203話 グローリエムは常時泉が連れて行ってしまいました。 ◇娘の行方◇ 近くに森のある、村のない国境外で ケガをしたベルディ子爵夫人を 見つけたけれども 子供はいなかった、 馬車はひっくり返っていたと 騎士は沈痛な面持ちで 報告しました。 強盗の一人が…
202話 なぜエルギ公爵はソビエシュを訪ねて来たのでしょうか? ◇ アレイシア◇ エルギ公爵は アレイシアの言葉だと言いました。 その名前を聞いた ソビエシュの顔が強張りました。 アレイシアはソビエシュの父親の側室です。 もしかして、エルギ公爵は アレイ…
201話 ラスタは毒を飲んで死んでしまいました・・・ ◇逃走◇ 馬車の中で ベルディ子爵夫人は なぜ、エルギ公爵が グローリエムを助けるのか わからないと 率直にエルギ公爵に尋ねました。 彼は、 皇帝陛下が 姫を殺すかもしれないとか, 殺さなかったとしても …
200話 ナビエとカフメン大公が早く目を覚ましますように。 ◇激しい後悔◇ ベルディ子爵夫人が グローリエムを連れて 逃げたと連絡が来たので ソビエシュは 彼女の後を こっそり付いて行って エルギ公爵側の人間と会う頃に その人のふりをして 南王国へ行き 南…
199話 ナビエとカフメン大公の上にズメンシア公爵が落ちてきました・・・ ◇死で抗議◇ 遠くから、 その様子を見ていた カトロン公爵は へたへたと座り込みました。 数日前、 コンプシャから戻ってきた ズメンシア公爵は クリスタは自殺ではなく 監禁され、侮…
いつもコメントを ありがとうございます。 ラスタの刑罰が 幽閉である理由について 190話と197話の原文に 書いてありますが ブログに書かなかったので 補足させていただきます。 ラスタは 皇后としての免責があったため 幽閉となりました。 190話に出てくる…
198話 カフメン大公危機一髪です・・・ ◇窓の痕跡◇ カフメン大公は2階の窓から 外へ出ました。 膝に衝撃があったものの 大きなケガはありませんでした。 邸宅に入って来た者は 何か音を聞いたような 気がしましたが 聞き間違えたかと思いました。 カフメン大…