自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します 271話 外伝 9話 ノベル ネタバレ 先読み カフメン大公の苦しい恋

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外伝9話 ルイフトの話に戻ります。

◇結婚話◇ 

イモナと話をした後で

ナビエは、交易問題が

やや複雑になるかもしれないと

思いました。

 

貿易相手国を探すために

全国を渡り歩いて

苦労してきたカフメン大公は

一緒に苦労したナビエに

独占交易権を与えることを

嫌がりませんでしたが

イモナは、それをしていないし

彼女は統治者なので

初めて貿易を行った国が

損害を受けるからという理由で

独占権を与えることを

躊躇うかもしれないと思いました。

 

遠くない所で

カフメン大公がベンチに座り

夜空を見上げて

指で星を一つ一つ

たどっているように見えました

 

何をしているのかと思い

ナビエは彼に近づくと

カフメン大公は

 

ある人の子供の頃のことを

思い出していました。

その人が誰であるかは

秘密にしておきます。

 

とナビエに伝えました。

 

カフメン大公は空を見て

ナビエを見て

再び空を見上げた後

床を見ながら

シャレット姫に

プロポーズしたことを

ナビエに告げました。

 

予想外の言葉に

ナビエは驚きました。

なぜ、カフメン大公が

シャレット姫と結婚をするのか

色々と考えを巡らしていると

 

私が望んでする結婚です。

皇后陛下が気にすることでは

ありません。

 

とカフメン大公に言われたので

ナビエは気まずくなり

その場を立ち去りました。

 

不機嫌に遠ざかるナビエの

後姿を見送った後

カフメン大公は

イモナの部屋へ行きました。

 

そして、カフメン大公は

 

好きな女性ができた。

その人は

ホワイトモンドのシャレット姫で

彼女はナビエの兄と

結婚するはずだったのに

自分がシャレット姫を

好きになったので

彼女の縁談が壊れた。

 

自分たちの結婚が公になれば

自分の立場が悪くなる。

月大陸連合と交易を始めたら

月大陸での自分の立場が

おかしくなる。

自分がシャレット姫と結婚をすれば

ホワイトモンドを利用して

西大帝国の独占を十分牽制できる。

このことを念頭に置き

今回のことを寛大に処置して欲しい。

 

とイモナに話しました。

 

イモナは、

 

昔からあなたは

本音を隠すのがうまい。

あなたが好きなのは

本当にシャレット姫なのか?

 

と尋ねました。

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 ◇負けた相手◇

ナビエは一晩中考えた結果

イモナを脅すことはできないので

エンジェルを脅すことにしました。

彼はゲームが好きだから

それを利用して

彼を追い出そうと考えていると

夜明け前なのに

エンジェルがナビエを訪ねてきました。

 

エンジェルが華やかに笑いながら

イモナに会って来たと言うので

彼女から良い返事をもらったのかと

ナビエは考えていると

エンジェルは、

 

今回もナビエ様が勝ちましたね。

また、負けたので

しばらく私は

ナビエ様に囚われることになります。

自分は負けることに

慣れていないので

1度負けたら何日かは

悩んでいます。

自分を敗北させた相手が

夢に出て来て戯言を言います。

 

と言いました。

 

続けてエンジェルは

 

ナビエ様は

自然に話しているので

今まで気が付かなかったけれど

砕けた物の言い方をする時と

礼儀正しく話す時に

何か基準はあるのですか?

 

と尋ねました。

 

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◇愛しい人◇
 

なぜ、エンジェルに勝てたのか

もしかしたら、

カフメン大公が

何か知っているかと思い

彼の家をナビエは訪ねました。

 

まだ早朝です。

 

すみません。

こんな時間に尋ねてこられるとは

思っていなくて。

 

扉を叩くと

寝ぼけまなこのカフメン大公が

出てきました。

 

しばらく応接間で待っていると

カフメン大公は

軽いガウンに着替えて出てきました。

 

ルイフトの人は皆

夜明け前に

活動を始めると思っていたと

ナビエが謝ると

 

そんな人はイモナだけだと

答えが返って来ました。

 

ナビエは、

エンジェルの提案に揺れていた

イモナが

突然心変わりをしたのは 

カフメン大公に関係があるのかと

尋ねました。

 

彼は、自分に有利な

選択をしただけだと答えると

 

ナビエは、自分にも

エンジェルを

負かす方法があったので

カフメン大公のやったことは

無駄骨だったと伝えました。

 

カフメン大公が、どんな方法で、

イモナを説得したかは

わからないけれども

そのように言っておけば

彼が手を引きやすいだろうと

ナビエは思いました。

 

ナビエが出て行くと

カフメン大公は苦々しく笑いました。

 

ナビエの何もかもが

愛しくてたまりませんでした。

 

カフメン大公は、

最初に薬を飲まなければ良かったと

呟きました。

 

彼とハインリがナビエと出会ったのは

同じ時期でした。

 

ハインリは早くから

自分の気持ちに気付き

慎重にナビエに近づいたけれど

カフメン大公は、

薬のせいだと思い

ナビエを避けるために

宮殿を出ました。

 

窓の外から

 

ハインリは、今頃

何をしているのか。

私が無事だという知らせは

聞いただろうか。

会いたい。

 

とナビエの心の声が聞こえてきました。

 

カフメン大公は、

苦しくなりました。

 

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◇追いかけっこ◇

ある晴れた日、

母と子が

ピクニックをしていると

子供が空を見上げて

青い小鳥が大きな鷲を

追いかけていると

言いました。

 

そんなはずはない、

子供の想像力は豊かだと思いながら

母親が空を見上げると

子供の言った通りでした。

 

大きな鷲はハインリ

青い小鳥はマッケナでした。

 

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エンジェルにとって

ナビエはライバルだけれど

気になる存在なのかなと

思います。

 

カフメン大公が

もっと早く自分の気持ちに

気が付いて

ナビエに思いを

打ち明けていたとしても

彼女はハインリと

結婚したと思いますが

カフメン大公の気持ちの区切りは

ついたのではないかと思います。

 

ナビエのことが心配で

我慢しきれなくなったハインリ。

それに付き合うマッケナも

大変だと思います。

 

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