自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 281話 外伝 19話 ノベル ネタバレ 先読み ナビエの顔から火が出た理由は?

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外伝19話 ナビエを怖いと思ったダルタでしたが・・・

◇皇后との謁見◇

謁見に来てから5分間ほど経つのに

ダルタは何も話そうとしないので

見かねた副官が

 

何でも自由に話してよい。

皇后陛下

戯言でも聞いてくださるから。

 

と言いました。

 

ダルタは、

 

魔法を学びに来ました。

陛下にお力添えをいただきたい。

 

とナビエに伝えました。

 

魔法を学ぶなら魔法学園でと

言いかけた副官を

ナビエはウィンクをして

止めました。

 

事情があって、身分がないので

魔法学園に入ることができません。

皇后陛下は魔法学園出身ではないのに

優れた魔法使いだと聞きました。

私が見つけた才能を学ぶ

手助けをしてください。

助けてくだされば

この才能は、必ず

皇后陛下のために

使わせていただきます。

 

とダルタは言いました。

 

ナビエは、大人になってから

魔力が発現したのかと

ダルタに確認しました。

そして、彼女の魔力が

治癒系だと聞くと

彼女を欲しいと思いました。

 

そして、自分に忠誠を尽くさなくても

恩恵を与える価値はあると思いました。

 

ナビエはダルタに

名前と身分のない理由を尋ねました。

彼女は、ダルタが

スパイか逃亡した犯罪者なので

身分がないのではと疑っていました。

 

似たようなことを考えたのか

アルティナ卿が

ダルダが武術を習った痕跡があると

小声で教えてくれました。

 

ダルタは辺鄙な場所に住んでいて、

出生登録もしていないからと

答えました。

 

ここまで来たのなら

どこに住んでいたかは

わかるでしょう。

その場所を話しなさい。

あなたの言うことが正しければ

魔法を学ぶ機会と身分を与えます。

 

とナビエは告げました。

 

ダルタは、山奥から来たという

言葉だけ残して

退きました。

 

謁見が終わると、すぐにナビエは、

ダルダの後をつけて

怪しい動きがあれば報告するように

彼女と接触した人は

すべて記録するように

城外へ出るようなことがあれば

捕まえるように騎士に指示しました。

 

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◇頭の上に・・・◇

騎士からの報告を待ちながら

ダルタについて考えを整理していると

ドアが開いて、部屋の中に

ハインリが入って来て、

 

治癒系の魔法使いが

訪ねて来たんですってね?

とナビエに尋ねました。

 

返事をしようとした瞬間

ナビエは言葉を失いました。

ハインリが頭の上に

ラリを乗せていたからです。

 

ハインリは、

 

ラリはバランス感覚がいいです。

 

とにっこり笑いながら

自慢しましたが

ナビエは、

ハインリの所へ駆けつけ

慌ててラリをつかんで

胸の中に引き寄せると

片手で

 

悪い鳥!

 

と言いながら、

ハインリのお尻をパンパン叩きました。

 

ラリが鳥の姿だからといって

頭の上に乗せて

やってくるなんて不謹慎だ、

子供でふざけるなんて

いい加減にして!

 

とナビエは思いました。

 

驚いたハインリは壁に張り付き

ふくれっ面をして

 

ラリが自分で乗ってきた。

 

と言い訳をしました。

 

ナビエは反論しようとすると

ラリが小さな翼で羽ばたいて

ナビエの頭の上に座りました。

 

ほらね。

 

とハインリは言いました。

 

ラリを頭に乗せたまま

ナビエは、しばらくの間、

固まっていました。

 

このような状況の時に

どうすればよいか。

 

ナビエは悩んだ末

ラリを頭から降ろして片腕で抱き

何も言わずに

部屋を出て行きました。

後ろから聞こえる笑い声を聞いて

ナビエの顔から火が出ました。

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◇笏で頭を殴る女

ダルタはベッドにうつ伏せになりながら

自分を見下ろしていた

ナビエの威圧的な姿と

冷たい視線を思い浮かべ

 

怖い人だね。いつもそうなのかな?

 

と呟きました。

 

ダルタは、ナビエについて

鉄の皇后、氷の皇后という言葉を

よく耳にしていましたが

悪い皇帝のために傷ついて

隣の国へ行ったと聞いてから

悲しいイメージを抱いていました。

けれども、実際の彼女は

夫が浮気をしたら

持っていた笏で

頭を殴るような人に見えました。

 

ダルタはブレスレットを見ながら

今後、どうするか考えました。

 

2日後、皇后の助けを得られないなら

他の道を探した方が良いと思い

ダルタは首都を出る決心をしました。

 

彼女はエベリー宛の手紙を

旅館の主人に預けて、外へ出ると

妹を探しながら、

別の魔法を学ぶ方法について

考えながら、歩いていました。

 

