自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

君の死を望んでいた マンガ 107話 ネタバレ カルロイに心をかき乱されるルー

 

107話 カルロイは、壁際に立っていたルーに気づいてしまいました。

 

外へ出たカルロイは

噴水台の上に座り、

薬を飲み過ぎたせいで

頭がおかしくなってしまったに

違いない。

あれはリリアンではない。

リリアンが、

マハにいるわけがない。

しかも、皇宮にいるわけがない。

あんなに長い間、

自分を見つめているわけがないと

思いました。

 

しかし、カルロイの目の前に

ルーが息を切らしながら現われ

仮面を脱ぎました。

ビクッとするカルロイ。

彼は、幻覚を見ているのかと

呟きましたが、ルーは

幻覚ではないと答えました。

 

なぜ、ルーがマハにいるのかと

疑問に思いながらも、彼は

ルーの顔色が悪いけれど、

どこか具合が悪いのかと尋ねました。

ルーは、それを否定し、

マハの皇帝に絡まれないよう

わざと化粧で

具合が悪く見えるようにしたと

答え、ため息をつきました。

 

カルロイは、

キアナの友達とかいう人を

自分も知っているのかと

ミレニンに聞かれたことを

思い出し、ガクッと頭を下げると

ため息をつきました。

 

そして、

リリアンがここにいて、

久しぶりに会ったのに、

いきなり、

身体の具合が悪いのかと

聞いてしまったことを

後悔しました。

 

一方、今度はルーがカルロイに

具合が悪くないかと尋ねました。

カルロイは、

自分が病気になることはないと

答えました。

ルーは、大丈夫なのかと

尋ねると、彼は、

大丈夫。

約束を守っている。

具合も悪くないと答えました。

ルーはそれを聞いて、

涙が出そうになりました。

 

ルーはカルロイに

辛かったことはないのか。

プルトゥで

自分のそばにいた時も

大丈夫だったのかと尋ねました。

カルロイは、

自分が大丈夫でないわけがないと

答えました。

 

カルロイは、

どこも具合が悪くないと言うけれど

そのような顔色で

大丈夫なわけがない。

彼は口を開けば

嘘ばかりつく悪い人。

自分を公爵の娘だと知りながら

信じようとした人が

辛くなわけがない。

一体どうして、彼はそのように

いつも自分の心をかき乱すのかと

ルーは拳を握りしめ、

唇を噛み締めながら思いました。

 

カルロイは

自分を責めるなと言って

ルーの唇に触れました。

 

自分がイボンヌの時もカルロイは、

皇后の問題は何なのか、

自分を痛めつけるのが

趣味なのかと、

自分がケガをしたことに

腹を立てながらも、

その傷を治療しようとした。

それは、自分がデルアの娘だから、

自分を心配しているという気持ちを

素直に出せなくて怒っていたのかと

ルーは考えました。

そして、ルーはカルロイの手を

退けました。

 

カルロイはルーに、

なぜ、マハに来たのかと尋ねました。

ルーは、

母親が来たかった所だったから。

でも、あまり好きではない。

母親も、

ここが好きになったとは思えないと

答えました。

 

そして、カルロイをちらっと見ると

しばらく会わないうちに、

随分痩せたみたいなので、

食事を抜かないようにと

助言しました。

カルロイは分かったと答えました。

 

続いてルーは

きちんと寝るようにと伝えると

カルロイは、

そうすると答えました。

 

次にルーは、

レクセム・ソルタのような場所へ

遊びに行くよう助言しました。

 

カルロイは、

守らなくてはならない約束が

多すぎるので、

少しだけ見逃して欲しいと言って

苦笑いしました。

 

そしてルーに

先に中へ入るように。

マハの皇帝は変な人なので

関わるなと助言しました。

ルーは頷きました。

そして、彼女は

中へ入ろうとしましたが

カルロイは、少しだけ待ってと言って

彼女を引き留め、ルーの背後に近寄り

彼女の耳元で、

こうしても大丈夫かと囁きながら、

後ろから、そっとルーの手に

自分の手を触れました。

ルーは、顔が真っ赤になりました。

 

カルロイはルーにお礼を言い、

中へ入るよう告げました。

ルーは手をぎゅっと握りしめ

切なそうな顔で中へ入りました。

カルロイは辛そうな顔で

ルーを見送りました。

足を組み、

指に髪を絡ませているミレニンに

ルーとキアナは緊張した面持ちで

向き合っていました。

 

ミレニンはルーに、

先程、庭に出ていたようだと

尋ねました。

ルーは、

室内が少し息苦しかったからと

答えました。

 

ミレニンは、

それにしても寂しい。

自分がルーを

傷つけるわけでもないのに

わざと具合が悪そうに

化粧までしたと指摘すると

キアナはギクッとしました。

 

ミレニンは、

今日のことは忘れるので

自分とキアナが

定期的に開くティーパーティーに

もう一度、出席してくれ。

ちなみに、これは

お願いではないと言いました。

 

するとルーは、

お願いでなければ、

あえて、自分が返事をする

必要がないのではないか。

答えは一つだけなのでと

言い返しました。

 

ルーの発言に焦ったキアナは

口をあんぐりと開け、

心の名で「陛下~」と叫びました。

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ミレニンは、

滅茶苦茶怖い人だと思いますが

平気で彼女に刃向かうルー。

今のルーなら、

自分がどうなってもいいという

考えは持っていないと思うので、

ティーパーティーに出ろと

命令されたのが嫌で

単に自分の感情に

素直になっただけのような気がします。

 

でも、ミレニンは

何でも自分の言うことを聞く人より

嫌なことは嫌だと

はっきり言える人の方が

好きな気がしますが・・・

果たして、どうなることやら。

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