自分時間を楽しく過ごす 再婚承認を要求しますの先読みネタバレ付き

子供の頃からマンガが大好き。マンガを読むことで自分時間を楽しく過ごしています。再婚承認を要求します、ハーレムの男たちを初めとして、マンガのネタバレを書いています。

再婚承認を要求します ネタバレ ノベル 76話 マンガ 71話 コシャールは噂に聞くほど悪人ではない

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76話 とうとうソビエシュが離婚申請書を書き始めました。

◇離婚の理由◇

ソビエシュは

結婚する時に大神官から渡された

離婚申請書を

持ってくるように

カルル侯爵に命じました。

 

カルル公爵は

今からでもソビエシュの気持ちが

変わることを

切に望んでいましたが

彼は離婚申請書を書き始めました。

 

離婚の理由は

 

ナビエの兄コシャールが

ラスタのお腹の子を

中絶させようとしたこと。

ラスタの弱点を握るために、

ロテシュ子爵を拉致、

監禁、暴行したこと。

ラスタに詐欺を働くために

偽の親を雇ったこと。

(これはソビエシュの

   罪のなすりつけ)

コシャールを追放した後も

彼はラスタと子供を狙っている。

(これも嘘)

結婚してから長らく

子供に恵まれていない。

ラスタの子を守りたい。

 

と書きました。

 

しかし、

ナビエが気絶していた時の

青白い顔が

鮮明に浮かび上がると、

これは正しい選択なのかと、

訳のわからない不安な気持ちが

高まりました。

けれども、

ソビエシュは迷いを振り払い、

カルル侯爵に

離婚申請書を手渡しました。

彼は、

もう少し時間をかけて

考えてみてはどうかと

訴えますが、

ソビエシュは、

時間がないと言いました。

 

ソビエシュに後継者がいなければ

リルテアン大公の息子の

シャルルが皇帝になる。

彼は善良で気さくな少年だけれど

気が弱いために

いつも、

他人に振り回されていました。

 

彼が皇帝になれば

歴代で最も優柔不断な皇帝になり

後ろ楯のリルテアン大公が

権力を振るい

不正腐敗が幅をきかすことは

目に見えていました。

 

カルル侯爵は

ナビエが子供を授かるかもしれないし

授からない場合は

新たに正統性のある後継者を

決めればいいと言いました。

 

けれども、その間に

第一子はスクスク育ち

一番目は庶子だから

ニ番目の子が後継者になると

言われれば、その子が傷つくし

ナビエは不妊だと言って

ソビエシュは、

聞く耳を持ちませんでした。

 

カルル侯爵は

なぜナビエが不妊であることを

確信しているのか

理解できませんでした。

 

◇ロテシュ子爵の怒り◇ 

一方、ロテシュ子爵は

コシャールから受けた傷のため

ベッドから離れられない

状態でした。

ロテシュ子爵の息子のアレンは、

孫を抱いてみたくないかと

ラスタにそっくりな息子を

ロテシュ子爵の元へ

連れていきますが、

ロテシュ子爵は突っぱねました。

 

アレンは、

息子を抱いて

父親の部屋から出ました。

ラスタに似ているこの子を

一度は彼女に、

見せてあげたいと思いました。

 

そこへ、

ルベテイが階段を上がってきて

子供のことを「それ」と呼び

二番目の甥は愛してあげるけれど

その子は、アレンの子ではなく

ラスタが分裂したみたいだから

愛さないと言いました。

 

すると突然、ロテシュ子爵の

悲鳴が聞こえました。

アレンは息子を抱いたまま、

再びロテシュ子爵の部屋に入ると

ロテシュ子爵は

新聞を握りしめて震えていました。

新聞には、

ラスタの親と名乗る貴族の夫婦が2組

現れたことが書かれてありました。

 

子爵は、

ラスタの本当の親を知っている、

ラスタの親は本物の詐欺師だ、

現れたのは偽親だと言って

宮殿へ向かいました。

しかし、そこへ着いた時に

ラスタはいませんでした。

◇偽りの感動の対面◇

その時刻

ラスタはソビエシュと共に西の塔で

貴族と記者に囲まれ

偽の2組の偽親と対面していました。

 

