのことを

思い出すだけだし、

プルトゥにも、

それなりの魅力があるのではないかと

答えました。

しかし、ルーは

首都よりもレクサスの方が、

プルトゥよりも、

ラ・ソルティオの方がいいと

呟きました。

 

リビアは、

以前から、そう思っていたけれど

皇后は本当に上品な趣向を

持っている。

このような人がいれば、

クロイセンの品格も上がると

笑顔で言いました。

ルーは、そんなことで

そこまでできるのだろうかと言って

思わず笑いました。

 

ルーは、

自分がラ・ソルティオを去った後に、

カルロイも、

一度は太陽と川と美しい都市を

見て欲しい。

 

世の中には、

自分たちが見られなかったものが

たくさんあることを、

誰かが自分の代わりにカルロイに

伝えてくれることを

ルーは願いました。

プルトゥのパーティー会場で、

カルロイは、マハ皇帝の弟の

ブレイズ・ノカと会いました。

彼は、カルロイと少し話したいので

時間を割いてもらえないかと

尋ねました。

カルロイはため息をつきました。

 

ブレイズは、

ラルトゥアからは王が来ていた。

皆で、ベルニから

何かしら奪ってやることにしている。

明日の魔法研究の発表と

明後日の聴聞会を

とても楽しみしている。

ところで、

どうしてエントラルームを

見せてくれないのか。

今回は、

少しは見られると思ったと

話すと、カルロイは、

今は修理中だと答えました。

 

しかし、ブレイズはカルロイに

嘘をつくな。

カルロイがどこにいるのか尋ねたら

エントラルームにいると言われたと

話しました。

 

カルロイは、

修理がうまくいっているか

確認をしに行っただけだと

返事をしました。

しかし、ブレイズは、

カルロイが早速、嘘をついている。

自分がカルロイのことを

知らないと思っているのか。

マハで過ごしていた頃は

花なんかうんざりだと

言っていたくせに、

エントラルームで

孤独に浸っているのか。

今、カルロイは

ひどい顔をしていると言うと、

カルロイは

厄介な奴だと思いました。

 

ブレイズは、

確か、カルロイには

奥さんが2人もいたのに、

1人は病気になって

プルトゥにいないし、

もう1人は他の人と

マハに来ていると話しました。

そして、カルロイの2番目の妻が

マハの社交界を制しているのを

知っているか。

自分の姉まで、

すっかり魅了されていると話し

皇后は本当に病気なのか。

カルロイに飽きて

逃げたのではないかと尋ねました。

 

カルロイは何も言わず、

隣で酒を飲んでいましたが

グレイズが、

デルアの娘を皇后にしておいても

問題ないのかと尋ねると、

彼女は、

ろくでもない奴の娘ではないと

怒りました。

 

グレイズは、

しばらくカルロイと会わなかった間に

彼の言葉がきつくなった。

お酒も、前からこんなにたくさん

飲んでいただろうかと

指摘しました。

 

そこへティニャがやって来て

グレイズに挨拶をしました。

彼は、ティニャに

返事を返すと、

彼女と一緒に行ってしまいました。

カルロイは1人で

噴水台の上に座りました。

彼は、

お酒に頼って苦痛に耐えるのは

やめなければならない、

真剣に、

きちんと暮らさなければならないと

思っていましたが、

彼は、パーティの時、

自分がリリアン

どのように扱ったのか、

そんなことばかり

思い出していました。

 

一体どうして、

そんなに思い出すことが多いのか。

むしろ、誰かが

自分の命を奪ってくれたらと

思いました。

 

しかし、リリアンとの約束を

破る自信がないものだから

自分はこんなに

卑怯者になってしまった。

リリアンも、

このような気持ちだったのかと

考えました。

 

しかし、カルロイは、

リリアンとの

唯一の約束なので

耐えなければならないと

思いました。

翌日、ルーの所へ行った宮医が

戻って来ました。

カルロイは宮医に

久しぶりだと告げ、彼に

新しい主治医は問題ないかと

尋ねました。

カルロイは悪くないと答えた後、

躊躇いがちに、

皇后の具合はどうかと尋ねました。

 

宮医は、

思ったより大丈夫。

レクセム・ソルタが役に立っている。

ソリス伯爵夫人も優しいし、

まだ頭痛と悪夢に

悩まされているようだけれど

今日の発表が役に立つといいと

答えました。

 

カルロイは、

確かに、すぐに良くなるはずはないと

思いました。

彼は宮医に、

これからもよろしく頼むと言いました。

会議の席で、

クロイセンの魔法学会の会長の

ルーカス・グウェンは挨拶をし

研究に積極的に協力した

マハ帝国とラルトゥア王国に

深く感謝した後、

ベルニの魔法に関する

研究結果を発表すると告げました。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain

f:id:myuieri:20210206071517p:plain

カルロイを助けられるのは

ルーしかいないと思いますが

まだ、彼女も

カルロイを暗闇の中から

引っ張り出せるほどの気力を

回復していないと思います。

 

今の状態で2人が一緒にいると

互いに傷つけ合うだけなので

もうしばらく相手と距離を置いて

自分を見つめ直す時間が

必要なのだと思います。

 

そして、ルーが何かにつけて

カルロイのことを思い出すのは

心の底では彼のことが

好きだからなのだと思います。

f:id:myuieri:20210206060839j:plain