城門の真ん中あたりまで来た時

何か話している声が近づいてきました。

ダルタは平然と歩いていましたが

自分の近くで話し声が止まったので

そちらを向くと

馬に乗った近衛兵がいました。

 

ダルタは捕まると思い、走り出すと

近衛兵は

 

ちょっと待ってください、

ダルタさん。

 

と彼女を呼び止めました。

 

そしで、立ち止まったダルタに

皇后が呼んでいると伝えました。

 

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あなたが山奥から来たことは

信じないけれど

チャンスを与えます。

問題のある過去があれば

前もってそれを

ありのままに伝えるように。

 

とナビエはダルタに言いました。

◇危険を冒す◇ 

ダルタは癒し系の魔法使いに

なれるかもしれないけれど、

素性の知れない人物を

危険を冒して受け入れるのか

それとも突き放すのか、

ナビエは2日間、悩んだ末

危険を冒すことを選びました。

 

けれども、内部の敵は

外部の敵以上に危険なので

注意深く見守る必要がありました。

 

ナビエに受け入れてもらえた

ダルタは興奮しながら

ナビエに感謝の言葉を述べ

 

必ず立派な魔法使いになって

あなたの忠僕になります。

 

と言って、部屋から出て行きました。

 

その後、ナビエは窓から

城門を見下ろせる部屋へ行くと

はしゃいで走っているダルタを

カラスが追っているのが

見えました。

 

ナビエは、ダルタが

魔法を学ぶことができて

本当に喜んでいるように

見えました。

 

するとハインリがやって来て

ナビエの腰を抱きしめました。

 

彼女は、鳥一族にダルタを

見張らせるお願いを

ハインリが聞いてくれたことに

お礼を言いました。

 

ずっとつきまとっているのは

大変なのに。

 

とナビエは言うと、ハインリは

 

私は付きまとっていないです。

 

と言いました。そして、

 

ナビエが冷静に頭を働かせる度に

自分は興奮すると告げると

 

もう逃げないですよね?

昨日は顔を見せてくれなかったし。

 

と言いました。

 

ナビエは彼の腕をギュッと握ると

ハインリの瞳の中に、

彼がたまに見せる

不安と渇きに満ちたものを

見つけました。

 

すぐに、それは

ナビエの愛する甘い視線に

変わりましたが

彼女はハインリの胸に

頭をもたせかけながら

 

この人を本当に好きだけれど

自分のハインリへの感情と

彼の自分への感情は

どのくらい似ているのか

なぜ、ハインリは

たまに自分を見ながら

不安そうな表情をするのか

気になりました。

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 ◇恋の妙薬 再び◇

帝国連合が発足した後

表向きは両国の親交のため、

実際は、

人為的に魔法使いができるか

確かめるために

魔法学園の学者たちが数人

西大帝国へ来ていました。

ナビエは、彼らに

魔力消失現象の調査結果について

研究した結果を渡していました。

 

そして、ナビエは

ダルタがエベリーに次ぐ

逸材かもしれないので

彼女に魔法を教えてくれるように

彼らに頼みました。

 

彼らにエベリーを任せて

執務室へ向かっている時

ナビエはカフメン大公と

シャレット姫のことを

思い出しました。

 

彼らが結婚する話は聞いたものの

それ以来、何の知らせも

ありませんでした。

 

2人が結婚することで

貿易の方向が変わるかもしれないし

カフメン大公が

ホワイトモンドで過ごすことになるか

ルイフトで結婚式を

あげるかもしれないので

ナビエは、

彼のスケジュールについて

大まかにでも

聞いておきたいと思いました。

 

ナビエはカフメン大公を訪ねると

彼は液体の入った

色とりどりのボトルを

テーブルの上に並べて

包装する作業をしていました。

ボトルの中身は

カフメン大公が新たに作った

恋の妙薬でした。

 

恋の妙薬が登場する度に

事件が起こったので

ナビエは慌てました。

 

なぜ、カフメン大公が

再び、恋の妙薬を作ったのか

その理由がわかりませんでした。

 

カフメン大公は

自分が飲むので心配しないようにと

言いましたが

なぜ、彼が恋の妙薬を飲むのか

シャレット姫との結婚に

関連があるのかと

ナビエは考えましたが

彼は何も答えず

ボトルを包装し続けました。

 

それを見ていたナビエは

ボトルを1本もらえないかと

カフメン大公に頼みました。

 

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カフメン大公は

恋の妙薬を飲むことで

無理矢理、自分が

シャレット姫を愛するように

仕向けるつもりなのでしょうか。

そこまでして

カフメン大公がシャレット姫と

結婚する必要があるのか

シャレット姫が可哀そうだと

思います。

 

今回もナビエとハインリのシーンに

ほっとさせられました。

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