ブルーボヘアンから来た貴族が

本当にラスタの親かどうか

ソビエシュも知りませんでした。

もしも、彼らが偽物だとしても

ラント男爵が連れてきた偽親は

自分たちが偽物だと白状するので

新たに別の親を連れてくれば良い、

この一連の出来事が

掲載された新聞を見て

名乗り出たことにすればよい。

とソビエシュは

考えを巡らしていました。

 

すると、ラスタが、

ブルーボヘアンの貴族の前で

すすり泣きながら

自分の両親に

間違いないと思うと言いました。

 

ブルーボヘアンの貴族夫婦も

泣きながら、

彼女を見つけるのに

どれだけ時間がかかったことか

どれだけ苦労したことか

言いました。

ラスタと貴族夫婦は

偽の感動の再会を果たしました。

 

親子検査を恥ずべきことと

思っている貴族たちは

親子検査をしろとは

言いませんでした。

それにラスタと夫婦の双方が

親子だと主張している以上

親子検査を

無理強いできませんでした。

 

ソビエシュは、看守に命じて

ブルーボヘアンの貴族夫婦が

閉じ込められていた部屋の扉を

開けさせました。

夫婦はラスタを抱きしめて

泣きました。

 

ソビエシュは、

ブルーボヘアンの偽親が

嘘をついていたとわかれば

(実際に嘘をついていますが) 

処刑台に首が飛ぶことを

肝に銘じるように言いました。

◇保護者ではない◇

ラスタが偽親を

自室へ連れていく途中で

ロテシュ子爵と会いました。

ロテシュ子爵は

自分はラスタの保護者で

貴族夫婦は詐欺師だと言いましたが

ラスタは彼らを本当の親だと言って

彼を鼻であしらいました。

◇イスクア子爵夫妻◇

エルギ公爵が用意した偽親は

以前、盗賊に襲われた時に、

二人の娘と生き別れになり

娘たちを探すために、

財産を使い果たしていました。

まだ娘たちを探しているけれども

ラスタのことを、

もう一人の娘ができたと

思うことにすると伝えました。

ラスタは、

彼らが自分を利用するのではと

心配していましたが

彼らから、本当に愛情を

かけられているような気がして

ラスタも、

彼らが本当の親なら良いのにと

思いました。

 

一方、ロテシュ子爵は

歯ぎしりしながら自宅へ戻りました。

自分はラスタのせいで

コシャールに耳半分を

切られたのに

彼女は偽の親を横に置き

身分を変えて喜々としていることに

ロテシュ子爵は腹が立ちました。

 

皇帝の子供を産んだら

どれだけ偉そうにすることか。

ロテシュ子爵は

あらかじめラスタの力を

抑え込まなければ

機先を制しなければと

思いました。

◇西王国へ到着◇

コシャールを西王国へ案内した

山賊のような男は

コシャールのことを

どうしようもない暴れん坊と

聞いていました。

確かにコシャールは善良ではないし

すぐにカッとなるので

良い性格ではないものの

噂に聞くような

悪者ではありませんでした。

 

そして、コシャールが

山賊10人を

1人で掃討するのを見た男は

剣を持つ武人として

コシャールに魅了されました。

 

2人が西王国へ到着し

男がコシャールを

約束の場所へ連れて行くと

ハインリ自ら、

コシャールを出迎えたので

男は驚きました。

 

なぜ、自分の主君は

ここまでして、

コシャール・リルダ・トロビーに

会おうとしているのか。

男は不思議に思いました。

 

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ついにソビエシュは

離婚申請書を書きました。

我が子を守るために

やったことですが

結局、子供を失うことに

なってしまいます。

一瞬、躊躇ったのは

彼の良心が

離婚をしてはいけないと

囁いたのかもしれません。

カルル侯爵の助言を無視して

離婚を決行したソビエシュに

後悔の日々が待ち構えています。

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